さて、第20部「願い石」~第24部「生還」までの推敲を終えました。「フルート6」のクライマックスです。
願い石が現れて、時の翁が登場して、時の鏡が次々に生き返って……。オパールの壁と黒大理石の床の岩屋と併せて、映像でぜひ観てみたい場面でもあります。綺麗だろうなぁ~。うっとり。 >石好き、光りモノ好き作者
あ、でも、時の翁だけはあんまり映像化しないほうがいいか。(笑)
映像でみてみたいと言えば、メールを肩に担ぐゼン、これも絵で見てみたいものの一つです。「闇の声の戦い」の際にエスタ辺境部隊でも一度やってるんですが、その時にも、絵で見てみたいな~、と思ったものです。普通の人間にはとてもできないことが、ドワーフのゼンには楽々なんですよね。
その一方で、サイドストーリーも含めて、一番幅広い年代を演じてくれたのはユギルでしたね。幼児から老いた姿まで。ユギル殿、お疲れさまでした。(爆)
内容としては――実は、「鏡の中1~2」には、読み返してもほとんど何も感じませんでした。この内容は、連載しながら本当にずっと頭の中で考え続けていたことを文章化して外に出しただけのことで、作者としては、もう当然中の当然。確認のために書いているような気分だったし、読んでもやっぱりそんな感じでした。むしろ、皇太子の心理の移り変わりの方が、新鮮で面白かったです。
読者の皆さんには、その両方が新鮮に感じられていたら良いのですが。
さあ、残るは最終部とエピローグだけです。それで推敲も完了。
今日中に、PDFファイル化作業に取りかかれるかな……。
p.s.
ランジュールが依頼人を明らかにする場面(93章終わりの方)に、皇太子の描写をちょこっとだけ書き加えました。ほんの少しですが。
以前、感想コメントでたむりんさんがおっしゃっていたのは、こういうことだったかな? と思いました。
最近のコメント