« 2021年7月 | トップページ | 2021年9月 »

2021年8月

2021年8月31日 (火)

「勇者フルートの冒険28」第15章更新

Flute_sendengon_20200805130201

勇者フルートシリーズ最終巻「勇者フルートの冒険28・闇の竜の戦い」第15章「協力者」をアップしました。

http://asakuratosho.sets.ne.jp/tosyo/flute/vol-28/index.html

 

8月18日に新型コロナワクチンの2回目の接種を受けたので、大事を取って1週お休みをいただきました。

2週間ぶりの更新です。

あらかじめ休載にさせてもらって良かったです。

熱こそあまり出ませんでしたが、体の節々が痛くて、パソコンの前に座っていると肩や背中や腰が苦しくなって、長時間座ることができませんでした。

体もだるくなって、完全に元に戻るのに1週間くらいかかってしまいました。

抗体を作る副反応だから、しかたありませんね。

今はすっかり正常です。

 

今回の更新も2話だけと短めですが、内容的にはそこまで物足りなくもないだろうと思います。

物語はどんどん動いていきます。

この先、光と闇の最後の戦いが、どんなふうに展開していくか。

引き続きお付き合いいただけると嬉しいです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

さて、今週の読者イラストはこちら。

Leon_sayuta

さゆたさんが描いた「レオン」です。

前回の話で登場しましたが、前回はアキリー女王のほうを載せたので、今回はレオンくんを。

天空の国の魔法使いで、将来の天空王候補と言われている優等生。

「フルート19・天空の国の戦い」で初登場して、最初のうちこそフルートたちとかなり対立しましたが、今ではフルートたちの手助けに駆けつけてくれる頼もしい味方になっています。

 

2021年8月30日 (月)

誕生祝いと小学校跡散策

Img_0823

8月26日は昇平の26回目の誕生日でした。

上の写真は、彼のリクエストで作った誕生祝いのディナーです。

「ビーフステーキを塩と粗挽きこしょうで味付けして焼いて、こんがり焼いたガーリックをトッピングして、野菜サラダは千切りキャベツとピーマンとスライス玉ねぎで、スープは千切りキャベツと千切り人参と玉ねぎとベーコンで」というオーダー表を、事前に私に渡してきました。

いや、細かいな。

 

でも、すごいと思いませんか?

彼を小さい頃から知っている方は覚えていると思うのですが、昔の彼は本当にものすごい偏食で、彼が食べられるものと言ったら両手の指で収まってしまうくらいでした。

白いご飯、茹でただけのパスタ、うどん(麺だけ)、味噌汁の麩、クリームパン、鶏の唐揚げ、塩か醤油で味付けして焼いた肉、皮をむいた塩キュウリ……終わり。

ええ、本当にこれだけしか食べられなかったんです。

それも、すぐ気が散ってしまって食事に集中できないから、いつも小食で体はとても小さくて。

保育園ではほとんど何も食べられなくて、担任の保育士さんたちと私とで、ああしたらいいだろうか、こうしたら食べられるだろうか、「お母さん、今日はこれを食べられましたよ!」なんて随分やりとりしました。

 

その後も偏食はかなり続きましたが、小学校で始まった給食でも根気強く指導してもらい、家でも彼が食べやすい食材や調理法を探して、食事に出し続けてきたら、いつの間にか食べられるものが少しずつ増えて、気がつけば、ほとんどのものが一通り食べられるようになっていました。

あまり好きではない料理や食材も、今は調理法さえ工夫すれば食べられます。(だから人参は「千切り」が条件)

本当に苦手で食べられないものは、納豆くらいです。

あれほど偏食だった人が、今では誕生日のご馳走に野菜サラダや野菜スープもリクエストしてくる。

これはすごい成長だと思うのです。

 

ちなみに、普段の朝食はこんな感じです。

Tyousyoku

(高野豆腐の唐揚げ、パセリとチーズ入りスクランブルエッグ、千切りキャベツとトマトとキュウリ、きんぴらゴボウ、キュウリの浅漬け、白飯、昨夜の鍋の残り)

最近の我が家の食事は野菜がかなり多め、肉ちょっと控えめなのですが、平気で食べてくれるようになりました。

きんぴらゴボウなんて、人参や大根の皮で作るのだけれど、「歯応えが合って美味しい」ともりもり食べてくれます。

変われば変わるものです、本当に。

ちなみに、現在の昇平は慎重177.5㎝、体重67kg。

がっしりした体格の、ガタイのいい青年になりました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

誕生日の2日後の土曜日。

35度を超す暑い日でしたが、これも以前からのリクエストで、彼が通った小学校の「跡」へ行ってきました。

というのも、小学校は10年前の東日本大震災で大きな被害を受けて、別の場所に新築移転したからです。

「あの頃学校に通った道を自分で歩きたい」と言うので、車で行って、元の通学路を歩きました。

 

とはいえ実際には、彼の通学路はかなり短かったのです。

当時、本来の学区に支援学級がなかったので、登校は学校前まで私の車で送り、帰りは学校の下の児童館で過ごしていました。

あの頃はまだ、放課後デイサービスというのは存在しなかったのです。

児童館で他のお子さんとトラブルになって途中で別の学童に移ったり、高学年になってからは「自分で登下校できる練習に」と途中まで歩いて帰ってきて、そこから車で帰宅したりもしました。

かなり特殊な形での登下校でしたが、それでも彼にとっては6年間通い続けた小学校です。

大通りから曲がって、学校の正門に続く坂道を上り始めたら……「あれ、立ち入り禁止だ!?」

土砂崩れの危険があるというので、通学路にはロープが張られていて、その先は草や木が覆い被さって道が埋もれていました。

 

では、別の道から校庭のほうに回ってみよう、ということになって、そちらへ向かいました。

静かな住宅地です。

土曜日と言うこともあるのでしょうが、学校が移転してしまったから、本当に静かです。

家がなくなっている場所も、新しく建て替えている場所もありました。

 

校庭だった場所には無事に入れました。

一面草が生えていて、これも昔の姿とは違いましたが、昔の城跡で、史跡公園として整備する計画があるので、草刈りなどの手入れはしてありました。

 

「あ、幼稚園もなくなってる!」

「幼稚園は新しい小学校の隣に移ったんだよ」

「池はあるね」

「これは史跡だからね。神社も残ってるよ」

「桜の木はあるかな?」

「あるよ、ほら。周りにずっと立ってる」

「あ、これ桜か!」

 

学校の校舎も隣接していた幼稚園も、体育館も鉄棒も雲梯も、何もかもなくなってしまっていましたが、それでも昔の面影が見つけられて、嬉しかったようです。

「小学校はこの場所になくなってしまったけど、でも、自分にとっては今も小学校がここにある気がするんだ」

と言っていました。

うん。君の心の中には、あの頃のままの小学校が今も建っているんだよね。

 

Img_0846

(昔の小学校跡には史跡の看板がたっていました)

 

「あの頃、自分はずいぶんカッカとすることが多かったなぁ」

なんて昔の反省も飛び出してきました。

「あの頃は自分で自分がコントロールできなかったんだ……。今はもうそんなことなくなったけど」

そうだね、そのとおりだね。

 

成長した君。

でも、それは小さかった頃を一生懸命に生きた君がいたからなんだよね。

そして、そんな君には、お母さんたち家族や、保育園や学校の先生たち、本当に大勢のサポーターがいたんだよね。

本当に、ここまで成長してくれてありがとう。

君がこんなに立派になってくれて、お母さんたちは本当に嬉しいよ。

おじいちゃんやおばあちゃんたちも、天国から見て喜んでくれているね……。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

最後に、彼のバースデーケーキの写真を。

Img_0831

伊達市梁川町のマザーヤマキさんのガトーショコラ。

これも昇平のリクエストでした。

「クリスマスに食べた、あのどっしりしてとろけるような、濃厚なチョコレートケーキが食べたい!」(描写が細かい!)というリクエストもかなえられて、とても満足した誕生日だったようです。

 

2021年8月23日 (月)

新型コロナワクチン我が家のまとめ

Yoshin

上の画像は新型コロナワクチンの予診票。皆様のところにも届いていますよね?

 

我が家は現在、旦那様、私、息子の3人家族です。

この中でトップバッターでワクチンを打ったのは、25歳の息子でした。

発達障害があって障害者手帳を持っているので、「基礎疾患あり」と判断されて、70歳以上、65歳以上に続く枠で接種できました。

 

ちなみに、ここ伊達市の予約はネットまたは電話オンリー。

病院での施設接種も行われていますが、受付は上記の方法だけです。

年代ごと、対象者ごとに受付が区切られるので、電話はともかく、ネットのほうは「全然アクセスできない!」ということはなかったようです。

(電話は特に高齢者の枠でかなり混雑したようです。スマホの操作とか慣れていない人が多いから、どうしても電話になりますよね)

 

息子の次は私。

今年大台に乗ってしまったので、60歳以上の枠で受けました。

旦那様だけ、接種券や予診票は送られてきたのに、接種の予約が未定で、じりじりしながら待ちましたが、それもようやく57歳~59歳という微妙な枠で予約が開始になって、昨日無事に1回目の接種が済みました。

その間に息子と私の2回目の接種も終わりました。

伊達市は1回目の接種をすると、自動的に3週間後の同じ時間帯に2回目の予約が入るので、面倒がなくて助かります。

接種会場の流れも、番号札を上手に使いながら案内してくれるし、消毒も徹底しているし、接種語の観察もしっかりしているし、でとても安心できました。

集団接種だったので、ファイザー社製のワクチンでした。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

さて、肝心の副反応ですが。

事前に聞いていた通り、人によってだいぶ違いました。

 

まず息子。

1回目:

仕事に差し支えないよう、土曜日に接種、日曜日を安静日にする。

当日。注射を打つときにはけっこう痛かったが(たぶん緊張して腕に力が入っていたせい)すぐに痛みは消えた。その後、少しずつ痛くなって、翌日腕が肘より上の高さに上げにくくなった。平熱プラス1度程度の微熱。体も少しだるくなるが、ごくわずか。

2日目の夜にはほぼ正常に戻る。

 

2回目:

今回も土曜日に接種、日曜日が安静日。

当日。注射はあまり痛くなかった。(たぶん緊張しなかったせい)その後、なかなか腕が痛くならなかったので「ちゃんと打てたのかな?」と心配していた。

2日目。夕方あたりから腕が痛くなり始める。関節痛も始まるが、熱は今回も平熱プラス1度程度。夜中、寒くて毛布を掛けたというので、寒気がしていたのかもしれない。

3日目の朝には正常に戻ったので、通常通り出勤。薬などはいっさい服用しなかった。

 

次に私。

1回目:

平日に接種。

当日。注射は普通の筋肉注射程度の痛さ。その後、痛みはなくなる。腕が再び痛くなってきたのは夕方くらいから。だるくなってきたので、レース編みで気を紛らわせる。

2日目もだるかったので、家事は極力減らしてレース編みで安静に過ごし、疲れたら昼寝をした。

3日目にはほぼ正常に戻った。熱はほとんど出なかった。

 

2回目:

1回目同様平日に接種。

当日。夕方から腕が痛くなってくる。だるい。

2日目、だるさ強くなって、次第に体のあちこちが痛くなってくる。解熱鎮痛剤を飲んで1時間寝るが、起きたときに37.5度の熱。私は平熱が低めなので、これで発熱した状態。その後、薬が効いて熱も下がった。接種後24時間のあたりが、だるさや熱のピーク。

3日目、熱は平熱に戻り、だるさも軽減してきたが、体の痛みが続く。椅子に座っていると、肩、首、背中、腰、脚などがひどい肩こりのように痛くなる。解熱鎮痛剤を服用したら痛みが消えて楽になった。

4日目、だるさも体の痛みも消えて普通に活動できるようになった。

 

最後に、昨日初めてワクチンを受けた旦那様。

1回目:

仕事が休みの日曜日に接種。

当日。注射は普通の筋肉注射程度の痛さ。その後痛みは感じなくなる。夕方から少しずつ腕が痛くなって、腕を肘より上の高さに上げにくくなる。熱は平熱。だるさなし。それ以外の症状もなし。

2日目(本日)腕が痛い以外はまったく副反応なし。いつも通り出勤していった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

やはり、副反応は1回目より2回目のほうが強いようです。

若い人ほど強いとも言われますが、我が家では息子より私のほうが副反応は強かったです。

男性より女性のほうが強く出やすい、というのも確かかもしれません。

私だけが発熱しましたが、それほど高い熱ではありませんでした。

それより体の痛みのほうがしんどかったです。横になっても体が痛くて、鎮痛剤(イブプロフェン)でやっと楽になりました。

若くもなく女性でもない旦那様は、腕の痛み以外の副反応はありませんでした。

2回目は今回より強いかもしれませんが、それでもやっぱり楽なんじゃないかな、と思います。

 

いずれにしても、接種当日は安静にして、できれば翌日も副反応がつらかったら休める体制にしておくと良いと思います。

私は接種当日や翌日の食事をできるだけ簡単に作れるように、接種するまえにシチューや鍋の下ごしらえをしておきました。

結局私が一番副反応がひどかったけれど、それでも新型コロナで苦しい思いをするより、はるかにマシです。

 

あとは、関東在住の長男が残っているのですが、彼は職域接種がワクチン不足で中止になってしまって、まだ接種の見通しが立っていません。

東京都内に通勤しているし、テレワークも絶対不可能な職種なので、はやくワクチンを打ってほしいのですが。

長男とは1年間会えずにいます。

 

どうか、一日も早くみんなが安心して行動できるようになりますように。

 

Basket_20210823113101

友人からいただいた寄せ植えのフラワーバスケット。

綺麗だけど窮屈そうだったので、今はそれぞれを植木鉢に植え替えて、ゆったり咲いてもらってます(*^_^*)

 

 

2021年8月17日 (火)

「勇者フルートの冒険28」第14章更新

Flute_sendengon_20200805130201

勇者フルートシリーズ最終巻「勇者フルートの冒険28・闇の竜の戦い」第14章「援軍」をアップしました。

http://asakuratosho.sets.ne.jp/tosyo/flute/vol-28/index.html

 

いよいよ最後の援軍も駆けつけてきました。

名実ともに光の同盟軍が成立です。

2千年前に起きた光と闇の戦いが、再び地上で繰り広げられます──。

 

と盛り上がっているところなのですが、すみません、次回の更新は2週間後の8月31日です

明日は新型コロナワクチンの2回目の接種で、副反応がどう出るかわからないので、大事を取って次週の更新は休ませていただきます。

息子は一足先に2回目の接種を受けましたが、彼は腕と関節の痛み程度で、熱も微熱がちょっと出た程度でした。

私もそのくらいで済んでくれると良いのですが、さてどうなるか……。

 

デルタ株の大流行に長引く大雨による洪水や土砂崩れ。

大変なことが次々起きています。

どうか皆様も身の安全にはくれぐれも気をつけてお過ごしください。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

さて、今週のイラストはこちら。

 

Ak_sayuta

 

さゆたさんが描いたテト国のアキリー女王です。

今回のお話で久しぶりに登場します。

 

このイラストは物思う姿なので憂いにひたっていますが、普段は非常にアクティブな女王様で、おかげで周囲の家臣たちは振り回されっぱなし。

でも、とても賢い女王様でもあります。

実際にはもうちょっとふくよかな方なのですが、描いてもらった角度が良かったようですね。

スマートに見えます(笑)

 

2021年8月16日 (月)

桃パフェを作る

Pafe01

先週の月曜日、夕食のデザートに桃パフェを作りました。

 

そもそもは旦那が「パフェを食ってみたいけど、いい年したおっさんが外でパフェを食べるのは気が引ける。勇気が出ない」などと言うので、「それじゃうちで作ってあげようか?」ということになったのでした。

別に男性が外でパフェを注文して食べたってかまわないと思うんですけどね~。

アメリカなんかじゃ男も女も老いも若きも、アイスクリームやパフェやケーキ食べながら、雑談から政治の話までわいわいやるのが当たり前の光景なんだけど。

日本人の男性はシャイですね。(^^;

 

で、作ったパフェが上の写真。

でも、これは私用の小さいサイズ。

旦那と息子には、我が家で一番背が高いグラスに「これでもか!」と桃を高く盛り付けて作りました。

それがこちら。

Pafe02

 

とても暑い日で、作ったそばからクリームやアイスが柔らかくなっていくので、焦って写真に撮ったらグラスの下が切れてしまいました。

これじゃ背が高いイメージが伝わらないですね。

残念。

ちなみに、私用のパフェは底から頂上までが12㎝くらい。

旦那と息子のは20㎝近くありました。

 

パフェはこんな構造になっていました。

Pafe03_20210816165601

 

上に乗っている桃は2種類。

福島県を代表する桃の「あかつき」と、今年初めて食べた品種の「美郷(みさと)」。

あかつきはとにかく美味しい!

美郷はシャキシャキした、歯応えがいい桃でした。

底(写真には写ってない)に入れた桃の白ワイン煮は、「まどか」という品種の桃を使いました。

「あかつき」や「美郷」より早く収穫される品種の桃で、傷みそうになったので、砂糖と白ワインを加えてレンジでチン♪

冷蔵庫でよく冷やしてから入れました。

そのシロップをヨーグルトに混ぜ、ホイップクリームも混ぜて作った桃ヨーグルトクリームも使っています。

 

あ、ちなみに桃はすべて桃農家をやっている親戚からのいただき物です。

毎年美味しい桃をたくさんもらえるのですが、桃は早く食べないとすぐに柔らかくなって傷んでくるので、桃の季節は食べるのに忙しい時期でもあります。

 

「あんたんげさ桃あっがい? まだ堅い桃あんだげんぢょ」

「ねえは! おらえではゆんべみんなくっちまっだがんない」

(訳)

「あなたの家に桃はありますか? まだ堅い桃があるんですけれど」

「もうないよ! 我が家では昨夜全部食べてしまったからね」)

な~んて会話が近所で交わされるのも、この時期の桃の産地あるあるです。(笑)

 

でまあ、念願の桃パフェを食べることができた旦那。

予想より本格的なものが出てきたので、びっくり感動しながら食べてくれました。

とても美味しかったそうです。

私が食べても確かに美味しかったです。

なんといっても、桃が美味しいですからね~。(*^_^*)

 

その後、旦那は「パフェが食べたい」とは言わなくなりました。

でも、「そういえばシャインマスカットのパフェなんてのもあるよな」なんてことを、ぼそっと言ったりするので、もしかするとブドウの時期にはシャインマスカットのパフェを作るようになるかも……しれません(笑)

 

 

2021年8月10日 (火)

「勇者フルートの冒険28」第13章更新

Flute_sendengon_20200805130201

勇者フルートシリーズ最終巻「勇者フルートの冒険28・闇の竜の戦い」第13章「遠見の石」をアップしました。

http://asakuratosho.sets.ne.jp/tosyo/flute/vol-28/index.html

 

激しかった敵の本陣の攻略戦が終了して、フルートたちもほっとひと休み……と行きたいところですが、なかなかそうはいかないのが最終話。

次なる戦いの準備が始まります。

新たな「助っ人」もハルマスにやってきて、フルメンバーが顔を揃えつつあります。

さて……。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

というところで、今週ご紹介する作品はこちらです。

 

Yugiru7_chikuchiku

 

ちくちくさんがドールで再現した、ロムド城の一番占者のユギル。

輝く長い銀髪に青と金の色違いの瞳、南方系の浅黒い肌の見目麗しい青年です。

 

もう1枚、ユギルのアップを。

 

Yugiru5_chikuchiku

 

この長衣はちくちくさんの手作り。

ちゃんと占盤も持っています。

再現率が高い!

 

美形が数多く登場する「フルート」シリーズですが、その中でも一番の美形はやはり彼でしょうね。

こんな外見をしていながら、その素性は……というあたりは「フルート6・願い石の戦い」と「外伝5・マグノリア」「外伝6・銀の占い師」に詳しく書いてあります。(*^_^*)

 

作品本編はこちらから。

http://asakuratosho.sets.ne.jp/tosyo/flute/vol-28/index.html

2021年8月 9日 (月)

本日のブログ更新は休みます

東京オリンピック2020もどうにか閉会しましたね。

台風9号の上陸に、閉会式の中継も邪魔をされた感じではありますが。

 

本日は振替休日です。

我が家でも家族全員が休みなので、本日のブログの更新はおやすみします。

と書いているこれが、ブログの更新と言えなくもないんですけれど。(^^;

明日の「勇者フルート」の更新はありますので、そちらを読んでくださっている方はまた明日。

 

 

2021年8月 3日 (火)

「勇者フルート」新作イラスト

長編ヒロイックファンタジー「勇者フルートの冒険28・闇の竜の戦い」の今週の更新はありません。

来週8月10日(火)の更新をお待ちください。

 

その代わりに、今週は新作イラストをご紹介。

さゆたさんからいただいた「イベンセ」です。 

Ibense_sayuta_

イベンセは闇の国の新しい王。(女だから女王かな?)

目下、闇の軍勢を率いてフルートたちと戦闘中です。

さゆたさんは「かわいい顔してエゲツない」というイメージで描いたそうですが、いい線いってると思います。(*^_^*)

 

さゆたさん、ありがとうございました。

今回のイラストは後ほど、サイトのイラストギャラリーにも収録させていただきますね。

 

「勇者フルートの冒険」のサイト

http://asakuratosho.sets.ne.jp/tosyo/flute/index.html

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(近況)

先週の水曜日に新型コロナワクチンの1回目の接種を受けました。

副反応の出方は人によって様々なようですが、私は接種した左腕がけっこう痛くなって、その晩から翌日にかけて体がだるくなりました。

副反応が強く出ても良いように段取りはつけていたので、骨休めだと思って、のんびり過ごしていました。

あ、でも、ひとつ前の記事に書いたように、レース編みに熱中していたから、あまりのんびりでもなかったかな……?

今は腕の痛みもすっかり消えて、まったく普通の状態です。

2回目の接種は8月18日(水)の予定なので、その翌週の更新はまたお休みになるかもしれません。

2021年8月 2日 (月)

母の命日にレースを編む

Img_0629_20210802104501

先月の29日は私の母の命日でした。

亡くなって7年になりますが、コロナ禍で墓参りには行けないので、母を偲びながらレースを編むことにしました。

 

私の母はとても手先が器用な人で、私たちが子どもの頃にはセーターやカーディガンを編んでくれたり、ワンピースを縫ってくれたりしました。

子どもが大きくなってからはレース編みをよくやっていました。

刺し子に挑戦した時期もあって、大作のコタツカバーは形見分けで我が家に来ています。

 

ところが娘の私は不器用で、縫い物も編み物もさっぱり。

唯一なんとかできるのが「かぎ針編み」です。

小学6年生の時、なんの気の迷いか「手芸クラブ」に入ったときに、かぎ針で毛糸のクッションカバーを編むことになって、母が編み方を教えてくれたのでした。

その後も、滅多に編み物などやらなかったので、実に数十年ぶりだったのですが、マスコットの下に敷く小さなドイリーが欲しくて、百円ショップでレース糸を買ってきました。

あまり久しぶりで自信がなかったので、初心者向けの編み方の本も図書館から借りてきました。

悪戦苦闘して、なんとか完成させたのがこのドイリー。

 

Img_e0662

窓辺に飾ったガチャガチャの神獣べこ(人魚)の下に敷きました。

直径5センチくらい。

こんな小さなドイリーは売っていないので、自分で作るしかなかったのです。

 

編みながら、母に教えてもらったときのことを思い出していました。

「糸は針にこうかけてね……最初はこうやって……こうやって鎖編みを作るのが立ち上がりって言ってね……これが細編み、これが長編み、これが長々編み……」

そんな母の声が聞こえてきます。

「最初の一段は難しいから、お母さんが編んであげるね」

そんな声も思い出しました。

母に一段目を編んでもらったクッションカバーは、その後も母に聞きながら編んでいって、無事に完成。

その後しばらく私の机の椅子に敷いてありました。

懐かしいなぁ。

 

レースのドイリーは小さかったので、糸はまだまだ余っています。

もったいないから、他にも何か作ろうかな。

本をペラペラめくっていたら、小花のモチーフが目に付きました。

あ、これかわいい。

作れるかな?

 

またまた悪戦苦闘になりましたが(とにかく私は不器用です)、前日に新型コロナワクチンを接種していて他に何もできなかったので、編み続けました。

接種した場所の腕は痛かったのですが、編み物には支障なかったのです。

小花完成。

ヘアピンにつけてみました。

 

Img_0647

 

あら、良い感じ。

髪につけるとこんな風に見えます。

 

Pin2

 

これに気を良くして、小花のモチーフを繋いだネックレスにも挑戦してみました。

小花を6個、丸い玉を5つ編みます。

編み目が細かいから、老眼にはちときつい……!

でも、頑張って編み続けます。

 

作りながら、ずっと母を思い出していました。

私が仕事で3週間アメリカにホームステイしたとき、お土産に母が編んだレースのドイリーを持って行ったら、ホストマザーがものすごく喜んでくれたなぁ、とか。

その後も「娘が世話になったお礼に」と母が円形の大きなレースのテーブルクロスを編んで航空便で送ったら、マザーが大感激して、「ゲストが来たときにテーブルにかける、とっときのクロスにした! ゲストもみんな素晴らしいと誉めてくれる!」と手紙をくれたなぁ、とか。

アメリカ人は手作りのものに対する評価が高いのですよね。

人間が手をかけ時間をかけて作ったものだから。

 

そういえば、編み図の読み方も、レースを編んでいた母に教わりました。

編み図の読み方はわかっていたので、初めてでも本を見ながら作れたのです。

編み物自体○十年ぶりだったのに、ちゃんと覚えていたのだから、子どもの頃、若い頃に覚えたことって一生忘れないものですね。

 

さて、2日がかりでパーツを編んで、翌日、買ってきたチェーンに丸カンで留めつけて、完成したのがこちらのネックレス。

Img_0645

よく見ると、アラが目立つんだけど、遠目ならあまりわからない……はず!(笑)

 

手持ちのシャツと合わせてみました。

ヘアピンはネイビーのスカーフに留めました。

 

Img_0650

 

あらら~、なかなか良いんではないですか?

嬉しいな。

私でもこれだけのものが作れちゃった。

 

素敵なアクセサリーが完成したのも嬉しかったし、母のことをいろいろ思い出せたのも嬉しい時間でした。

晩年は病気のせいで歩くのも不自由になって、入退院を繰り返しながらどんどん衰えてしまったのだけれど、不思議と思い出すのはやつれた姿ではなく、もっと若い頃の元気だった母の姿や声でした。

 

手先が器用で、勉強熱心で、植物が好きで、本を読むのが大好きで。

でも、運動は苦手で、片付けも苦手で。

その全部を受け継いだわけではないけれど、いくらかは娘の私も受け継いで、こうしてかぎ針編み「だけ」はなんとか今もできていて。

 

母の娘に生まれて良かったな。

レースを編みながらそんなことをしみじみ思った3日間でした。

 

« 2021年7月 | トップページ | 2021年9月 »

フォト
2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ