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2024年1月 9日 (火)

あけまして「おせち」です

Img_2603

令和6年明けましておめでとうございます。

元日から大変な災害や事故が続いて、気持ちがざわざわしていましたが、落ち着くためにも、身近な日常のことを書くことにしました。

今年のお正月は「おせち」を手作りしました! 

上の写真がそれです。(えっへん)

 

と偉そうなことを書きましたが、実際には手作りしたのは全体の半分くらいでした。

残り半分は市販品を買ってお重に詰めただけです。

でも、主婦歴○十年になるけれど、おせちを手作りしたのは今年が初めて。

旦那がずっとスーパーマーケット勤務でしたからね。

販売ノルマがあるので、毎年おせちはスーパーから買っていたんです。

 

でも、その旦那も転職して、おせちのノルマはなくなったので、「今回は自分たちが好きな料理をいっぱい詰めたおせちを手作りしてみよう!」と思い立ったのでした。

 

1ヶ月くらい前から中に詰めるものを考え始めて、ああでもないこうでもない、内容の組み合わせや家族の好み、私の手間なども考えて、買い物する食材を書き出し、チラシをまめにチェックして食材が安いときにすかさず買いに行き……。

初めてだったので、教科書通りのやり方でした。

 

お重はダ○ソーで購入しました。

さすがに100円ではなかったけれど、しっかりしてるので、来年も使えそうです。

正月柄の紙カップもダ○ソーで購入。

お重に詰めるには、あらかじめ設計図を描いてからの方が良い、と料理のプロが言っていたので、そのとおりにしました。

我ながら真面目にがんばったなぁ。(笑)

 

実際のおせちは下の通りです。

 

一の重

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上から

紅白蒲鉾、青ばた豆、伊達巻き、

しめさばの柚子釜、黒豆、柚子大根

棒鱈(ぼうたら)の煮付け、栗きんとん、一口昆布巻

 

このうち、手作りしたのは柚子大根と棒鱈だけです。

棒鱈の煮付けは家族の大好物。

奥会津に旅行に行ったとき、旅館の夕食に出てきたのを家族全員が大喜びで食べていたので、「あ、みんな好きなんだ」と初めて知りました。

私は会津で暮らしたことがあったから、棒鱈も割と身近だったんですが、旦那様や息子たちには新鮮な味だったようです。

石のように硬い棒鱈を一晩水につけて戻して、お茶パックを使って下茹でして臭みをとってから、圧力鍋で煮て、さらに調味料を加えて煮込んで……と、けっこう手間がかかってます。

 

柚子大根は私が好きで作りました。

実家の父が健在だったときには、父が大根の柚子巻きを手作りしていましたが、私は簡単に切って甘酢に漬け込んだだけ。

しめさばは市販品ですが、切って柚子の釜に詰めたのは私です。

 

二の重

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上から

キャロットラペ、テリーヌ、にら焼餅、中華クラゲ

ゆで卵入りミートローフ、豚角煮

 

二の重には洋風メニューと中華風メニューを詰め合わせました。

一の重と違って、こちらは手作り多め。

テリーヌとニラ焼餅と中華クラゲ以外は手作りです。

我が家の家族は海老やカニをあまり喜ばないので、ミートローフをドンと入れてボリュームを出してみました。

豚角煮も圧力鍋で煮ましたが、市販のおせちだとすぐなくなる角煮がたっぷり食べられるので、息子には大好評でした。

 

三の重

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上から

カイワレの生ハム巻き、ぶりの照り焼き

筑前煮

 

正月前に旦那に「おせちに何を入れてほしい?」と聞いたら、「ぶりと筑前煮!」と答えたので、これは旦那のリクエストに応えたお重です。

ぶりは天然ぶりだったので養殖物ほど脂がのっていませんが、衣をつけて鍋照り焼きにしたので、柔らかく美味しくできました。

筑前煮の花梅と飾りレンコンは、ネットで作り方を調べました。

今はいろんなことをネットですぐ知ることができるので、本当に便利です。

 

改めて数えてみたら、全部で18品目。

そのうち手作りは9品目だったので、ちょうど半分手作りしたことになります。

 

このほかに、元日には餅も食べました。

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我が家は元日の朝にはあんこ餅とお雑煮を食べます。

あんこはなんと言ってもこしあん。

雑煮は、大根、人参、染み豆腐、椎茸、鶏胸肉、芹(せり)、餅の7種を入れるのが我が家流。

醤油仕立てで、餅は焼いた角餅です。

実家のお雑煮もこれによく似ていましたが、肉は鶏もも肉、吸い口は三つ葉でした。

このあたりは、芹を使うお宅と三つ葉を使うお宅があるようです。

 

筑前煮を食べたら、亡くなった母の味がしました。

何も考えずに作ったんですが、ちゃんと味を引き継いでいたんだなぁ、と嬉しくなりました。

お雑煮は同居していた義母が残していった味でした。

料理だけでなく、お正月の過ごし方そのものにも、前の代から引き継いだことがいろいろあります。

こんなふうにして伝統や習慣が受け継がれていくのですね。

 

おまけ

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玄関もお正月バージョンにしました。

赤いファブリックパネルは、アートさをりさんから購入した「さをり織り」。

張り子のケルベコスの横に小さい鏡餅を飾り、南天の枝も飾りました。

どうか今年が福のたくさんある良い年になりますように。

 

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コメント

今年もよろしくお願いします^^

あーにゃさん、作ったのは半分くらいとサラッと書いてますが
すごい事ですよぉ^^
私は伊達巻は昔は作りましたが(数回ほどです^^;)
その他は買ってました。
生協さんで「ひたし豆」があると買って、水に浸してから煮て出しましたが
今年はスルーしました。

そういった訳で今年も生協さんのおせちを予約しました。
今年も…と言っても2回目ですが^^;
それまではスーパーで買ったおせち料理を大皿にのせて出してました。
お重を洗うのが面倒で。

今回注文したおせちはプラスチックのお重に入っていたので洗って
念の為にとっておくことにしました。
今年のおせちより去年の方が良かった気がするので、来年はスーパーで買った物を
このお重に詰めていただこうかな…^^;
(おせちが届くかどうかと、ちょっと焦った事もあって)

>プーミンママさん

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。(m_m)

手作りする方は本当にまめにいろいろ作られるから
私なんかはまだまだ……です。^^;
初めてだったから、けっこう時間がかかっちゃったし。

伊達巻きの作り方は、ネットや雑誌でずいぶん見かけました。
やってみるのも面白そうだったんだけど
私は市販のカステラタイプの伊達巻きが大々々好きなんです~。
これは絶対外せなかったから、手作りしませんでした。(笑)

浸し豆……そうそう、あおばた豆は浸し豆とも言いました。
このあたりでは「あおばた豆」。
数の子と一緒にした豆数の子はおいしーです♪

大皿におせちを盛り付けるのもいいですよねぇ。
華やかで豪華になります。
我が家も大皿盛りと重箱、どっちにするか悩んだんですが
大皿だと冷蔵庫に入れるのが大変になるので
結局重箱になりました。

今回手作りしようとスーパーに足繁く通ってわかったんですが
自分で作らなくても、
スーパーでおせちの料理はほとんど揃いますね!
重箱に自分たちが好きなメニューを詰めるほうが
無駄はないし、好きなのがいっぱい食べられるしで
いいんじゃないかと思いました。

すごい(^^)
好きなおせちだけ、毎年作りますが(黒豆と伊達巻、ブリ照り焼きぐらい)
作ると「あぁ、お正月」と思います。スーパーの食材がお正月バージョン変わるのもありますが。
数の子とカニは毎年購入。家族が好きなんだよね。
レンコンは甘酢漬けにします。これも主に正月料理。紅白なますにする年もあるなぁ。

お花も毎年いけます。(かわりにクリスマスはしない~)
千両をたくさん買ってきて、そこかしこに(^^)
千両もお正月にならないと出てこない花。
飾るといいなぁと思います。自己満足ですけどwww

>さゆたさん

おせちは家族も喜んだけど
南天は誰も反応しませんでした。
飾るといかにもお正月らしくなるのにつまんないな~
と思ったけど、しかたないですね。(^^;

黒豆自分で煮るんだ。
伊達巻きも手作りするんだ。
すごいなぁ。

本文にも書いたけど
我が家はカニを喜ぶ人がいないんですよね。
「実家の母はカニが大好物だったな~」と思いながら
お重にミートローフを詰めました。


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