
勇者フルートシリーズ最終巻「勇者フルートの冒険28・闇の竜の戦い」第43章「攻防戦」をアップしました。
http://asakuratosho.sets.ne.jp/tosyo/flute/vol-28/index.html
ロムドの王都ディーラの攻防戦も激しさを増してきました。
そんな中、あんな人こんな人が部隊と共に援軍に駆けつけてきます。
長らく思い描いていたシーンもついに書きました。
長い連載の間には違う展開も考えたりしたのだけれど、結局は思っていたとおりになりました。
この先は、こんなふうに「予定していたシーン」を書くことが増えていきそうです。
物語はいよいよ終盤です。
なお、6月第1週は予定がいろいろ入っていて、執筆時間が充分にとれません。
次回更新は2週間後の6月14日(火)の予定です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今週の読者イラストはこちら。

さゆたさんの「ダラハーン」です。
中央大陸の中東部に広がる大砂漠をラクダで行き交うキャラバンの、まだ若い隊長殿。
「フルート7・黄泉の門の戦い」や「フルート17・マモリワスレの戦い」でフルートやオリバンたちを助けてくれました。
今回の話でも実は関わりがあったのですが、物語の展開上、残念ながら書いてあげることができませんでした。
前回、占神に頼まれた「じいや」がユラサイ国の竜仙境へ飛竜の援軍を呼びに行くのですが、実は非常に短期間で戻ってきています。
通常は大砂漠の上を越えるのに時間がかかるし危険も伴うので、竜子帝などは大砂漠を回避して飛竜部隊を連れてきていました。
でも、じいやは先代の占神なので、大砂漠の近道を知っているダラハーンを見つけ出して、彼の案内で砂漠を短期間で飛び越えて援軍を連れて帰ってきたのでした。
ダラハーンが大砂漠の近道を知っていたのは、オリバンたちと砂漠を渡ったとき、同行していた占者のユギルが近道を見つけていたから。
それが巡り巡って、今、彼らの戦いの助けとなっているのでした。
本編に書くことができなかったエピソードなので、ここにダラハーンのイラストと一緒に載せておきます。
最近のコメント