「フルート27」第18章&投稿イラスト+高畠ワイナリー
「勇者フルートの冒険27・絆たちの戦い」第18章「奪回」を更新しました。
http://asakuratosho.sets.ne.jp/tosyo/flute/vol-27/index.html
そして、上のイラストはさゆた氏からいただいた「ロムド王」です。
後ろにいるのは、前回も描いていただいたリーンズ宰相ですね。
ロムド王は主人公が住むロムド国の国王。
まもなく70歳になりますが、姿も声も若々しく、ひとつ年下のリーンズ宰相のほうが年上に見えてしまうほどです。
非常に型破りな王様で、家臣については徹底した実力主義。
国に役立つ能力があると認めれば、身分や性別、年齢、出身国や種族さえ関係なくどんどん採用します。
だからこそ、たった12歳の子どもだったフルートがたったひとりで城に乗り込んでも、金の石の勇者だと信用して世に送り出してくれたのです。
この物語の主人公たちは「子ども」ですが、その後ろには個性的な大人たちがずらりと揃っていて、ロムド王はその筆頭と言うべき人物です。
ここまで随分長くロムド王を登場させてきましたが、こうしてイラストにして描いていただいたのは初めて。
そうか~、この人がロムド王か~、と作者の私自身が思いながら眺めました。
さゆたさん、いつも素敵なイラストをありがとうございます。
さてさて、物語は大きな区切りを迎えて、いよいよ終盤に突入しようとしています。
詳しく書くとネタバレになって、これから読む人がつまらなくなるので書きませんが、いよいよ……という感じの展開になっていきます。
次の第28巻が「フルート」シリーズの最終巻です。
ネタの書き忘れや伏線の取りこぼしがないように、丁寧に書いていきたいと思います。
楽しんでいただければ幸いです。
【おまけの写真】
今週も定期更新と小説の更新のお知らせが一緒になってしまいました。(しかもまた遅れた!)
上の写真は先週家族で訪れた、山形県の高畠ワイナリー。
高畠のブドウで美味しい国産ワインを作っています。
製造の過程を見学した後、売店で試飲してお気に入りのワインやブドウジュースを購入できるのですが、残念ながら、新型コロナ対策のために試飲はなし。
それでもスタンドバーで新酒のグラス売りをしていたので、飲み比べて辛口のほうを購入しました。
甘口はもちろん、辛口も国産らしい甘みのある、美味しい新酒でした。
カップに入っているのは、ワインを作るためのブドウを搾ったブドウジュース。濃厚な味わいでした。(これは息子が飲みました)
こちらは、ワイナリーの敷地に作られたブドウ畑。
ヨーロッパのブドウ畑って、こんなふうに生け垣作りなんですよね。
日本のブドウ畑は棚作りなのに。
ブドウはすでに収穫済みでしたが(何しろ新酒が出ていましたから)、生け垣なら首があまり痛くならなくて収穫しやすいかも……なんてことを考えました。
「フルート」の物語にもブドウ畑は出てくるけれど、この生け垣作りの畑ということになっています。
以上、更新のお知らせと、いただいたイラストの紹介と、ワイナリー見学のレポート。
欲張りな内容の今週のブログでした。
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