地震と押し入れの整理
先週の土曜日の午後6時9分、「さあ、そろそろ夕飯にしようか」とコタツから立ち上がったとたん、スマホや携帯がいきなり鳴りだしました。
「ピュイピュイピュイ 地震です! ピュイピュイピュイ 地震です!」
緊急地震速報!!!
これを聞いたとたん、我が家の人間はいっせいに動き出しました。
私はスマホを取り上げ、ファンヒーターを止めながら玄関へダッシュして、ドアを開けて避難路の確保。
旦那は携帯や免許証などが入ったポーチを取り上げ、やはり玄関へ。
昇平も自分の部屋から飛び出して玄関に来ました。
というところに始まった揺れ。
体にはっきり感じる横揺れで、しかもどんどん強くなっていきます。
これは危ない、というので階段を駆け下りてアパート前の駐車場に避難しました。
地震のときにはすぐに外へ飛び出さずに身の安全を図る、というのがセオリーですが、私たちが暮らす部屋は2階にあって、しかも脱出口が玄関しかないので、ここから出られなくなると避難できなくなります。
アパート前の駐車場はそこそこの広さがあって安全が確保できるので、地震のときには可能な限り外へ避難するのが習慣になっています。
長い揺れでした。
目の前でアパートの建物が揺れているのがわかります。
10年前の東日本大震災にも似た揺れ方で、屋根瓦が落ちるのでは、と心配しましたが、幸いそこまでひどくなることはなく収まっていきました。
アパートの他の部屋からも驚く声が聞こえていました。(でも、結局誰も外には出てきませんでした。我が家が過剰反応……?)
収まったようだね、と話し合って部屋に戻ると、若干の影響がありました。
冒頭の写真のように、旦那様の整理ダンスの上でコレクションのフィギュアなどが崩れていたし、押し入れにしまってあった私の古い手帳(日記が書いてあるので保存してある)の箱が落ちて中身が飛び散っています。
先月の福島県沖地震ほどの被害はありませんでした。
伊達市は震度4との発表がありましたが、もうちょっと強かったような気がしました。
でも、被害がほとんどなかったのだから、やっぱり震度4なのかな。
今回の地震は宮城県沖。
しかも牡鹿半島のすぐ東なので、たちまち津波警報が出ました。
その後、津波と呼ぶほどの潮位の変化はなく、1時間半ほどで津波注意報も解除になりましたが、その間の緊張感は10年前を思い出させました。
大きな被害がなく、津波も起きなくて、本当に良かったです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日曜日。
他にも押し入れの中で荷崩れを起こしていたものがあったので、百円ショップで整理ボックスを買ってきました。
いつの間にか増えたモノが、置き場所がきちんと定まっていなかったために、地震で落ちて崩れたのです。
それならば、ちゃんと置き場所・収納場所を決めましょう、というわけ。
押し入れの上段の棚には家族ひとりずつのボックスが置いてありますが、そこに箱を追加して、文具類のストックと私の昔の論文や本などを入れることにしました。
押し入れなのでちょっと暗い写真ですが、こんな感じになりました。
うん。天井との隙間があまりない状態にできたから、少しの揺れでは落ちないことでしょう。
たぶん。
最近、また地震が増えてきました。
東日本大震災の余震が続いているのだといいます。
そうでなくても、日本はとにかく地震が多い国。
備えておいて間違いはないし、緊急地震速報と同時に避難を始める習慣も、きっと間違ってはいないのだろうと思います。
ちなみに、家族がばらばらの状態で被災したときに落ち合う場所(=避難所)も、家族でしょっちゅう確認しあってます。
地震なんて起きないほうがいいのだけれど、起きたときは対策を見直すときと考えて、前向きにいこうと思っています。
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