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2018年1月 6日 (土)

昇平、自分の昼食を作る

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台所に立つ昇平


 前回の更新から1か月以上が過ぎていますが、元気でおります。
 新生活にもだいぶ慣れて、この年末年始はのんびりと過ごすことができました。

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 さて、このアパートに引っ越した大きな理由の一つが、「昇平の自立」でした。
 彼ももう22歳。就労支援事業所で稼ぐ工賃で自分の小遣いをまかなえるようになったので、次は生活していくためのスキルを身につけることが必要です。

 ところが、元の家は「我が家だけでしか通用しないマイホームルール」のようなものが山ほど存在していました。
 例えば、廊下のサッシ戸のカーテンは夏は○時頃、冬は△時頃に閉めなくてはいけない(それより早くても遅くてもいけない)、天気のよい日には蔵の窓を開けて風を通さなくてはいけない、洗濯物は洗濯がすんだら廊下の物干し場まで運んでいって干す、この調理器具はここの棚で、あの食器はあっちの棚で、この道具は2階の私たちの部屋にあるけれど、あの道具は1階の茶の間、そこになかったら蔵の中の棚……あ~、めんどくさい!
 主婦の私でさえそう思うのですから、昇平が覚えて実行するには複雑すぎます。

 我々が引っ越したアパートは3DKで、とてもコンパクトなつくりですが、それだけにひと目で見渡せて便利です。
 モノも、必要なモノだけを厳選して持ってきて、使用する場所に近いところに収納したので、わかりやすいし使いやすい。
 台所も、昇平が使うことを考えて、調理器具は見せる収納に、食器も数を絞って一カ所にまとめました。
 衣類乾燥機も、昇平が洗濯を覚えることを期待してのこと購入でした。もちろん、私自身もとても欲しかったのですが。
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 家の中がだいたい整って、生活リズムができてきた12月下旬のある日、休みで家にいた昇平に自分の昼食を作ってもらいました。
 あらかじめメニューは考えておいてもらって、そのための材料を紙に書き出し、午前中に家にある材料と付き合わせてチェックして、足りないものだけをスーパーに買いに行きました。
 本人が作りたいと言ったのは「一人鍋」。鍋は彼の大好物だし、昨冬にも何度も作ったので慣れています。
「鍋のシメにうどんでも入れたら? そうすると鍋だけで一食分になるよ」とアドバイスしてみましたが、本人は「鍋は汁物として食べて、ご飯はご飯で食べたい」と言うので、スーパーでご飯のおかずも探してもらいました。コロッケなどの出来合いの総菜でも良いと思ったのですが、本人が選んだのは、炒めて食べる「味付けモツ」のパックでした。

 さて、本人が台所に立っている様子が上の写真です。
 黒いエプロンを締め、危なげなく材料を切っていきます。私は台所の椅子に座って、ただ見ているだけ。たまに「○○はどこ?」と聞かれることはありましたが、普段から食事のあとの洗い物や片付けを手伝っているので、それもほとんどありませんでした。
 モツをフライパンで炒めるのもうまくできて、ご飯は保存容器からよそってレンジでチン。
 そうやって出来上がった彼の昼食がこれです。けっこうおいしそうですよね?


Img_3653


 これ以外にも、乾いた洗濯物は自分でたたんでしまう、とか、休日は風呂掃除をする、とか、彼にやってもらっている手伝いはいろいろあります。
 日曜日には、旦那が食器を洗い、昇平が拭いて片づけてくれるので、私はものすごく楽です。
 いやぁ、天国。

 「子どもに生活力をつけたかったら、子どもにやり方を教えて母親は怠けるといいのよ」と笑いながら教えてくれた人がいましたが、まったくその通りだなぁ、などとも思います。

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 さて、明日から昇平は連休です。
 月曜日は特に予定はないので、また自分で自分の昼食を作ってもらおうと思ってます。
 今度はどんなメニューを作るでしょう。
 お手並み拝見できるのが楽しみです。


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コメント

上手いもんです、さすがだ(*☻-☻*)

投稿: トシraud | 2018年1月 6日 (土) 22時42分

>トシさん

コメントありがとうございます。(*^_^*)

昇平には小学校の頃から包丁を持たせてました。
休みの日に一緒に料理やお菓子を作ったり、小学校の冬休みには山で拾ってきたドングリをさらして、ドングリクッキーを作ったこともあります。(これは料理じゃないけど)
学校でも、けっこう調理実習はしてきたので、ひとつずつの作業には慣れていたんですが、それを一人分の献立にする、ということをまだやったことがなかったんです。

一汁三菜はたいへんだから、一汁一菜くらいで食事をととのえる練習をしてもらってます。(^^)

投稿: 朝倉玲 | 2018年1月 7日 (日) 11時37分

学校の方で、コレをやりなさいと
言われていますが、中々実行できないでいます。
昇平君はえらいなぁ。
買い物、金銭感覚
何せ、時間がかかって・・・
まぁ、まだ15歳。ぼつぼつかなぁ。

投稿: さゆた | 2018年1月 7日 (日) 16時33分

>さゆたさん

昇平も15歳の頃は自分で昼食なんて作れませんでしたよ。
ただ、少しずつ手伝いはさせてました。
その心構えを(親のほうが)持って、下地を作っていくと、本当にそれが必要な年齢になったときに、慌てなくてすむ、ということなんじゃないかな~。
ぼちぼちですよね。

投稿: 朝倉玲 | 2018年1月 8日 (月) 10時28分

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