「フルート2」編集作業中
ずっと「フルート2」の編集作業をしています。編集、というか、形式を整えている作業中、というほうが正しいんですが。三点リーダー「・・・」を「……」に代えて、段落の頭を一字下げにして――という、例のヤツです。これが済めば、フルートシリーズは完全に形式が整います。
本当は、もっとのんびり進めていくつもりだったんですけどね。
作業するには、本文を読んでいくことになる。そしたら、あらら、意外なくらい中身を忘れかけていたんですね。で、すご~く新鮮に「楽しく」読めてしまっているんです。うんうん、これぞ「冒険活劇」だよなぁ、って。(爆)
今回の「4」は本当に心理作品でしたからね。それを夢中で書いた後だっただけに、逆に新鮮に感じているのかもしれません。でも、その中にも、ちらちらと、「4」に続く伏線というか、流れが見えていたりして。
「おお、そういえば、ここでフルートとゼンは初めて喧嘩を始めたんだったわねぇ」とか、「おっと、フルートくん、ここで彼女に一目惚れしてましたか(爆)」なんて感じで。まだ風の首輪を手に入れていない頃のポチも、なんだか新鮮だぁ。
昔の子どもの成長記録ビデオを引っ張り出して見直している気分かもね。
ただ、文章そのものは、やっぱり今のほうが格段に「うまく」なってますね。これは痛感。「2」までは、とにかく短く簡潔に! にこだわってましたからねぇ。今書き直したら、もっともっと文章的に変わるし、その分、長くなるでしょう。今回はそこまでは手を出しませんけど。これはこれで懐かしい記録だし、今は次の「5」を早く書き出したいし。(笑)
しっかし、やっぱりジズとオーダは面白いキャラだぞ。陰と陽の「黒いおっさん」たちね。(笑) ん? とすると、もう一人のゴーリスは、どんな「黒いおっさん」と称してあげたら良いのだろう? >真面目に悩んでいる。
レィミ・ノワール(夜の魔女)も、やっぱり面白いー。
個人的には、もっともっと、ドワーフのバリガンとゼンの肉弾戦を書きたかったかも。また登場してこないかな、バリガン。(笑)
この物語あたりから、かもね。登場人物の個性が、脇役も含めて非常にはっきりしてきたのは。それだけに、応援、ご贔屓しやすくなってきたのね。
しっかし。 フルートもゼンも、なんかかわいいなぁー。
ついこの前まで、「悩める小さな大人たち」の彼らを書いていたから、なおさら初々しく感じられるのだわ。(笑)
フルートはね、もう完璧に「優等生の勇者」やってくれちゃってるけど、それはそれで、またカワイイんですよ、ホントに。(爆)
編集作業、ちょうど半分まで来ました。
それを進めながら、「5」のイメージをふくらませるための調べ物もやってます。
「2」の修正が完全に終わって、図書館にあるファイルと置き換えたら、いよいよ本当に「5」を書き始めます。
ええ、書き出しますとも!(笑)
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