一太郎のJUSTチェッカーは推敲にとても便利!
私は今、先月完成した『勇者フルートの冒険28・闇の竜の戦い』の推敲作業を行っています。
家族や自分のコロナの影響で取りかかりが遅れてしまったし、家事や親の会の役員の仕事なんかも入ってくるのですが、合間に時間を見つけてはちまちまと進めています。
その作業に最近購入した「一太郎2023」がとても役に立っているのです。
元々私は一太郎ユーザー。
小説はweb公開するために最初からHTMLファイルで書いているので、エディタとしては「秀丸」を使っていますが、ダウンロード版を作るときには一太郎を使ってきました。
先日パソコンを新しくしたので、一太郎も最新版にバージョンアップしたら、「JUSTチェッカー」という文章校正アプリが新搭載されていました。
ブラウザで文章を見ながらチェックしてもらえるアプリで、これが推敲にめちゃくちゃ便利なのです!
JUSTチェッカーをブラウザにプラグインすると、ブラウザ画面の右下にパレットが出てきます。
推敲したいページを開いた状態で、選択→コピーしてチェック印をクリックすると、あっという間に選択した範囲の推敲を行ってくれます。
私はページ全体の文章を推敲してほしいので、ショートカットキーを使って「ctrl+A」でページ全体を選択し、「ctrl+C」でそれをコピー。
JUSTチェッカーのチェックボタンを押すと、チェックされた箇所が数字で表れて、ひとつずつどこがおかしいか知らせてくれます。
文書の種類によって校正の基準は変わるので、「カジュアル」「論文・レポート」「ビジネス」「公用文」……などと設定も選択できます。
もちろん私は「小説」を選択。
ただ、実際にチェックしてもらうと、一番多く指摘されるのが「回りくどい表現」という私の文体に対するものです。
例えば「落ちていきました」という文章を書いていたとすると、「回りくどい表現ですよ。落ちました、にしなさい」と言われます。
「回りくどくて悪かったね! 描写と文章のリズムのために私はこう書いてるのよ!」とJUSTチェッカーと口喧嘩(笑)しながら作業することもしばしばですが、誤字脱字を指摘してくれたり、二重括弧になっていたところを見つけてくれたりと、助かる場面も多々あります。
作者は正しく書いているつもりなので、自分ではなかなかこういうミスに気がつけないんですよね。
このアプリをもっと早く使っていたら、連載中からもっとしっかり推敲できたのに、と少し悔しかったりもします。
とにかく、今はこのアプリを使いながら「フルート28」の推敲作業中です。
シリーズ最長の物語だけあって今はちょうど100話目、まだ半分終わっていません。
これから頑張って、残り百話あまりを推敲していきます。
それが終わって「フルート28」が脱稿したら、いよいよ一太郎を使って最初の話から電子書籍化していきます。
一太郎にはまだまだ活躍してもらう予定です。
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