2010年2月17日 (水)

びっくり!

 漫画を読んでない人にはなんのことかわからないし、よく知っている人には「何を今さら」って話なんですが。

 「鋼の錬金術師」の作者の荒川弘さんって――女性だったのね!!?
 しかも既婚者。さらに2歳になる子どものお母さん。
 妊娠中も一度も休載しなかったって!?


 すっげぇぇぇ~~~!!!!!


 いやはや。恐れ入りました。 o(_ _)oははぁ~~~

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2009年11月12日 (木)

「オペラ座の怪人」

 ふとしたきっかけで、昨日から「オペラ座の怪人」のハイライトCDを聴いています。映画ではなく、劇団四季のでもなく、本家本元のロンドン・キャスト版です。CDの制作年を見たら、1987年……もう20年以上も前のCDになっちゃったのか~。(苦笑)

 でも、今聴いても、やっぱり素晴らしいです。
 映画の「オペラ座の怪人」もすごく良かったし、劇団四季の舞台にも感動したけれど、歌はやっぱりこのロンドン・キャスト版が一番の気がします。やっぱり、作曲家アンドリュー・ロイド・ウェーバー自身が監督して作っている舞台だからなんだろうなぁ。
 ただ、ロンドン版の舞台を観たことはないので、頭に浮かんでくる映像は、映画だったり劇団四季だったりしますが。(笑)


 清純で美しいヒロイン、クリスティーン。彼女の幼なじみで、理想のプリンス、いやいや貴公子のラウル。天才的な才能を持ちながらも、壮絶な過去と醜い顔のためにオペラ座の地下に隠れ住む「ファントム」。この男女の三角関係と事件が物語の中心だけれど、私はそこに女性教師のマダム・ジリィを含めたいです。オペラ座で唯一、ファントムを理解していた女性。クリスティーンの親友メグの母親だけれど、おそらくその心の奥底にはファントムへの、女としての愛があって。でも、ファントムはそんな彼女の想いにはまったく気がつかず、ただクリスティーンだけを熱望する。そしてついに舞台で起きた殺人事件。マダム・ジリィはさらわれたクリスティーンを救出するため、ラウルをファントムの元へ案内する……。
 ん~、このあたりの心と心の絡み合いは、想像しただけでドキドキします!(笑)

 「フルート」は少年少女たちが主人公だから、ここまでの男女の愛情はなかなか書けないですが、それでも、どこかでこういう大人の恋も描いてみたいなぁ、なんて考えます。

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2009年10月10日 (土)

「シーラという子」

 昨日はまた日記を書き忘れました。(汗)

 朝のうち、連載小説の更新。
 その後、久しぶりで読書をしていました。長男が大学でレポートを書くのに使って、その後、私にくれた「シーラという子」(トリイ・ヘイデン/ハヤカワ文庫)という本です。

 筆者は米国の貧民層も多い地区で、どの種類の学級にも入れない「あぶれもの」の子どもたちを教える、情緒障害児学級の担任の先生で、タイトルのシーラはその生徒の被虐待児です。凶暴な事件を起こして、精神病院の空き待ちの間の仮措置として、筆者の学級に転入してくるのですが、クラスにやってきたのはわずか6歳の、やせっぽちな小さな女の子。筆者は担任として彼女の心に寄り添おうと努力し、次第にトリィの中の才能や不屈の精神の強さ、輝きに気がついていく……という内容。

 本当なら、こういう本は「てくてく日記」にでも紹介するべきなのかもしれません。学校の先生たちにぜひ読んでもらいたい本です。実際、長男は大学の教職課程の授業で、この本のレポートを書かされました。
 ただ、本の中には虐待についてのかなり詳しい描写も出てきます。筆者のクラスには、シーラ以外にも性的虐待を受けた子や自殺を図った子(8歳ですでに2回も!)などが登場するし。
 てくてく日記の常連さんには、いろいろな背景を持っている方が多くて、フラッシュバックを起こすきっかけにもなりそうなので、ここだけに書いておくことにします。
 実際、私も読んだ後、子ども時代の不愉快な経験をいくつか思い出してしまいました。あ~やだやだ。シーラたちのようなことにはならなかったけれど、今思い出すと――ということは、誰にでもけっこうありますからね。
 でも、非常にすばらしい本です。
 虐待テーマに耐性のある方には、ぜひお薦めです。

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2009年10月 1日 (木)

時遍路

 今日の分の日記です。

 午前中、美容院に行って、髪を切って染めてきました。10センチ以上も切ったので、頭がすっかり軽くなりました。ついでに財布の中身も軽くなりましたが。(笑)


 美容院で女性週刊誌を読んできました。
 この手の雑誌は美容院でしか読まないので久しぶりでしたが、「女性自身」で連載が始まっていた「時遍路」という漫画が面白い!
 女性週刊誌の漫画というと大人の恋愛がメインだし、エロティックなことが多いのに、この作品は日本を舞台にした純粋なファンタジー。禍神狩りをしている青年と、転生した恋人を捜し求める女性、二人の不死の男女が旅をしながら人と出会うのですが、その関わりの中で、人が生きることの意味を描こうとしているように見えます。
 ライという青年がミステリアスでかっこいいし、なかなか面白い作品が始まっていたんだなぁ、と思いました。
 単行本になるかしら? なったら買おうかな。(笑)

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2009年9月 4日 (金)

平原綾香「マイ・クラシックス!」

 平原さんのニューアルバム「マイ・クラシックス!」がアマゾンから配達になりました。

 タイトルの通り、有名なクラシック曲に歌詞をつけて、平原さんが歌っています。あの「ジュピター」だって、ドラマ「風のガーデン」の主題歌の「ノクターン」だって、元はクラシック曲。ちゃんと収録されてます。ドヴォルザークの交響曲「新世界より」の「家路」のメロディの歌もあるし~。この曲は、学校の下校時間とかによく流れてましたねぇ。(笑)
 どこかで聴いたことのあるクラシックの名曲たち。平原さんは歌がうまいから、聴き応えがあります。
 今月は車検と保険料のせいで緊縮財政だったけど、思い切って買って良かった!(笑)

 どの曲もステキだけど、私は4曲目の「ロミオとジュリエット」と7曲目の「仮面舞踏会」が気に入ってます。
 ハスキーな平原さんの低音がステキ♪


平原綾香 「マイ・クラシックス!」(アマゾン内のページに飛びます)

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2009年2月21日 (土)

「スターウォーズ・エピソード3」

 あ、映画の感想とか期待して、検索で来た人。やめておきましょう。
 これ、まともな感想じゃありません。(笑)
 だって、テレビをつけたら、たまたまやっていて、それも途中からしか見てないんですから~。

 今まで「エピソード1~3」全然見てなかったですからね。あまり見たくなかった、と言うべきか。
 いわゆる「4~6」を夢中で見ていた世代ですから、「1~3」がどういう結末になるのか、最初からわかっている。しんどいエンディングになるのは、わかりきってましたからねー。


 でも。たまたまやっていた「3」。
 途中からだけど、見てしまったからには最後まで見ますよ。(笑)

 ん~、さすがはジョージ・ルーカス。映像的にすごいわ。
 溶岩の星での決闘シーンはすばらしい。
 ダース・ベーダー誕生シーンも、うんうん、いいですねぇ。
 なんだかんだ言っても、私、ルーカスの映像は好きだから~。


 でも、やっぱりストーリーとしては、救いようがないですよねぇ。
 こっち、「4~6」でアナキンが正義のフォースに立ち返ると知っているから、まあ、納得して見ますけど。
 これだけで見たら、やっぱり後味悪いよねぇ。
 あとは、「このあとどうなる!?」のハラハラドキドキ感が薄い~。
 しょうがないけど。(笑)

 まあ、楽しんだけど、やっぱり、という1時間20分でした。


p.s.

 でも、「スターウォーズ」見て、はっきりわかりました。
 「フルート」の原点って、間違いなくこの作品だったんだわ!!!


  ……検索で来た人、意味が全然わからなくてゴメンナサイ。(笑)

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2008年9月16日 (火)

BUMP・マイベスト5

 えー……今月はもうBUMPのCDは増やせないはずだったのですが、とある方のご好意で「THE LIVING DEAD 」もゲットしてしまいました。
 いやぁ、一気にアルバム持ちになったなぁ。(笑)

 例によって曲を聞き込んでいる最中ですが、そろそろ今まで手に入れたアルバムの中でのお気に入りが定まってきたので、以下に私のベスト5を挙げてみます。


1.ロストマン
2.ハンマーソングと痛みの塔
3.乗車権
4.プラネタリウム
5.カルマ、ダンディライオン
番外.時空かくれんぼ、才悩人応援歌


 まあ、他にもいい曲、気に入った曲はいろいろあるんですが、とりあえずはこんなところで。「THE LIVING DEAD 」は聴き始めたばかりなので、まだ1曲もランクインしていません。
 全体に最近のアルバムの曲が多いのは、音質の関係が大きいです。録音技術の問題なのでしょうが、どうしても初期のアルバムは音が……(苦笑) その点、最近のアルバムは安心して聴き惚れることができますね。
 初期の作品は、現在の演奏と録音でもう一度ベストアルバムを作ってほしい気がします。


 自分のベスト5(選びきれなくて7曲になったけれど)を眺めると、大きく傾向が三分しています。深層心理シリアス系と日常心理こまやか系とおとぎ話系。。どれも好きだからなー、私。これは私が書くものにも反映されている傾向ですね。
 番外に入っている「才悩人応援歌」は普通はあまりお気に入りに入らない曲かも。クリエーターやってるからこそ共感する部分かもしれないです。(笑)

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2008年9月 5日 (金)

「jupiter」

 えへへへ……また買っちゃいました。BUMPのアルバム「jupiter」。いやぁ、我ながら、はまったわ。(笑)
 彼らのメジャーデビュー初アルバムなのだそうです。何故これを選んだかというと――だって、お星様が好きなんだもの。(笑)
 でも、「ジュピター」というアルバムタイトルには、ついつい平原さんを思い出してしまいます。頭の中で若干混乱中。

 CDケース開けてみて、驚いた~! 何にもプリントされていないCDだぁ! どっちが裏か表かわかりません。(苦笑)
 私は「右と言えば左」「左と言えば右」というくらい、二者択一を必ず外す人なので、これはきつい。案の定、最初にプレーヤーに入れたら、裏表をしっかり間違えました。まあ、小さな小さな文字の裏表で判断できるとわかったので、これからは懸命に目を凝らしますが。(笑)

 曲の方は、まだ聴き始めたばかりなので、どれが良いとかどうとか言うことはできませんが、「天体観測」と「ダンディライオン」に心惹かれつつあるところです。
 「天体観測」は先に聴いていた「プラネタリウム」に近い世界かな? 「ダンディライオン」は物語が浮かぶから好き。カントリー風の目一杯陽気な曲なのに、あの物語って――う~ん、やられたぞ!(爆)
 ま、これから時間をかけてじっくり聴き込んでいきます。

 あ~、でも、これで今月の予算は早々と使い切ってしまったわ。別に本も買ってしまったし。後は自粛しなくては。

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2008年9月 4日 (木)

「乗車権」

  BUMP OF CHICKEN のアルバム2枚をとっかえひっかえしながら、ほとんど一日中聴いています。はい、今回の執筆BGMは完全にBUMPになりました。(笑)


 このグループの歌は非常に面白いです。いや、わはは、と笑うように面白いというのではなく、聴いているうちにどんどん歌の内容が入ってきて、最初に聴いたときと印象が変わっていったり、最初にはなんとも思わなかった曲がすごく良く感じられてきたり――奥が深い、というのでしょうかね。聴き込むほどに良さが増してくるところが興味深いです。
 そうですね。私が若い頃から好きだった中島みゆきの歌にも似たところがあるかしら。曲調は全然違うけれど、聴けば聴くほど良くなっていくところが共通しています。

 アルバム「ユグドラシル」の中の「乗車権」は、真っ先に気に入った曲でした。たぶん、曲調が強くて歌詞が聴き取りやすかったから、すぐに内容が入ってきたのでしょうね。いくら歌詞カードを見ていても、やっぱりメロディやリズム、歌い方と組み合わさった時に、初めてその曲がわかってきますから。
 歌詞を紹介しなければ、知らない人には全然わからないわけですが、とにかく良い歌です。若者たちの焦り、名誉欲、駆り立てられるように突っ走っていく気持ち――そんなものがシャウトをまじえた歌声と強いビートのメロディで歌い上げられていきます。
 先にも書いたけれど、決して綺麗事ではない。友だちを押しのけてでも、人をだましてでも、夢に向かって闇雲に進む人間の姿。でも、そのうちに自分自身が乗車権(乗車券と掛けてある)だけでなく、「人間証明書」まで失っていることに気がつく。後悔しても、大勢を乗せて走るバスは決して停まってはくれない……。
 う~ん、深いなぁ~!


 この歌は、いろいろな場面や物語で理解できるんですが、私などは受験戦争の最中にある子どもたちを思い浮かべます。それまで「友だちや他の人と仲よくしなさい」と教えられてきたはずなのに、志望校という夢のためにはその友だちでさえ敵になっていく。立ち止まることも考えることも許されずに、ひたすら前へ進むだけ。そうやって夢をかなえたとき、そこには何が残っているのか。いつの間にか、大事な何かを忘れてしまってはいないか。

 長男が、図らずも進学校に行ってしまって、その戦いをくぐり抜けてきましたからね。とにかく、信じられないくらいハードな高校生活を送る様子を、親としてはらはらしながら見守るしかありませんでした。――最後の最後になって、親子そろってそのバスから飛び下りてしまいましたが。(笑)
 そこから得るものも確かにあったけれど、完全にそこに乗っかっていたら、きっと失うものの方が多かったでしょうね……。
 そんな理由もあって、この曲はアルバムの中の一番曲です。
 長男は、全然有名ではないけれど、自分が一番やりたかったことができる学校に無事入りました。大学生活は楽しくてしかたないらしいです。そんな彼も、この曲は印象深く聴いているでしょう。


 人間にはいろいろな生き方があるけれど、自分を失うような生き方はやっぱり哀しいよな、とBUMPを聴いていて思います。

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2008年8月30日 (土)

BUMP OF CHICKEN

 えー……BUMPにはまりつつあります。アマゾンでポチッとなして、アルバム「ユグドラシル」も買ってしまいました。どうやら今回の執筆のBGMはこのアーティストになるようです。(笑)
 他のアルバムも考えたんですが、やっぱり名前に惹かれて「ユグドラシル」。北欧神話の世界樹の名前ですからね。アルバムが「アスガルド」で始まり「ミッドガルド」で終わるところも、憎いつくりです。(アスガルドは北欧神話の神の世界、ミッドガルドは人間の世界)

 このアルバムの中で一番気に入った歌は「乗車権」。私はブログに歌詞は載せないことにしているので、ここには書きませんが、人の名誉欲というのかな、ダークな部分とそれを後悔する心そのものを歌い出していて、「う~ん」とうなってしまいました。綺麗事じゃない人間そのものですね。実物大です。
 BUMPの歌は全部ボーカル&ギター担当の藤原さんが作っているのだけれど、現在29歳。このアルバムは4年前の2004年に出ているから、この曲を作ったのは25歳より前。他の曲でも思うのだけれど、この年齢でこれだけの歌詞を書けるというのは、すごいことのような気がします。早くに才能を顕す人というのはいるけれど、こういうことなんだろうなぁ。
 「オンリーロンリーグローリー」や「ロストマン」などもいい歌です。

 なんだか、BUMPの他のアルバムも欲しくなってきました。
 う~ん、どうしよう~……と家計簿とにらめっこしつつ、アマゾンのページを眺めているところです。

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