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2023年5月 8日 (月)

整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」(2)

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福島駅前に新しくオープンした整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」で、足型を取ってもらって、インソールをオーダーメイドしてから2週間。

 →そのときの日記 整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」(1)

予約した日になったので、また行ってきました。

 

インソールは出来上がっていました。

足底に合わせた形で色は黒。

両端が少し持ち上がっていて、中央前寄りに丸いクッションがついています。

裏には薄緑色の薄いクッションが貼ってあって、足を載せると、当然ですが私の足にぴったりきます。

 

「履いて歩いてみてください」と言われて、預けてあった靴に入れて歩いてみると、今まで感じたことがないところにインソールが当たりました。

親指の付け根の横と小指の付け根の横。

痛いわけではないのだけれど、今まで靴を履いていて感じなかった場所に当たるので、なんだか不思議な感じ。

それを伝えると、私のように足裏の横のアーチが落ちて扁平になっている「開張足」の場合は、親指と小指の付け根をインソールで両脇から支えてアーチを作ってあげるのだそうです。

なるほど。

あとは土踏まずの前の部分の柔らかいクッションも軽く触れます。

これはなんだかいい気持ち。

 

インソールを作ったときには「馴らし」が必要なので、一度に長時間履くのではなく、最初は短時間ずつ使用して馴らしていくのが良いし、今履いている慣れた靴に入れて馴らしていくのが良いのだそうです。

ただ、私が今履いている靴は、預けてあった靴と同じ品名なのに、買った時期が違うために仕様が違うようで、インソールが貼り付けになっていて、オーダーメイドのインソールに入れ替えることができませんでした。

今までの靴を使いながら、少しずつ新しい靴+オーダーメイドのインソールで馴らすしかないようです。

 

ところが店長さん、私が履いている様子を見ながら「なんだか甲の部分がきつそうですね」とおっしゃいます。

言われて見ると、確かにちょっときついかも。

今は平気だけれど、長時間履いていると、だんだん足が疲れてくるかもしれません。

店長さん、今の靴の中を確かめて、

「貼り付けてある中敷きの前半分にクッションが入ってませんね……。お作りしたインソールには底全体にクッションを貼ってあるんですが、前半分は取った方がいいかもしれないですね」

 

「申し訳ないのですが、調整したいのでもう1週間くらい預かってもよろしいでしょうか?」と聞かれたので、

「ぜひお願いします」と答えました。

これまで靴とインソールにはさんざん苦労してきたので、正直、一発でぴったりのインソールが出来るとは思っていませんでした。

入れ歯や眼鏡や補聴器を作ったときのように、出来上がったものを試して、調整してもらってちょうど良くなるものだろうと。

そんな話をしたら、「そう言っていただけますと」と店長さんもほっとした顔をされました。

 

こういう調整が必要だと思っていたから、整形靴の専門店が近場に欲しかったんですよね。

福島市内なら伊達市から車で30分で行けるから、足を運ぶのも苦になりません。

ちょうど10日後に福島市内に出てくる用事もあったので、その日にまた予約を入れました。

 

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インソールの調整が終わってから、店内のカフェでコーヒーをいただきました。

手作りのクッキー付き。

レシートのリングに小さなミルが付いているのがかわいいです。

 

予想はしていたのですが、カフェを切り盛りしているのは、やっぱり店長の奥様でした。

若くてかわいい方♪

コーヒーをいただきながら、足に合う靴に苦労してきた話や、足に悩んでいる人が意外なくらい多いという話をしました。

外反母趾で困っている方が多いそうですが、足が小さくて足に合う靴がなくて悩んでいる方もけっこういるそうです。

 

店にお客様がいらっしゃらなかったので、店長さんも混ざってしばらくおしゃべり。

店長さんはドイツに留学して整形靴の勉強した後、東京の足専門の病院で8年近く経験を積んでから、地元福島で店をオープンされたとのこと。

整形靴への健康保険の適用が昔より厳しくなってしまった話とか、いろいろ聞かせていただきました。

 

なんてところへ、私より少し年上の女性が入ってこられて、「こちらで靴のインソールを作っていただけるんでしょうか?」とおっしゃいます。

店長さんはすぐにお客様の相談の対応に。

「やっぱり足と靴に悩んでいる人は多いんですね」と奥様とまた話しました。

 

「私は主人と違って靴のことは全然わからないんですが、なにか主人の手伝いになることは出来ないだろうか、って考えて『そうだ、コーヒーなら淹れられる』と思いついたんです」

と奥様。

わ~、かわいい~! 素敵な夫婦愛~!

そんな奥様の気持ちを表すように、店内のカフェコーナーは、さりげないけれどかわいい作り。

通りを歩いてふらっとコーヒーだけ飲みに入るのも良いし、本当は靴やインソールを相談したいけれど、いきなり専門店に飛び込むのが心配な人は、カフェを利用しながら店の様子を観察することができます。

ショーケースの中のシュークリームなども美味しそう。

カフェがあると店に入りやすいし、店全体の雰囲気も柔らかくなるので、きっと旦那様の助けになることでしょうね。

 

いいお店が福島駅前にできました。

調整してもらったインソールを受け取りに、また訪問するのが楽しみです。(*^_^*)

 

整形靴専門店「ヴェアクシュタット オオゼキ」(3)

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