優しさと思いやり
昨日3月14日はホワイトデーだったので、バレンタインデーのお返しに昇平がクッキーとメッセージカードをくれました。
「お母さんはお返しに何がいい?」と聞かれたので「シンプルなクッキーがいい」と答えたら、これを選んできてくれたのでした。
美味しかったです。(*^_^*)
昇平は最近ずっと安定しています。
時々社会や他人の言動に悩むことはありますが、私と話し合う中で、少しずつ折り合いを付けてきているようです。
就労支援事業所での仕事もがんばっています。
週に3日は支援員と数人の仲間で工場へ行って、ホームセンターの商品の仕分けや、店舗ごとにトラックに乗せるための台車への積み上げ作業をこなし、残りの日は事業所の事務所で内職作業をしています。
仕事の内容にもすっかり慣れたし、集中力も持続力もついたので、安定した勤務状況になっています。
とはいえ、まったくなんの支援もなしに一般企業に就労できるかというと、彼の能力ではちょっと無理。
本人が仕事を覚えるまでしっかり教えてもらえて、さらに何か困ったりわからなかったりしたときにすぐ聞くことができる環境。
本人がわかる形で指示を出してもらえたり、混乱しないようにシンプルに提示してもらえたりするような支援。
そういう職場が必要なのですよね。
それがなかなか難しいです……特に地方では。
昨夜は旦那様が不在で、私と昇平の二人だけでした。
夕食にパスタ入りのトマト鍋を作ったら、昇平が「お父さんにも残しておいてあげようよ」と言い出しました。
お父さんにも食べさせてあげたいから、と。
その後、私が本を読んでいたら、9時半頃に昇平が茶の間に顔を出しました。
「何か用?」と聞いたら
「お母さんが寝てるんじゃないかと思って見に来たんだ……そろそろお風呂に入る時間だと思ったから」という答え。
普段はこんなことはしません。
旦那様がいないので、私が寝ていたら「お風呂に入ったら?」と起こしてあげようと、わざわざのぞきにきてくれたのでした。
将来の不安はまだあるけれど、こんなふうに優しくて他人を思いやれる人間に育ってくれたことを、とても嬉しく思っています💓
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