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2009年4月 6日 (月)

見限らない

 先日、とある知人と昨年度の中学校の話をする機会がありました。
 ひとしきり話を聞かせたら、知人が
「そんな状態なら、もう学校に期待なんかしなきゃいいのよ。家庭教師にもついてもらってるんだし、学校なんかもう見限って、そっちに面倒みてもらいなさいよ」

 ……いえ、はっきり言うタイプの人なんですけどね。

 そのとたん、私はぐっさり来ました。まるで私自身がその学校の教師かなにかででもあるみたいに。
 それが表情に出たんでしょうね。知人がけげんな顔をしました。
「あれ、あなた、前に学校の先生やっていたんだっけ?」

 いいえ、学校の先生はしていません。学校の先生になる勉強はしてきたけれど。
 でも、だからこそ、見えているもの、わかることもあるんですよね。
 学校は、と批判する人は多いけれど、その中でがんばっている先生や、志のある先生は、たくさんいる。みんながみんなダメな訳じゃない。むしろ、そういう先生はごく一部。大半の先生は、やっぱり「教師」としてがんばっている。

 見限ることは簡単にできる。でも、それじゃなにも変わらない。
 我が子だけが良ければそれでいいの? 違うよね。この後も、学校にはたくさんの昇平の後輩たちが入ってくる。その子たちみんなが、きちんと教育を受けられて、楽しく学校生活を過ごせて、他の子どもたちと一緒に成長していけるような――そういう学校になっていかなくちゃいけないんだよね。
 その知人とはすぐに別れて、それ以上話すことはできなかったけれど、その後、私はそんなことを考えていました。


 諦めない。見限らない。
 学校にだって、がんばっている素晴らしい先生たちは大勢いるんだから。
 その先生たちと手を取り合って前に進んでいく。
 大切なこの子たちのために。


 今日は県内の小中学校の始業式。そして、新一年生の入学式。
 総ての子どもたちが、それぞれに必要な教育を受けられますように。
 学校が、子どもたちを支え指導していく場であり続けますように。
 そのために、微力だけれど、私もがんばっていこうと思っています。
 
 桜の花は入学式に間に合わなかったけれど、とても綺麗な青空です――。 


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