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2022年9月

2022年9月28日 (水)

縄文遺跡と津軽ドライブ・3

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↑北東北の道の駅。マーカーで囲んだところが津軽半島。(マップ:東北「道の駅」公式マガジン「おでかけ・みちこ42号」より)

 

さて、1日目は秋田県の大湯環状列石と青森市の三内丸山遺跡を巡って、縄文時代を学んだり想いをはせたりしましたが、2日目は旦那様が熱中している「道の駅スタンプラリー」に出かけました。

旦那様は3年がかりで近隣の道の駅を制覇していって、東北地方で残っているのは青森県だけになっています。

今回は津軽半島の道の駅を制覇するため、青森市内のホテルを朝8時に出発しました。

あ、ちなみに、経費節約のため2泊とも格安のビジネスホテルでした。

 

◆道の駅 たいらだて

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まず最初は、陸奥湾に面した道の駅たいらだて。

コテージもあってキャンプも楽しめるそうですが、道の駅はまだ開店前だったので外から写真を撮るだけにしました。

スタンプラリーのスタンプは別棟のセンターハウスにあったので、スタンプ帳に無事に押すことができました。

 

◆高野崎

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次の道の駅へ行く前に、津軽半島の東側の先端にある高野崎に寄り道。

灯台の下から赤い橋を渡って磯に下りることができます。

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釣り人さんたちが大勢釣り糸を垂れています。

ちなみに灯台の手前はとても綺麗な芝生のキャンプ場になっていて、家族連れがたくさんテントを張っていました。

駐車場は目の前だし食堂もあるので、小さな子ども連れでも安心のようです。(迷惑になるので写真は撮っていません)

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磯に下りると水が綺麗!

小さなカニやイソギンチャク、フジツボや亀の手、海藻などなど。

子どもたちと磯遊びするのにも絶好の場所のようです。

風が強いことも多いようなのですが、この日は台風前の凪(なぎ)だったようで、風はほとんどありませんでした。

 

◆道の駅 いまべつ

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のどかな田園風景を走っていたら、突如現れた巨大で近代的な駅。

北海道新幹線の本州側最北端の駅「奥津軽いまべつ」です。

8月に東北北部を襲った大雨のために、駅に通じる道路の路肩が陥没して、ブルーシートがかけられていました。

この後でも出てきますが、今回のドライブでは8月の大雨の爪痕を各地で見ました。

 

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道の駅いまべつは、奥津軽いまべつ駅に隣接。

入り口はステンドグラス風、建物はオレンジ色でとてもお洒落です。

青函トンネルと青森県をイメージしているとか。

中に入ると、地元の手作り菓子や青森県の商品と一緒に、北海道新幹線グッズが。

なかなか面白い道の駅です。

がっぱらもちというお菓子とパンの耳のかりんとうを買って食べましたが、どちらもしみじみ懐かしい味でした。

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◆階段国道と龍飛崎(たっぴざき)

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津軽半島最北端の龍飛崎には、「国道なのに階段!?」ということで有名な、日本唯一の階段国道があります。

龍飛崎漁港から岬の上の龍飛埼灯台の下まで、国道339号線は362段の階段になっています。

写真左上につづら折りの階段があるのが見えるでしょうか?

かなり急な階段です。

旦那様はここを昇りたくてやってきたので、意気揚々と向かっていきますが、私と息子は昇りきる自信がないので、車で階段の上へ先回りしました。

 

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15分後。

ぜいぜいと息を切らして昇ってきた旦那様を、看板の前で記念撮影。

やっぱり、けっこうきつかったそうです。

同じように階段を昇ってきては、この看板前で記念撮影している人がたくさんいました。

 

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階段国道を(旦那様が)堪能した後は、坂を少し登って龍飛崎の展望台へ。

竜飛(たっぴ)という地名はアイヌ語から来ているという説があり、それに「竜が飛ぶ」という漢字を当てた、と言われています。

橋の欄干にも竜がいました。

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竜飛先は竜が飛ぶように風が強い場所と言われていますが、先にも書いたとおり、台風接近の影響か、このときは逆に風がほとんどありませんでした。

ただ、空は一面どんよりした雲におおわれていて、海もかすんで見通しがあまりよくありません。

天気が良ければ津軽海峡ごしに北海道も見えるというのですが……。

 

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龍飛埼灯台にも回ってみました。

すると、海の上の低い雲の上に山並みがうっすらと──。

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北海道が見えたー!!(感動)

心の中で「○○○さーん! △△△さーん!」と、北海道在住の友人夫妻を呼んでしまいました。

津軽半島の最北端までやってきたことを実感した瞬間でした。

 

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龍飛崎には綺麗な青い花もたくさん咲いていました。

調べてみたら、なんと西洋野菜のチコリの花! それが自生しています!

どうしてこんなところにチコリの花が? と思って帰宅してから調べたら、昔、龍飛埼の灯台守が灯台のまわりに植えたチコリが岬一帯に広がったと伝えられているとか。

なかなかステキな話ですね。

 

◆道の駅みんまや

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龍飛崎の下には、本州最北の道の駅みんまやがあります。

道の駅には、最初から道の駅として作られたものと、既存の施設を道の駅の条件に合わせて改修して登録されたものとがあるのですが、この道の駅みんまやは後者。

青函トンネルが完成したときに作られた青函トンネル記念館が、道の駅として登録されたものです。

なのでメインはやっぱり青函トンネル。

トンネルが完成するまでを紹介していて、地下の体験坑道にも下りることができます。

私たちは先を急ぐのでちょっと眺めただけで失礼しましたが、興味がある人はじっくり見たい場所だろうと思いました。

 

◆道の駅十三湖高原

さて、本来であれば、道の駅みんまやからは、津軽半島の海岸沿いに竜泊ラインと呼ばれる国道339号線を通って、道の駅こどまりというところへ回ることができます。

ところが、8月の大雨の影響でここも通行止めになっています。

山中の別の道から道の駅こどまりに行こうとしたのですが、そこも大雨のために通行止め。

さらに大回りをして、もっと南にある道の駅十三湖高原にまず回ることにしました。

 

青森県の十三湖と言えば、なんと言ってもやっぱり「シジミ」!

道の駅もさぞやと思いながら行ってみると──

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え、牛?

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道の駅の看板にも黒い牛がいます。

どうやら道の駅の周辺は牧場になっているようです。

 

でも、道の駅の中に入ったら──

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活シジミの量り売り

 

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シジミラーメン、シジミの味噌汁、しじみ汁

 

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シジミエキスのドリンク

 

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数量限定のシジミカレーパンに熱々のシジミ汁と、やっぱりシジミのオンパレードでした。

十三湖が見える東屋で、シジミカレーパンとシジミ汁でお昼ご飯。

カレーの味の中にほのかなシジミの旨味と香りが。

ここでしか味わえないパンでした。

なお、ここにはものすごく長いローラー滑り台があるのですが、台風の影響か、ここも利用禁止になっていました。

 

◆道の駅こどまり

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道の駅「こまどり」と言ってしまいそうになる道の駅ですが、漢字で書くと「道の駅 小泊」。

泊(トマリ)とは大和言葉からアイヌ語に転化したことばで「港・停泊所」のことだそうです。

 

陸奥湾を含むこの一帯は昔からイカ漁が盛んな地域で、特産はイカだったのですが、近年の温暖化の影響で魚種が変わってきて、最近ではメバルがよく獲れるようになってきたとか。

そこで、小泊がある中泊町では、メバルを使ったメニューをいろいろ考案して売り出し中でした。

メバルと言えば高級魚ですからね。

メバル膳の見本がありましたが、なかなか美味しそうでした。

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国道339号線は、道の駅こどまりのすぐ北側で通行止め。

早くまた通れるようになるといいですね。

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◆道の駅つるた

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さて、国道339号線を南へ引き返し、まだ時間に余裕があったので、津軽半島の根元にある道の駅つるたへ。

ここの建物は地名にちなんで「鶴」の意匠になっていました。

奥の建物に鶴の頭部がついているのがわかるでしょうか?

上から見ると、この建物も手前の建物も、翼を広げた鶴の形になっているそうです。

 

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トイレも2羽の鶴が首を伸ばして寄り添っている形。

こういうの、好きです♪

 

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さて、鶴田の名産はブドウのスチューベン。

折しもブドウの季節なので、道の駅の中はブドウでいっぱいでした。

 

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スチューベンのワインもいっぱい。

 

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午後も遅くなってきたのに、店内にはブドウを買い求めるお客さんが多かったです。

ん? 「こちらのブドウは商品であって試食品ではありません」?

こんな張り紙があるということは、食べていっちゃうお客さんがいるということなんですね。(^^;;

ちなみに10月8日-9日には、ここで第10回スチューベンぶどう祭りが開催されるようです。

 

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私たちは、珍しいスチューベン大福を買って食べました。

スチューベンの汁を練り込んだぶどう色の大福。

味もしっかりスチューベンの味がしました。

 

竜泊ラインは通ることができませんでしたが、これで津軽半島を一周したことにして、青森市内のホテルに戻りました。

 

◆おまけ・青森物産館アスパム

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最終日は帰る前に青森市内の物産館アスパムに回りました。

台風14号の接近でついに雨が降り出しましたが、最上階の展望台から青森港を眺めることができました。

お土産もいろいろ買いました。

 

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リンゴのぬいぐるみ、かわいい~♪

 

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青森名物金魚ねぷた。あ、アマビエねぷたもある(笑)

 

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ミニステージにも金魚ねぷたがずらり。

 

2階では青森の自然とねぶた(ねぷた)祭りの360度3D映画を上映していたので観ました。

15分程度の映画だったけれど、各地の祭りの様子からは人々の情熱や熱気がすごく伝わってきて、なんだか涙が出てきました。

青森の人々にとって、祭りは本当に特別な存在なんですね。

今回は時間がなくて回れなかったけれど、次に来たときには「ねぶたの家ワ・ラッセ」にも行ってみたいと思います。

 

以上で、縄文遺跡と津軽半島を巡るドライブの記録はおしまいです。

長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。

(終)

 

2022年9月27日 (火)

縄文遺跡と津軽ドライブ・2

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秋田県の大湯環状列石を見学した後は、青森県に入って、青森市の三内丸山遺跡へ。

ここは日本最大の縄文遺跡です。

遺跡そのものは地層を模した壁の向こう側にあって、駐車場からは見えません。

通常は入場料がかかるのですが、この日は「さんまるJOMONの日」というイベントが開催されていたので、特別企画展以外は無料で観覧できました。

知らずに行ったのでラッキーでした♪

 

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壁の内側に広がっていたのは、こんな景色。

天気も上々で、親子連れがたくさんいました。

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こちらは縄文時遊館という資料館に展示してあった三内丸山遺跡のミニチュア。

実際の遺跡は約40ヘクタールと広大です。

ここに巨大な建物があったり、たくさんの竪穴式住居があったり。

建物跡や墓地だけでなく、大量の土器や石器、木製品、骨格製品から木の皮を編んで作ったポシェットまで出土しています。

今から約5,900年から4,200年前にかけての縄文時代前期~中期の村だそうですが、規模からしても内容からしても、相当文化的で社会的で、大湯環状列石に続いて、縄文時代を見直してしまいました。

 

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復元された住居。

大湯環状列石でもガイドさんが言っていたのですが、柱の太さや種類、大きさなどは発掘された遺構からわかっても、その上の屋根がどんな素材でどんなふうに作られていたかは、今もって謎なのだそうです。

そこで三内丸山遺跡では、木の皮で屋根をふいた場合、土で屋根を作った場合、カヤで屋根をふいた場合の3パターンで復元していました。

上の写真の手前左から、木の皮、土、カヤで屋根を作った住居です。

カヤぶき屋根の住居はたくさんありました。

奥に見える大型の建物は高床になっていました。

住居ではなく貯蔵庫だったのかな?

 

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復元住居にはこんなふうに実際に入ることができます。

中には囲炉裏や燻製のための棚などもあって、いかにもその時代を想像しやすく整備されていました。

 

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こちらは時遊館に展示されていた、当時の住居内部の想像再現です。

奥ではお父さんが槍の手入れを、お母さんが土器を使って食事を作っています。

手前でおばあさんが機織りをしていて、孫娘がそれをじっと見ています。

そうやって仕事の仕方を親から子へ、子から孫へ受け継いでいった……ということなんだろうなぁ、と思って眺めました。

生きていく術ですよね。

天井からは燻製(干物?)にした鮭などの魚がぶら下がっています。

 

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三内丸山遺跡と言えばこれ! というほど有名な大型掘立柱建物(ほったてばしらたてもの)です。

もちろん復元で、高さや大きさはほぼこの通りだったようですが、屋根はどんな状態だったかわからないので、屋根はかけてないのだそうです。

本来の遺構はこの建物のすぐ脇の建築物の中に保存してありました。

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等間隔の6つの穴の底には柱の根元の部分が現存。

直径1メートルの穴の中に栗の木の柱が見えました。

4~5千年前の栗の木の柱!

うわぁ~!!

興奮しました。

 

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時遊館で展示物も見ました。(これは出土品ではなく通路の壁のモニュメント)

 

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おぉ~、本物の縄文土器だ!

と感動していたら──

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縄文土器がずら~り。すごい数。

下から上へ時代の順に並んでいます。

時代と共に技術が進歩して、土器が薄く小型になっていったそうです。

土器の中から炭化した栗や胡桃、ドングリなどが発見。

そういえば、今から十数年前の息子が小学生の頃に、拾ってきたドングリで縄文クッキーを焼いてみたなぁ、と思い出しました。

 →「ドングリクッキーを作って食べる:そっと、ひとりごと」

ドングリのあく抜きがものすごく大変だったっけ。

縄文人は本当に手間暇かけて食料を手に入れていたんだな、と考えたことを思い出しました。

 

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石の鏃(やじり)。

右端は黒曜石で、長野県で算出される石だそうです。

青森県の遺跡から長野県の石の鏃。

当時から全国の縄文集落で交易が行われていたということのようです。

やっぱり縄文文化は学術的に見直される時期に来ているんですね。

 

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土偶。

 

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木の皮を編んで作ったポシェット。

水の多い土壌に埋まっていたので、腐らずに残っていたとか。

 

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出土した石のペンダント・トップ。

すごくオシャレなデザインで、現代でも充分通用しそうです。

 

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昨年、北海道・北東北の縄文遺跡群が世界遺産に認定されたときの、認定書のレプリカ。

台に描かれているロゴは、この世界遺産に含まれている各地の遺跡にあって、先の大湯環状列石でも見ました。

赤いマークは火炎型縄文土器の形であり、北海道と北東北の形でもあるそうです。

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火炎型縄文土器──のミニチュア。

時遊館のガチャガチャで引き当てました。

 

三内丸山遺跡でも集落の周囲や中からたくさん墓が見つかったそうです。

大人は道の両脇の墓に埋葬され、子ども別の場所で棺壺と呼ばれる土器に入れて埋葬されたとか。

子どもの棺壺には丸い石が入れられていることもあったそうです。

 

当時は医学も進んでいないし栄養状態も良くなかったわけだから、子どもは生まれても成人するまでに大勢が亡くなっただろうと思います。

もし私がその親の立場だったら、亡くなった子どもに「また私たちのところへ生まれておいで。そして、今度こそ元気に育ってちょうだいね」と願いながら埋葬するでしょう。

大人は集落を守ってくれる神のような存在として祀られたけれど、子どもは再生を願って別の場所に埋葬されたのでは──とそんなことを考えました。

壺に入れられた丸い石も、生まれ変わりを願って入れられたものなのかもしれません。

 

おまけ。

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時遊館のレストランで「縄文発掘地層パフェ」というのが、1日10食限定で販売されていました。

食べてみたかったけど、時間がありませんでした。

これ以外にも縄文時代に食べられていたと思われる食材を使ったメニューなどがあったようです。

次に来るときには食べてみたいな~。

勾玉(まがたま)作りやミニ土偶作り、組紐作りなどの体験もできるようなので、興味のある方はぜひ、というところですね。

 

明日は津軽半島を巡るドライブについて書きます。

(つづく)

 

2022年9月26日 (月)

縄文遺跡と津軽ドライブ・1

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今年のシルバーウィークの前半の9月17日-19日に、家族3人で北東北の縄文遺跡と青森県の津軽半島を巡るドライブに行ってきました。

台風14号が日本列島に接近・縦断していましたが、本州の北端にはまだ嵐が来ていなかったので、後半から少し雨に降られたものの、スケジュール通りに見て回ることができました。

 

最初に行ったのは秋田県の縄文時代の遺跡「大湯環状列石」です。

上にストーンサークル(環状列石)と復元された縄文住居のパノラマ写真を載せました。

たまたま無料ガイドに案内してもらえる時間帯に当たっていて、熱心に質問する歴史ファンの方もいらしたので、とても楽しい見学になりました。

 

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この方が大湯ストーンサークル館のガイドさん。

お話がとても面白かったし、先の歴史ファンさんが突っ込んだ質問をしてくれるので、その方とのやりとりがまた興味深くて最高でした。

「調査の結果、ここまでわかりました」ということと「○○と言われていますが、実際にはまだわかっていません!」ということを、きっぱり言い分けるところが、ありのままでとても良かったです。

縄文時代はまだ文字がなかった時代だから、文献等はまったく残っていないので、想像するしかないんですよね。

 

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野中堂環状列石。

最大径は44メートル。

真ん中に立っているのが日時計状組石です。

 

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こちらが万座環状列石。

野中堂環状列石とは道路を挟んだ向かい側にあって、最大径は55メートルと野中堂より大規模。

それぞれのサークルは二重になっていて、中心の石と日時計状組石は一直線にならぶように配置されていて、それが夏至の日没の位置とほぼ一致しているらしいです。(実際には微妙にずれているとか)

 

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万座環状列石の外側サークルのすぐ脇には建物跡があって、建物群が復元されていますが、竪穴式になっていないので、住居ではなく祭祀のための建物だろうと言われています。

サークルはたくさんの組石で形成されていますが、組石はお墓らしいので、ここは祖先の魂の安寧や祖先が自分たちを守ってくれることを願う祈りの場所だったのかもしれません。

実際の住居跡(集落)は、このストーンサークルの周辺地域に点在しているそうです。

縄文時代には時計もカレンダーもありません。

現代でも日本ではお盆に親戚や知人が集まって墓参りや祭りを開催しますが、それと同じように、縄文人も日時計で夏至を見極めて墓参りや祭りに集まったのかも……などと想像しました。

 

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隣接する大湯ストーンサークル館も見学しました。(実際にはガイドさんにこちらを先に案内してもらいました)

遺跡からは打製石器や磨製石器も出土しているのですが、土器や土偶もたくさん見つかっています。

 

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この土版(どばん)は子どもに人の体の構造を教えるためのものだったのでは、と言われているそうです。

NHKの公式キャラクターのどーもくんにちょっと似てるかも。

かわいい!

 

この後で回った青森市の三内丸山遺跡でも感じたのですが、縄文時代は私たちが学校で習ったものより、ずっと文化的で社会的な集団だったような気がします。

埋葬や先祖を祀る儀式、祭場の構造、次第に洗練されていく縄文土器や土偶など、弥生時代やその後の古墳時代だけでなく、現代の私たちともつながっていることをはっきり感じました。

縄文文化は今、考古学的に見直されてきているそうですが、確かにそうなんだろうと実感した大湯環状列石でした。

 

明日は青森市の三内丸山遺跡について書きます。

(つづく)

 

2022年9月20日 (火)

「勇者フルートの冒険28」第53章更新

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勇者フルートシリーズ最終巻「勇者フルートの冒険28・闇の竜の戦い」第53章「邂逅」をアップしました。

http://asakuratosho.sets.ne.jp/tosyo/flute/vol-28/index.html

 

いよいよ。

いよいよ物語も本当の終盤。

次回からは最終決戦が始まります。

長い時間をかけて書いてきた光と闇の戦いは、どういう決着になっていくか。

最後の最後まで一緒にご覧いただけると嬉しいです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

台風14号は日本列島を縦断して、先ほど太平洋上で温帯低気圧になったようです。

こちら福島県では、午前中にかなり強い雨が通り過ぎるように降りましたが、その後普通の降り方になって、今はやんだようです。

急に気温が下がって涼しくなりました。

西日本や九州の被害がひどいようで、心配しながらニュースを見ています。

被害に遭われてしまった方には、心からお見舞い申し上げます。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

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今週の読者イラストは、さゆたさんの「ライバル」。

ランジュールが恥ずかしがるポポロを優しく抱いています。

二次作品なのでこういうシーンはないのですが、これも私がなかなか気に入っている作品です。

ランジュール、王子様みたいですね。(^m^)

 

……【追記 10月3日】……

前回の読者イラストでも同じ作品を紹介していたことに気がつきました。このブログを書いた時点では、まったく気がついていませんでした。orz

旅行から帰ってきた翌日だったので(小説はそれ以前に書いてありました)、疲れて頭が回らなかったみたいです。失礼しました。(m_m)

……………………

 

なお、今週は連休だったので昨日の通常ブログの更新はおやすみしました。

ブログの次の更新は9月26日(月)、「フルート」の次回更新は9月27日(火)の予定です。

2022年9月12日 (月)

4回目ワクチンの副反応

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先週の木曜日の午後に、新型コロナワクチンの4回目の接種を受けてきました。

過去3回の経験から、私は副反応で倦怠感が出ることと熱が出ることがわかっていました。

それも回を重ねるごとに徐々に強くなってきたので、今回は3回目よりもっと症状が強くなると予想して、あらかじめいろいろ準備しておきました。

家族や自分の食料を準備しておいたり、土曜日のオンライン学習会が欠席になるかもしれないと連絡しておいたり、小説の更新に2週間のお休みをいただいたり。

できるだけの準備をして臨んだ4回目。

会場のスタッフも先生や看護師さんも、もうすっかり慣れて、てきぱきとスムーズに進んでいきます。

接種後の15分の経過観察も特に問題なく過ぎて帰宅。

その日の夜から少しずつだるさが出てきたので、その夜はお風呂には入らずに早めに寝ました。

 

翌朝

熱は37度前後をうろちょろ。

熱としては微熱程度だけれど、倦怠感がかなり強くて布団から起きられません。

前日から家族には「お弁当は作らないから、お昼は買って食べてね。朝ご飯も自分たちで準備してね」と言ってあったので、そのまま寝ていました。

旦那様と息子は、前日の夕食の豆乳鍋の残りを温めて、作り置きの浅漬けなどで朝食にして出かけたようです。

私は家族が出かけてからレトルトのお粥や缶詰で朝ご飯にして、あとはずっと寝ていました。

 

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これは昼ご飯の写真です。

レトルトの白粥、インスタントのお吸い物、ナスとピーマンの揚げ浸し、イワシの缶詰と自家製紅(桃色?)ショウガ、キュウリの酢漬け、梅干し、麦茶。

だるいけれど食欲はあるし熱も37度台前半なので、「今回の副反応は楽勝かな?」と思っていたら、甘かった。

午後から体が痛くなってきて、熱も上がってきて、38.5度に。

頭痛もしてきました。

常備してあった解熱剤(イブプロフェン)を服用したけれど、すぐには下がらずに38.6度まで行ったので、飲まなければ39度くらいまで上がったかもしれません。

そういえば、一足先に4回目の接種を受けた次男も、翌朝39度の熱を出しましたっけ。

とにかく水分を摂って時間が立つのを待つしかないので、これも準備してあったアクエリアスと麦茶を飲んで寝ていました。

 

夜には37度台まで熱が下がったので、夕食にもお粥を食べました。

レトルトのお粥は便利ですね。

家族は私が準備しておいたレトルトカレーとレトルトご飯、旦那様が帰りにスーパーで買ってきたメンチカツで夕食にしていました。

 

夜中にまた37.8度まで熱が上がったので、解熱剤を服用しました。

それまでは体も痛くて1時間おきくらいに目が覚めていましたが、薬を飲んだ後は朝までぐっすり眠れました。

 

土曜日

オンラインの学習会にはやっぱり参加が無理だと伝えておいたので、安心して寝ていました。

息子は仕事へ。

旦那様は休みなので、洗濯して干してくれたり、買物に行ってくれたり。

以前私が家を留守にしたときに、洗濯機の使い方をメモに書いておいたのですが、それを今でも保存していて、メモを見ながら洗濯機を回してくれました。

息子も毎日洗濯機を回してくれるので、使い方はわかります。

旦那様、頼んだことはだいたいなんでもやってくれる優しい人なのですが、「他人に頼むより自分でやる方が楽」と言うだけあって、なんでも自分で抱え込んでしまって、人にやらせることがあまり得意ではありません。

「こんな時こそ『お父さんは朝ご飯の準備をするから、おまえは洗濯機を頼む』と息子に頼めばいいのにな~」と思いながら、音ややりとりに耳を澄ませていました。

ちなみに、前日の金曜日にも洗濯はしてくれたのですが、このときには息子が気を利かせて(?)「私が回すよ」と言ったようです。

 

相変わらずだるさは続いていますが、熱は下がり始めました。

頭痛も消えて気分が良くなってきたので、布団の中でごろごろしていました。

コロナにかかった人が後遺症で「ずっとだるい」「起きていられない」と苦しむ話をニュースで聞いたりしますが、こんな症状がずっと続くのかもしれないな~、と思いました。

だとしたら、本当に家事も仕事もできないですよね。

私の体が鉄に布団が磁石になって、布団に吸い付けられて離れられない──そんな感じのだるさでした。

 

幸い、私は単なるワクチンの副反応なので、だるさは時間の経過と共にどんどん軽くなっていって、熱も36度台まで下がりました。

夕方には思い切って服に着替えて、簡単な夕食を準備して、2日ぶりに家族全員で夕食を食べました。

「あんまり無理するなよ」「お母さん、早く良くなってよね」と家族が優しい。

このままもうしばらく具合悪いほうがいいかしら、なんて思ったくらいですが、それは心配を長引かせるのでやめました(笑)

 

日曜日

熱は36.2度。平熱に戻りました。

だるさもだいぶ消えたので、旦那様の車でスーパーへ買い物にいきました。

メモを見ながら30分程度で済ませましたが、帰ってきたらぐったり。

まだ体力的に回復していないんだな~と痛感しました。

その後も、疲れたらすぐ休むようにしながら、のんびり過ごしました。

 

そして、本日月曜日

さあ、今日からは平常運転! と思っていたら、朝、旦那様に起こされました。

目覚ましを見せられて「5時半だぞ、大丈夫なのか?」

ん……? え~っと……5時半だね? え、5時半!?

普段、平日は4時45分に起きるのですが、寝込んでいる間、携帯のアラームを切っていたのを、うっかりセットし忘れたのでした。

旦那様は自分の目覚ましを6時にセットしていましたが、トイレに行きたくなって5時半に目を覚まして、私がまだ寝ていたのでびっくりしたようです。

朝は洗面の後でストレッチを30分くらいするので、それで5時前に起きているのですが、体操をパスすれば6時からの朝食準備には間に合うので、とりあえず事なきをえました。

セーフ。c-(^,^;

 

まあ、こうしていてもまだ少しだるさは残っているので、100%回復までにはあと1~2日かかりそうですが、とりあえずは復活です。

4回目までこうして接種しましたが、短い間隔で接種しているために副反応もどんどん強くなっている気がするので、次回は1年後くらいだといいな~と思ったりしています。

ちなみに、1~3回目のワクチンはファイザー社製、今回はモデルナ社製でした。

モデルナワクチンのほうが熱が出やすいとか言われたりもしますが、私としては、今回の副反応はメーカーには関係なくて、回数を重ねたための副反応の強さ、という気がしています。

副反応のパターンとしては今までとまったく同じで、ただ程度が強くなっただけなので。

接種した場所の痛みは逆に少なくて、いわゆるモデルナアームも今のところは起きていません。

 

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ベランダのコリウスとブラックパール(観賞用唐辛子)の寄せ植えと、ポーチュラカ。

私が寝込んでいる間、水やりを心配したけれど、元気でいてくれました。

一安心です。

2022年9月 5日 (月)

27回目の誕生祝い

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先月の26日に、昇平が27回目の誕生日を迎えました。

彼も27歳ですよ~!!

早いなぁ。

 

上の写真はご贔屓のケーキ屋さん※で作ってもらったオリジナルケーキ。

彼がポケモンGOなどで相棒にしている推しポケモンの「プリン」を描いてもらいました。

内緒にしておいたので、見たときにはさすがにびっくりしたようでした。

こういうバースデーケーキを準備したのは、彼が小学校低学年の頃以来ですからね。

ふふふ、サプライズ大成功!

 

母「切り分けるの、なんだかかわいそうだね」

父「いや、切って食べましょう」

昇平「あ、私は意外ととこういうの平気(スパッ)」

なんてやりとりをしながら切り分けて、家族でいただきました。

ケーキは中までフレッシュなイチゴが入っていて、スポンジふわっふわ、クリームもたっぷり。

とても美味しかったです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※パンとケーキの店「マザーヤマキ」

 福島県伊達市梁川町中町30-2

 024-577-6626

 イラストや写真を持っていくとケーキに描いてもらえます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

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こちらはケーキの前に食べた誕生祝いディナー。

昇平が「ビッグなハンバーグとペンネ・アラビアータが食べたい!」とリクエストしていたので、それに応えました。

彼と旦那のハンバーグは300gぐらい、手前の私のハンバーグは150gぐらいの大きさです。

野菜サラダとキャベツのスープ煮、カボチャサラダを添えて、マザーヤマキのパンを盛り合わせにして出しました。

美味しかったです。

 

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9月に入っても台風の影響で蒸し蒸しする日が続きましたが、今日の伊達市は涼しいです。

朝晩は虫の声が賑やかになってきたし、急に気温が下がったからか、紅葉が始まった街路樹も見かけるようになりました。

昇平の誕生日が終わると、もう秋。

台風の進路や影響は気になるけど、涼しくなるのはありがたいし、秋の実りも楽しみです。

良い9月になりますように。

 

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