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2023年10月24日 (火)

一太郎のJUSTチェッカーは推敲にとても便利!

一太郎2023の画像

私は今、先月完成した『勇者フルートの冒険28・闇の竜の戦い』の推敲作業を行っています。

家族や自分のコロナの影響で取りかかりが遅れてしまったし、家事や親の会の役員の仕事なんかも入ってくるのですが、合間に時間を見つけてはちまちまと進めています。

その作業に最近購入した「一太郎2023」がとても役に立っているのです。

 

元々私は一太郎ユーザー。

小説はweb公開するために最初からHTMLファイルで書いているので、エディタとしては「秀丸」を使っていますが、ダウンロード版を作るときには一太郎を使ってきました。

先日パソコンを新しくしたので、一太郎も最新版にバージョンアップしたら、「JUSTチェッカー」という文章校正アプリが新搭載されていました。

ブラウザで文章を見ながらチェックしてもらえるアプリで、これが推敲にめちゃくちゃ便利なのです!

 

JUSTチェッカーをブラウザにプラグインすると、ブラウザ画面の右下にパレットが出てきます。

ジャストチェッカーのパレットが表示されたブラウザの画面

推敲したいページを開いた状態で、選択→コピーしてチェック印をクリックすると、あっという間に選択した範囲の推敲を行ってくれます。

私はページ全体の文章を推敲してほしいので、ショートカットキーを使って「ctrl+A」でページ全体を選択し、「ctrl+C」でそれをコピー。

JUSTチェッカーのチェックボタンを押すと、チェックされた箇所が数字で表れて、ひとつずつどこがおかしいか知らせてくれます。

文書の種類によって校正の基準は変わるので、「カジュアル」「論文・レポート」「ビジネス」「公用文」……などと設定も選択できます。

もちろん私は「小説」を選択。

 

ただ、実際にチェックしてもらうと、一番多く指摘されるのが「回りくどい表現」という私の文体に対するものです。

例えば「落ちていきました」という文章を書いていたとすると、「回りくどい表現ですよ。落ちました、にしなさい」と言われます。

「回りくどくて悪かったね! 描写と文章のリズムのために私はこう書いてるのよ!」とJUSTチェッカーと口喧嘩(笑)しながら作業することもしばしばですが、誤字脱字を指摘してくれたり、二重括弧になっていたところを見つけてくれたりと、助かる場面も多々あります。

作者は正しく書いているつもりなので、自分ではなかなかこういうミスに気がつけないんですよね。

このアプリをもっと早く使っていたら、連載中からもっとしっかり推敲できたのに、と少し悔しかったりもします。

 

とにかく、今はこのアプリを使いながら「フルート28」の推敲作業中です。

シリーズ最長の物語だけあって今はちょうど100話目、まだ半分終わっていません。

これから頑張って、残り百話あまりを推敲していきます。

それが終わって「フルート28」が脱稿したら、いよいよ一太郎を使って最初の話から電子書籍化していきます。

一太郎にはまだまだ活躍してもらう予定です。

 

 

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勇者フルート」カテゴリの記事

コメント

「3作目」のプロローグの{きゃしゃな白い指先に}の部分。
華奢になってない。
「1作目」のあとがきにチートのキーワードがあったが、
俺は、「1作目」はチートだとは思わなくて、「2作目」がチートだと思った。
「2作目」がチートな理由は以下の通り。
〇ポポロが序盤からフルート達と一緒にいる。
〇食べたい時に食べて、寝たい時に寝ている。(最初から天空の国への扉に入るまで)
〇大人キャラの手助けが多い。
〇「1作目」と「3作目」は最初から最後まで急いでいるのに対して、
「2作目」のエスタ王国では待つ場面が多い。

「13作目」の10の「今度もまた渦王を助けに行くことになったよ。」の部分。
「今度もまた」ではなく、「今度は」だ。

「3作目」ではマグロに頼むのは同じだが、助けたのは海王だ。
「3作目」の16の「この島に渦王がやってきて城を建てたのが二十年あまり前。」と、
「13作目」の90の「四十四だ。」の部分。渦王の若い頃は海中で過ごしてたという事か。
※こちらは感想で、誤字脱字の指摘ではない。

>yuaさん

家族や自分の体調不良や病院でバタバタしていて、お返事が遅れました。
指摘箇所が多いので、順番に書いていきますね。

まず、3作目の「きゃしゃな白い指先」が「華奢」と漢字になっていない件。
この作品を書いた当時は、難読漢字ではないかと思って、華奢は漢字ではなくひらがなで書いていました。
その後、ネット小説の広がりと共に「華奢」が使われる作品が多くなり、難読ではなくなってきたと感じたので、漢字表記に変わっていったのでした。
ここはまだひらがな表記の時代なので、漢字になっていませんでした。
電子書籍化する際に、漢字表記に統一すると思います。

1作目より2作目のほうがチートだと思う、という件。
1作目の後書きに「チート」と書いたのは、実際に1作目を読んだ人からそのような感想をいただいたからです。
物語が始まって早々に強力な防具や炎の剣のような最強の魔剣が手に入ってしまったことを指摘されました。
通常なら、少しずつレベルアップしていく中で、防具や武器も強化していくものだろう、と。
ただ、それだけの装備が必要なほど強力な敵が相手だったので、チートと思われても、そこはそのままにしてあります。
2作目や他の作品をどう感じるかは、読者それぞれの感性なので、ご自由に判断なさってください。

13作目の10の「今度もまた渦王を助けに行くことになったよ。」の部分。
「フルート3・謎の海の戦い」でフルートたちは最終的に海王と渦王の2人を助けに行っています。
なので13作目で「今度もまた渦王を」と言っていたわけです。

> 「3作目」の16の「この島に渦王がやってきて城を建てたのが二十年あまり前。」と、
> 「13作目」の90の「四十四だ。」の部分。渦王の若い頃は海中で過ごしてたという事か。

はい、その通りです。
海の民は一般的に海中で生活をする種族なので、渦王も若い頃は海中の城で暮らしていました。
ただ、メールの母親と出会い、森の民の彼女は地上でしか暮らせなかったので、
海の孤島に城を建てて、そこで生活するようになったのです。
(島自体は、もともと森の民が住んでいた場所ですが)
渦王自身は今も島(陸上)と海中や海上を半々くらいで生活しています。

「5作目」の1の{フルートは首を振って見せました。。}の部分。
。が2つある。
「6作目」の75と76の{きさま}の部分。
貴様になってない。
「5作目」の12の「長老は、我々光の一族の中でも最も年老いていて、最も偉い御方の一人なのだ。」
時の翁は泉の長老より年上だけど、王族や光の一族ではないような言い方だ。
※こちらは感想で、誤字脱字の指摘ではない。

>yuaさん

またお返事が遅くなりました。
いつもありがとうございます。

.> 。が2つある。
修正しました。

> 貴様になってない。
シリーズ全体では「きさま」を「貴様」と書くことが多いのですが
「フルート6」を書いているときには
ひらがな表記がよいのではないかと考えて漢字を使いませんでした。
「フルート6」では他のところでも漢字の「貴様」はまったく使っていません。
最終的には「貴様」でシリーズ全体を統一することになると思うのですが
それは電子書籍化しながら修正していくと思います。

> 時の翁は泉の長老より年上だけど、王族や光の一族ではないような言い方だ。
はい、その通りです。

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