『てくてく日記』自費出版(7)~小学校時代を振り返る~
今日は土曜日。
外は快晴だし、県内各地から桜が満開という声も聞こえているのですが、私は今日は一日中家の中で原稿書きをしています。
情報ナビ「たいむ」では回数の関係で取り上げられなかった小学校時代。その頃の思い出を書き下ろすのに、ブログ「てくてく日記」のバックナンバーを読み返していたら、なんだか胸がいっぱいになってきました。
そうだったねぇ。あの頃、こんなことがあったね、あんなことも思ったよね。
懐かしかったり、忘れていたことを思い出したり。
今日、昇平は午前中、就労支援事業所の業務でした。商品のパッケージにシールを貼る内職をすると言っていました。日によっては支援員さんと一緒に商品の納品に出かけたりもします。
火曜日、木曜日、金曜日は、ホームセンターの商品の発送工場で仕分け作業のラインに入って、午前10時から午後4時までしっかり働いてきます。同じ事業所からチームで出かけているのですが、働きぶりが真面目できちんとしているので、企業からの要望で、今月から週に2回から3回に増えました。
昇平が小学生だったあの頃、彼のこんな姿を想像していたかしら? とバックナンバーを読みながら考えました。
していなかった気がします。
「そうなったらいいな」と思いながらも、あまりにも先の話でイメージすることが難しかったし、その日その日を過ごすのに精一杯で、未来を想像する余裕なんてありませんでした。
今も、発達障害があるお子さんを必死に育てている親御さんは、あの頃の私みたいに、未来を幻か夢のように感じていることでしょう。
そんな方たちに「根気よく前向きに積み重ねていくと、子どもはこんなふうに変わっていきますよ」ということを、本を通じてお伝えできたらいいな、と改めて思いました。
原稿書き、がんばります。
(写真は元の家の片付けで発掘された昇平の小学校時代の版画)
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