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2022年10月 3日 (月)

肘頭滑液包炎になりました

先月下旬に肘頭滑液包炎(ちゅうとうかつえきほうえん)という病気になってしまいました。

 

気がついたのは9月21日のこと。

お彼岸になったので午前中に墓掃除に行って、帰りにコンビニに回ったとき、右の肘に違和感を感じて触ったらぷっくり膨れていました。

びっくりして帰宅して鏡を見たら、こんなふうになっていました。

 

(鏡に映った映像をスマホで撮影して反転させているので、写真に鏡表面の反射光が写り込んでます)

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「なにこれ!?」とびっくり仰天。

こぶとりじいさんの「こぶ」のようですが、触るとぷよぷよしていて痛みはほとんどありません。

前日にはこんなものはなかったはず。

急にどうしちゃったんだろう!? とかなり焦りました。

 

どこの病院のどの科にかかれば良いのかもわからなくて、ネットで検索しました。

肘の腫れは整形外科に行けば良いらしいとわかったので、かかりつけの整形外科病院へ。

レントゲンを撮ってもらうと、「右肘の先端に石灰が沈着しているね」と先生。

え、石灰? それが原因?

「中に溜まってるね。とりあえず採ってみよう」と注射器の針を刺したのですが、血液が混じった水が少し出ただけで吸い取れません。

「もう固まってるね。しばらく前からだったと思うよ。腕の使いすぎだから、とりあえず湿布をして、肘をつかないようにして1週間様子をみてね」と言われました。

石灰が原因ですか? と聞いてみると、「それはあるだろうね」という答え。

肘の中の組織が沈着した石灰とこすれて炎症を起こした可能性があるとのこと。

針を刺したのでその日の夜は入浴時に濡らさないように、とも言われました。

 

帰宅してから改めて症状や先生に言われたことに沿って調べてみて、「肘頭滑液包炎」という病名に行き当たりました。

肘には関節の動きをよくするための「滑液」という液体が入った袋があって、そこが細菌感染や物理的な原因で炎症を起こすと腫れる、とありました。

写真もいくつもヒットしましたが、私の肘とそっくりでした。

私の場合は細菌感染ではなく、肘の中の石灰化したところで滑液の袋が傷ついて炎症が起きた、ということのようです。

痛みが出るとありますが、肘の先端にできた場合は痛みをほとんど感じないこともある、ともあって、なるほどそれで、と納得しました。

小ぶりなゴムボールが肘の先についているような状態でも、痛くないし、動きもまったく問題ありません。

ただ、夜寝転がってタブレットを見る習慣があるのですが、それだけが肘を突く格好になるので、できませんでした。

どうやらこれが原因だったようです。

普通ならうつぶせで肘を突いてもなんということはないのでしょうが、私の場合は右肘の先端に石灰沈着が起きていたから、少しずつ炎症が進んだのだろうと思います。

旅行で疲れたのも、影響したのかもしれません。

 

石灰沈着は女性の場合は骨粗鬆症が原因で起きることが多いようです。

体内のカルシウムが不足するので、骨からカルシウムが放出されて、それが石灰となって外部に沈着してしまうようです。

カルシウムが不足するから、カルシウムが沈着して石灰化する。

う~ん、人間の体って複雑ですね。

 

その後、病院に行った翌日、入浴していたら、患部から急に血が混じった水が出てきて、ゴムボールのようなこぶがしぼんでしまいました。

検査のために針を刺したときには中身がほとんど出ませんでしたが、そのタイミングで抜けたようです。

ただ、皮下にも広がったので、あざになってしまいました。

 

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肘先はしぼんだけれど、腕が「ぶんず色※」です。

※あざや打ち身のどす黒い色をさす方言

内出血なので、額のたんこぶのあざが目の回りに下りてくるように、重力に引かれて手首のほうに下りてきました。

それが原因なのかどうかわかりませんが、倦怠感も2日ほど続きました。

その後また病院へ行ったら、倦怠感も消えていたので、「もう大丈夫ですね」と先生から言われて、湿布だけはもうしばらく貼るように、と言われました。

皮下出血のあざは、自然に吸収されるのを待つしかないそうです。

その後も腫れは引いているし、あざもだんだん薄くなってきたので、もう少しだとろうと思います。

これのせいで小説も臨時休載にしてしまいましたが、今週(明日)は更新できる予定です。

 

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