双葉旅館忘年会2023
先週末の12月2日、親の会の学習会の後で、顧問の先生と親たちとで飯坂温泉の双葉旅館で忘年会をしました。
この新しい「てくてく日記」になってからは初めての紹介になりますが、コロナ禍に入るまでは毎年ここで忘年会を開いていたので、4年ぶりの再開でした。
わ~、久しぶり~!
あんまり嬉しくて、旅館の写真を撮り忘れたので、4年前に撮った写真を上げておきます(笑)
コロナ禍の間に内装をリフォームしたのでしょう。
客室の壁や天井が綺麗になっていました。
部屋に準備されたお茶請けは栗の渋皮煮。
野菜ソムリエの資格も持つ女将さんの手作りです。
ふっくら柔らかくて美味しい。
午後6時に宴会が始まりました。
私たちは発達障害の子どもを持つ親の集まりなので、プライバシーの関係で顔出しができません。
なので、双葉旅館自慢の料理の写真を上げていきます。
鍋物はすき焼き。牛肉はたぶん福島産。ゴボウやネギ、キノコ、春菊と野菜もいっぱい。
手前向かって左から、
山菜とキノコの煮物。らっきょうと長芋とキュウリの漬物。長芋とキュウリの梅肉のせ。
生卵(すき焼き用)。柿の白和え。ごま豆腐。
菊の酢の物。蒸し牡蠣のポン酢ジュレ。ロースト・エゾジカ(!)
写真の右の方に見える足付きの白いカップには、食前酒のカリン酒が入っていました。(飲んだ後なので空)
焼き物は、カレイの一夜干し。
写ってないですが、冷凍したサクランボの塩漬け(?)が添えてありました。
これらの料理はすべて女将さんの手作りです。
双葉旅館は地酒も自慢。
日本酒ソムリエの資格を持つ女将さんに、いつもお勧めを出してもらって、みんなでシェアして楽しみます。
今年出してもらったのは──
「會津宮泉」熟成純米吟醸秋あがり。
宮泉さんは会津若松市内の酒蔵です。
火入れ1回の秋上がりは、すっきり辛口で料理にもぴったりでした。
あ、手前のお皿に冷凍サクランボが見えますね。
次に出してもらったのは、大木大吉本店の「楽器正宗」本醸造別撰中取り。
ここは西白河郡矢吹町の酒蔵さんで、プロに喜ばれる料理酒を造ることでも有名です。
発泡酒のような甘い味わいで、まるで日本酒のシャンパンを飲んでいるようでした。
宮泉とは個性が全く違っていて、こちらも美味しいお酒でした。
福島県、今年の日本酒鑑評会で10年連続最多金賞を逃してしまったけれど、やっぱり美味しいお酒がたくさんあります。
お作りはマグロ、ホタテ、シマアジ。
どれもプリプリで美味しかったですが、特にホタテが甘くて美味しかったです。
「食べたね~」「もうおなかいっぱいになってきたね~」
と言っているところに運ばれてきたのは、なんと
松茸ごはんと松茸の土瓶蒸し!!!
土瓶蒸しの中には松茸だけでなく、ハモや蒲鉾、ぎんなんなどの具材がたっぷり。
うわ~、いい香り! 美味しい!
おなかいっぱいのはずなのに、みんな食べています。
松茸ごはんに松茸土瓶蒸しのスープをかけて、お茶漬けにして食べるのも美味しかったです。
なんて贅沢なお茶漬けでしょう!(笑)
双葉旅館の冬のデザートは、やっぱり焼きリンゴのバニラアイス添え。
熱々のリンゴに冷たいアイスが本当によく合います。
みんなおなかがいっぱいだったので、部屋に戻ってからはしばらくおしゃべりして、少しおなかが落ち着いてから温泉に入りました。
今回は温泉の写真はありませんが、ひなびた雰囲気の2つの大浴場とヒノキの寝湯や露天風呂があります。
大浴場は私たちだけだったので、お風呂でも部屋でも喉が痛くなるくらいたくさんしゃべって笑って、本当に楽しい夜でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、双葉旅館のもう一つの名物は豪華な朝食です。
一人分がこれ↓
これが朝食ですよ。すごいでしょう?
ご飯は一人分ずつ釜で炊いてあって、今年は栗ごはんでした。
アジの干物も、飯坂名物のラジウム卵(温泉卵)もあります。
サラダにかけてあるのは、手作りの人参ドレッシング。
温泉で低温調理した温泉ポークも載っています。
煮物。大根や里芋がふっくら煮えていました。
カボチャのスープと、デザートの自家製ヨーグルト。
ヨーグルトにかけてあるのは、たぶん桃のピューレです。
以前、てっきり桃だと思ったらリンゴジャムだったことがあるので、今いち自信がありませんが。(苦笑)
N先生、「これはうちの朝ご飯の3回分だね」と感心していました。
いつものことですが、本当にすごいボリュームです。
そして、前の日にあれだけ食べているのに、朝食もけっこう食べられてしまうのが、本当に不思議。
野菜がたっぷりで、揚げ物や油をたくさん使った料理がない、体に優しいメニューだからなのだろうと思います。
その後も10時のチェックアウトまで部屋でおしゃべりしました。
私たちはちょっと特殊な子育てをしているので、同じ立場で話ができる機会があまりありません。
だから、こういう、ゆっくりしゃべれる環境はとても貴重です。
「楽しかったね-」
「来年もまたここで忘年会をやりたいね」
と言いながら宿を後にしました。
そして。
帰りがけに旅館から、福島の新米1Kgをお土産にいただきました。
なんとこれは嬉しい!!
最初から最後まで、美味しくて楽しくて、たっぷりサービスしてもらえて。
4年ぶりの忘年会は最高でした。
来年もまた実施できますように……!
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私、この忘年会の記事を読むたびに「1度は訪れてみたい…」って強く思ってしまうほど
ステキな旅館、そしてお料理だなって思います^^
毎回、自分も「出かけてきたつもり」で終わってしまってますが、いつかは行ってみたいなぁ^^
投稿: プーミンママ | 2023年12月12日 (火) 10時33分
>プーミンママさん
いつかこちらに宿泊に来る機械があったら
ぜひ一緒に泊まりましょう!^^
投稿: 朝倉玲 | 2023年12月12日 (火) 11時10分