いわき家族旅行2023
去る2月18日、とても遅い正月休みをとって8か月ぶりに帰省した長男と4人で、全国旅行支援を利用して、いわき市湯本温泉の「スパリゾートハワイアンズ」に行ってきました。
小学校の子ども会の旅行では定番だったこの施設。
親戚と一緒に泊まりがけで遊びに行ったこともありましたが、子どもたちが大きくなってからは足を運ぶこともなくなり、実に二十数年ぶりの再訪でした。
その間に映画「フラガール」の舞台としてブームが起きたり、東日本大震災で休業を余儀なくされてフラガールたちが全国行脚に出かけたり、その甲斐あって再開後はまた人気が出たり、コロナ禍でまた客数が落ちたり……と「ハワイアンズ」は本当に激動のときを経験しました。
今は親子連れや若い観光客がまた増えてきていて、最盛期の時ほどではないものの、けっこう賑わっていました。
ハワイアンズと言えば、やっぱりフラガールたちのショーは外せません。
「スパリゾートハワイアンズ」が「常磐ハワイアンセンター」と言っていたときからの名物ですが、実は私はこれをじっくり見るのが初めて。
二十数年前の時は、昇平がまだ3才で、チョロチョロする彼が怪我しないように必死で追いかけていたので、ショーも見たはずなのに記憶にありません。
昼のショーは「ポリネシアン・サンライトカーニバル」という演目でしたが──
いや~、良かったです!
本当に良かった!!
女性たちの華やかなダンスだけでなく、マッチョな男性たちが火のついた棒(ファイヤーナイフというらしい)を操るファイヤーダンスもあって、実に圧巻。
昇平は、ヤシの実のブラに腰みのというフラガールたちが腰を振りながら踊る様子にかなり照れていましたが(笑)、ファイヤーダンスの演技には惚れ惚れしながら見入っていました。
私も、最初のうちこそ写真を撮っていましたが、途中からはスマホを構えるのも忘れて夢中で観てしまいました。
ちなみに、ショーは望遠レンズがついたカメラや動画などでの撮影は禁止。携帯やスマホでの写真撮影はOKでした。
有料席の中には、ショーの後でフラガールたちと記念撮影ができる特典付きシートもあるようです。
子どもたちが小さかった頃はプールで泳ぐのも非常に楽しみで、流れるプールやものすごいジャンボスライダーがあるのですが、さすがに子どもたちももうそんな年齢ではなく。
長男も仕事続きで疲れているので、ショーの後は露天風呂「与市」でのんびり温泉につかりました。
プールサイドのスタンドで購入した昼食。
パイナップル入りのハンバーガーがハワイアン!(笑)
写真はありませんが、ハワイのドーナツ「マラサダ」も購入して食べました。
温泉から上がったら、その日宿泊するホテル「浜とく」へ移動しました。
なんとハワイアンズからは徒歩3分。すぐ目の前です。
ハワイアンズに入場する前にチェックインして、ホテルの駐車場に車を停めさせてもらったので、駐車料金が浮きました。
コロナ禍のせいか昨年3月の地震の影響か、いくつもある露天風呂のほとんどが調整中だったり修理中だったりしたのは、ちょっと残念でしたが、このホテルの一番の売りは夜と朝のバイキング!
これは期待を外さない美味しさと内容でした。
お寿司、ステーキ、唐揚げ、天ぷら、刺身、常磐ものの魚を使ったメニューや、ケーキやフルーツなどのデザートまで、本当にお腹いっぱい食べられました。
これは予約した旅行サイトの会員特典だったズワイガニの天ぷらと、クラブシェルやふきのとうの天ぷら。
揚げたてサクサク美味しかったですが、とにかくお腹がいっぱいで、クラブシェルを1個だけ残してしまいました。
ごめんなさい。(^^;
部屋に戻ってからは家族で「寿司ジャン」をしました。
麻雀を簡単にしたファミリーゲームなのですが、これは前回ハワイアンズに来たときに売店で購入したもの。
二十数年経っても、まだ遊んでいるとは!(笑)
最近は麻雀のような手を考えて、一円玉をチップにして賭ける、というオリジナルルールを作って楽しんでいます。
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翌19日は、「浜とく」名物の朝食バイキングで朝から海鮮丼などをいただいてから、いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」へ。
ここも数年ぶり。
東日本大震災の津波で甚大な被害を受けたのですが、見事に復活。
単に魚や水の生き物を展示して見せるだけでなく、太古から現代へ、川の上流から海へ、日本と世界の比較、とさまざまなテーマと体験を通じて海と私たちの暮らしの関係を学べる学習施設になっていて、しかも来るたびに内容がアップデートされているので、見応えがあります。
上の写真は太古の海の様子を眺めている長男です。
頭上の魚がど迫力~!
カラフルな南の海の魚たち。
ご存じチンアナゴ。
小さな魚たちは群れを作って敵から身を守ります。
小さな魚が群れを作って大きな魚から身を守る、といえば、国語の教科書でも有名な絵本「スイミー」が思い出されます。
アクアマリンではちょうどこの「スイミー」の企画展も行われていました。
絵本の場面が再現されていて、なかなかいい雰囲気です。
子どもが遊べるスペースもありました。
ひな祭りが近づいてきたので、つるしびなも飾られていました。
あ、魚だ!( 笑)
その後、隣にある物産館の「いわき・ら・ら・ミュウ」にも回って、魚の干物やマグロの中落ちをゲット。
中落ちはたっぷり入ってこれで500円とお買い得。(しかも中トロ入り!)
写真のマカダミアナッツチョコはハワイアンズで、アザラシの顔の鍋敷きはアクアマリンで購入しました。
マグロの中落ちは、見た目は刺身のように綺麗じゃないし、骨があったりもするけれど、栄養と旨味がたっぷりの部位です。
「でも、若い方はこういうのはあまり好まないみたいでねぇ」と店の人は残念そう。
「塩焼きや煮付けがいいよ」と教えられたけれど、我が家は半分をねぎま鍋にしていただきました。
う~ん、美味しい。
残り半分の血合いの部分は醤油と酒に漬け込んで、翌日竜田揚げにしました。
こちらも肉のような弾力があって美味しかった。
500円の中落ちでたっぷり2食楽しんで、帰宅してからも美味しい家族旅行でした。
仕事が忙しすぎて精神的に疲れていた長男も、旅行でのんびりできたようだし。
良い家族旅行だったと思います。(*^_^*)
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