クラウドファンディング

2019年4月 5日 (金)

『てくてく日記』自費出版(5)~新聞に広告が載りました~

 私のクラウドファンディングの広告が、4月3日付けの福島民報新聞朝刊に掲載されました。

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 フレフレふくしま応援団は福島民報社が行っているクラウドファンディングなので、こんな広告を紙面に掲載してもらえます。

 半五段広告というサイズだそうで、けっこう大きい記事です。紙面全体ではこんな感じでした。(紙面左下が広告)

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 広告には顔写真も入っているので、親戚が気づいてさっそく支援をしてくれました。クラウドファンディングのことはまだ教えていなかったのですが、『たいむ』でのコラム連載の頃から『てくてく日記』を読んでくれていて、「なんだか昇平くんのことみたいだな~。でも、筆者の名前が違っているし」と思っていたのだそうです。朝倉玲はペンネームですからね。顔写真で「やっぱり!」とわかったのだそうです。電話口でたくさん応援してもらいました。

 また、やはり『たいむ』の頃からの読者が広告に気づいて支援してくださいました。「コラム楽しみに拝見してました。出版を心待ちにしています!」というメッセージをいただいて、本当に嬉しいやらありがたいやら。

 大勢の皆様方の暖かい応援とご支援に、ただただ感謝するばかりです。ありがとうございます。

 

 おかげさまで当プロジェクトも目標額の89%まで支援が集まりました。入金待ちの分も加えると、すでに95%を越えているようで、目標達成も目前です。

 プロジェクトがスタートしてまだ3週間。これはフレフレふくしま応援団始まって以来のハイペースだそうです。

 

 でも、予定通り、6月12日の期限一杯までご支援の募集は続けます。

 一人でも多くの人に発達障害に興味関心を持ってほしいし、発達障害のある子のご家族や支援・指導をしている方たちに『発達障害てくてく日記』を読んでほしいからです。

 リターン品の申し込みが増えれば、障害を持つ人たちの自立支援にもつながります。

 

 目標額を超えて支援金が集まったら、それは本の価格を下げるために使わせていただこうと思っています。

 自費出版の本というのは、出版社が出した本に比べると、どうしても割高になってしまいます。そういう事情を知らない方に「え、このサイズでこの値段!? 高い!」と思われたら、読んでほしい人に読んでもらえなくなるかもしれません。

 私は『発達障害てくてく日記』の本を千部発行する予定でいるので、たとえば目標額より10万円多く集められたら、本の価格を100円引き下げられる計算になります。20万円多く集められたら200円引き下げられる計算です。

 実際には、手数料などの諸経費が絡んでくるので、計算通りにはならないかもしれないのですが、それでも少しでも安くなれば買いやすくなることは確かです。

 

 というわけで、目標額100%を達成した後も、6月12日までプロジェクトは継続しますし、支援者もまだまだ募集中です。

 「もう支援したよ』という方も、ぜひ、周りの方たちに口コミやSNSでご紹介ください。

 引き続きの応援、ご支援をよろしくお願いします!

 

※プロジェクトページ

http://www.kickoffjapan.com/fukushima/project/s/project_id/146

 

 

 

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2019年3月17日 (日)

『てくてく日記』自費出版(4)~クラウドファンディング開始!~

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 『発達障害てくてく日記』を自費出版するクラウドファンディングが、いよいよスタートしました。

 

※プロジェクトページ
http://www.kickoffjapan.com/fukushima/project/s/project_id/146

 

 

 募集期間は90日間。目標額は45万円。

 

 発達障害の理解と支援を広げるために、がんばっていきたいと思いますので、応援をよろしくお願いいたします。(m_m)

 

 

 

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2019年3月 4日 (月)

『てくてく日記』自費出版(3)~ホームページ作成~

 さて、民報社でのプレゼンでGOサインをもらった後、クラウドファンディングのプロジェクトページを立ち上げるために登録手続きをしました。
 そして1週間ほどの時間が過ぎました。
 どうやら、本当はもっと早く手続きが完了するはずだったのですが、ちょっと何かが手間取ったようです。

 

 ただ、この時間は私にはとても貴重な時間になりました。
 まず、TwitterやFacebookなど、私が持っているSNSでプロジェクトについてのお知らせを投稿しました。
 クラウドファンディングは基本的にインターネットを使って出資金を募集するシステムなので、SNSで拡散してもらうことが何より大きな力になるのです。

 

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 実を言えば、自分の本を出すことをPRしたり、そのために私に支援してください、と呼びかけることは気が引けます。とても申し訳ない気もします。
 こうしてブログに書くことにも、やっぱりそんな気持ちがつきまといます。
 でも、この本を出すことで、発達障害を持つ人たちが助かるかもしれない、と思うので、「そんなことは言ってられない!」と奮い立ちます。

 

 私に書けるのは、昇平というひとりの子どもが、発達障害を抱えながらも、母や多くの人たちの手助けで自立していくまでの20年間の道のりです。
 発達障害を持つ子が誰もが昇平と同じ道をたどるわけではありません。それぞれが持っている特徴も性格も違うし、家庭環境なども違っています。
 だけど、昇平の事例がどこかの親子の参考になるかもしれない、本を読んだ人が自分の近くにいる誰かについて「もしかしてあの人も?」と考えて接し方を変えてくれるかもしれない、そう思うから……。

 

 

 いけないいけない。話が脱線しています。
 今は登録を待つ間にしていたことの話でした

 

 原稿の手直し、推薦文の依頼など、準備することはたくさんありました。
 3月になると親の会でも保護者会でも総会があるので、その資料の準備にも明け暮れました。
 この時期は、1週間の間に3週間分くらい仕事をしたような気がします。

 

 そして、2月13日に担当のNさんから「フレフレふくしま応援団のページにプロジェクトの管理者として登録できました」と連絡が来ました。
 その頃には、総会の下準備もだいたい終わっていたので、 いよいよプロジェクトのホームページの作成開始です。

 

 

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 先に申し上げます。
 もしもクラウドファンディングの「フレフレふくしま応援団」でプロジェクトを始めたいと思うならば、事前に自分でブログを作る体験をしておいたほうが良いです  TwitterやFacebook、インスタグラムなどではなく、ブログを。

 

 HTMLタグでホームページを編集することができれば、なお良いです。
 「フレフレふくしま応援団」のページは2019年3月4日現在、XHTMLで作成されています。

 

 ページの作成は管理者のページから行います。
 一応、作業のアイコンはウィンドウの外に並んでいるのですが、アイコンをクリックしても使えない機能や強制的に変更になる機能があって、最初は「???」状態でした。
 作業をしているうちに、スマホで見やすいように仕様変更になったようだな、と気がつきました。ホームページをパソコンではなくスマホで見る人は、年々増加していますからね。
 とにかく、慣れるまでに少し時間がかかりました。
 ブログを作ったことがない、という方や、管理者ページを見て意味がわからない方は、素直にわかる方に質問したり手伝ってもらったりするのがいいと思います

 

 あとは、ページ作成にはスマホより、パソコンやタブレットのほうがいいかも。
 スマホでもできないわけではないけれど、画面が小さいから、入力がけっこう大変だろうと思います。

 

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 上の写真は、そうやって入力した内容をタブレットで確認しているところです。
 出来上がったページを「プレビュー」で確認しますが、その際にもパソコンとタブレットとスマホで見え方が違うので、それぞれで確かめるほうがいいと思います。

 

 プロジェクトの説明をするページを作り込んでいって、次に返礼品について写真を載せながら登録……。
 フレフレふくしま応援団においては、返礼品は『リターン品」と呼ばれています。
 金額に応じてリターン品の内容は変えてあります。
 5千円以上出資してくださった方については、出版する本にお名前を掲載させていただくことにしました。
 ただ、「名前を出したくない」という方もいらっしゃると思うので、名前掲載のありなしをコースで選べるようにしました。
 おかげでリターン品のコース数がかなり増えてしまいました。

 

 

 そうやって作り込んだページを、担当のNさんを通じて確認に回し、指摘のあった修正箇所を修正して、最後確認に出します。
 3月4日現在、この段階です。OKが出たらいよいよ一般に公開して募集開始になります。

 

 また、明日は本を作ってくれる民報印刷の担当さんと、本の体裁や返礼品製作について具体的に打合せをすることになっています。

 

 プロジェクトは着々と進行中です。

 

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 なお、プロジェクトページの一般公開後は、そちらのブログで進捗状況を報告することになります。
 たぶん、同じ内容をここにも載せることになると思いますので、引き続き応援していただけると嬉しいです。

 

 どうぞよろしくお願いします。

 

 

【追記】
 これまでここに載せていたコラム『てくてく日記』の記事とその補足は、本にして出版することになったので、公開終了とさせていただきました。
 後ほど、本の見本として一部分だけ公開したいと思います。

 

 

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『てくてく日記』自費出版(2)~プレゼン~

 もっとマメにここを更新するつもりだったんですが、実際にはやることがいっぱいで、なかなか思うようにいきませんでした。Twitterだけはこまめに更新しているんですが。 (Twitterアカウント:@ley_asakura )

 

 2月になってからの進捗状況をお知らせします。

 

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2月5日(火)

 

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 午後1時から福島市の福島民報ビルでクラウドファンディングについての面談。
 民報社広報局の部長や副部長、総合メディア局長といった偉い方たちの前で、今回のプロジェクトについて説明をしました。
 要するに「プレゼン」です。

 

 いやぁ……緊張しました  1月末に打合せをした担当のNさんはもちろん同席でしたが、『てくてく日記』のコラムでお世話になった情報紙担当のYさんもいてくださったので、すごく心強かったです。

 

 

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 事前に私は「プロジェクトについての説明を紙で準備するように」と言われていました。
 そこで、クラウドファンディングの他の方たちの募集ページを参考に、プロジェクトの目的や効果、見積もりを元にした予算、クラウドファンディングで集める資金の目標額、具体的な募集の手段やリターン品案について等、かなり具体的な資料を作って持っていきました。

 

 担当の方たちが全員そろうまでに少し時間があったので、資料をお渡して目を通していただいたのですが、おかげで話し合い開始5秒くらいで、「では、このプロジェクトをどう進めていくか考えていきましょう」と広報管理部長さんからGOサインが出ました。
 びっくりするくらいスムーズでした。

 

 「タイトルが長すぎる。もっと内容が伝わりやすいように簡潔に」というアドバイスと、一部予算から洩れていた項目があったところを指摘されましたが、それ以外には大きく修正を求められたところはありませんでした。
 「クラウドファンディングをわかっている方ですね。安心して任せられそうです」とまで言っていただいて、本当に光栄でした。

 

 その後、スケジュールの打合せもしました。
 2月中に募集のためのプロジェクトページを作成し、3月始めにクラウドファンディングチームの確認を経て、3月半ばまでに公開、募集開始。その後90日間支援を募って、募集終了が6月半ば。その間、私は本の原稿を完成させたり、返礼品の準備をしたりして、7月には本の印刷を開始、7月末に納品、8月上旬に発送……というスケジュールになりました。
 クラウドファンディングの契約書もいただきました。内容にしっかり目を通した上で、後日、必要事項を記入して提出します。

 

 

 面談の時間は1時間くらいでしたが、席を立つと、離れた席に女性がひとり座って待ってらっしゃいました。
 私と同じように、クラウドファンディングでのプロジェクトを立ち上げようとしている方でした。
 緊張したお顔をしていて、「わかるわかる」と心の中でうなずきながら、面談会場の食堂を後にしました。

 

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 その後、私はクラウドファンディングのためのホームページ作成に取りかかるのですが、それについてはまた次の記事でご報告します。

 

 

 

 

 

 

 

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2019年1月22日 (火)

『てくてく日記』自費出版(1)~見積もり~

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 昨年の11月から12月にかけて福島民報新聞の情報紙にコラム『てくてく日記』を連載したわけですが、おかげさまで読んだ方からは好評で、「もっと読みたい」「もっと続けてほしい」という嬉しいおことばをたくさんいただきました。「本にしたらどうですか?」という提案もいただきました。

 

 私自身も、いつかこのブログの内容をまとめた本を出せたらいいな、と思ってはいたのですが、いかんせん、先立つものが足りません。それで悩んでいたら、コラムの担当だったYさんが「うちの会社でクラウドファンディングをやっていますよ。それで出資者を募って本を出しては?」と言ってくださいました。

 

 というわけで、『てくてく日記』の出版が現実のこととして動き出しました。
 クラウドファンディングを利用した自費出版について、このタイトルでレポートしていくことにします。

 

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 昨日はコラムが連載された福島民報社の本社ビルで打合せでした。
 ビルは福島駅西口のすぐ近くにあります。今まで何度も見てきたけれど、実際に中に入ったのは初めて。時間ぎりぎりに到着したので、ちょうどYさんが玄関まで迎えに来てくださってました。
 打合せは3階のレストランでした。社内食堂というにはちょっとお洒落で、レストランという雰囲気です。
 そこでコーヒーとワイングラスに入ったお水を頂きながら、関係する担当者3名と私の4人で打合せをしました。

 

 まず、コラム担当だったYさん。地方交流局の女性記者。明るくて話しやすくて、とても熱心な方です。コラムを本にすることを熱心に勧めてくださいました。

 

 クラウドファンディングの担当のNさん。こちらはYさんの後輩に当たる男性。新聞記者というと、ちょっとお堅いイメージがあるのだけれど、この方はフランクな雰囲気で、「クラウドファンディングでの資金集めが中だるみすると、がんがん厳しくハッパかけますよ~」と笑顔で脅かしてきます。うひゃ。(^^;

 

 そして、今日初めてお目にかかった民報出版の担当のYさん。コラム担当のYさんとまったく同じ名字でしかも女性だから、どう書き分けしたらいいでしょう。ジュンコ堂というネット書店の店長さんもしてらっしゃるから、ジュンコ堂さんとお呼びしましょうか。
 YさんやNさんとは昨年末に一度会って打合せをしていましたが、その際に「こんな体裁の本をこのページ数で作りたくて…」とイメージを伝えたらそれを聞いたジュンコ堂さんが「本作りの経験がある方ですね」とおっしゃったとか。
 はい、若い頃から友人たちと同人誌を作ってきたし、仲間と発達障害についての本を編集して出版したり、去年も亡くなった義母の作品集を自費出版したりしました。まさか、それがこんな形でまた役に立つとは……。人生って、どんな経験も無駄にはならないですね。

 

 ジュンコ堂さんは事前に私のコラムやブログを読んでくださっていました。
 「読みやすくてわかりやすかったです。かなり筆力のある方なので、今日お会いできるのを楽しみにしていました」と言われて、照れくさかったけれど、とても嬉しかったです。

 

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 さて、この日の打合せは、実際の印刷費がいくらかかるかの見積もりを出すための話し合いでした。
 具体的に体裁を考えて、そこから大まかな見積もりを教えてもらいましたが、やはり私の自己資金では足りません。足りない分をクラウドファンディングで出資者を募って集めることになります。
 クラウドファンディングは出資していただいた金額に応じて「返礼品」をさし上げるのですが、コラムにも使った息子のイラストのポストカードやクリアファイルなどを作って返礼品にしようと考えているので(それ以外の返礼品も考えています)、それについても見積もりを出してもらうようにお願いしました。
 印刷関係の見積もりは今週の後半には出してもらえるそうです。

 

 さらに、返礼品の送料等、その他の必要経費もざっと算出して、いくら集めれば自費出版できるかを計算して、クラウドファンディングの関係者の方たちと「面接」になります。 今月下旬か、来月頭くらいになりそうです。
 それでGOサインが出ると、新聞社サイト内にホームページが作成され、新聞にもクラウドファンディングの出資者募集の広告が掲載されます。
 新聞社のクラウドファンディングだけあって、それらの広告料は「無料」。まともに頼むと1回50万円以上だとか。しかも新聞の紙面でも記事として取り上げられるようなので、新聞社のクラウドファンディングはメリットが大きいようです。

 

 でも、そればかりを当てにせずに、私自身でも出資者を募らなくちゃいけません。
 実際にクラウドファンディングが動き出したら、ここでもお願いさせていただきますので、発達障害子育て本「てくてく日記」の出版にどうぞお力をお貸しください。

 

 ひとまず1歩目は踏み出せました。
 プロジェクトが進んだら、またお知らせいたしますね。

 

 

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