« 2021年6月 | トップページ | 2021年8月 »

2021年7月

2021年7月27日 (火)

「勇者フルートの冒険28」第12章更新

Flute_sendengon_20200805130201

勇者フルートシリーズ最終巻「勇者フルートの冒険28・闇の竜の戦い」第12章「ロン将軍」をアップしました。

http://asakuratosho.sets.ne.jp/tosyo/flute/vol-28/index.html

 

闇の森の本陣を壊滅させる作戦は、フルートたちの勝利で終わったようです。

ところが……というのが今回のお話。

いやはや、ずいぶん戦闘シーンを書いたわ。(^^;

 

というところで、次週はまたお休みとなります。

次の更新は8月10日(火)の予定です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

今週のイラストはこちら。

Ryurin_sayuta

さゆたさんが描いた、ユラサイの皇帝の竜子帝と婚約者のリンメイです。

二人とも拳法の達人。

幼なじみなので、リンメイは竜子帝に遠慮がありません。

結婚したら竜子帝はリンメイの尻に敷かれるかも……?(笑)

 

2021年7月26日 (月)

部屋にムカデが現れた!

Barusan

昨日の朝食後、自分の部屋にいた息子が突然ものすごい悲鳴を上げました。

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

何ごと!!? と旦那と一緒に飛んでいくと「ムカデ! ムカデがいた!! そこに逃げ込んだ!!!」と息子。

げっ、ムカデ!?

 

このアパートに引っ越してきて3年半あまり。

元住んでいた家は古かったし、周囲に自然も多かったので、ゴキはもちろん、コオロギ、カマドウマ、ゲジゲジ、ヤスデ、クワガタといろんな虫が入ってきたし、ネズミも時々出現しましたが、このアパートに来てからは、虫は蚊やユスリカを見る程度。

ゴキさえ見かけることがありませんでした。

もちろんムカデも。

 

念のため、本当にムカデかどうか息子に確認したら、脚がたくさんあって2本の触角があって長さは15センチくらいだったとのこと。

そ、それは確かにムカデだわ。

息子の部屋は北側に窓があって、低い塀の向こうに隣家の木が茂っています。

そこからアパートの壁伝いに昇ってきて、網戸の隙間から入ってきたのかも。

 

「部屋にムカデが現れた!

 息子にメンタルカウンターアタック。

 息子のヒットポイントとメンタルポイントがそれぞれ10下がった」

 

RPGゲームならば、さしずめこんなところでしょうか。

ショックを受けた息子には別の部屋にいてもらって、旦那と協力してムカデが逃げ込んだあたりを、ものや家具をどけながら調べました。

隠れていそうなコードボックスなども開けて、ついでに掃除機でホコリも吸い取って調べたけれど、やっぱりいない。

 

「逃げたんじゃないのか?」と旦那。

そうかもしれないけれど、どこかに潜んでいるかもしれない。

ムカデは夜行性だから、夜の間に這い出してきて息子が刺されたりしたら大変。(いや、我々が刺されるのもイヤ)

そもそも、「どこかにいるかもしれない」という部屋はものすごいストレス。

家には蚊取りマット程度の殺虫剤しかなかったので、ホームセンターでバルサンを買ってきました。

部屋全体に薬剤を煙のように充満させて虫を退治する、というあれです。

ムカデにも効くと書いてありました。

 

使う前に衣類や食品やゲーム機などは別の部屋に避難させ、布団も避難、ベッドマットや小物の上にはカバーや新聞紙、運べないテレビやゲーム機にはビニール袋。

準備をして、窓は閉め切り押し入れは開放して、レバーをオン。

勢いよく出てくる薬剤のミストの音を聞きながら、部屋の戸を閉めました。

 

2時間後。

燻蒸終了。

窓を開放して空気を入れ換え、ベッドのカバーやシーツは洗濯して、部屋中に掃除機をかけました。

普段はかけられないような隅々まで、家具をどかしながらかけましたが、やはりムカデはいませんでした。

殺虫剤を嫌って隙間から逃げたのかしら。

ひょっとしたら、最初の騒動でもう逃げ出していたのかも。

ただ、一度燻蒸すると、その後1か月は虫除けの効果が続くというので、安心材料にはなりました。

ついでに息子の部屋は隅々までピカピカに。

ムカデの心配はなくなったし、部屋は綺麗になったので、息子はとても喜んでました。

 

思いがけずドタバタだった四連休の最終日。

あとはもう迷い込んだりしないでよ~とムカデに願ってます。

 

Img_0083

 

口直しに、5月に行った福島市のあづま運動公園のバラ園の写真を。

今月22日と23日に、東京五輪のソフトボールの予選がここの県営あづま球場で行われました。

28日には野球の初戦である日本対ドミニカ共和国の試合も行われます。

……が、27日から28日にかけては台風8号が福島県に来るかもしれないという予想。

試合そのものは無観客ですが、大丈夫、できるかな? と心配しています。(・・;

 

2021年7月20日 (火)

「勇者フルートの冒険28」第11章更新

Flute_sendengon_20200805130201

勇者フルートシリーズ最終巻「勇者フルートの冒険28・闇の竜の戦い」第11章「逆転」をアップしました。

http://asakuratosho.sets.ne.jp/tosyo/flute/vol-28/index.html

 

戦闘、戦闘、また戦闘。

延々と続く戦いにも、ついに逆転のときが。

今週もはらはらドキドキ楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

さて、今週の読者イラストはこちら。

Naja_sayuta

さゆたさんが描いた、ナージャの女騎士団の副隊長タニラ(手前)と、その副官的な存在のジュリエット(後ろ)。

メイ国で聖地ナージャの森を守っている女騎士たちですが、隊長のセシルを助けるためにロムド国へ来ています。

とても腕が立つ女騎士たちですが、オフの時間にはわいわいきゃっきゃと女性らしいトークにも花が咲きます。

彼女たちが活躍した「フルート12・一角獣伝説の戦い」や「フルート22・二人の軍師の戦い」は、シリーズの中でもけっこうお気に入りです。

 

2021年7月19日 (月)

国見町の中尊寺ハスと阿津賀志山防塁

Hasu01

日曜日、伊達市の隣の国見町(くにみまち)へ「中尊寺ハス」の花を見に行きました。

 

中尊寺ハスというのは、平安時代に東北で勢力を誇っていた奥州藤原氏の第4代当主、藤原泰衡(ふじわらのやすひら)の首桶に収められていたハスのタネから、800年の時を経て発芽・開花したハスの花のことです。

ハスの種は皮が固いので、数百年、すごいものでは千年以上過ぎても発芽するものがあるのだそうです。

中尊寺ハスの説明の看板があったので、載せておきます。(画像をクリックすると拡大できます。陽が当たって読みにくくてすみません)

Hasu02

 

福島県伊達郡国見町には、藤原泰衡が平泉へ攻めてくる源頼朝軍を阻止しようと築いた阿津賀志山防塁(あつかしやまぼうるい)の一部が残っています。

今から800年以上前の防塁跡です。

国見町ではその防塁の端に近い場所で、平泉中尊寺から分けてもらった中尊寺ハスを育てていたのですが、今年その周辺を整備して「あつかし千年公園」という歴史公園を開設したのでした。

だから、ここに行くと中尊寺ハスと阿津賀志山防塁の両方を見ることができます。

 

Hasu09

手前がハスの池、奥に見える土手のようなものが防塁跡です。

防塁は写真の左側へずっと続いています。

 

ハスの花はちょうど満開でした。

咲き始めは濃いピンク色ですが、咲ききるともっと薄いピンク色になります。

Hasu04

Hasu05

Hasu07

 

ハスの花は朝に咲いて午前9時頃に満開になり、その後また閉じていって、昼頃にはつぼみの状態に戻ってしまうのだそうです。

それを知っている親戚から「花を見に行くなら朝のうちだよ!」と言われていたので、私たちは午前8時過ぎに到着して、満開の花を見ることができたのでした。

だいたい午前7時から10時の間が見頃なのだそうです。

 

Hasu08

満開になったハス。

 

駐車場からハス池に行く間に阿津賀志山の防塁の横を通ります。

そこから撮った写真です。

Hasu10

 

どれが防塁で、どこが阿津賀志山かわかりにくいと思うので、ちょっと描き加えてみました。

黄色でなぞった部分が防塁、白い線でなぞったところが阿津賀志山(あつかしやま)です。(クリック拡大推奨)

Hasu11

 

先にも書きましたが、藤原泰衡は南からやってくる源頼朝軍を防ぐために、防塁を築きました。

深い堀を二本掘り、そこから出た土を堀の間と両側に盛り上げて三本の土塁にして、攻めてくる兵士と軍馬を防ごうとしたのです。

阿津賀志山の中腹から東を流れていた阿武隈川まで、およそ4Km。

平安時代の末期ですから、ブルドーザーもパワーショベルもトラックもありません。

防塁を築くのに動員された人夫はおよそ25万人、半年以上かかって築いたと考えられています。

実際に防塁の端に立って阿津賀志山を眺めると、よくもまあ、あんな遠いところからこんな場所まで人力で築いたものだ、と感心させられます。

 

Hasu12

防塁の解説の看板です。

 

大変な財と労力を費やして築いた防塁でしたが、この防塁で敵を防げたのは、わずか3日でした。

頼朝軍が夜の間に防塁を埋めて乗り越えてきたのです。

激戦の末、防塁の守りについていた泰衡の兄の国衛(くにひら)たちは戦死して、頼朝軍は防塁を突破していきます。

泰衡は平泉を捨てて蝦夷(えぞ)に逃げようとしますが、結局家臣に裏切られて殺されました。

泰衡の首は頼朝に送られた後、平泉の中尊寺に戻され、首桶にハスの種と一緒に収められて金色堂に大切に安置。

平成の時代になってその種から中尊寺ハスが発芽・開花したのです。

 

ハスの花は仏教では神聖な花。

泰衡の死を悼んだ親族が、「どうか極楽浄土のお釈迦様の元へいけますように」という願いを込めてハスの種を入れたのかもしれません。

 

Hasu06

 

ハス池や防塁を見ながら、そんな話を息子に聞かせたら、息子も感動したようで、「自分たちが見ている現代の世界の中には、ずっと昔から続いてきた歴史があるんだね」と言っていました。

それを感じてもらえたなら、歴史公園にやってきた甲斐はあったな、と思いました。

 

美しい中尊寺ハスの花と、歴史を実感できる阿津賀志山防塁が一緒に見られるあつかし千年公園。

今後、施設はもっと充実していくだろうし、ハスの花もますます増えていくことでしょう。

これからが期待できる歴史体験スポットです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【データ】

あつかし千年公園(正式名称「阿津賀志山防塁下二重堀地区歴史公園」)

住所:福島県伊達郡国見町大字西大枝字原前道下124

中尊寺ハス:7月中旬~8月が花の見頃(午前中がお勧め)

入場:無料

駐車場:あり

 

 

2021年7月13日 (火)

「勇者フルートの冒険28」第10章更新

Flute_sendengon_20200805130201

勇者フルートシリーズ最終巻「勇者フルートの冒険28・闇の竜の戦い」第10章「クンバカルナ」をアップしました。

http://asakuratosho.sets.ne.jp/tosyo/flute/vol-28/index.html

 

激戦まっただ中の第10章です。

さて、この戦闘はどういう決着になるか。

はらはらドキドキ楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

Grajizo_doggie

さて、今週のイラストはどなたの作品にしようかな~とイラストファイルを眺めて、これにしました。

ドギーさんの「グラージゾ」です。

ドギーさんはアメリカのミシガン州にお住まいです。

遠い地から、日本語の壁にも負けずに読んでくださって、本当にありがとうございます。

 

グラージゾは「フルート1・黒い霧の沼の戦い」で登場する長虫の怪物で、巨大なムカデみたいな格好をしています。

フルートとゼンが最初に戦った本格的な怪物で、これきり登場はしていないのですが、意外と人気があって、いろんな方が作品にしてくださってます。

もちろん、今回も登場してはいないんですが、フルートたちが大ミミズとは戦っているので、長虫仲間(?)ということで取り上げてみました。

 

2021年7月12日 (月)

道の駅津山もくもくランドで木工品

Moku03

昨日の日曜日、旦那が運転する車で宮城県へ行ってきました。

目的は旦那が大好きな道の駅巡り。

最近道の駅として登録されたばかりの「道の駅女川」や「道の駅おがつ」を回ってスタンプブックにスタンプを押してから、「道の駅津山もくもくランド」に行きました。

 

道の駅津山は宮城県登米市(とめし)にあります。

登米市は現在NHKで放映されている朝ドラ「おかえりモネ」の主人公が最初に就職する場所です。

津山町は杉の産地で、林業と木の加工品が主産業です。

 

Moku07

現在、道の駅津山では、メインの建物の「もくもくハウス」に入ることができません。

2019年10月の台風19号の水害で浸水被害を受けたので、土台をかさ上げして再建することになったからです。

パンフレットに当時の写真が載っていました。(写真をクリックすると拡大します)

   ↓

Moku02

「おかえりモネ」でもこの台風と水害は出てくるかもしれませんね。

気象予報の重要性が東北でも強く感じられた出来事でした。

 

……と「おかえりモネ」と絡めながら書いてきましたが、ごめんなさい、実は私は観ていません(汗)

昔から朝ドラを観る習慣がないものですから。

ただ、あらすじだけはチェックしてるので知っていたりします。(カンニング?)

道の駅津山は、朝ドラになる前からお気に入りの場所で、旦那は今回が4回目、私と息子は2回目の訪問です。

どこが好きかというと、ここ。

 

Moku06

浸水被害を受けたもくもくハウスから物産館に移設された、クラフトショップ「もくもくハウス」です。

登米産の木をつかった木工品がたくさん販売されています。

 

Moku09

店内にも「おかえりモネ」ののぼり旗。

ドラマの効果でしょう。

お客さんがけっこういました。

ドラマの中に出てきた木工品も店内で販売されています。

 

Moku10

木のバインダー。

 

Moku12

木のうちわ。

この模様は矢羽根模様とか杉矢羽根模様といって、間伐材を組み合わせて模様が綺麗に出るように切断して作るのだそうです。

おしゃれですよね。

「モネ」コーナーもありました。

ドラマで出てきたお弁当箱は大人気で、2か月~5か月待ちくらいだそうです。

 

Moku08

こちらは木の食器。

私の今回のお目当てはこれでした。

手前の松の皿を以前旦那がお土産に買ってきてくれて、それがおしゃれで軽くて、とても使いやすいので、今回家族の人数分を購入しにきたのでした。

わーい。これでテーブルセッティングができる♪

 

Moku03

トップにも載せましたが、今回買ったのはこれ……あ、皿の上に乗っている器は前回に買ったものです。

松の大皿を2枚、レンコン型の鍋敷き、木のペンダントを購入しました。

 

Moku13

鍋敷きは木の種類ごとに色が違っていましたが、息子に選ばせたら「ヒノキ」を選びました。

いい香りがします。

 

Moku04

ペンダントにはイブキという木がつかわれていて、これも鼻を近づけるといい香りがします。

イブキは柏槇(びゃくしん)とも言われるようです。

今月は私の誕生日なので、プレゼントとして買ってもらいました。

木の香りは大好きなので、とても嬉しいです。(*^_^*)

 

 

Moku01

今回購入した木工品を使って今日の昼ご飯をセッティングしてみました。

他所で買ったものもありますが、パンが載っているカッティングボードは前回もくもくランドで購入したものです。

これもいろいろな種類の木から選べたので、堅くて丈夫な栗にしました。

ちなみに、今日のメニューはカンパーニュ(パン)、ハム、サラダ、トウモロコシ、手作りカッテージチーズ+ブルーベリージャム、トマトシチュー、牛乳です。

食器が素敵だと美味しさも倍増した気分です♪

 

Moku05

会計の時、一家族1袋限りという端材をいただけました。

積み木のようなかわいらしい三角の木が2つ。

これも家に飾ってみたら良い感じです。

やっぱり私は木製品が好きなんだな~、と再確認しています。

その木製品に木の良い香りがしたら最高ですね。

 

今使っている木のスプーンが傷んできているので、次にもくもくランドに行ったときには、木のスプーンを買おうかな。

それとも木のマグカップのほうがいいかな。

今からもうそんなことを考えてます。(^m^)

 

道の駅津山もくもくランド

https://www.moku2land.com/

(木工品のネット販売もしてます)

 

2021年7月 6日 (火)

「勇者フルートの冒険28」第9章更新

Flute_sendengon_20200805130201

2週間ぶりの更新です。

勇者フルートシリーズ最終巻「勇者フルートの冒険28・闇の竜の戦い」第9章「装置」をアップしました。

http://asakuratosho.sets.ne.jp/tosyo/flute/vol-28/index.html

 

ひとつの巻の中で何度も戦闘が起きるのが「フルート」ですが、今回の戦闘もそろそろクライマックスです。

勇者の一行も全員が勢揃いしました。

「さあ、がんばれ~!」と心の中で声援を送りながら書いています。(笑)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

今週のイラストはこちら。

Kinnegaisayuta

さゆたさんの「金の石の精霊と願い石の精霊」です。

2010年1月にいただいた作品なのですが、イラストギャラリーやブログで紹介した痕がない……?

ひょっとしたら今回が本邦初公開かもしれません。

10年ぶり? さゆたさん、すみません。(^^;

 

ちなみに、小説における金の石の精霊のキャラクターデザインも、さゆたさんです。

フルートのペンダントになっている魔石の「金の石」から精霊が出てくることは決めていたんですが、どんな性別や外見にしようか悩んでいたところに、さゆたさんがたまたま石を少年に擬人化したイラストを描いて送ってくれて、即採用! となったのでした。

運命的かも。

願い石の精霊のほうのキャラデザは(絵では描いてないけど)私です。

「願い姐さん」なんて呼ばれるように、大人の女性のイメージ。

石の精霊たちは感情をめったに外に表さないんですが、金の石の精霊のほうはいつの間にかだいぶ感情豊かになりました。

願い姐さんは、そんな彼をおちょくって遊んでいるみたいです。(笑)

 

2021年7月 5日 (月)

国土地理院地図を使った防災

一昨日、熱海で発生した土石流は本当に恐ろしいと思いました。

東日本大震災のときにも痛感しましたが、人間は自然の破壊力の前では本当に無力です。

できることはただ、自分がいる場所にどんな災害リスクがあるかを知って事前に備えておくことだけ。

私はNHKが防災ラジオで呼びかけていたのをきっかけに、国土地理院のサイトの地理院地図で、自分が住んでいる場所を確認するようになりました。

地図にいろいろなデータを重ねてみることで、住んでいる場所の地形や災害リスクが見えるようになるからです。

 

☆国土地理院サイト

https://www.gsi.go.jp/

Map000

ここの「地理院地図を見る」というところをクリックして、住所を入力したり地図を動かしたりすることで、自分が住んでいる場所の地図を見ることができます。

(画像はパソコンからアクセスしたものですが、スマホからアクセスもできます。)

 

下の画像は、私が住んでいる福島県伊達市の、市役所を中心にした地図です。(画像をクリックすると大きく表示されます)

この左上の日本地図マークをクリックして…

Map1

 

「地図の種類」というリストを開き…

Map002

 

リストの中の「標高・土地の凹凸」というところをクリックし…

Map001a

 

さらに開いたリストの中から「陰影起伏図」というのを選択すると…

Map001c

 

伊達市の起伏の様子が立体的に見えるようになります。

標準地図と重ねてみるには、下の図の矢印の先にある「透過率」というボタンをクリックして透過率を上下させることでできます。

これは透過率18%くらいです。

Map3

 

グーグルマップなどでも「地形」で凹凸はわかるのですが、国土地理院の地図のほうが細かいところまではっきり見えます。

伊達市はとても平坦な盆地で、盆地の中央付近を阿武隈川が南西から北東(地図の左下から右上に向かって)へ流れています。

阿武隈川は大昔から幾度となく氾濫を起こして川筋を変えてきたので、その川筋の痕も、陰影起伏図にするとはっきり見えるようになります。

記録的大雨が降ると雨水が川へ排水しきれなくなってあふれることがありますが、その水は必ず低いところへ流れます。

川筋痕は周囲より低くなっているので、こういうところに水が流れてくる……つまり、床下浸水や、ときには床上浸水などが起きる可能性がある、ということです。

 

こちらはもう少し引いて、伊達市とその周辺まで見えるようにした図です。

矢印のところのスケールで拡大縮小できます。

Map4

 

北東部(右上)で阿武隈川が峡谷の間を通っているので、大雨で川が増水した時には峡谷の手前と渓谷の出口で洪水を起こしやすくなります。

それが起きたのが、一昨年の台風19号による伊達市梁川町と宮城県丸森町の洪水でした。

梁川町が渓谷の手前、丸森町が渓谷の出口です。

ちなみに、上の図の左下に平地からポツンと飛び出して見える島のようなものが、福島市のシンボルの信夫山です。

 

また、国土地理院地図のリストのトップから「土地の成り立ち・土地利用」→「地形分類」→「自然地形」と選択していくと…

Map001b

 

その場所がどんな土地なのかもわかります。

Map5

調べたい場所にポイントを合わせてクリックすると、説明文が出てきますが、凹凸陰影起伏図で川筋痕になっていたところには

 

【旧河道】

「土地の成り立ち」 かつて河川の流路だった場所で、周囲よりもわずかに低い土地。流路の移動によって河川から切り離されて、その後に砂や泥などで埋められてできる。

「この地形の自然災害リスク」 河川の氾濫によって周囲よりも長期間浸水し、水はけが悪い。地盤が軟弱で、地震の際は揺れが大きくなりやすい。液状化のリスクが大きい。

 

と出ました。

たしかにこの付近には、大雨の時によく氾濫危険情報が出ます。

 

自治体ではハザードマップを作成して、その土地の災害リスクを知らせていますが、こんなふうに地図の地形やとデータから災害リスクをしっておくのも、備えをするのに役立つのではないかと思っています。

マイホームを建てたり、家を借りて住んだりするときの参考にもできますよね。

 

ちなみに、今回土石流が起きた熱海の伊豆山付近の自然地形はこんなふうになっていました。

Map6

【山麓堆積地形】とあって、「土石流の危険がある」と書かれています。

直接の原因は山の上の盛り土かもしれませんが、元々の地形が土石流を起こしやすかったのでしょう。

 

それでも熱海は自然や温泉に恵まれた素晴らしい場所ですし、日本中にこういうところは本当にたくさんあるから、災害リスクがある場所を完全に避ける、ということは日本では不可能なのだろうと思います。

やはり、できるのは、自分が住んでいる場所の地形や成り立ちを知って、災害リスクを知り、それに備えておくこと。

いざというときにはどう行動するかを、あらかじめ決めておくこと。

それに尽きるのだろうと思います。

 

まだ見たことがなかった方は、一度国土地理院の地図で自分が住んでいる場所を確かめて、防災の参考にしてはいかがでしょう。

☆国土地理院サイト

https://www.gsi.go.jp/

« 2021年6月 | トップページ | 2021年8月 »

フォト
2022年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

著者のウェブページ

無料ブログはココログ