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2018年1月

2018年1月13日 (土)

洗い物をしてもらうための工夫

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 前回までは昇平に昼食を作ってもらうための工夫と、実際に彼が作った昼食のレポートでした。
 でも、料理をして食べ終えたら、絶対にやらなくちゃならなくなるのが「洗い物」です。
 料理するのはいい、美味しく食べるのももちろんいい、でも食べたらそのまんま、台所は汚れ物で一杯――ではまずいです。我が家では、将来彼がひとりになっても、最低限の生活だけは自分で回していけるようになることが目標なので、洗い物までちゃんとセットでできるようにならないと困ります。

 これまでも、朝食の後には自分が食べた食器だけは洗って片づけてもらってきたのですが、今度は、昇平が家にいるときには、食事のたびごとに洗い物の手伝いをしてもらうことにしました。最初から家族全員の食器を洗って片づけてもらうのはハードルが高いので、まずは私が洗ったものを、昇平に拭いてしまってもらうことに。

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 ところで、私は普段、こんな食器かごを使っています。
 最近流行りの、洗った後の水が底面から流しの中に流れ出るタイプのもの。

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 これは洗い物の量に合わせて伸縮することができます。

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 広げたところ。幅14センチが25センチくらいまで広くなります。ちなみにカタログ通販のセシールのオリジナル商品です。


 ところが、洗いかごの横には冷蔵庫があって、その先は壁。そちら側に人が立つことができません。
 洗いかごの位置を洗い物のときだけ右に移動させたりもしましたが、それは私が面倒くさい。
 ついでに、スリムな洗いかごなので、洗い物を積み重ねる格好になって、うまく取らないと洗い物が雪崩を起こす可能性もあります。
 う~ん、昇平にはやりづらそう。どうしようかな……。

 と考えて思いついたのが、流しの右の調理台にタオルを敷いて、そこに洗い物を置く、というやり方。
 いえ、私のオリジナルではないです。これも片付けや収納の本を読んでいると、時々出てくるテクニックです。

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 タオルを敷くだけなら、昇平にだって簡単にできます。拭き終えたら、敷いてあったタオルで周囲を拭いて、後は洗濯カゴへポイできるところもいい。
 最初は普通のフェイスタオルを使っていたのですが、引っ越してから休日に洗い物を手伝うようになった旦那から「小さすぎて載りきらない」とクレームが出たので、スポーツタオルを敷くようにしました。

 洗い物に使うタオルはたたんでカゴにまとめて、カウンターテーブルの下に収納してあります。(一緒に、普通のタオルや昼食のときに下に敷くランチョンマットも入れてあります)

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 食器の収納場所は拭いている場所にすぐそばです。
 ご飯茶碗や汁椀や箸は調理台の下の引き出しの中。

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 それ以外の皿や器はガス台の下。

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 3つ上の写真に写っていますが、グラスはカウンターテーブルの上。写真はありませんが、マグカップはカウンターテーブルの下のかご、普通のカップは茶の間のリビングボードの中が定位置です。

 食器類は必要最小限しか持ってこなかったので、これ以外の食器の収納場所はありません。食器の数は以前の家の十分の一以下ですが、私たち3人で暮らしていくにはこれで充分だったりします。
 私は今流行りのミニマリストではありませんが、昇平がやり方や手順を覚えるために、生活はできるだけシンプルにわかりやすくしようと思っています。

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 食事の後の洗い物は私(休日は旦那)で、拭いて片づけるのは昇平。
 これにしっかり慣れたら、そのうちに昇平に洗い物をやってもらおうと思っています。そのときには、私が拭いてしまう人です。
 それもマスターしたら、調理器具の洗い方を覚えてもらいましょう。
 自分で自分の食事を作ったときに、食器も調理器具も全部洗って元の場所に戻せたら、百点満点のゴールですね。
 そこを目ざして、ステップバイステップです

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 ところで、先日昇平が作った昼食について、彼も自分のブログに書いていました。
 瀬文やつむというのが彼のハンドルネームです。
 彼は自分で昼食を作ってどう感じたか。
 よかったら読んでやって下さい。

http://no826.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/826-e34f.html

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2018年1月 9日 (火)

自分で作った昼食

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 上の写真が、昨日の昼に昇平が自分で作った昼食です。
 ビーフステーキ、ガーリックバターライス、キノコのバターソテー、トマトポタージュスープ(インスタント)という内容。この献立も自分で考えました。
 最初、キノコはゴマ油で炒めるつもりでいたのですが、いざ作る段階になって「これだとゴマ油は合わないかな……バターがいいかな?」と言いだして、バター炒めになりました。正しい判断です。

 ステーキの焼き方は料理の手順を映した動画で確認してもらい、ガーリックは生をおろすのは大変なのでチューブに入ったものを準備、肉は「表面をこんがり焼いてからアルミ箔で包んでしばらく蒸らすと、肉汁が落ちついて失敗なしだよ」とことばでも教える等、細かいところに事前のサポートはしましたが、実際の調理は昇平が自分だけで行いました。
 キノコは炒めている間に水分がたくさん出てきたので、捨てようとしたのですが、「それはキノコのおいしいエキスだよ。もったいないよ」と教えると、ちょっと考えてから、「そうか、水分がなくなるまで炒めればいいんだ」と強火でじっくり炒めていました。おかげでソテーはこんがりきつね色に。

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キノコのソテーを作っているところ

 私もできあがったステーキやガーリックバターライスやソテーを少しずつ分けてもらいましたが、どれもおいしくできていました。ステーキはちゃんとミディアムに焼けていました。
 昇平自身も大満足。やはりステーキを自分で焼いた、というのはテンションが上がる経験だったようです。
 彼だけにステーキというのも不公平に思えて、旦那の夕食用にステーキ肉をもう1枚買ってあったのですが、「それも私が焼く!」と言いだしました。

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 夜、仕事から帰宅した父親のために昇平が焼いたステーキはこちら。

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 息子が作ってくれた焼きたてステーキは、旦那にとっても、かなり感激の味だったようです。
 「おいしいよ」と言って食べる父親の姿に満足しながら、自分の部屋に引き上げていった昇平でした。

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2018年1月 8日 (月)

昼食を自分で作ってもらうための工夫

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 アパートに引っ越したのを機会に、自立のために自分で昼食を作ってもらうことにしたのは、前回の記事に書いたとおりですが、台所が新しくなって勝手が変わったこともあるので、あちこちに小さな工夫をしました。
 今回は写真にある流し台前の「見せる収納」について。

 すっきり片付いた家にするには、生活感のあるものは見える場所に出しておかない、というやり方もあるのですが、私はあえて、頻繁に使う調理道具を見える場所に吊す「見せる収納」にしました。
 使いたい道具がすぐ手に取れるように。使い終わって洗ってから、どこに戻せばいいかひと目でわかるように。

  突っ張り式のハンガーネットを出窓前に取りつけ、フックにはひとつずつ調理器具の名前を貼りました。マスキングテープを使っているので、貼り直すのも移動も簡単。片付けは主婦の間で大ブームになっているテーマなので、それについての特集やノウハウ本もたくさん出ています。そんな中から仕入れたやり方です。

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 もうひとつ見えるようにしたのは、使っている調味料。
 さすがに砂糖と塩だけは専用の容器に入れ替えて使っていますが、それ以外の調味料はあえて商品名がわかる容器のままにしてあります。引き出しにしまってある調味料や粉類も同様で、ひと目でわかるようにしてあります。

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 綺麗に片づける収納法の定番に「調味料は見た目の良い同じ形のボトルなどに詰め替えて使う」というものがあります。そうすると見た目が揃ってスッキリするからです。そのための容器やボトルはホームセンターや通販の人気商品になっています。
 でも、そんなふうに詰め替えて揃えてしまうと、いつまでたっても昇平が「自分がどこのメーカーのなんという調味料を使っているか」を覚えられない気がします。
 そのうちに「だしの素が切れたから仕事帰りに買ってきて」とか「母は用事で買い物に行けないから、代わりに買い物に行ってきて」などと頼むことも出てくるでしょう。そのときにどれを買えばいいか迷わないように、商品のパッケージはいつも見せておきたい、と思うのです。

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 さて、今日は成人の日で昇平は休み。
 予定通り、自分で自分の昼食を作ってもらうことにしました。
 昨日、彼が自分で決めたメニューは――

「ビーフステーキとガーリックライス、それとキノコのソテー!」

 おぉぅ……そうきたか。(^~^;)
 頭の中を財布の中身がよぎっていきます。

 でも、彼が決めたメニューなので、そこは希望通りにすることにして、昨日のうちにステーキ用の肉を買ってきました。ただし、安いニュージーランド産のを、しかも2割引で。成人の日のお祝いに格安のステーキ用肉が売り出しになっていたのはラッキーでした。
 11時過ぎたら調理を開始する予定です。

 

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2018年1月 6日 (土)

昇平、自分の昼食を作る

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台所に立つ昇平


 前回の更新から1か月以上が過ぎていますが、元気でおります。
 新生活にもだいぶ慣れて、この年末年始はのんびりと過ごすことができました。

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 さて、このアパートに引っ越した大きな理由の一つが、「昇平の自立」でした。
 彼ももう22歳。就労支援事業所で稼ぐ工賃で自分の小遣いをまかなえるようになったので、次は生活していくためのスキルを身につけることが必要です。

 ところが、元の家は「我が家だけでしか通用しないマイホームルール」のようなものが山ほど存在していました。
 例えば、廊下のサッシ戸のカーテンは夏は○時頃、冬は△時頃に閉めなくてはいけない(それより早くても遅くてもいけない)、天気のよい日には蔵の窓を開けて風を通さなくてはいけない、洗濯物は洗濯がすんだら廊下の物干し場まで運んでいって干す、この調理器具はここの棚で、あの食器はあっちの棚で、この道具は2階の私たちの部屋にあるけれど、あの道具は1階の茶の間、そこになかったら蔵の中の棚……あ~、めんどくさい!
 主婦の私でさえそう思うのですから、昇平が覚えて実行するには複雑すぎます。

 我々が引っ越したアパートは3DKで、とてもコンパクトなつくりですが、それだけにひと目で見渡せて便利です。
 モノも、必要なモノだけを厳選して持ってきて、使用する場所に近いところに収納したので、わかりやすいし使いやすい。
 台所も、昇平が使うことを考えて、調理器具は見せる収納に、食器も数を絞って一カ所にまとめました。
 衣類乾燥機も、昇平が洗濯を覚えることを期待してのこと購入でした。もちろん、私自身もとても欲しかったのですが。
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 家の中がだいたい整って、生活リズムができてきた12月下旬のある日、休みで家にいた昇平に自分の昼食を作ってもらいました。
 あらかじめメニューは考えておいてもらって、そのための材料を紙に書き出し、午前中に家にある材料と付き合わせてチェックして、足りないものだけをスーパーに買いに行きました。
 本人が作りたいと言ったのは「一人鍋」。鍋は彼の大好物だし、昨冬にも何度も作ったので慣れています。
「鍋のシメにうどんでも入れたら? そうすると鍋だけで一食分になるよ」とアドバイスしてみましたが、本人は「鍋は汁物として食べて、ご飯はご飯で食べたい」と言うので、スーパーでご飯のおかずも探してもらいました。コロッケなどの出来合いの総菜でも良いと思ったのですが、本人が選んだのは、炒めて食べる「味付けモツ」のパックでした。

 さて、本人が台所に立っている様子が上の写真です。
 黒いエプロンを締め、危なげなく材料を切っていきます。私は台所の椅子に座って、ただ見ているだけ。たまに「○○はどこ?」と聞かれることはありましたが、普段から食事のあとの洗い物や片付けを手伝っているので、それもほとんどありませんでした。
 モツをフライパンで炒めるのもうまくできて、ご飯は保存容器からよそってレンジでチン。
 そうやって出来上がった彼の昼食がこれです。けっこうおいしそうですよね?


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 これ以外にも、乾いた洗濯物は自分でたたんでしまう、とか、休日は風呂掃除をする、とか、彼にやってもらっている手伝いはいろいろあります。
 日曜日には、旦那が食器を洗い、昇平が拭いて片づけてくれるので、私はものすごく楽です。
 いやぁ、天国。

 「子どもに生活力をつけたかったら、子どもにやり方を教えて母親は怠けるといいのよ」と笑いながら教えてくれた人がいましたが、まったくその通りだなぁ、などとも思います。

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 さて、明日から昇平は連休です。
 月曜日は特に予定はないので、また自分で自分の昼食を作ってもらおうと思ってます。
 今度はどんなメニューを作るでしょう。
 お手並み拝見できるのが楽しみです。


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