日常

2023年5月23日 (火)

整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」(3)

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オーダーメイドしたインソールを受け取りに、福島駅前の整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」に行ってきました。

カウンセリングに行って型取りをしたのが4月20日。

できあがったインソールを試着したのが2週間後の5月4日。

そこからさらに調整をお願いして、私が受け取りに行ったのが5月13日のことでした。

 

※カウンセリングと試着の詳細 →「ヴェアクシュタット オオゼキ(1)」 「ヴェアクシュタット オオゼキ(2)」

 

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行ってみると、まだ微調整が必要かもしれないというので、インソールにはまだカバーが貼られていませんでした。

色の違う部分が盛り上ったり、縁がカールしていたりします。

靴に入れて履いてみると、とてもしっかりした履き心地です。

 

店長さん「指先がまだちょっときつそうですね。ほんの少しだけ指先を薄くして調整してからカバーを貼りますね」

私「それってすぐ出来るんですか?」

店長さん「はい。裏のクッションの指先の部分を少しだけ削ります。20分くらいでできます」

私「ではお願いします」

 

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店長さんはインソールを持って作業場に入って行かれました。

作業場は大きな窓を通して店内からよく見えます。

専門的な道具や機械がずらり。

そこで熱心に作業されます。

 

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これはカバーを貼ったあと、縁にローラーをかけてなめらかにしているところ。

 

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その間、私はカフェで注文したエスプレッソを飲んでいました。

今日のクッキーはコーヒー豆の形です。

かわいい♪

 

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店内にはいろいろな靴が並んでいます。

どれも履き心地良さそうな形。

見ていて「いいな」と思える素敵な靴もあります。

次はインソールじゃなく、靴本体を買いに来たいな。

 

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インソールが出来上がってきました。

左がカバーを貼ったインソール。

右はそれを靴に入れたところです。

全然目立ちません。

 

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インソールの裏側はこんな感じ。

厚さを変えて調整してあるのがはっきりわかります。

 

履いて店内を歩いてみると、支えになっている部分が足の裏に当たりますが、全然痛くありません。

今までは指先もすぐ痛くなったのですが、薄く削ってもらって調整してもらったおかげで、指先も楽です。

私「これ、どのくらい削ったんですか?」

店長さん「本当に少しです。1mmの半分くらい、0.5mmくらいです」

私「それでこんなに履き心地が変わるんですか!」

 

手の指や掌が敏感なのは当然ですが、足の指や足の裏も実はけっこう敏感なようです。

わずか0.5mmをこんなにはっきり感じるのだとしたら、足に合う靴を探すのも、実はミリ単位、コンマミリ単位の話なのかもしれません。

足にトラブルを抱える私には、市販の靴が合わなかったはずでした。

 

インソールの調整にはいろいろな道具を使うけれど、たとえば指先を薄くしたときなどは、段差をなくすのに目が細かい紙やすりを使って、さらに手の指で感触を確かめながら仕上げていくのだとか。

職人の技だな~とつくづく思いました。

ちなみに店名の「ヴェアクシュタット」というのは、ドイツ語で「工房」という意味のようです。

職人さんの店、という意味なのですね。

 

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今回のオーダーメイドインソールは、調整の分も含めて税抜き18,000円でした。

私は普通のカバーを貼ってもらいましたが、追加料金で抗菌仕様のカバーにすることもできるようです。

 

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「いきなり長時間履かずに、毎日30分から1時間くらいずつ履いて馴らしていってくださいね」と店長さんから言われたので、帰宅してから馴らし履きをしています。

まだ下ろしていない新品の靴なので、家のフローリングの上で履いています(笑)

クッションや支えのでっぱりは足に触りますが、不思議なくらい痛くありません。

特に、モートン病のひどい右足がとても楽なのにはびっくりです。

唯一「おや?」と思ったのは、馴らし履きをした翌日、右の腰が筋肉痛になったこと。

今まで右足をかばって左足に重心がかかっていたのが、インソールのせいで右足にもしっかり体重が乗るようになって、筋肉痛が起きたようです。

これで姿勢の悪さも少し改善するかな……?

 

今週1週間は試し履きを続けて、来週くらいから外歩きに使ってみる予定です。(このブログは5月17日に書いています)

履いているうちに合わない部分が出てきたら、またいつでも調整してもらえるので、安心です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

私は足にトラブルを抱えるようになってから、履ける靴がどんどんなくなっていって、困り果てたところで整形靴の専門店に出会えました。

とても助かりましたが、できればもっと早く巡り会いたかったとも思います。

そうすれば、こんなに足が悪化することもなかったでしょう。

身近に専門店がなかったからしかたないのですが、もう少し足と靴に関して知識を持っていたら、と反省もしています。

 

日本人は靴を履くようになってから歴史がまだ浅いので、「足に合う靴を選ぶ」「足に合うように靴を調整する」という考え方が充分浸透していないと言われています。

でも、若い頃、無理してサイズが合わない靴を履いたり、デザイン重視の靴をマメだらけにしながら履いたりしたツケは、こうして歳を取ってから回ってきます。

「健康のために歩きましょう」「体の衰えは足腰からです」と言われても、靴が足に当たって痛くて歩けないのですから、どうしようもありません。(><)

足に合う靴は生活の上でも健康の上でも大切です。

若いうちから足に合う靴を意識して履いて、もしもトラブルを抱えるようになってしまったら、整形靴の専門家を訪ねるといいんじゃないかと思っています。

(終)

 

☆整形靴専門店&カフェ「ヴェアクシュタット オオゼキ」

住所:福島県福島市栄町11-25 ACXビル1階

電話:024-522-3384

定休日:月曜・第3日曜

営業時間:10:30~19:00 (カフェのラストオーダーは17:30)

 

2023年5月 8日 (月)

整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」(2)

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福島駅前に新しくオープンした整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」で、足型を取ってもらって、インソールをオーダーメイドしてから2週間。

 →そのときの日記 整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」(1)

予約した日になったので、また行ってきました。

 

インソールは出来上がっていました。

足底に合わせた形で色は黒。

両端が少し持ち上がっていて、中央前寄りに丸いクッションがついています。

裏には薄緑色の薄いクッションが貼ってあって、足を載せると、当然ですが私の足にぴったりきます。

 

「履いて歩いてみてください」と言われて、預けてあった靴に入れて歩いてみると、今まで感じたことがないところにインソールが当たりました。

親指の付け根の横と小指の付け根の横。

痛いわけではないのだけれど、今まで靴を履いていて感じなかった場所に当たるので、なんだか不思議な感じ。

それを伝えると、私のように足裏の横のアーチが落ちて扁平になっている「開張足」の場合は、親指と小指の付け根をインソールで両脇から支えてアーチを作ってあげるのだそうです。

なるほど。

あとは土踏まずの前の部分の柔らかいクッションも軽く触れます。

これはなんだかいい気持ち。

 

インソールを作ったときには「馴らし」が必要なので、一度に長時間履くのではなく、最初は短時間ずつ使用して馴らしていくのが良いし、今履いている慣れた靴に入れて馴らしていくのが良いのだそうです。

ただ、私が今履いている靴は、預けてあった靴と同じ品名なのに、買った時期が違うために仕様が違うようで、インソールが貼り付けになっていて、オーダーメイドのインソールに入れ替えることができませんでした。

今までの靴を使いながら、少しずつ新しい靴+オーダーメイドのインソールで馴らすしかないようです。

 

ところが店長さん、私が履いている様子を見ながら「なんだか甲の部分がきつそうですね」とおっしゃいます。

言われて見ると、確かにちょっときついかも。

今は平気だけれど、長時間履いていると、だんだん足が疲れてくるかもしれません。

店長さん、今の靴の中を確かめて、

「貼り付けてある中敷きの前半分にクッションが入ってませんね……。お作りしたインソールには底全体にクッションを貼ってあるんですが、前半分は取った方がいいかもしれないですね」

 

「申し訳ないのですが、調整したいのでもう1週間くらい預かってもよろしいでしょうか?」と聞かれたので、

「ぜひお願いします」と答えました。

これまで靴とインソールにはさんざん苦労してきたので、正直、一発でぴったりのインソールが出来るとは思っていませんでした。

入れ歯や眼鏡や補聴器を作ったときのように、出来上がったものを試して、調整してもらってちょうど良くなるものだろうと。

そんな話をしたら、「そう言っていただけますと」と店長さんもほっとした顔をされました。

 

こういう調整が必要だと思っていたから、整形靴の専門店が近場に欲しかったんですよね。

福島市内なら伊達市から車で30分で行けるから、足を運ぶのも苦になりません。

ちょうど10日後に福島市内に出てくる用事もあったので、その日にまた予約を入れました。

 

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インソールの調整が終わってから、店内のカフェでコーヒーをいただきました。

手作りのクッキー付き。

レシートのリングに小さなミルが付いているのがかわいいです。

 

予想はしていたのですが、カフェを切り盛りしているのは、やっぱり店長の奥様でした。

若くてかわいい方♪

コーヒーをいただきながら、足に合う靴に苦労してきた話や、足に悩んでいる人が意外なくらい多いという話をしました。

外反母趾で困っている方が多いそうですが、足が小さくて足に合う靴がなくて悩んでいる方もけっこういるそうです。

 

店にお客様がいらっしゃらなかったので、店長さんも混ざってしばらくおしゃべり。

店長さんはドイツに留学して整形靴の勉強した後、東京の足専門の病院で8年近く経験を積んでから、地元福島で店をオープンされたとのこと。

整形靴への健康保険の適用が昔より厳しくなってしまった話とか、いろいろ聞かせていただきました。

 

なんてところへ、私より少し年上の女性が入ってこられて、「こちらで靴のインソールを作っていただけるんでしょうか?」とおっしゃいます。

店長さんはすぐにお客様の相談の対応に。

「やっぱり足と靴に悩んでいる人は多いんですね」と奥様とまた話しました。

 

「私は主人と違って靴のことは全然わからないんですが、なにか主人の手伝いになることは出来ないだろうか、って考えて『そうだ、コーヒーなら淹れられる』と思いついたんです」

と奥様。

わ~、かわいい~! 素敵な夫婦愛~!

そんな奥様の気持ちを表すように、店内のカフェコーナーは、さりげないけれどかわいい作り。

通りを歩いてふらっとコーヒーだけ飲みに入るのも良いし、本当は靴やインソールを相談したいけれど、いきなり専門店に飛び込むのが心配な人は、カフェを利用しながら店の様子を観察することができます。

ショーケースの中のシュークリームなども美味しそう。

カフェがあると店に入りやすいし、店全体の雰囲気も柔らかくなるので、きっと旦那様の助けになることでしょうね。

 

いいお店が福島駅前にできました。

調整してもらったインソールを受け取りに、また訪問するのが楽しみです。(*^_^*)

 

整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」(3)

2023年4月25日 (火)

整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」(1)

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今年4月6日、福島駅前のAXCビル1階に整形靴の専門店がオープンしました。

店の名前は「WERKSTATT OHZEKI」(ヴェアクシュタット オオゼキ)。

外反母趾や扁平足、左右の足の長さが違うなどの足の悩みに対応する靴の専門店です。

 

実は、私の旦那も私も靴には長年苦労してきました。

旦那は骨折をきっかけに右の股関節が変形してしまい、人工関節の手術を受けたのですが、その結果左右の足の長さが1センチくらい違うようになってしまいました。

たかが1センチ差でも歩くのにはバランスが崩れて、今度は左の股関節に痛みが出るようになって、しょっちゅう鎮痛剤のお世話に。

はるばる福島から横浜の整形靴の専門店まで行って、足の長さを調整する靴を作ってもらいました。

そのおかげで股関節の痛みからは解放されたけれど、靴の調子が悪くなるたびに横浜まで行くのは大変。

「近くに整形靴の専門店があればいいのに」とずっと言っていました。

 

一方、私も数年前から歩くと足が痛むようになって、長距離を歩けなくなってしまいました。

それが次第に悪化して、5年くらい前からは家の中で家事をしていても足が痛むように。

一時はバンドのようなインソールをはめて台所仕事などをしていました。

その後、足の裏や指の筋肉を鍛える足指体操をするようになって、家の中ではあまり痛まなくなったのですが、靴を履くとやっぱり足が痛い。

歩くのに楽だというウォーキングシューズや、インソール(中敷き)もいろいろ試したのですが、どれも今ひとつです。

唯一なんとか足に合って履けるのが、デンマークの靴メーカーECCO(エコー)のソフトエコー2という靴だけ。

そこにソフトタイプのインソールを入れて履いていたのですが、最近になってまた指先が当たったり足の横の部分が当たったりするようになってきて、「履ける靴がなくなるのでは」と焦っていました。

 

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↑これが私が唯一まともに履けるエコーシューズ。

今履いているのがダメになると履くものがなくなるので、予備を買っておくようにしています。

 

そんなところに、「福島駅前に整形靴の専門店がオープンした」という朗報です!

まず、ちょうど靴底がはがれてきて困っていた旦那が行って修理してもらい、翌週、私も自分で店を訪ねました。

 

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店内はカフェが併設されていて、とてもお洒落な雰囲気。

やはり靴に困っていた人は多かったようで、年配の女性が店長さんに相談しながら靴を合わせていました。

写真の男性が店長の大関さん。

お客さんは写真左にちょっと見えているソファに座って靴を試します。

靴ではなくカフェだけの利用もOK。

駅から近いのでいい場所です。

 

その日はとりあえず困っている状態を相談して、日を改めてカウンセリングを受ける予約をしました。

足の状態を尋ねるアンケート用紙もいただきました。

事前に記入していくと、カウンセリングがスムーズにいきます。

新品のエコーシューズも持っていくことにしました。

 

さて、カウンセリング当日。

予約時間に行くと、この日も中年の女性2人が店長さんに靴の相談をしていました。

やはり靴に苦労している方は多いようです。

 

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カウンセリングは無料なのですが、その代わりカフェでドリンクを1杯頼みます。

暑い日だったので、私はアイスカフェオレを。

とても美味しかったです。

 

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問診をしてから、足の状態を調べるために足型をとりました。

上の写真は足の裏の状態を調べるためのスタンプ台に、店長さんが特殊なインクを塗っているところです。

 

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ここに片足ずつ載せて足の形をとってもらうと…

 

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こんなふうに足型(=フットプリント)がとれます。

店長さん「腰痛がありますか?」

私「はい、腰の右側が慢性的に痛いです(なんでわかるんだろう?)」

足型の色の濃いところに力がかかっているそうで、右足より左足の方が濃いところがあるということは、痛む右の腰をかばって左足に体重がかかっている、ということのようです。

 

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机の上には足の構造を説明するための模型が。

店長さんは整形靴作りの本場ドイツで7年間修行し、さらに東京の整形外科医院でオーダーメイドのインソール作りや靴の修理をされてきたそう。

「バチェラーオブシューフィッティング」(直訳すると「足と靴のフィッティングの学士」)の上級認定証も見えます。

 

足の裏には「土踏まず」と呼ばれる縦方向のアーチの他に、親指の付け根から小指の付け根にかけて、横方向のアーチがあるのですが、歳を取ってくるとここのアーチが潰れて「開張足(かいちょうそく)」になることがあるのだそうです。

私の足はこれになっていて、その結果、本来なら色が薄くなるはずの人差し指や中指の付け根の部分が逆に色が濃くなっていました。

この開張足が進行していって足が横に広がり、左足の横の部分が靴に当たって痛むようになったのですね。

これ以外にも、私は中指と薬指の付け根の神経部分にしこりができる「モートン病」にもなっていて、普段からしびれているし、長い距離を歩くと指がかなり痛くなります。

「これは左より右の方が痛そうですね」と言われました。

ふぅ~……

足のトラブルがいくつも重なって、靴が合わない、歩けない、の状態になっていたんですね。

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これはインソールで足裏のアーチを支えてあげるのが良いでしょう、ということになり、足に合わせて作ってもらうことにしました。

専門のインソールは完全オーダーメイドなので、靴の量販店で売っているようなインソールとは値段がかなり違います。

そのために値段を聞いてびっくりする方もいらっしゃるようですが、私は靴を履くと痛くて歩けない苦労をしてきているので、ぜひにも、とお願いしました。

「足の状態に合ったインソールを使うことは、視力が良くない人が眼鏡を使うようなことなんですよ」と店長さん。

はい、まったくその通りだと思います。

 

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足を載せると沈み込む柔らかいスポンジのようなもので、足型をとっています。

 

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これが私の足型。

これに合わせてインソールを作ってもらいます。

 

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インソールのタイプや色も選べます。

私は足をしっかり支えたくてハードタイプに、靴の色に合わせて黒を選びました。

 

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新品のエコーシューズはお預けしました。

左足の左横が当たっているので、そこを少し広げるのもお願いしました。

2週間で出来上がりですが、その後の調整もしていただけるので安心です。

今は、インソールが出来るのを待っているところ。

楽しみです。

完成したら、使用感などをまたご報告しますね。

 

☆整形靴専門店&カフェ「ヴェアクシュタット オオゼキ」

住所:福島県福島市栄町11-25 ACXビル1階※

電話:024-522-3384

定休日:月曜・第3日曜

営業時間:10:30~19:00 (カフェのラストオーダーは17:30)

※昨年まで「理容大関」があった場所です

 

整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」(2)

2023年4月11日 (火)

2023年お花見レポート

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今年の春は駆け足どころか全力疾走でやってきたので、福島県内の桜は3月のうちに開花して、あっという間に満開になってしまいました。

急いで見なければ散ってしまうかもしれない!

というので、あちこちの花を見て回りました。

 

1.粟野地蔵尊の枝垂れ桜(伊達市梁川町)

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まずは、伊達市梁川町にある粟野地蔵尊の枝垂れ桜。

樹齢200年にもなると言われる古木で、梁川地区では一番最初に満開になります。

3月29日に見てきました。

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200歳の桜をバックから。

滝のように流れる花枝が見事でした。

 

2.ピーチリバーク157の桜(伊達郡桑折町)

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「ピーチリバーク157」という名称は新しいので、もしかするとマップ検索ではヒットしないかも。

桑折ピーチラインと呼ばれる阿武隈川の堤防沿いにある道路に、伊達地方営巣処理組合清掃センター(ゴミ焼却場)がありますが、その目の前になります。

4月1日に見てきました。

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ここは阿武隈川と雪をいただく吾妻山と咲き誇る桜並木が一度に見られる絶好のスポットです。

近くには満開の桃畑を眺められる「桃の里ポケットパーク」があって、観光バスも停まるくらい有名なのですが、こちらは地元の人しか知らない隠れた名所になっています。

亡くなった義母と最後に一緒に花見をした、思い出の場所でもあります。

 

3.紅屋峠千本桜(伊達市保原町)

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こちらは伊達市保原町にある紅屋峠。

平成の大合併前の伊達郡保原町時代から、町民が桜の苗木の里親になって植樹と手入れを続け、その後伊達市になってからも市民に引き継がれて、いまや素晴らしい桜の名所になりました。

本数ももう千本を超えているし、ソメイヨシノ以外の種類の桜もいろいろ植えてあるので、その分長く楽しむことができます。

4月2日に見に行きました。

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とにかく桜の花が綺麗なのですが、木の根元を見ると、その木の里親のメッセージが書かれた立て札があって、それを眺めるのも楽しかったりします。

家族の記念日や世界平和を願って、なんていうのも多いです。

 

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紅屋峠の活動と名前のいわれを説明している看板。

昔この峠に紅屋さんがあったらしいです。

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桜の下に水仙も綺麗に咲いていました。

 

ちょっと休憩:花より団子①

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花も綺麗だけれど、美味しいものも食べたくなるのがお花見。

紅屋峠の屋台で買い込んだ揚げパンとタコ焼きとフライドチキンとフライドポテトに、「つつみ屋」で買ったお団子、ソーセージなども適当に盛り会わせて、お花見ご馳走の出来上がり。

ただ、紅屋峠は敷物を広げて宴会花見をするような雰囲気ではないので、飲食は帰宅してから行いました。

 

4.我が家のベランダ

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桜の名所も美しいのですが、我が家のベランダでもプランターのチューリップが咲き出しました。

ムスカリも満開になったので、取り合わせが綺麗です。

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原種チューリップなので花は小ぶり。

満開に咲くとこんなふうに広がって、中の黄色が目立つようになります。

家にいても窓の外を見ると綺麗な花が目に入るので、癒やされていました。

花はいいなぁ。(*^_^*)

 

5.桃畑(伊達市内)

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今年は本当に春が早いです。

桜がまだ満開のうちに、桃の花も咲きだしてしまいました!

例年ならば、梅が散って桜、桜が散って桃の花が開花するのですが。

 

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桃の花は桜よりピンク色が濃いし、果樹園になっているので、その一帯で花が咲くので見事な眺めになります。

この写真は4月8日に撮影しましたが、桃は桜より花の時期が長いので、今もまだ満開に咲いています。

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畑なので中に踏みこんで撮影するのはNGですが、道路沿いに畑があるので、道ばたからでもこんなに間近に写真が撮れます。

こんな素晴らしい眺めが「無料で」「当たり前のように」見られるんだから、私たちってすごいところに住んでいる! と改めて思いました。

私は他所から嫁いできた人間だから、なおさらそう感じるのかもしれません。

これが初夏にはとびきり甘くて美味しい桃になるんですから、二度美味しい、というところです(笑)

 

6.飯舘村三千本の復興桜(相馬郡飯舘村)

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飯舘村(いいたてむら)は、12年前の東日本大震災の原発事故で、一時は全村民が避難することになった自治体です。

その後、避難は解除されてまた住めるようになったのですが、以前の人口にはまだ及びません。

そんな中、あるご夫婦が震災前から始めていた桜の植樹が震災後も続けられて、今では三千本の復興桜という名所になっています。

私たちは4月8日に行きましたが、伊達市内より標高が高いので、ソメイヨシノは6~7分咲きというところでした。

これが公開される11日にはちょうど満開を迎えているかもしれません。(この日記は10日に書いています)

里山の斜面と道路の両脇でソメイヨシノや大山桜が見事でした。

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日本人は本当に桜が好きだなぁ、と花の季節が来るたびに思います。

私自身も桜を見ると、なんとも言えず嬉しい気持ちになって、花を見上げながら歩いてしまいます。

そういえば、桜って花が下を向いて咲くから、花の顔がよく見えるんですよね。

そんなあたりも好まれる理由なのかな、と思いました。

 

ちょっと休憩:花より団子②

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このまぁるいのはベビーカステラです。

伊達市霊山町にある道の駅りょうぜんに、「Lupinus(ルピナス)」というベビーカステラ屋さんが新たにオープンしました。

ベビーカステラはちょっとパサパサしているイメージだったのですが、ここのベビーカステラはしっとりモチモチ。

丸くて小さなパンケーキのようでした。

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こんな風に別売りのホイップをトッピングして食べるとさらに美味しい!

しかも、野菜が練り込んであるというからヘルシーです。

野菜の匂いや味は主張していなかったので、野菜嫌いのお子さんでも気がつかずに食べちゃいますね。

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道の駅りょうぜんは、東北中央自動車道の無料区間にある霊山インターを下りてすぐ。

ちょっと車を走らせれば買いに行けるので、楽しみな場所が増えました♪

 

7.霊山登山口の桜とポケふた

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東北中央自動車道を下り方面に走って霊山インターの次の霊山飯舘インターで下りて、国道115号線を少し引き返すと、りょうぜん子どもの村という子どもが楽しめる施設があります。

余談になりますが、そこに行く途中にある「牧場のジャージー」というアイスクリーム屋さんはすごく美味しいので絶対お勧めです。

道の駅りょうぜんにも出店していますが、国道115号線沿いの本店の方が種類が豊富です。

☆牧場のジャージー公式サイト↓

http://www.makibano-jersey.com/

脱線終了。

 

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子どもの村の上にはりょうぜん紅彩館(こうさいかん)という食事もできるペンションがあり、そこからさらに一段上の駐車場のところに、霊山の登山口があります。

霊山は険しい屏風岩の奇景が広がる山ですが、山頂に昔、城や山寺があって南北朝の戦いの舞台にもなった場所です。

その登山口に、ポケモンの絵柄のマンホール蓋「ポケふた」が設置されています。

最近各地の自治体に設置されるようになっていますが、その土地にちなんだポケモンを絵柄にしているのが特徴。

伊達市のポケふたはゴリランダーと、福島県の復興応援ポケモンのラッキーが配置されていました。

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ゴリランダーはドラマーポケモン。

霊山には「霊山太鼓」という有名な太鼓が伝えられているので、このポケモンが選ばれたようです。

背景には伊達市の特産品の「あんぽ柿(干し柿)」も下がっています。

桜の下にポケふたというのは、なかなか素敵な景色でした。

 

福島県の浜通りや中通りのソメイヨシノはもう散ってしまいましたが、遅咲きの桜にはこれから咲くものがあるし、会津の桜もこれから満開を迎える場所があります。

今年のお花見はまだ続くかもしれませんが、とりあえず、ここまでの分をレポートしました。

いやぁ、桜って、春って、本当にいいですねぇ!

(終わり)

 

 

2023年3月28日 (火)

春到来

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春分を過ぎ、窓辺の日射しも明るくなってきて、いよいよ本格的な春がやってきました。

福島地方気象台も先週の金曜日に福島市のソメイヨシノの開花を宣言しました。

70年あまりの観測史上最速の開花だそうです。

温暖化の影響でしょうね。

この冬も、1月後半から2月にかけて冷え込みましたが、全体としては暖かい冬だった気がします。

冬なのに、日中は暖房を切って日射しのぬくもりだけで過ごせる日が多かったです。

 

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それでも、春の到来はやっぱり嬉しいです。

我が家の近くにソメイヨシノの木はないのですが、代わりにベランダのプランターでビオラがいっせいに咲き出しました。

 

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原種チューリップもフライングで1輪だけ咲きました。

2年越しの球根なので花は小さいのですが、かわいいです。

ムスカリもニョキニョキ育って青紫に色づいています。

 

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桜の開花が早いと散るのも早くなるので、「できるだけゆっくり咲いて」と思うのですが、それでも春の花がもりもり咲いているのは見ていて嬉しいので、「もっと、早く」と思ってしまいます。

矛盾ですね。(^^;

 

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玄関の季節のコーナーにも、亡義母が作ったパンジーの色紙を飾りました。

手前のは旦那様が埼玉県東秩父の道の駅で買ってきてくれた、和紙の起き上がり小坊師の「ころころこねこ」です。

まんまるでかわいい♪

 

新型コロナの自粛が解禁された今年、桜が満開になったらお花見にも行きたいですね。

もちろん、感染対策は心がけながら。

 

皆様にもよい春が訪れますように。

 

【追記 3月28日 11:03】

つい先ほど、「福島市の桜が満開になった」と発表があったようです。

早い、早すぎる~!!!

週末のお花見にまだ咲いていてくれますように。(>人<)

 

2023年3月14日 (火)

マスクは解禁になったけれど

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新型コロナの感染法上の位置づけが5類に移行するのに合わせて、昨日3月13日からマスクの着用義務もなくなりました。

今後は個人の判断に任されます。

 

でも、私と旦那は「まだマスクは着けていたいよね」「やっぱり感染が不安だもんな」と話し合っていました。

いくら以前のような重症化率ではなくなったといっても、罹ればやっぱり苦しかったり辛かったりするだろうし、自分からハイリスクの人にうつしてしまっても大変だし。

それでも強要するものではないと思ったので、昨日の朝、息子に「あなたはどうする?」と聞いてみたところ、「もう慣れちゃったから、これからも着けるよ」という返事でした。

実際、旦那様と息子は毎日電車で福島市まで通勤しているので、マスクは着けていてくれたほうが安心です。

旦那の話では、昨日は電車の中でノーマスクの人はゼロ、道行く人もマスクをしていない人は数えるほどだったそうです。

 

とはいえ、真夏はさすがにマスクは辛いし、熱中症のリスクも高まるので、その時期だけは外すかもしれません。

そのときには、夏場はマスクを外して、感染再拡大が見込まれる秋~冬にまたマスクに戻りたいなぁ、と思っているのですが。

さてどうなるでしょうね?

 

【おまけ】

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JA全農が出しているニッポンエールシリーズのご当地グミに、福島県産あかつき桃のピューレを使った「あかつき桃グミ」が加わりました!

……という案内をJAの直売所で聞いて購入してみました。

食べてみると、口に入れたとたん桃の味と香りがしっかり広がります!

最近はハード系のグミも人気ですが、これはそこまで堅くはありません。

ジュレがとろっと口の中で溶けます。

フルーツ感たっぷりの美味しいグミでした。(*^_^*)

2023年2月14日 (火)

木製のテープカッター

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写真は木製のテープカッターです。

杉の木の木目をうまく生かして組み合わせた「矢羽(やばね)細工」で作られています。

先日、宮城県にドライブに出かけた旦那様に頼んで、登米市津山町の道の駅で買ってきてもらいました。

登米市は2年前のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の舞台になったところです。

 

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私は木製の小物が大好きです。

手作りの木製品に出会うと「いいな~」と見とれてしまうし、気に入ったものは買いたくなります。

今のアパートに引っ越してきてからは、部屋をナチュラルカラーのコーディネートにしたこともあって、なおさら木製品が好きになりました。

上の写真は2021年7月に、私自身が津山の道の駅に行ったときに購入した、木製の食器や鍋敷きやペンダントです。

今もしょっちゅう使っています。

 

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そのとき一緒に売り場で見かけていたのが、このテープカッター。

「木製のテープカッターなんて珍しい!」と思ったのですが、いろいろ買い込んだ後だったし、一目惚れは後で後悔することも多いので、そのときには購入しませんでした。

でも、半年経ってもやっぱり欲しい。

1年経っても「今度行ったときには買いたい」と思っている。

「あ~、これは私、本当に欲しいんだわ。(^^; 」と思って、ちょうど宮城県にドライブに出かけた旦那様に頼んで買ってきてもらったのでした。

 

木製品のいいところは、和室にも洋室にも合うところ。

杉材だから本体は軽いんですが、底におもりが入れてあるので動きません。

テープが楽々切れて、使い勝手も抜群です。

いい買物ができたな、と満足しています。

 

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杉矢羽細工の木製品は、道の駅津山もくもくランド内にある「もくもくハウス」で購入できます。

2019年の台風19号の水害で、道の駅全体が甚大な被害を受けて、ずっと物産館の場所で窮屈に販売していましたが、昨年末リニューアル工事が終わって、1月からは広々としたスペースでの販売になったらしいです。

私自身もまた行きたいな~と思っています。(^^)

 

☆道の駅津山もくもくランド公式サイト

https://www.moku2land.com/

 

【おまけの写真】

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息子の部屋の障子が破れてきたので、先日、破れた部分の張り替えをしました。

小さい穴のところは、貼り替えにせずに障子紙を切り抜いて上から貼りましたが、花の形などではつまらないので、息子の推しポケモンの「プリン」にしてみました。

結構うまくいって嬉しいです♪

(障子の左端は取っ手から手が外れても破れにくいように二重張りにしました)

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2023年1月31日 (火)

本『世界の気候と天気のしくみ』

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気象庁や気象予報士たちが繰り返し警戒を呼びかけていたとおり、日本全国を厳しい寒波が襲いましたね。

日本海側では大雪が降ったし、福島県でも冷え込みが厳しくて、水道管の凍結が多発しました。

郡山市にある私の実家でも、台所などの水道が凍って出なくなって難儀したようです。

 

このところ毎年のように猛暑が来るけれど、この冬も暖冬かと思っていたらこの寒さだし、雨が降れば集中豪雨や大雨になるし。

気象現象の変化が以前より激しくなった、というのが実感です。

やはり地球温暖化の影響も大きいのでしょうね。

 

いつどんなふうに天候が激変するかわからないので、普段から気象についての感心は高まります。

斎藤さんという気象予報士さんが #空ネット というツイッターのハッシュタグで福島県内の気象情報を集めて、テレビ番組の中のお天気コーナーで紹介されているのですが、これがリアルタイムの天気の情報を得るのにちょうど良くて、毎日チェックしています。

おかげで気象に関する知識も前より増えたような気がします。

福島県は広いので、気象も浜通り、中通り、会津地方で違っているし、ここ中通りも県北、県中、県南で天気や雪の降り方が違うことがよくあります。

さらには、山間部と平地でも違うし、同じ会津でも猪苗代湖付近と会津若松のあたりと奥会津ではまた前々違うし。

スパコンがはじき出すネットの天気予報が当てはまらないことはしょっちゅうで、天候の奥深さを感じます。

 

そんなわけで、気象に関心が高まっていたところに、図書館で冒頭の写真の本を見つけました。

『面白いほどスッキリわかる! 世界の気候と天気の仕組み』(今井明子・著/産業編集センター)

2022年6月に出たばかりの本で、著者はサイエンスライター・気象予報士です。

気象予報士さんだけあって、内容は本当にとてもわかりやすい!

高気圧や低気圧、雨を降らせる前線や台風の仕組み、世界各地の気候、最近の大雨や豪雪現象がおきる原因などを、イラストもふんだんに使って説明しています。

新しい本だけあって、最近の異常気象の原因になっている偏西風の蛇行や北極振動、スーパーセルやヒートアイランド現象などについても書かれていて、「ふむふむ、なるほど!」と。

 

今回日本海側に大雪をもたらした原因のJCPZ(日本海寒帯気団収束帯)についても「日本の豪雪被害」という章にありました。

ただ、JCPZという名称を聞くたびに思うんですが、やっぱり少しわかりにくいですよね。

日本語に訳されても、やっぱりわかりにくいし覚えにくい。

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冷たい風が日本海上の特定の場所でぶつかり合うと、次々に雪雲が発生して線状に連なって日本の北陸地方に押し寄せてくる。

大雨をもたらす線状降水帯の大雪版と言えるような現象なのだから、JCPZによる豪雪は「線状降雪帯(せんじょうこうせつたい)」と呼ぶとわかりやすいんじゃないかな~、なんて思ったりしています。

気象庁さん、この名称についてもうちょっと工夫してくれないかしら。

 

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この日記は1月30日月曜日に書いているのですが、今日の福島県はほぼ全域で晴天です。

積もった雪が日射しでどんどん溶けていくので、窓を開けると水が流れる音が聞こえてきます。

こんな天気の日は本当に気持ちがいい!

これからも気象情報に関心を持ちながら、災害に備えるだけでなく、日々の天気や空の変化も楽しみながら過ごしていきたいな~と思っています。

 

2023年1月 3日 (火)

令和5年あけましておめでとうございます

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2023年、令和5年になりました。

あけましておめでとうございます。

新型コロナはまだ落ち着く兆しが見えてきませんが、ウィズコロナの日常が少しずつ進んできているのを感じます。

どうか今年は普通の生活がもっと戻ってきますように。

 

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さて、今年も元日には家族でおせちやお雑煮を食べ、初詣に行き、日本酒をいただきました。

我が家のお雑煮は具が7種類入ります。

大根、人参、凍み豆腐、鶏肉、椎茸、餅、せり。

実家のお雑煮も煮たような感じでしたが、トッピングはせりではなく三つ葉でした。

せりを入れた汁物は仙台を中心とした宮城県で食べられているので、福島県の中でも宮城県と接している県北地区ならではの食文化かな、と思ったりします。

今年の日本酒は、昨年訪れた新潟県弥彦村で購入した「こしのはくせつ」。

適度なコクがある、まろやかで飲みやすいお酒でした。

 

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玄関のシューズボックスの上も正月モードになっています。

向かって左の猫は「仙台さすり」というこけしの一種。

さする(なでる)と御利益があるそうです。

向かって右は、先日大河原町のうらにわあとりえで購入した「にゃんこけし」。

こちらもかわいい♪

今年は猫のこけしを揃えての正月飾りになりました。

 

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年に1度だけ初詣の日に引くおみくじ。

今年の運勢は「吉」でした。

私は今、18年間(子供版の時から数えると20年間)書き続けてきた長編ファンタジー小説『勇者フルートの冒険』の最終盤を執筆中です。

だから、今年の私の願い事は「この作品を無事に完結させることができますように」です。

願い事についてのお告げは「早くすれば他人の助けありて調う」。

他人の助けがどうあるのかは、ちょっとわかりませんが、とにかく停滞せずにせっせとラストまで書き続ければいい、ということなのだと思いました。

 

初詣では家族や私の大切な人たちが、今年もどうか元気で幸せでありますように、と願いました。

自分自身も健康でいられますように。

そして──どうか、異国の地での戦争が一日も早く集結して、人々が安心な暮らしを取り戻していけますように。

そんなことを心からお願いしました。

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆様にとっても、今年が良い一年でありますように。

 

2022年12月 6日 (火)

この秋のお気に入り

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仏壇に飾っておいた花。

気温が低くなってずいぶん長持ちしていたけれど、ついに茎や葉がダメになってきたので片付けました。

でも、花はまだ綺麗。

花の部分だけ切って、霜に当たって傷み始めたベランダの花も取り混ぜて、水を張った器に生けてみたら──あら、花手水みたいで綺麗♪

この秋の名残のお気に入りになりました。

 

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こちらは二本松市の大関というところにある「チーズケーキ工房・カフェ風花(ふうか)」というお店。

チーズケーキ工房というだけあって、チーズケーキが抜群に美味しかったです。

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ショップでは、お菓子だけでなく、私が大好きなナチュラルな食器や小物もいろいろ売っていました。

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皿と豆皿と木製のジャムスプーンとペンダントを購入。

でも、まだまだ欲しいものがあったので、また行きたいな~。

店がある敷地全体も、ミニテーマパークと言いたくなるような、凝った作りになっていたし。

この秋に見つけてお気に入りになったお店です。

 

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伊達市内のとある場所では、色とりどりのざる菊が満開でした。

後ろに交流館と小学校はありますが、周囲は田んぼや畑ばかり。

どうしてこんなところに!? と思うような場所なのですが、とにかく見事です。

実は私の大学時代の後輩のお父様が、自分の畑で育てていらっしゃって、去年に引き続き今年で2年目。

「農家の方は米でも野菜でも花でも、なんでも上手に育てるんだな~」と通りかかるたびに感心していました。

この秋にお気に入りだった場所です。

 

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山形県の高畠ワイナリーにも行ってきました。

国産ワインの醸造所として有名な場所です。

コロナ自粛期間はかなり客数が減っていたようですが、ウィズコロナ政策に変更になってからは客も戻り始めているようでした。

店内には無料の試飲エリアが作られていて、味を確かめた上でワインが買えたので嬉しかったです。

 

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カフェの「ゴッツォナーレ高畠」でもワインの試飲ができます。(こちらは有料)

右のボトルはショップで買った「シャルドネクラシック2021」。

左のカップは試飲した「フニクリフニクラ木村シャルドネ2019」。

同じ種類の葡萄から作ったワインでも、前者はスッキリした甘さの飲みやすい白、後者はスモーキーな香りとシルキーな味わいの白でした。

こんな風に試飲ができるから、ワイナリー訪問は好きです。

この秋に訪れて嬉しかった場所でした。

 

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遠くに出かけるだけでなく、町の中を歩いているだけでも、ふと足元に目をやれば色とりどりの落ち葉が。

あ~いいなぁ、としみじみしていました。

日本の秋って本当に綺麗です。

 

たくさんのお気に入りが見つかったこの秋も終わりを告げて、いよいよ年末12月。

この冬は寒くなるという予報だけれど、引き続きお気に入りを見つけて過ごせたらいいな、と思っています。

 

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