塩麹飼育場
日曜日に塩麹(しおこうじ)を仕込みました。
何年か前に大ブームになった塩麹ですが、我が家では思い出したように作っては使っています。
魚でも肉でもこれに漬け込んでおくと柔らかくなって風味が増すし、炒め物の調味料にも使えるので、冷蔵庫に入っていると重宝します。
できあがった塩麹もスーパーで売っているけれど、私はいつも手作り。
全然難しくないんですよね。
乾燥した麹300gに塩100gを加えてよくもんで、水300ccを加えてかき混ぜて、あとは清潔な瓶に入れて毎日1回底からかき混ぜるだけ。
10日~2週間くらいで発酵のいい匂いがしてトロリとして、色もクリーム色になるので、冷蔵庫に保存して必要に応じて使います。
ポイントは乾燥麹と塩を手ですりあわせるように、よ~くもむことと(最低でも3分と書いてあった)、かき混ぜるときには必ず清潔なスプーンを使うこと。
麹と塩をすり混ぜると、塩がよく行き渡って腐敗しにくくなるそうです。
清潔なスプーンを使うのも、雑菌が入って腐敗するのを防ぐためです。
発酵が進んでくると二酸化炭素のガスが発生するので、瓶の蓋は閉めずに軽くのせるだけ。
きっちり閉めてしまうと、内圧が上がって最悪瓶が割れるかも……!?
塩麹って、乾燥した麹を水で目覚めさせて増殖させる作業だから、飼育しているみたいだな~と思います。
毎日かき混ぜてお世話して、だんだん変化してくるのを見るのも楽しい。
混ぜるのを忘れたくないので、台所の出窓に置いておくんですが、外からの光がちょっと強すぎるので、今回は空き箱でガードしてみました。
ついでに箱の内側に「塩麹飼育場」のシールも貼ってみました。
麹菌のオリゼーくんも描いてみたけれど、簡単なようで、無表情の表情が意外と難しかった(笑)
旦那や息子が気がついて面白がるかな? と思ったのだけれど、何の反応もなしでした。
え~。
毎日、2人で夕食後の後片付けをしてくれてるのに、気がつかないの?
それとも、別に塩麹なんてどうでもいいのかな??
2人とも塩麹メニューを食べるのは好きなんだけどな~。
ついでに、前から不満が出ていたキッチンツールのシールも貼り替えてみました。
赤いマスキングテープに黒マジックで書いていたら、「見にくくて、どこに戻したらいいのかわからない!」と旦那たちからクレームが出ていたので、今回は白いテプラに黒文字で。
でも、これについても2人とも何も言わなくて、息子は2日後にやっと「あれ? シール変わったんだ」と言いました。
旦那は3日経った今もまったく何も言わず。
う~ん、これは塩麹の飼育場にも気がついていない可能性が高いな。
男たちはホントに、見たいところしか見ないんだから……ぶつぶつ。
でもまあ、塩麹がだんだん変化していく様子を見守るのは楽しいです。
下の写真は仕込んで3日目の様子。
麹の米のつぶつぶが溶けてドロッとしてきたのがわかりますか?
季候がよくなったので、発酵もどんどん進んでいる様子。
この感じだと2週間待たなくても食べられるようになりそうです。
まずは何を漬け込もうかな~。
楽しみです。(^▽^)
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