『てくてく日記』自費出版(8)~クラウドファンディングがゴールイン~
ブログの更新がしばらく途絶えておりました。
星空掲示板を読んでくださっていた方はご存じと思いますが、先月から入院していた実家の父が、今月上旬、私たち4人の子どもたちに見守られながら永眠しました。子どもや孫が実家に集まって父の米寿のお祝いをしてから、わずか1か月足らず後のことでした。
『発達障害てくてく日記』はクラウドファンディングが目標額を突破したところで、本格的に制作作業に入っていたので、最後の1週間は父の病室に泊まり込みで付き添いながら、印刷所から届いたゲラを校正していました。印刷所の担当さんに心配をかけましたが、いろんな方のご協力で無事に葬儀を終え、本の制作もほとんど遅れることなく進行させることができました。
父が、先立った母と一緒に見守っていてくれたのかな、と思います。
さて、クラウドファンディングは今月12日に90日間の募集期間を終了しました。支援してくださった方はのべ71名。目標額45万円に対して66万9千円も集まって、148%もの達成率でした。ご支援くださった皆様には、本当に、心から感謝いたします。
今日の午前中には印刷所の担当さんと打合せがあって、『てくてく日記』の原稿がすべて入稿しました。この後、1週間ほどかけて細かい確認をしたら、いよいよ印刷に回ります。
出版は来月半ばの予定。クラウドファンディングでご支援くださった皆様には、7月末~8月上旬に、他のリターン品と一緒に発送する予定です。
『てくてく日記』は自費出版の本なので、一般の書店に並ぶことはないのですが、お求めの人には通信販売でお届けいたします。本ができたらまたここでもお知らせしますので、読んでみたいという方は、是非お求めいただければと思います。
ずっと作りたいと思っていた、昇平の成長の記録本です。
20年間をぎゅっと圧縮してまとめましたが、その分、大きな流れのようなものも見えやすくなったのではないかと思います。
発達障害を持って生まれてきた男の子が、どんな経験を経て、自立を目指す青年になっていったか。
本を読んで知っていただけたらいいな、と思っています。
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