【桜の新名所 in 伊達市】紅屋峠千本桜
福島県伊達市保原町に、紅屋峠千本桜森林公園という場所があって、毎年春には千本以上の桜がいっせいに咲き乱れます。
それは美しい眺めなのですが、比較的新しい公園なので、他の桜の名所ほどまだ知られていません。
穴場の名所です。
場所は柱沢小学校の北側の里山。
常設の駐車場の他、桜のシーズンには柱沢小学校のグラウンドも駐車場として開放されます。(無料)
紅屋峠千本桜の一番の特徴は「桜の里親制度」。
保原町が伊達郡だった頃は町民に、合併して伊達市になってからは市民に呼びかけて、桜の「里親」になってもらい、それによって桜を植樹したり管理したりして、桜の公園として整備してきました。
だから、綺麗に咲く桜の根元には、里親のお名前とメッセージの立て札があります。
コロナ禍の今なので「健康祈願」の立て札を写真に撮らせていただきましたが、家族の幸せ、世界の平和、子どもや孫の誕生記念、結婚○周年等々、いろいろな願いや節目のメッセージがあって、立て札を眺めていくだけで、たくさんの方の人生に触れているような気持ちになります。
場所の名前は紅屋峠千本桜だけれど、今ではもう千本以上の桜が植えてあるとか。
それが20年の時を経て立派な桜の木に育ち、見事に咲くようになりました。
ソメイヨシノが一番多いのですが、他にも河津桜や大山桜、楊貴妃、白妙、換算、花笠、関山、仙台屋と、いろいろな種類の桜が植えられていて、花の時期も種類によって違うので、ソメイヨシノが散った後も4月末くらいまで桜が楽しめます。
これは仙台屋という桜だったかな。
こちらはグラウンドで咲いていた枝垂れ桜。
足元を見ると、つくしもニョキニョキ。
早いな~。
今年は2月以降暖かい日が多かったので、桜も3月末に開花して、いっせいに満開になってしまいました。
例年は4月上旬から咲き出して中旬に見頃を迎えます。
桜の間から東側を望む景色。
駐車場から桃畑の間の道を抜けた先にある四阿(あずまや)から見られます。
山の東側の斜面全体に桜が植えてあるので、阿武隈急行の電車の窓からは、山一面が桜色に染まって見えます。
一番目の写真の桜坂からは北側が望めるので、天気が良いと雪をかぶった蔵王山の頂を見ることができます。
桜を見ながらたくさん歩いたのでお腹が空きました。
帰り道、保原町の団子屋の「つつみ屋」さんに回ってお団子を買いました。
向かって右から、ずんだ餡、こしあん(3本)、くるみ餡、桜餡です。
桜餡は期間限定ですが、食べると桜の香りがして美味しかったです。(^^)
◆参考リンク◆
伊達市観光情報ポータルサイト「だてめがね」
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