相馬市磯部水産加工施設 ~震災から復興していく磯部~
昨日、家族で相馬市までドライブして、久しぶりに磯部地区にも行ってみました。
東日本大震災で甚大な津波の被害があった磯部地区。
震災の翌年の2012年と2013年に、アメリカ合衆国の福祉団体の代表だったKさんをお連れした場所です。
2012年の時点の磯部漁港の風景。奥に津波で廃船になった漁船が山積みにされています。
2012年の磯部地区の風景。復興のための整備が始まって重機が動き回っていましたが、津波の瓦礫もまだ残っていました。
今、磯部地区には津波の痕はほとんどありません。
堤防が綺麗に整備されて、その手前に防風林を再生するために、松の苗木がたくさん植えられています。
ただ、風砂から苗木を守るのにずーっと柵が作られているので、写真がうまく撮れませんでした。
道路も含めた地形も整備で変わってしまったので、残念ながら以前写真を撮った場所に近づくこともできません。
ただ、それは良いことだと思いました。
代わりに新しく作られていたのが、この施設。
下の写真は施設の名刺ですが、要するに磯部地区の水産物加工施設です。
駐車場に面して直売所もできていました。
とても綺麗!
震災直後には廃船の山だった磯部漁港も、今では綺麗に整備されて漁が再開。
直売所では、新鮮な魚介類やその加工品が販売されていました。
名刺の裏面には取り扱い水産物が載っていますが、これ以外の魚も扱っていました。
私たちは、その朝水揚げされたばかりのノドグロ(アカムツ)を3尾購入。
ノドグロと言ったら高級魚ですが、全長15センチあまりの丸々したノドグロが3尾で510円でした。
お買い得!!!
むき身のホッキ貝も格安で、まとめて買っているお客さんがいました。
直売所はまだできて日が浅いので、一般にはあまり知られていません。
私たちも、別の用事のついでにこちらへやってきて、こんなに立派な建物ができていたのだと初めて知りました。
相馬は松川浦の「浜の駅」が大変な賑わいぶりですが、ここ磯部の直売所も新鮮な魚介の穴場として人気が出るといいな、と思いました。
昨日の夕食は相馬の海産物三昧でした。
磯部のノドグロの煮付け、原釜(これも相馬の漁港)のヒラメの刺身、相馬松川浦で養殖されたアオサ海苔の味噌汁。
どれもこれも最高に美味しかったです!
磯部には日を改めてまた行きたいな、と思いました。
そのときにはもっと時間をかけて、できるだけ海岸に近づいて写真を撮れたら、とも思っています。
☆磯部水産加工施設ホームページ(店内の写真や直売所情報あり)
https://www.soso-gyokyo.jp/isobe
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