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2015年1月

2015年1月26日 (月)

てくてく日記・186「兄ちゃんが帰省する」

Yakiniku
お楽しみ会は焼き肉食べ放題

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1/19(月)~1/25(日)

月:フリースクール、兄帰省
火:フリースクール、宴会
水:フリースクール
木:フリースクール、兄関東へ戻る
金:フリースクール
土:親の会お楽しみ会(食事会)
日:休養日

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 関東でひとり暮らしをしている長男が、月曜日に帰省してきた。正月、仕事で全然休めなかったので、今頃正月休み――と言いたいところだけれど、実は勤め先の店が閉店してしまい、次の就職先を見つけるまでの間の相談をしに帰省したもの。失業保険はもらえるけれど、それだけでは足りないし貯金もほとんどないので、実家から支援をしなくては暮らせない。けれども、こちらも旦那が手術をして職場が変わってから収入ががっくり減ったので、そうそう支援もしてあげられない。「5月末までに次の就職先を見つけること。それまでに見つからなかったら実家に戻ってくること」という条件で、経済的支援をすることになった。
 兄ちゃんは引き続き関東で暮らしていたいし、私としてもその応援はしてあげたいけれど、その一方で、関東では何かあってもなかなか駆けつけられないし、近くにいてくれたほうがこの先なにかと心強いので、向こうで再就職して欲しいような、戻ってきて欲しいような、どうも微妙な気分でいる。
 兄ちゃんが帰省すると、いつもその晩は宴会になるのだけれど、そんなわけで最初の晩は兄ちゃんと私と旦那とで話し合いになり、昇平はひとりでゲームをして早々に寝てしまった。自分だけ話し合いに混ざれなくて、かなり孤独感を味わったようだけれど、翌日の夜にはちゃんと宴会になったので、ここで機嫌が直った。次回は、兄ちゃんの就職先も昇平の進路も決まって、心から安心して宴会ができるといいなぁ。

 土曜日には、親の会のお楽しみ会があった。
 いつもなら公共施設の調理室を借りて、調理実習をしながら食事会やビンゴなどを楽しむのだけれど、今年は受験生が多いことなどもあって参加者が少なかったので、焼き肉食べ放題の店で食事会になった。
 子どもも大人も、好きな肉を焼いたり、何度も総菜や寿司や麺類やデザートを取りに行ったり、わいわいと楽しい時間を過ごした。
 でも、子どもたちもどんどん大きくなって、大人になっていく。昇平は来年もこういう活動に参加できるんだろうかと、ふと考えた今年のお楽しみ会だった。

(2015.1.26記)

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2015年1月21日 (水)

てくてく日記・185「毛巣洞炎」

Bijozakura
プリムラ・マラコイデス(美女桜)が一輪咲きました

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1/5(月)~1/11(日)

月:フリースクール正月休み
火:フリースクール
水:総合病院外科受診
木:フリースクール
金:授業(冬のつどい=HR)
土:母とテスト勉強(英語)
日:母とテスト勉強(同上)

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1/12(月)~1/18(日)

月:成人の日、母とテスト勉強
火:フリースクール、整形外科受診
水:フリースクール、町内の親戚亡くなる
木:フリースクール
金:病院(定期診察)
土:父母祖母告別式、祖父と留守番
日:休養日

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 昇平が「毛巣洞炎(もうそうどうえん)」という珍しい病気になった。

 そもそもの始まりは、1ヶ月ほど前。「最近おしりが痛いんだ。見てくれない?」と昇平に言われて、どれどれと見せてもらったところ、尾てい骨のすぐ左脇が腫れてふくらんでいる。化膿している感じだけれど、患部は赤くなっていないし傷も見当たらない。「どこかに傷があるんじゃない?」とさらによく見せてもらったら、尾てい骨と肛門の間に、直径1ミリ程度の小さな穴が開いていた。ここからばい菌が入ったようだな、と思ったけれど、昇平は「そんなところを怪我した覚えはない」と言う。変だなぁ、と思いながら抗生剤の軟膏を塗ってあげたら、そのうちに腫れはひいて小さくなっていった。

 ところが、「そろそろ大丈夫だろう」と思って薬を塗るのをやめたら、尾てい骨の下の小さな穴から、少しだけれど血膿が出てきた。患部もまたどんどん大きくなって、赤く腫れて「座ってると痛い」と言い出すようになったのが年末のこと。病院はどこも年末年始休になっていたので、とりあえず別の抗生剤の軟膏を買って、それを塗って様子を見ていた。

 ただ、どうにも不思議な状況なので、試しにネットで検索してみたら、ヒットしたのが「毛巣洞炎」。おしりの毛が体内に潜り込んで穴を作り炎症を繰り返して膿の溜まる腫瘍を作る、という珍しい病気で、女性の患者もいるのだけれど、毛深い若い男性に発症することが多いという。昇平は若いし毛深い。しかも、患部の「穴」の写真を見ると昇平のにそっくり。「あ、これか!」と納得した。


☆「毛巣洞」の説明(一般社団法人日本形成外科学会サイト内) 
http://www.jsprs.or.jp/member/disease/other/other_13.html

☆「毛巣洞」ができるプロセス(下に並ぶ4枚のイラストの左から2番目)
http://qlifebooks.com/products/detail.php?product_id=12

※毛巣洞の写真そのものは、摘出した腫瘍の画像がグロテスクなので、紹介するのはやめておきます。上のページの図はイラストなので見やすいです。


 そこで総合病院の外科へ行って診てもらったところ、「毛巣洞炎でしょう」という診断。自然に治ることはほとんどなくて、炎症を繰り返してひどく痛むようになるので、手術で毛と腫瘍を取って根治したほうがよい、と医大から来ている形成外科の先生へ紹介状を書いてもらった。

 翌週の火曜日に形成外科を受診すると、外科の先生と同じ診断で、やはり手術するしかないという。この時点で炎症は収まって、見た目にはほとんどわからないくらいになっているけれど、「穴」はあるし、触れてみると穴から仙骨(尾てい骨)の横まで細長くしこりも感じられる。いつまた炎症を起こすかわからないし、そうなると座るのも辛いくらい痛くなって、仕事も手につかなくなるというので、手術を受けることに決めた。昇平は3月に高校を卒業したら、障害者職業センターでトレーニングを受けて就職につなげる予定だったから、その前に手術をするのがベスト、とも思った。
 手術は医大で全身麻酔で行う予定だけれど、日程については2月上旬に医大を受診してから決めることになって、ここでも医大宛の紹介状を書いてもらった。

 というわけで、今は医大の受診日を待っている段階。昇平は今月末に最後の期末試験があるので、そのテスト勉強もしている。毛巣洞のほうはまた炎症が起きないように、一日に1~2度、市販薬を塗っている。
 昇平としては、生まれて初めての手術なので、内心かなり不安でいるのだが、私自身が子どもの頃から、やれ盲腸だ扁桃腺肥大症だと、しょっちゅう手術をしてきた人間だし、旦那も去年人工関節の手術をしたばかりなので、「だから大丈夫だよ」と話して聞かせている。


 1月17日には、私たちの結婚式の仲人もしてくれた親戚が亡くなったので、旦那と義母と3人で告別式に参列した。式が昼食にかかったので、昇平と義父の弁当を準備していったのだけれど、義父は電子レンジが使えない。昇平に「おじいちゃんの分も温めてあげてね」と頼んでいったら、ちゃんとやってくれていた。
 いろんな面で大人になってきている昇平。手術は大変だけど、きっと頑張って乗り越えてくれると思う。

(2015.1.18記)

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2015年1月 5日 (月)

てくてく日記・184「正月に」

Hiyoko
弟の奥さんのお土産。限定品♪


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12/29(月)~1/4(日)

月:買い物手伝い
火:休養日
水:買い物や大掃除の手伝い・大晦日の宴会
木:元旦・初詣・母の実家へ
金:母の実家で過ごす
土:帰宅
日:休養日

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 2015年になりました。今年もよろしくお願いいたします。

 今年は昇平もいよいよ二十歳です。昇平が3歳のときから始まったこの「てくてく日記」も、今年の誕生日を節目に連載終了にしようと思っています。
 とはいえ、私の父をはじめとする知人友人は、ブログで昇平の近況を読むのを楽しみにしているし、今年はいよいよ高校を卒業して就職にチャレンジする年に当たっているので、そのあたりを読みたい方もいるのだろうな、と想像しています。
 どういう形にするかはまだ考え中ですが、なにかしらの形で近況報告は続けていきたいと思っているところです。今のところは、たくさんある私のブログをひとつにまとめて、その中で昇平の近況も報告していくのがいいかな……などと考えていますが、まだわかりません。
 昇平の誕生日は8月なので、それまでじっくり考えて決めようと思います。

 先週は大晦日と正月がありました。
 肩を痛めた私に代わって、重い荷物を運んだり大掃除を手伝ったりと、大活躍の年末。労働の後のお楽しみの、大晦日の宴会。そして元日には初詣をして、郡山の私の実家へ行き、親戚と一緒に正月を過ごし、3日に家に戻ってきました。
 昨年は本当にいろいろなことがありましたが、今年は皆が健康で平和で幸せに暮らせたら、と願っている年初です。
 

(2015.1.5記)

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