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2023年8月

2023年8月29日 (火)

ダリア・ア・ラ・カルト~やまがた川西ダリヤ園

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先月山形県飯豊町にユリの花を見に行ってきた私たちですが、今月は山形県川西町の川西ダリヤ園にダリアの花を見に行ってきました。

川西町は昨年2022年8月3日の大雨で甚大な被害を受けた地区。

10万本のダリアが植えられていて毎年大勢の観光客が訪れる川西ダリヤ園も、園内に大量の水が流れ込んで施設にも花にも大変な被害が出ました。

それでもボランティアの力も借りて9月には半分ほどの規模で再開。

その後、頑張って施設を復旧させ花を育てて、今年は『復活を願い、大空に咲く。』というキャッチフレーズで8月1日から開園したのですが──

 

入り口前にこんな看板が。

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「ダリアの生育遅れのため、当面の間、入園料を半額といたします。 川西ダリヤ園」

 

今年の災害級の暑さは山形県でも猛威をふるっていて、あまりの暑さにダリアの花がまだ少ししか咲いていないのでした。

それで入園料は当面半額に。

しかも11月2日まで使える「再入場券」が無料でもらえます。

受付の方の話では、本格的にダリアが咲きそろうのは9月後半の見通しだとか。

涼しくなって綺麗に咲いたら、また見に来てくださいね、ということのようです。

 

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入口に去年の大雨やそこから復旧していく様子の写真が展示してありました。

園内を水が流れていて川のよう。

ダリアは普段からよほど乾いたとき以外は水やりがいらない植物だとか。(地植えの場合)

それが水没するほどの水をかぶったら……。(><)

本当に大変な被害だったことでしょう。

だからこそ「今年は綺麗に復活したダリヤ園を観てもらおう!」と関係者は意気込んでいたと思うのですが、そこにこの猛暑。

踏んだり蹴ったりだよ、まったくもう! という気持ちだろうと思います。

 

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園内もまだこんな感じで花がほとんど見当たらないのですが、近づいてみると──

 

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咲いている花があります!

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これは紫式部という品種だそうです。

なるほど上品な紫色。

 

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「ハニーキャラメル」は美味しそうな品種名。

植え方が面白くて、このエリアには「ピーチマカロン」とか「いちごみるく」といったスイーツ系の名前のダリアが並んでいました。

 

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面白かったのは恋愛(?)エリア。

「浮気心」なんて品種もあるんですね~。

間違っても彼女に送っちゃだめな花ですね(笑)

 

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こちらは「キュン」

恋して胸キュン?

ピンクのかわいい色合いの花でした。

 

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「きらきら星」はまぁるい形の黄色いダリア。

こんな形の花もあるんですね~。

なるほど、きらきら星✨

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「赤い彗星」なんてのもありました。

宇宙シリーズのエリアにあったけれど、このネーミングってきっと……

うん、きっと(笑)

 

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私が一番気に入ったのはこの「シャイニーオレンジ」。

花の色が外側から内側へグラデーションになっていて、少しブラウンが入ったオレンジ色がとても上品です。

バラ園に行ったときにも思ったのですが、私はこんな感じの色合いのグラデーションになった花が好きみたいです。

 

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山形はよく晴れていて、青空と白い雲のコントラストが綺麗。

でも、今までの猛暑がちょっと和らいだので、気持ちよく見て回ることができました。

上のダリアは「クライズチョイス」という品種。

大輪のみごとなダリアです。

 

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この背の高いダリアは「ソチトル」という品種で、命名者は「メキシコ大使」となっています。

ダリアはとても種類が多い花で、毎年のように新しい品種が生まれてくるとか。

川西ダリヤ園で生まれてくる新品種もあるので、名前を募集してつけてもらったりするようです。

上の写真でも「赤い彗星」に命名者のお名前がありましたね。

ソチトル(Xochitl)とはメキシコ南部のほうで女の子によくつけられる名前で、「花」という意味だそうです。

 

確かに花の数は多くはなくて、まだ堅い蕾だったり、蕾もまだほとんど育ってなかったりという株も多かったです。

でも、その分、咲いている花ひとつひとつをじっくり見ることができたし、さらに名前とも比較できて、これはこれでとても楽しく観ることができました。

人がまだ少なかったのも、人混み苦手な私たちには良かったです。

 

見終わってから、売店でひと休み。

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ダリアを練り込んだダリアソフトクリームと…

 

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川西ダリヤ園名物の「牛こん」をいただきました。

 

ダリアソフトはほのかにダリアの花の香りがします。

牛こんは、山形名物の玉コンの間に甘辛く煮た牛すじ肉がはさまっていて、とにかく抜群に美味しい!

カラシを付けて食べたら、いっそう美味しくなりました。

 

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この牛こんを食べるために川西ダリヤ園に行くのも悪くないかも……!(≧▽≦)

 

満開のダリヤ園は9月後半からが本番のようなので、それまで待つも良し。

空いている今のうちに行って半額で見て、さらに再入場券を使って満開の頃にまた訪れるのも良し。

とにかく、思っていた以上に楽しい時間が過ごせた日曜日でした。

 

 

2023年8月22日 (火)

「勇者フルートの冒険28」第77章更新

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勇者フルートシリーズ最終巻「勇者フルートの冒険28・闇の竜の戦い」第77章「金の石の勇者」をアップしました。

http://asakuratosho.sets.ne.jp/tosyo/flute/vol-28/index.html

 

光と闇の戦いに、ついに決着がつきました。

私が連載当初から「書きたい、いつか書きたい」と思い続けてきたエピソードも書けました。

初めて息子に「フルート」の物語を語ってからちょうど20年。

長い長い物語の扉をきちんと閉じることができそうで、ほっとしています。

 

まあ、本編のほうはラストだけにあれなんですが……。

「こんな結末かよ!」と怒られたらどうしよう。オロオロ (o_o )( o_o) オロオロ

 

「勇者フルート」の物語は、次回9月5日で完結です。

あとはエピローグだけなので、遅れることなく更新できると思います。

最後の最後、物語の扉が完全に閉じるまで、お付き合いいただけたら嬉しいです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、読者イラストも今回を含めて残すところあと2回となりました。

今週のイラストはこちら。

 

Anata_sayuta

さゆたさんから「あなた」というタイトルでいただいた作品です。

このブログではまだご紹介していませんでしたよね……?(ちょっと自信がない)

本編に登場したのにちなんで、キースとアリアンです。

この二人に限らず、「フルート」のキャラクターたちにはそれぞれ思い入れがあるので、完結したらもう書けなくなるんだと思うと、ちょっと寂しくなります。

でも、完結させますけどね!(笑)

 

それでは、9月5日の最終回もよろしくお願いいたします。

 

2023年8月15日 (火)

車を買い替えました

先日私の車を替えました。

これまでは義父母が所有していたダイハツのムーヴを形見に譲ってもらって、6年間乗ってきたのですが、製造から17年目で自動車税が高くなってしまったのと、そろそろサポートカーに慣れておきたい気持ちがあったので、思い切って買い替えました。

今度の車も軽乗用車、スズキのワゴンR。

車の免許を取ってから40年、生まれて初めての新車です。

これが私の最後の車になるんだろうと思っています。

 

スズキのワゴンRの画像

(ワゴンR:画像は公式サイトから)

 

購入する前に中古車屋さんで試乗だけしてみたのですが、内装の色が部分的に違ったり、アクセサリーがいろいろついていたりすると、目にうるさく感じられたので、内装はシンプルな黒一色に。

その代わり、ヘッドアップディスプレイというのを装備してもらいました。

ポップアップディスプレイの画像

(ヘッドアップディスプレイ:画像は公式サイトから)

 

ワゴンRはメーター類が運転席左に配置されていて、運転中に目の前にアクリル板のような表示板が出てきて、そこに現在のスピードとギアのポジションが出てきます。

指定されたナビと連動させると、右左折の指示と曲がり角までの距離も表示されます。

一緒に車を選んでくれた旦那などは「これ本当に必要なのか?」と、いかにも過剰なオプションのように言っていたのですが、実際に付けてみたらこれが大正解!

先に書いたように、私は目に入るものが多すぎるとうるさく感じられるので、メーターで距離を見たり、ナビで指示を見たりしようとすると、周囲の情報も目に飛び込んできてしまって、負担になります。

その点、ヘッドアップディスプレイがあると、厳選されたデータだけが表示されているので、運転がとても楽に感じられました。

もちろんメーター類やナビのマップも時々確認しますが、四六時中そこを見なくても、目の前だけを見ていればいいというのは、いい感じです。

あ、ちなみに私は自分の車にナビを装備するのも初めてです。(旦那の車には付いていますが)

ナビの指示に従って運転することも初体験なので、負担が少くて本当に助かってます。

 

車内でお弁当を広げている画像

 

記念すべき初ドライブに、以前よく行った市内の公園まで行ってみました。

道はよく知っているんですが、ナビがどんなふうに指示するのか見るためにも、ナビを使ってみたら……あら、新しい道が出てない。

そういえば、つい最近新しい道ができたり、地震でいたんだ橋を直す工事をするのに通行止めだったりしています。

ナビのデータは5年間、パソコンで更新できるようなので、近いうちにやらなくちゃ。

 

お気に入りのパン屋さんで買ったパンと、家族のお弁当のついでに作っておいたおかずを持って、保冷機能があるマグカップに熱いコーヒーを入れて。

気候がいいなら外でお弁当も良かったのですが、外気温は36度!

エアコンが効いている車内でお弁当を広げ、コーヒーにパック豆乳を足して豆乳ラテにして、ひとりランチを楽しみました。

天気は良かったので景色が綺麗。

気持ちのいいミニドライブになりました。

 

今はまだ遠出は旦那に横に乗ってもらってですが、そのうちに自分だけで少し遠くまでドライブしてみようと思っています。

ナビを見ながら、お弁当を持って。(*^_^*)

 

2023年8月 8日 (火)

「勇者フルートの冒険28」第76章更新

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勇者フルートシリーズ最終巻「勇者フルートの冒険28・闇の竜の戦い」第76章「割れた剣」をアップしました。

http://asakuratosho.sets.ne.jp/tosyo/flute/vol-28/index.html

 

さて、前回「あと2回で完結」と書きましたが、書いているうちに76章の内容が1回では収まらないことに気がつきました。

もう1章増やして、今度こそ、あと2回で完結です。

9月5日の更新が最終話ですね。

 

本当に、どんなに名残惜しく思いながらラスト部分を書くのかと思っていたら、相変わらず、ああでもないこうでもないと頭をひねり、ことばを選び、悩みながらの執筆になっています。

これまでと全然変わりません。

終わってからしみじみするのかなぁ。

連載が始まってから18年。

息子の寝物語に最初の「フルート」の話を語ってから丸20年。

「フルート」の物語はあまりにも私の生活の一部になっていて、終了したときが想像できないでいます。(^^;

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、今週の読者イラストはこちら。

 

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さゆたさんにお願いして描いてもらった「ランプ」です。

「フルート11・赤いドワーフの戦い」の扉絵にお願いして描いてもらった作品ですが、旅するドワーフたちが持つにはちょっと上品なイメージだったので、描き直しを何度もお願いして、「フルート11」には別のイラストを使用しました。

でも、これもとても素敵な作品だったので、その後「フルート23・猿神グルの戦い」で扉絵に使用しました。

 

さゆたさんには何度もお願いして扉絵を描いてもらいました。

他の読者様から寄せられたイラストも、登場人物たちのイメージになって、私の頭の中でより具体的に動く手助けになったし。

「勇者フルート」は私が書いた物語だけれど、私だけで作り上げたものではないんですね。

感謝です。

 

次回は8月22日(火)に更新の予定です。

 

2023年8月 1日 (火)

福島の桃「あかつき」

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今年も農家の親戚から桃をいただきました!

向かって左の玉がこぶりなのが「あかつき」右の大玉のが「みさと」という品種だそうです。

ありがたやありがたや……(^人^)

 

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この時期、伊達市や福島市の農協の直売所や道の駅は、桃を買いに来るお客さんでとても賑わいます。

先週の土曜日、伊達市内の直売所「んめ~べ」では、開店時間の1時間前から100人以上が列を作って待っていました。

開店の時には200人以上が長蛇の列。

この日は最高気温が37.8度という猛暑で、朝から日射しがジリジリ照りつけていたのですが、それでも皆さん頑張って待っていました。

店内にはこの通り、桃の箱が山積み!

ほとんどが福島県の特産桃の「あかつき」です。

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この日は桃まつりで箱入りの桃が定価より安く購入できるというので、皆さん桃に群がって次々カートに積み上げていました。

上の写真はお客さんが入ってくるちょっと前に、素早く奥から撮ったもの。

この後、この付近は大混雑になりました。

飛ぶようになくなっていく桃、桃、桃……。

桃を選んだら購入するためにレジに並ぶのですが、カート2台に20箱以上積み上げているご家族もいました。

きっと友人知人親戚に送るのでしょうね。

 

もし甘くて美味しい福島桃を食べたければ、JAふくしま未来で出している「ミスピーチ」という箱のものを購入するのがお勧めです。

選果場で光センサーを使って選別して、糖度12度以上の桃だけを詰めているので、どんなときでも外れがありません。(^_-)-☆

 

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こんなふうに2個から4個くらいの少量の桃もたくさん並んでいます。

これは大きめのあかつきが2個で400円。

都市部の店で買う値段の半額かな?

 

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あかつきは剥くと果肉が薄いクリーム色で、種に近い部分が赤い色をしています。

肉質はきめ細やかで、食べて口の中に繊維が残るようなことはほとんどありません。

桃は皮が赤く色づいたら収穫されるのですが、収穫したばかりは固くて甘い桃、時間が立つと柔らかくなって、とろけるように甘くなります。

この時期、福島の桃を食べると「あ~、福島にも夏が来たな~。福島に生まれて良かったな~」と思います。

 

桃はデリケートで傷みやすい果物なので、福島から遠い場所ではなかなか見かけないかもしれませんが、もし店頭で見つけたりしたら、ぜひ召し上がってみてください。

今年の福島は天候に恵まれたので、あかつきに限らず、桃はどの品種もとても甘いですよ。(^^)

 

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