日常

2023年11月21日 (火)

晩秋のベランダ

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ついこの前まで「いつまでも暖かいよね」と言っていましたが、ここに来て一気に冬将軍が近づいてきた様子。

我が家の狭いベランダも晩秋の風景になってきました。

とりあえずはビオラの花苗を買ってきて、プランターに植えました。

たくさん買っても置き場所がないので3株だけですが、育って大きくなってくれるのが楽しみ。

ビオラは寒い時期にもそこそこ花をつけてくれるので、冬場の貴重な彩りになります。

 

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夏の猛暑で息も絶えだえだったベコニアも、なんとかここまで復活しました。

本格的に霜が降りたら枯れてしまうので、最後の雄姿を写真に収めました。

来年も今年のように暑くなるようなら、遮光ネットをかけてあげなくちゃ。

 

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こちらも猛暑で枯死寸前までいったミントですが、たった1本1枚だけ葉をつけていた茎からここまで復活しました。

さすがミントは強靱だな~。

一番使いたい夏場に枯れていて使えなかったので、来年はこれも早くから遮光してあげなくては、と考えてます。

我が家のベランダは西の角部屋なので西日が厳しい環境です。

この夏、伊達市は40.0度なんて全国一の暑さを記録してしまったので、植物たちは本当にかわいそうでした。(><;

 

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一方、室内で育てていたアイビーはご覧のとおり、の~びのび。

アレンジフラワーに入っていたひと枝を水に入れいていたら根が出たので土に植えたら、こんなに育ちました。

ちょっと長くなりすぎたから剪定しなくちゃいけないんですが、さてどこから切ろう、と悩んでいるところです。

これはベランダの植物ではなかったですね。

 

あと10日もすれば12月。

季節はいよいよ冬に突入します。

今年は暖冬の予想ではあるけれど、ここは東北ですから、雪や霜はやっぱり降るでしょう。

ベランダや室内にちょっとした緑を感じながら、厳しい季節を乗り切りたいと思います。

 

追記:

我が家で花や植物に興味があるのは私だけ。

旦那も息子もベランダはもちろん、室内の植物にもまるで関心なしです。(^^;

残念だけど、趣味や興味を強要するわけにもいかないので、私ひとりで愛でています。

2023年11月14日 (火)

アパートに引っ越してから6年が経ちました

同居していた姑が亡くなり、舅も認知症が進行して施設に入り、私たちだけでアパート暮らしをするようになってから10月末で丸6年になりました。

舅が亡くなってからも、まもなく5年。

早いものですね。

 

今の我が家の様子を写真に上げてみます。

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SNSにもときどき上げていますが、我が家のリビング。

配置は6年前とほとんど変わっていません。

奥の椅子が旦那の指定席、向かって左脇が私の定位置で、クッションを置いてチェストを背もたれに座ることが多いです。

 

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リビングを反対から見たところ。

元々フローリングなのですが、旦那がこたつ大好き、ごろ寝大好きの人なので、彼の強い要望で和室スタイルになっています。

こたつには亡くなった私の母が手作りした刺し子のカバーがかけてあります。

入り口横にあるのは、就労支援事業所「アートさをり」の利用者さんが作ったさをり織りのファブリックパネルです。

 

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リビング隣の8畳の和室。

西側の窓の前にある机と椅子が私のエリアで、日中はほとんどここにいます。

日当たりが良いので、天気が良いと冬でも暖房を止めて過ごせます。

その分、夏はものすごく暑くなりますが。

作業の途中で写真を撮ったので、机の上がちょっと雑然としてますね。(^^;

 

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玄関には今は旦那が集めたガチャガチャ(カプセルトイ)の「神獣べこ」シリーズが並んでいます。

奥の大きいのは、ガチャガチャの人気を受けて作られた本物の張り子のケルベコス

ここにも「アートさをり」のさをり織りファブリックパネルがあります。

 

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旦那のタンスの上の趣味コーナー。

神獣べこなどのカプセルトイと、ポケモングッズがずらっと並んでいます。

ポケモンのマンホールふた「ポケふた」を探して撮影する旅に出ては、そこのご当地ポケモンのグッズを買ってくるので、かなり増えてきました。

そろそろ置く場所がなくなってきたけれど、どうするんでしょう?(^^; 

 

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台所には農家の親戚からもらったリンゴがあります。

形や色はちょっと悪いけれど、甘くてとても美味しい♪

毎日夕食後のデザートにいただいています。

 

本当に、別にどうということもない普通のアパートの暮らしです。

広くもないし、素晴らしい家具やアイテムもない。

でも、私たちには居心地が良いし、ささやかだけど日常を豊かにしてくれるものがたくさんあります。

こういうのが幸せというものなんだろうな~、と思いながら日々を過ごしています。

 

2023年11月 7日 (火)

左足小指を骨折しました

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またブログの更新が1週あいてしまいました。

前回ブログを更新した翌日の10月25日に、左足の小指を重たい箱に強打して、小指全体が内出血。

念のためと思って翌日整形外科を受信したら、小指の先端から2番目の骨が折れていました。

(写真の矢印の部分。右上に見えているのはレントゲン撮影のために小指を押さえてくれた看護師さんの指)

 

私は足の指がハンマートゥで変形しているので、もともと小指にあまり体重がかかっていませんでした。

だからなのか、ギプスなども不要ということで、湿布と鎮痛剤だけ処方されて、3週間後にまた受診することになりました。

あまり痛みが強くないのが不幸中の幸いでしたが、普段やっている家事や体操が思うようにできなくて、なんとも不自由でした。

体が充分動かせないので、体重も1Kg増えてしまったし。

2週間経った今は、屋内ではほとんど痛まなくなりましたが、外出すると靴に圧迫されて痛むので、左足をかばって歩いてくたびれます。

体というのは、どこが悪くなっても困りものですね。

 

出かけることができないので、家の中でせっせと「勇者フルート・28」の推敲を進めていました。

誤字等のチェックと細かい文章の修正を経て、昨日ついに終了。

「勇者フルート」シリーズが脱稿しました。

私が楽しみ、読んだ人も楽しんでもらえたら、と思いながら書き続けた物語なので、これからは作品を読者に届ける努力をしていきたいと思っています。

もちろん、新しい作品も書くと思いますが、これだけの超大作はもう書けないでしょうね(笑)

 

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最後に10月30日に旦那が買ってきてくれたハロウィン・ケーキの写真を。

福島県では有名な柏屋さんのケーキでした。

トリック・オア・トリート。

 

2023年9月17日 (日)

コロナで自宅療養中です

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「勇者フルート」の物語を完結させてから10日あまり。

ブログにも自分のサイトの掲示板にも姿を現さなくなっておりましたが、実は新型コロナに家庭内感染してしまいました。

 

最初に体調がおかしくなったのは次男でした。

先週の火曜日に急に「喉が痛い」と言い出したので、念のため水曜日は仕事を休ませ、熱もないし元気もあるので木曜日にまた仕事に行かせたところ、その日の昼前から旦那が「喉が痛い、熱がある」と言い出しました。

しかも午後になって38度を超える熱に。

実は折しも長男が遅い夏休みをとって水曜日から帰省中。

このときにも「久しぶりに福島市内に遊びに行きたい」と言うので、長男を駅へ送ってきたばかりでした。

急いで指定薬局でコロナの検査キットを購入して検査してみたら、見事に旦那は陽性に。

ということは次男も?

長男もこのまま家にいさせてはうつるかも!

次男の退勤時間に合わせて福島駅前で2人をピックアップする約束にしていたので、急いで車で福島駅へ。

途中、ほとんど客がいないファミレスで早い夕食にして、長男はその夜のうちに関東のアパートに戻らせました。

久しぶりの帰省で、みんな楽しみにしていたのですが、仕方ない。

そうやってすぐ帰したのが功を奏したのか、長男が感染しなかったのは不幸中の幸いでした。

 

長男が帰ってから次男を検査したら、やっぱり彼も陽性でした。

症状としては、旦那は熱が38度~39度まで上がって少し咳も出たものの、呼吸が苦しくなるなどの症状はなし。

次男に至っては熱もなく、咳が少し出るようになったけれど、強い症状はなし。

ただ、次男はファミレスで夕食を食べたときから「味や匂いがよくわからない!」と言い出しました。

新型コロナは軽症であれば受診する必要はなく、陽性になった日を「発症0日目」として発症5日目まで自宅療養して(つまり、家から出ないようにして)、それで元気になれば6日目からはマスクをして外に出ても良くなります。

2人には家でおとなしくしてもらって、私が車で買い物にでかけたりしていました。

2人とも発症3日目くらいから目に見えて元気になって、5日目には咳もほとんど出なくなったので、6日目には自宅療養を終了することができました。

次男の味覚嗅覚障害も、徐々に改善して、今は気にならないくらいに戻ったようです。

 

が。

彼らが自宅療養4日目の日曜日、今度は私が喉がおかしくなってきました。

前日、念のために検査をしていたのですが、その時点では陰性。

これはうつったのかも、と思っていたら、夜になって喉が痛くなって発熱。

幸い旦那や次男がもう元気だったので、家事をバトンタッチして寝ていることにしました。

 

熱は一時38.9度まで上がりましたが、それは2日目くらいで37度台に。

ところが、私は旦那や次男ほどすんなり治っていかなくて、いつまでたっても体がだるい。

咳も痰も出るし、胸は痛いし、微熱もなかなか下がりません。

自宅療養5日目になってもそんな感じで布団から起きられないので、かかりつけの病院に受診をお願いしようと電話したところ、なんだかんだのやりとりの末、「うちの病院のかかりつけの条件は、毎月通院している患者さんであることで、あなたはその条件に合っていません。今日はかかりつけの患者だけを診る日なので、診ることができません」と言われて大ショック。

血圧やコレステロールの数値が思わしくなかった頃は毎月通院していたし、今も年に一回健康診断の結果が出たら、それを持って受診していたんですが。

それでも、かかりつけ医の病院ではないと!

 

でも、電話口で争っても仕方ないので(対応してくれている看護師さんだって、上から言われて伝えているのだとわかったし)、諦めて、別の大きい病院の、一般も診てくれる発熱外来に電話したところ、「現在大変大勢の患者さんがお待ちで、ものすごく時間がかかりそうです。大変申し訳ないんですが、近場の個人病院の発熱外来を受診していただくほうがいいのではないかと……」という返事。

あ~、こういうことか、と思いました。

要するに、今コロナの患者が急激に増えていて、かかりつけだと思っていた病院でも、別の大きい病院でも、発熱外来が大混雑。

医療崩壊とまでは行かないけれど、その手前まで来ていて、年に一度程度の患者にまで手が回らなくなっていたんですね。

「わかりました、様子を見ます」と言って電話は切ったものの、やっぱり微熱は続くし、咳もだるさも続く。

しかも翌日は土曜日で世間は三連休。

発熱外来も休みになってしまいます。

やはりこれは不安なので、ネットで一生懸命調べて、市内の個人病院で一般の患者を診てくれる発熱外来を見つけて電話しました。

受付の看護師さんに症状を詳しく聞いてもらって、「ドライブスルー方式なので夕方4時に自家用車で来てくださいね」と言われて、ほっと一安心。

それと同時に、以前デルタ株が大流行した頃の、命に関わる医療崩壊がどんなに患者にとって不安だったか恐怖だったか、少しだけ実感でわかった気がしました。

 

今現在指示されている「かかりつけ医による受診」のシステムは、やっぱり必要な患者をきちんとすくいあげていない気がします。

厚労省の皆様、もう少し現場に即してシステムを練り上げる必要がありそうですよ。

 

個人病院では改めてコロナ感染を確定してもらい、そこからまた5日間の自宅療養を言い渡されました。

そうして、今日で発症7日目。

薬も処方してもらったので、それを飲むと平熱に下がりますが、切れるとまた37度台前半の微熱が出ます。

咳と痰もまだ出るし、咳のしすぎか胸が痛い。

そしてなにより、体がまだすごくだるいのです。

短時間は起きていられるようになりましたが、疲れるのですぐまた布団に横になります。

 

家事は元気になった旦那が次男にも協力してもらいながらこなしているので、本当に助かります。

旦那は先日60歳になって職場を退職したばかり。

再就職のための活動は始めていますが、今すぐのことではないので、家にいて家事をしてもらえて、本当に助かっています。

 

本当は、9月になったらやりたかったことがいろいろありました。

親の会や保護者会の集まりも出席できなくて、他の役員さんたちにすっかりお任せしてしまったし。

本当に、いろいろ残念なのだけれど、こればかりはどうしようもないので、とにかく薬を飲んでおとなしく寝ています。

これが後遺症になって長引きませんように、と願いながら……。

 

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そんな中でも、ちょっとだけ良いことがありました。

旦那様と一緒にドライブしながら回った「ふくしま広域デジタルラリー」で抽選に当たって、二本松市の特産品詰め合わせが届いたこと!

ワインや玉羊羹、乾燥キクラゲ、桑の葉の粉末入りの麺や、桑の実ジャム、桑のお茶、凍み餅、キクイモの粉末……。

さっそく料理したいところですが、これも元気になってから。

今はとにかく寝ます。

はい、寝ます。

 

……玉羊羹だけはいただきました。美味しかった♪

 

 

 

 

 

 

2023年8月15日 (火)

車を買い替えました

先日私の車を替えました。

これまでは義父母が所有していたダイハツのムーヴを形見に譲ってもらって、6年間乗ってきたのですが、製造から17年目で自動車税が高くなってしまったのと、そろそろサポートカーに慣れておきたい気持ちがあったので、思い切って買い替えました。

今度の車も軽乗用車、スズキのワゴンR。

車の免許を取ってから40年、生まれて初めての新車です。

これが私の最後の車になるんだろうと思っています。

 

スズキのワゴンRの画像

(ワゴンR:画像は公式サイトから)

 

購入する前に中古車屋さんで試乗だけしてみたのですが、内装の色が部分的に違ったり、アクセサリーがいろいろついていたりすると、目にうるさく感じられたので、内装はシンプルな黒一色に。

その代わり、ヘッドアップディスプレイというのを装備してもらいました。

ポップアップディスプレイの画像

(ヘッドアップディスプレイ:画像は公式サイトから)

 

ワゴンRはメーター類が運転席左に配置されていて、運転中に目の前にアクリル板のような表示板が出てきて、そこに現在のスピードとギアのポジションが出てきます。

指定されたナビと連動させると、右左折の指示と曲がり角までの距離も表示されます。

一緒に車を選んでくれた旦那などは「これ本当に必要なのか?」と、いかにも過剰なオプションのように言っていたのですが、実際に付けてみたらこれが大正解!

先に書いたように、私は目に入るものが多すぎるとうるさく感じられるので、メーターで距離を見たり、ナビで指示を見たりしようとすると、周囲の情報も目に飛び込んできてしまって、負担になります。

その点、ヘッドアップディスプレイがあると、厳選されたデータだけが表示されているので、運転がとても楽に感じられました。

もちろんメーター類やナビのマップも時々確認しますが、四六時中そこを見なくても、目の前だけを見ていればいいというのは、いい感じです。

あ、ちなみに私は自分の車にナビを装備するのも初めてです。(旦那の車には付いていますが)

ナビの指示に従って運転することも初体験なので、負担が少くて本当に助かってます。

 

車内でお弁当を広げている画像

 

記念すべき初ドライブに、以前よく行った市内の公園まで行ってみました。

道はよく知っているんですが、ナビがどんなふうに指示するのか見るためにも、ナビを使ってみたら……あら、新しい道が出てない。

そういえば、つい最近新しい道ができたり、地震でいたんだ橋を直す工事をするのに通行止めだったりしています。

ナビのデータは5年間、パソコンで更新できるようなので、近いうちにやらなくちゃ。

 

お気に入りのパン屋さんで買ったパンと、家族のお弁当のついでに作っておいたおかずを持って、保冷機能があるマグカップに熱いコーヒーを入れて。

気候がいいなら外でお弁当も良かったのですが、外気温は36度!

エアコンが効いている車内でお弁当を広げ、コーヒーにパック豆乳を足して豆乳ラテにして、ひとりランチを楽しみました。

天気は良かったので景色が綺麗。

気持ちのいいミニドライブになりました。

 

今はまだ遠出は旦那に横に乗ってもらってですが、そのうちに自分だけで少し遠くまでドライブしてみようと思っています。

ナビを見ながら、お弁当を持って。(*^_^*)

 

2023年8月 1日 (火)

福島の桃「あかつき」

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今年も農家の親戚から桃をいただきました!

向かって左の玉がこぶりなのが「あかつき」右の大玉のが「みさと」という品種だそうです。

ありがたやありがたや……(^人^)

 

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この時期、伊達市や福島市の農協の直売所や道の駅は、桃を買いに来るお客さんでとても賑わいます。

先週の土曜日、伊達市内の直売所「んめ~べ」では、開店時間の1時間前から100人以上が列を作って待っていました。

開店の時には200人以上が長蛇の列。

この日は最高気温が37.8度という猛暑で、朝から日射しがジリジリ照りつけていたのですが、それでも皆さん頑張って待っていました。

店内にはこの通り、桃の箱が山積み!

ほとんどが福島県の特産桃の「あかつき」です。

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この日は桃まつりで箱入りの桃が定価より安く購入できるというので、皆さん桃に群がって次々カートに積み上げていました。

上の写真はお客さんが入ってくるちょっと前に、素早く奥から撮ったもの。

この後、この付近は大混雑になりました。

飛ぶようになくなっていく桃、桃、桃……。

桃を選んだら購入するためにレジに並ぶのですが、カート2台に20箱以上積み上げているご家族もいました。

きっと友人知人親戚に送るのでしょうね。

 

もし甘くて美味しい福島桃を食べたければ、JAふくしま未来で出している「ミスピーチ」という箱のものを購入するのがお勧めです。

選果場で光センサーを使って選別して、糖度12度以上の桃だけを詰めているので、どんなときでも外れがありません。(^_-)-☆

 

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こんなふうに2個から4個くらいの少量の桃もたくさん並んでいます。

これは大きめのあかつきが2個で400円。

都市部の店で買う値段の半額かな?

 

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あかつきは剥くと果肉が薄いクリーム色で、種に近い部分が赤い色をしています。

肉質はきめ細やかで、食べて口の中に繊維が残るようなことはほとんどありません。

桃は皮が赤く色づいたら収穫されるのですが、収穫したばかりは固くて甘い桃、時間が立つと柔らかくなって、とろけるように甘くなります。

この時期、福島の桃を食べると「あ~、福島にも夏が来たな~。福島に生まれて良かったな~」と思います。

 

桃はデリケートで傷みやすい果物なので、福島から遠い場所ではなかなか見かけないかもしれませんが、もし店頭で見つけたりしたら、ぜひ召し上がってみてください。

今年の福島は天候に恵まれたので、あかつきに限らず、桃はどの品種もとても甘いですよ。(^^)

 

2023年7月18日 (火)

福島に桃の季節が到来!

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これは「暁星(ぎょうせい)」という品種の桃です。

いよいよ福島に桃の本格的なシーズンが到来しました!

 

「暁星」は色づきが良くて、形は少し小ぶりだけれど甘い桃です。

先週の土曜日に伊達市にあるJAふくしま未来の直売所「んめ~べ」で購入しました。

ちなみに「んめ~べ」とは福島弁で「おいしいでしょう?」という意味です。

 

その「んめ~べ」が開店14周年ということで、土曜日曜に渡ってイベントを行っていました。

下の写真はその開会式直前の様子。

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テープカットのテープの両脇に立つピンクのユニフォームのお2人は、毎年公募で選ばれる桃のPRクルー「ミスピーチ」のお嬢さんたちです。

写真には写っていませんが、この右側に、ずら~~~~~~っと買い物客が列を作って開店を待っています。

イベント目当てのお客さんもいますが、一番のお目当てはなんと言っても「桃」!!

開店して店内に入ると、桃の箱が山積みになっていて、袋入りの桃もずらっと並んでいました。

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でも、実はこれでもまだ最盛期の量ではないんですよね。

福島で一番生産量が多くて人気の品種は「あかつき」。

今年は週明けの今頃から収穫が始まっているようで、今週末から来週にかけてが最盛期になります。

そうなると、店内には桃が、これでもかっ! というほど山積みに。

桃を買い求めるお客さんの行列も、広い店の前を横切り、駐車場の端までたどり着いてまた折り返してくるくらい長くなります。

桃の箱をカートに5箱、10箱と山積みにして買う人も少なくないので、店内放送で「箱はカートの上の段に重ねて、バーコードを外側に向けると会計がスムーズに進みます」とお客さんに協力を求めています。

毎年この時期の「んめ~べ」の風物詩です。(^^;

 

いや、でも、それにしても毎日暑いですね。

昨日は伊達市で37.3度の最高気温を記録しました。

今日も最高気温は33.2度。

湿度もあるので、エアコンなしではとても過ごせません。

 

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そんな中、用事があって市役所に出かけたら、駐車場の街路樹がひと枝、秋でもないのに葉が黄色く変わっていました。

あんまり暑すぎて木もバテてしまったのかな。

 

我が家のベランダも陽が当たるところがあまりに暑くなるので、百円ショップで買ってきたサンスクリーンで日よけを作ってみました。

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写真に写っているのは、ハーブのミント。

この後、日よけをしたのに暑さで葉が落ちてしまいましたが、根元から新しい芽が出てきていたので、枯れずにすむかもしれません。

本当に、最近の夏はあまりに暑すぎます。

 

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というわけで、今日の昼ご飯は冷たいぶっかけ素麺。

麺の上に、山形の「だし」と冷たい蒸しナス、ミニトマトなどをたっぷりトッピングしました。

「だし」というのは山形県の郷土料理で、ナス、キュウリ、ミョウガ、青じそ、ネギなどを細かく刻み、がごめ昆布という粘りの強い昆布と混ぜ合わせたもの。

納豆のようにご飯にかけて食べると、さっぱりしていて、食欲がなくなる夏にも食べやすいのですが、こうして麺にかけて食べるのも美味しいです。

7月15日に新発売された、福島の桃を使用した「ミルピーチ」という桃の乳飲料と一緒にいただきました。

 

暑い暑い夏だけど、暑いからこそ美味しくなる食べ物をいろいろ食べて、冷房なども上手に使って、なんとか乗り切っていきたいですね。

お互い無理せずがんばりましょう。

 

 

 

 

2023年5月23日 (火)

整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」(3)

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オーダーメイドしたインソールを受け取りに、福島駅前の整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」に行ってきました。

カウンセリングに行って型取りをしたのが4月20日。

できあがったインソールを試着したのが2週間後の5月4日。

そこからさらに調整をお願いして、私が受け取りに行ったのが5月13日のことでした。

 

※カウンセリングと試着の詳細 →「ヴェアクシュタット オオゼキ(1)」 「ヴェアクシュタット オオゼキ(2)」

 

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行ってみると、まだ微調整が必要かもしれないというので、インソールにはまだカバーが貼られていませんでした。

色の違う部分が盛り上ったり、縁がカールしていたりします。

靴に入れて履いてみると、とてもしっかりした履き心地です。

 

店長さん「指先がまだちょっときつそうですね。ほんの少しだけ指先を薄くして調整してからカバーを貼りますね」

私「それってすぐ出来るんですか?」

店長さん「はい。裏のクッションの指先の部分を少しだけ削ります。20分くらいでできます」

私「ではお願いします」

 

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店長さんはインソールを持って作業場に入って行かれました。

作業場は大きな窓を通して店内からよく見えます。

専門的な道具や機械がずらり。

そこで熱心に作業されます。

 

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これはカバーを貼ったあと、縁にローラーをかけてなめらかにしているところ。

 

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その間、私はカフェで注文したエスプレッソを飲んでいました。

今日のクッキーはコーヒー豆の形です。

かわいい♪

 

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店内にはいろいろな靴が並んでいます。

どれも履き心地良さそうな形。

見ていて「いいな」と思える素敵な靴もあります。

次はインソールじゃなく、靴本体を買いに来たいな。

 

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インソールが出来上がってきました。

左がカバーを貼ったインソール。

右はそれを靴に入れたところです。

全然目立ちません。

 

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インソールの裏側はこんな感じ。

厚さを変えて調整してあるのがはっきりわかります。

 

履いて店内を歩いてみると、支えになっている部分が足の裏に当たりますが、全然痛くありません。

今までは指先もすぐ痛くなったのですが、薄く削ってもらって調整してもらったおかげで、指先も楽です。

私「これ、どのくらい削ったんですか?」

店長さん「本当に少しです。1mmの半分くらい、0.5mmくらいです」

私「それでこんなに履き心地が変わるんですか!」

 

手の指や掌が敏感なのは当然ですが、足の指や足の裏も実はけっこう敏感なようです。

わずか0.5mmをこんなにはっきり感じるのだとしたら、足に合う靴を探すのも、実はミリ単位、コンマミリ単位の話なのかもしれません。

足にトラブルを抱える私には、市販の靴が合わなかったはずでした。

 

インソールの調整にはいろいろな道具を使うけれど、たとえば指先を薄くしたときなどは、段差をなくすのに目が細かい紙やすりを使って、さらに手の指で感触を確かめながら仕上げていくのだとか。

職人の技だな~とつくづく思いました。

ちなみに店名の「ヴェアクシュタット」というのは、ドイツ語で「工房」という意味のようです。

職人さんの店、という意味なのですね。

 

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今回のオーダーメイドインソールは、調整の分も含めて税抜き18,000円でした。

私は普通のカバーを貼ってもらいましたが、追加料金で抗菌仕様のカバーにすることもできるようです。

 

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「いきなり長時間履かずに、毎日30分から1時間くらいずつ履いて馴らしていってくださいね」と店長さんから言われたので、帰宅してから馴らし履きをしています。

まだ下ろしていない新品の靴なので、家のフローリングの上で履いています(笑)

クッションや支えのでっぱりは足に触りますが、不思議なくらい痛くありません。

特に、モートン病のひどい右足がとても楽なのにはびっくりです。

唯一「おや?」と思ったのは、馴らし履きをした翌日、右の腰が筋肉痛になったこと。

今まで右足をかばって左足に重心がかかっていたのが、インソールのせいで右足にもしっかり体重が乗るようになって、筋肉痛が起きたようです。

これで姿勢の悪さも少し改善するかな……?

 

今週1週間は試し履きを続けて、来週くらいから外歩きに使ってみる予定です。(このブログは5月17日に書いています)

履いているうちに合わない部分が出てきたら、またいつでも調整してもらえるので、安心です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

私は足にトラブルを抱えるようになってから、履ける靴がどんどんなくなっていって、困り果てたところで整形靴の専門店に出会えました。

とても助かりましたが、できればもっと早く巡り会いたかったとも思います。

そうすれば、こんなに足が悪化することもなかったでしょう。

身近に専門店がなかったからしかたないのですが、もう少し足と靴に関して知識を持っていたら、と反省もしています。

 

日本人は靴を履くようになってから歴史がまだ浅いので、「足に合う靴を選ぶ」「足に合うように靴を調整する」という考え方が充分浸透していないと言われています。

でも、若い頃、無理してサイズが合わない靴を履いたり、デザイン重視の靴をマメだらけにしながら履いたりしたツケは、こうして歳を取ってから回ってきます。

「健康のために歩きましょう」「体の衰えは足腰からです」と言われても、靴が足に当たって痛くて歩けないのですから、どうしようもありません。(><)

足に合う靴は生活の上でも健康の上でも大切です。

若いうちから足に合う靴を意識して履いて、もしもトラブルを抱えるようになってしまったら、整形靴の専門家を訪ねるといいんじゃないかと思っています。

(終)

 

☆整形靴専門店&カフェ「ヴェアクシュタット オオゼキ」

住所:福島県福島市栄町11-25 ACXビル1階

電話:024-522-3384

定休日:月曜・第3日曜

営業時間:10:30~19:00 (カフェのラストオーダーは17:30)

 

2023年5月 8日 (月)

整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」(2)

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福島駅前に新しくオープンした整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」で、足型を取ってもらって、インソールをオーダーメイドしてから2週間。

 →そのときの日記 整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」(1)

予約した日になったので、また行ってきました。

 

インソールは出来上がっていました。

足底に合わせた形で色は黒。

両端が少し持ち上がっていて、中央前寄りに丸いクッションがついています。

裏には薄緑色の薄いクッションが貼ってあって、足を載せると、当然ですが私の足にぴったりきます。

 

「履いて歩いてみてください」と言われて、預けてあった靴に入れて歩いてみると、今まで感じたことがないところにインソールが当たりました。

親指の付け根の横と小指の付け根の横。

痛いわけではないのだけれど、今まで靴を履いていて感じなかった場所に当たるので、なんだか不思議な感じ。

それを伝えると、私のように足裏の横のアーチが落ちて扁平になっている「開張足」の場合は、親指と小指の付け根をインソールで両脇から支えてアーチを作ってあげるのだそうです。

なるほど。

あとは土踏まずの前の部分の柔らかいクッションも軽く触れます。

これはなんだかいい気持ち。

 

インソールを作ったときには「馴らし」が必要なので、一度に長時間履くのではなく、最初は短時間ずつ使用して馴らしていくのが良いし、今履いている慣れた靴に入れて馴らしていくのが良いのだそうです。

ただ、私が今履いている靴は、預けてあった靴と同じ品名なのに、買った時期が違うために仕様が違うようで、インソールが貼り付けになっていて、オーダーメイドのインソールに入れ替えることができませんでした。

今までの靴を使いながら、少しずつ新しい靴+オーダーメイドのインソールで馴らすしかないようです。

 

ところが店長さん、私が履いている様子を見ながら「なんだか甲の部分がきつそうですね」とおっしゃいます。

言われて見ると、確かにちょっときついかも。

今は平気だけれど、長時間履いていると、だんだん足が疲れてくるかもしれません。

店長さん、今の靴の中を確かめて、

「貼り付けてある中敷きの前半分にクッションが入ってませんね……。お作りしたインソールには底全体にクッションを貼ってあるんですが、前半分は取った方がいいかもしれないですね」

 

「申し訳ないのですが、調整したいのでもう1週間くらい預かってもよろしいでしょうか?」と聞かれたので、

「ぜひお願いします」と答えました。

これまで靴とインソールにはさんざん苦労してきたので、正直、一発でぴったりのインソールが出来るとは思っていませんでした。

入れ歯や眼鏡や補聴器を作ったときのように、出来上がったものを試して、調整してもらってちょうど良くなるものだろうと。

そんな話をしたら、「そう言っていただけますと」と店長さんもほっとした顔をされました。

 

こういう調整が必要だと思っていたから、整形靴の専門店が近場に欲しかったんですよね。

福島市内なら伊達市から車で30分で行けるから、足を運ぶのも苦になりません。

ちょうど10日後に福島市内に出てくる用事もあったので、その日にまた予約を入れました。

 

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インソールの調整が終わってから、店内のカフェでコーヒーをいただきました。

手作りのクッキー付き。

レシートのリングに小さなミルが付いているのがかわいいです。

 

予想はしていたのですが、カフェを切り盛りしているのは、やっぱり店長の奥様でした。

若くてかわいい方♪

コーヒーをいただきながら、足に合う靴に苦労してきた話や、足に悩んでいる人が意外なくらい多いという話をしました。

外反母趾で困っている方が多いそうですが、足が小さくて足に合う靴がなくて悩んでいる方もけっこういるそうです。

 

店にお客様がいらっしゃらなかったので、店長さんも混ざってしばらくおしゃべり。

店長さんはドイツに留学して整形靴の勉強した後、東京の足専門の病院で8年近く経験を積んでから、地元福島で店をオープンされたとのこと。

整形靴への健康保険の適用が昔より厳しくなってしまった話とか、いろいろ聞かせていただきました。

 

なんてところへ、私より少し年上の女性が入ってこられて、「こちらで靴のインソールを作っていただけるんでしょうか?」とおっしゃいます。

店長さんはすぐにお客様の相談の対応に。

「やっぱり足と靴に悩んでいる人は多いんですね」と奥様とまた話しました。

 

「私は主人と違って靴のことは全然わからないんですが、なにか主人の手伝いになることは出来ないだろうか、って考えて『そうだ、コーヒーなら淹れられる』と思いついたんです」

と奥様。

わ~、かわいい~! 素敵な夫婦愛~!

そんな奥様の気持ちを表すように、店内のカフェコーナーは、さりげないけれどかわいい作り。

通りを歩いてふらっとコーヒーだけ飲みに入るのも良いし、本当は靴やインソールを相談したいけれど、いきなり専門店に飛び込むのが心配な人は、カフェを利用しながら店の様子を観察することができます。

ショーケースの中のシュークリームなども美味しそう。

カフェがあると店に入りやすいし、店全体の雰囲気も柔らかくなるので、きっと旦那様の助けになることでしょうね。

 

いいお店が福島駅前にできました。

調整してもらったインソールを受け取りに、また訪問するのが楽しみです。(*^_^*)

 

整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」(3)

2023年4月25日 (火)

整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」(1)

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今年4月6日、福島駅前のAXCビル1階に整形靴の専門店がオープンしました。

店の名前は「WERKSTATT OHZEKI」(ヴェアクシュタット オオゼキ)。

外反母趾や扁平足、左右の足の長さが違うなどの足の悩みに対応する靴の専門店です。

 

実は、私の旦那も私も靴には長年苦労してきました。

旦那は骨折をきっかけに右の股関節が変形してしまい、人工関節の手術を受けたのですが、その結果左右の足の長さが1センチくらい違うようになってしまいました。

たかが1センチ差でも歩くのにはバランスが崩れて、今度は左の股関節に痛みが出るようになって、しょっちゅう鎮痛剤のお世話に。

はるばる福島から横浜の整形靴の専門店まで行って、足の長さを調整する靴を作ってもらいました。

そのおかげで股関節の痛みからは解放されたけれど、靴の調子が悪くなるたびに横浜まで行くのは大変。

「近くに整形靴の専門店があればいいのに」とずっと言っていました。

 

一方、私も数年前から歩くと足が痛むようになって、長距離を歩けなくなってしまいました。

それが次第に悪化して、5年くらい前からは家の中で家事をしていても足が痛むように。

一時はバンドのようなインソールをはめて台所仕事などをしていました。

その後、足の裏や指の筋肉を鍛える足指体操をするようになって、家の中ではあまり痛まなくなったのですが、靴を履くとやっぱり足が痛い。

歩くのに楽だというウォーキングシューズや、インソール(中敷き)もいろいろ試したのですが、どれも今ひとつです。

唯一なんとか足に合って履けるのが、デンマークの靴メーカーECCO(エコー)のソフトエコー2という靴だけ。

そこにソフトタイプのインソールを入れて履いていたのですが、最近になってまた指先が当たったり足の横の部分が当たったりするようになってきて、「履ける靴がなくなるのでは」と焦っていました。

 

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↑これが私が唯一まともに履けるエコーシューズ。

今履いているのがダメになると履くものがなくなるので、予備を買っておくようにしています。

 

そんなところに、「福島駅前に整形靴の専門店がオープンした」という朗報です!

まず、ちょうど靴底がはがれてきて困っていた旦那が行って修理してもらい、翌週、私も自分で店を訪ねました。

 

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店内はカフェが併設されていて、とてもお洒落な雰囲気。

やはり靴に困っていた人は多かったようで、年配の女性が店長さんに相談しながら靴を合わせていました。

写真の男性が店長の大関さん。

お客さんは写真左にちょっと見えているソファに座って靴を試します。

靴ではなくカフェだけの利用もOK。

駅から近いのでいい場所です。

 

その日はとりあえず困っている状態を相談して、日を改めてカウンセリングを受ける予約をしました。

足の状態を尋ねるアンケート用紙もいただきました。

事前に記入していくと、カウンセリングがスムーズにいきます。

新品のエコーシューズも持っていくことにしました。

 

さて、カウンセリング当日。

予約時間に行くと、この日も中年の女性2人が店長さんに靴の相談をしていました。

やはり靴に苦労している方は多いようです。

 

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カウンセリングは無料なのですが、その代わりカフェでドリンクを1杯頼みます。

暑い日だったので、私はアイスカフェオレを。

とても美味しかったです。

 

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問診をしてから、足の状態を調べるために足型をとりました。

上の写真は足の裏の状態を調べるためのスタンプ台に、店長さんが特殊なインクを塗っているところです。

 

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ここに片足ずつ載せて足の形をとってもらうと…

 

Img_8482

こんなふうに足型(=フットプリント)がとれます。

店長さん「腰痛がありますか?」

私「はい、腰の右側が慢性的に痛いです(なんでわかるんだろう?)」

足型の色の濃いところに力がかかっているそうで、右足より左足の方が濃いところがあるということは、痛む右の腰をかばって左足に体重がかかっている、ということのようです。

 

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机の上には足の構造を説明するための模型が。

店長さんは整形靴作りの本場ドイツで7年間修行し、さらに東京の整形外科医院でオーダーメイドのインソール作りや靴の修理をされてきたそう。

「バチェラーオブシューフィッティング」(直訳すると「足と靴のフィッティングの学士」)の上級認定証も見えます。

 

足の裏には「土踏まず」と呼ばれる縦方向のアーチの他に、親指の付け根から小指の付け根にかけて、横方向のアーチがあるのですが、歳を取ってくるとここのアーチが潰れて「開張足(かいちょうそく)」になることがあるのだそうです。

私の足はこれになっていて、その結果、本来なら色が薄くなるはずの人差し指や中指の付け根の部分が逆に色が濃くなっていました。

この開張足が進行していって足が横に広がり、左足の横の部分が靴に当たって痛むようになったのですね。

これ以外にも、私は中指と薬指の付け根の神経部分にしこりができる「モートン病」にもなっていて、普段からしびれているし、長い距離を歩くと指がかなり痛くなります。

「これは左より右の方が痛そうですね」と言われました。

ふぅ~……

足のトラブルがいくつも重なって、靴が合わない、歩けない、の状態になっていたんですね。

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これはインソールで足裏のアーチを支えてあげるのが良いでしょう、ということになり、足に合わせて作ってもらうことにしました。

専門のインソールは完全オーダーメイドなので、靴の量販店で売っているようなインソールとは値段がかなり違います。

そのために値段を聞いてびっくりする方もいらっしゃるようですが、私は靴を履くと痛くて歩けない苦労をしてきているので、ぜひにも、とお願いしました。

「足の状態に合ったインソールを使うことは、視力が良くない人が眼鏡を使うようなことなんですよ」と店長さん。

はい、まったくその通りだと思います。

 

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足を載せると沈み込む柔らかいスポンジのようなもので、足型をとっています。

 

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これが私の足型。

これに合わせてインソールを作ってもらいます。

 

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インソールのタイプや色も選べます。

私は足をしっかり支えたくてハードタイプに、靴の色に合わせて黒を選びました。

 

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新品のエコーシューズはお預けしました。

左足の左横が当たっているので、そこを少し広げるのもお願いしました。

2週間で出来上がりですが、その後の調整もしていただけるので安心です。

今は、インソールが出来るのを待っているところ。

楽しみです。

完成したら、使用感などをまたご報告しますね。

 

☆整形靴専門店&カフェ「ヴェアクシュタット オオゼキ」

住所:福島県福島市栄町11-25 ACXビル1階※

電話:024-522-3384

定休日:月曜・第3日曜

営業時間:10:30~19:00 (カフェのラストオーダーは17:30)

※昨年まで「理容大関」があった場所です

 

整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」(2)

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