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2015年10月 8日 (木)

事業所の個別面談で

 一昨日、昇平が通う就労移行支援事業所で「家族と語る会」があり、その後、スタッフと個別面談して、最近の昇平の様子を聞くことができました。

 今回のスタッフはMさん。昇平がポスティング業務をするときに同行して支援してくださっている方です。
 スタッフさんは利用者のよいところを見つけて誉めるのがとても上手なので、昇平についても、いいところや頑張っているところをたくさん聞かせてもらえました。

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・朝、やってくると必ずスタッフルームに顔を出して「おはようございます!」と元気に挨拶する。

・カフェの飾り付けに使う工作を積極的にやっている。手先が器用。

・座学では集中が続かなくて眠くなってくるけれど、途中で5分休憩を入れたりするようにしたら、集中時間が延びてきた。

・ポスティングで地図を渡して、それを見ながら配達するように言ったら、一生懸命地図を見ながら、なんとか目的の家にたどり着くことができた。(1チームで1日十数件の住宅やアパート等を回って配達するそうな)

・帰るときに必ず「今日のぼくはどうでしたか? いいところや悪いところがあったら聞かせて下さい」と言ってくる。日中に注意されていたときには、「○○してすみません。明日はそうならないように頑張ります」と言うし、「大丈夫、今日も良くできていたよ」と言われると、「ありがとうございます。明日もまた頑張ります」と言って帰っていく。

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 昇平の挨拶が上手なのは、小学校の特別支援学級で挨拶の大切さをしっかり教えられてきたから。昇平に限らず、学級で一緒だった子どもたちは、大きくなった今でも挨拶がとても上手です。
 でも、帰りに自分が良くできたかどうか質問するのは、事務所で指導しているのではなく、昇平が自主的に始めたことだそうです。
 毎日、自分の行動をスタッフに客観的に評価してもらい、明日につなげようとしているんだから、「えらいなぁ」と思いました。就労するには、まだまだ、まだまだ、ま~だまだ、たくさん力をつけなくちゃいけない昇平ですが、こんなふうに毎日自分の行動を振り返ることを積み重ねていけば、いつかは力もついてくるのでは、なんてことも考えました。


 初めて工賃の明細をもらったときには、「これは誰のですか?」と尋ね、自分の工賃だと聞かされると、とても嬉しそうな顔をした……なんて話も聞かせていただきました。
 そう、自分で稼いだお金は、金額の多少に関わらず、本当に本当に嬉しいみたいです。
 ゲームをダウンロードするポイントを購入するために使ったり、おやつを買うのに使ったりはしていますが、それにしても大事に使っていると思います。自分が頑張った証拠なのでしょうね、きっと。


 先月は、昇平に泌尿器系の病気が見つかって、薬を飲み始めていました。それが頻尿の原因になっていたらしいのですが、その話をしてトイレの回数を聞いたら、Mさんは「ああ、それで!」と納得した顔に。
 事業所に通うようになってからずっと、おしっこの回数がとても頻繁だったのですが、本人は「なんでもないです。水分を摂り過ぎただけです」と言っていたとのこと。でも、薬を飲み始めた頃からトイレの回数が激減して、今は普通の回数まで落ち着いているという話。
 それを聞いて、「ああ、よかったぁ!」と私も思わず言ってしまいました。
 昇平が恥ずかしくて話さなかったのと、自分の体調を充分モニターできなかったのとが重なって、ずいぶん長いこと病気を見逃していましたが、快方に向かっているので良かったです。

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 事業所のスタッフさんの支援を受けながら、毎日頑張って通っている昇平。
 今日も新聞のポスティング業務があったのですが、「じゃあ、いってきます!」と元気な声で出かけていきました。
 昇平が元気に前向きになってきていることが、何より嬉しい今日この頃です。

 

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