牛乳でホイップクリーム
図書館でこんな本を借りました。
『牛乳さえあれば ~ふわふわホイップもクリームチーズも。かんたんおいしいスイーツ55~』
小松友子(Bonちゃん先生)著/イカロス出版)
なんと、生クリームを使わずに牛乳でふわふわのホイップクリームを作れるといいます。
え、本当に? 美味しいの?
興味津々で借りて、さっそく作ってみました。
もちろん、牛乳だけで生クリームのように泡立つはずはなく、基本の牛乳ホイップにはゼラチンを使用します。(あと砂糖とバニラエッセンスも)
ただ、材料はこれだけ。
冷えて固まり始めたゼラチン入りの牛乳を泡立て器でホイップしていくのですが、このタイミングにコツがあるのですね。
作り方の通りにやってみたら……
本当にできました!
生クリームのようなふわふわのホイップが!
レンジで作ったスポンジケーキにかけて、粒あんもトッピングして、和風ケーキのようにしていただきましたが、生クリームより口当たりが軽くて優しい味でした。
美味しい~。
250ccの牛乳で中くらいのボールいっぱいのクリームができあがるのですが、ゼラチンが入っているので、冷やせば固まっていきます。
そこで器に流し入れてトッピングもして、2種類のムースを作ってみました。
フルーツムースは、グラスに流してミカンの缶詰とミントの葉を飾りました。
ミカン缶と牛乳ホイップのマリアージュが最高!
和風ムースは、粒あんをグラスの底に入れて牛乳ホイップを流し入れ、砂糖入りの桑パウダーを抹茶代わりにたっぷりかけて、さらに粒あんをトッピングしました。
たまたま桑パウダーがあったので使いましたが、きなこでも美味しいと思います。
ミカン缶が残ったので、別の日には「牛乳しっかりホイップクリーム」とネーミングされた濃いめのクリームで、フルーツサンドを作ってみました。
これもすごく美味しかった!
生クリームだとカロリーや脂肪分が気になりますが、これは元が普通の牛乳なので、罪悪感なく楽しめます。
あまったホイップは、クッキーで挟んで冷凍庫で凍らせて、クッキーアイスサンドにしました。
懐かしいミルクアイスの味です。
これはまた別の休日に作ったクリームボックス。
クリームボックスというのは、私の実家がある福島県郡山市のご当地パンで、柔らかい食パンにミルククリームをたっぷりのせたもの。
牛乳ホイップの優しい味がこれに近かったので、食パンにたっぷり塗って、ついでにまたミカン缶をのせました。(牛乳ホイップ+ミカン缶の相性は最高です!)
家族にも食べさせましたが、とても好評でした。
牛乳ホイップは時間がたつと固まってしまうので、ホイップとして保存しておくことはできません。
なので、余りはムースやアイスにします。
この日はチョコレートとココアを使ってチョコレートムースにしたのですが、うっかり写真を撮り忘れました。
これも簡単で美味しかったです。
基本の牛乳ホイップの作り方はYouTubeで公開されています。
https://www.youtube.com/watch?v=e-M7vvJotZc
ただ、『牛乳さえあれば』の本には牛乳ホイップを利用したスイーツのレシピがいろいろ載っているし、濃厚な「牛乳しっかりホイップクリーム」はYouTubeでは未公開なので、私は自分でも本を買いました。
これでいつでも作れます。
「家に生クリームの買い置きがなくても、食べたくなったときに、牛乳さえあればすぐ作れるホイップクリーム」
筆者はこれをコロナ禍で家から出られない時期に考えついたのだそうです。
生クリームの値段も上がっていますし、いつでも作って食べられるのはいいなぁ、と本当に思います。
ちなみに、この本には牛乳からクリームチーズを作るレシピも載っています。
こちらも今度やってみます♪
~色とりどりの花が綺麗に咲く季節になりました~
最近のコメント