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2008年11月28日 (金)

三者面談(付記あり)

 昨日は中学校の教育相談ということで、三者面談があった。
 時間にしてみれば20分足らずで、昇平が先生に聞かれて学校でのことを話し、その後、昇平が席を外したところで、最近の学校での様子を聞く――という内容だった。

 昇平、最初っから態度悪し。なかなか面談の教室に来ないし、来たと思うと乱暴な口調で、学校でのあいつが、こいつが、と文句を言う。まるで、おびえてキャンキャン吠えたてる犬のよう。
 自分でわかっているんだよね。学校で自分がとっている態度が良くないってことは。それを先生や親から言われるんじゃないかと思って、それで先手を打って、あれのせい、これのせいと言っている。
 担任の岩沢先生もそういう昇平の心理はわかっているから、「でも、その気に入らない学校に一日も休まないでずっと通っているよね。それはすごいことだよね」「入学した頃から見たら、昇平くんはずいぶん成長したと思って見ているよ」「(協力学級の)1年5組でも、最近、みんなが昇平くんのことを見直してきているんだって。担任のE先生が教えてくれたよ……」
 さすが。学校の中で良く変わったこと、成長したことを取り上げてもらって、毛を逆立てて臨戦態勢だった昇平が、次第に落ち着いていった。

 その後、先生と二人になったところで、学校でトラブルが起きるときの様子を改めて聞かせてもらったけれど、やはり、昇平自身に直接の原因があることはあまりなくて、他人のトラブルに首をつっこんでいくケースがほとんどだという。そのあたりに関しては、来年度の体制を考えていると聞かされて、ちょっと安心。
 「そんなのどうせ口約束でしょう?」と言うむきの保護者も世間にはいるのだけれど、私はそうは思っていない。
 これはやっぱり、校長や教頭、先生方と直接話し合って、その中で感じてきたこと。学校はきっと対応してくれる。それがうまくいくかどうかは、やってみないとわからないけれど、それでも必ずベターの道を探してくれる。そう信じさせてくれる学校であり、先生方であるから。だから、こちらとしても、ただ「よろしくお願いします」と頭を下げた。
 信頼は賭のようなもの。信じても思い通りの結果にならないことだって、それは、ある。
 だけど、信頼して手を取り合ってみなければ、始まらないことはたくさんある。
 私は学校を信じていきたいと思う。


p.s.
 薬の調整をしてからの学校での様子を確認してみた。相変わらず怒ったりすることは多いけれど、誰かに手や足が出る、ということは起きなくなっているらしい。
 実は家庭でも少し反応がマイルドになっているのを感じている。今まで机を叩いて怒っていたのが、大声を出すだけになったとか、大声で怒っているところがブツブツ文句を言うだけになったという感じ。パニックも、調整前から見ると、回数が減っている。まだ様子見は必要だけれど、そのあたりがトーンダウンしているならば、効果はあったということだろうな。
 薬で問題行動がまったくなくなるということはない。また、そんなふうに強制的に抑え込んでしまうのも問題。
 そうじゃなくて、自分自身の中に「我慢する心」を育てられる程度に、マイルドに効くこと。そのあたりのさじ加減が難しいんだよね。
 

(付記 14:05)
 今、学校から帰宅した昇平が、「○○が原因でいらついて、体育の時間に関係ない○くんに八つ当たりしてしまった」と自己申告してきた。あちゃ……やっぱりまた手や足が出たのね。
 でも、その後また同じように怒りたくなったときには、自分で廊下に出て体育座りをしてクールダウンしようとしたのだそうだ。他の子に「どうしたんだ?」と声をかけられたけれど、介助の赤井先生が説明してくれたおかげで、無事爆発しないですんだんだ、と。
 うん、反省して、なんとか自分をコントロールしようとしているんだね。赤井先生、フォローありがとうございました。そうやって、少しずつでも、自分を抑える力が育っていくといいね。

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