2007年4月23日 (月)

読み返し中

 プリントアウトした縦書きの「フルート6」を読み返しています。
 つい先日、パソコンで読み返したばかりなんですが、本当に、縦書きで印刷して製本したとたん、こんなにも読みやすくなるのは、いったい何故なのでしょう?? 毎度のことなのですが、本当にびっくりさせられます。
 あっという間に上巻を読み終えて、下巻に突入です。
 これをもって、私の中でも、「フルート6」は完成としようと思います。いよいよ「7」に取りかかります。

 しかし……子どもたちのじれったい恋物語が、妙にこそばゆくて、読みながら照れてしまう私。(爆) 「7」では、もうちょっと進展してくれるかなぁ?

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2007年4月22日 (日)

日曜日

 今日は何をしていたかといいますと、お料理とお菓子作りと、サイドストーリー(の一部)を縦二段組み原稿に組み直していました。「ジュリア」「時の王」「マグノリア」「銀の占い師」の四作品。サイドストーリーの中でも特に完成度の高い作品たち、ということですが。(笑)
 縦書きの文面の方が圧倒的に読みやすいのは確かで、「6」なんか、すらすらと読み進められてしまう。それじゃついでにサイドストーリーも縦書きにして印刷しちゃえ、ということで始めたのですが。さて、これもPDFファイル化した方がいいのかしら? ご意見お聞かせください。

 頭の中では「7」の構想が着々と進行中です。この調子だと今週中には執筆開始でしょう。それ以上、待っていることはできそうにありません。――子どもたちが。(爆)
 GWの頃に連載スタートでしょうか。またよろしくおつきあいくださいませ。

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2007年4月21日 (土)

PDFファイル化・3

 「6」のPDFファイルを、「フルート」インデックスページ内「PDFのページ」へ登録しました。
 ああ、これで本当に完成だ~……!!!

 でも、このPDFファイルって、どのくらい利用されているんだろう? 表示するのは遅いし、縦書きルビ付きといったって、横書きHTMLファイルで充分読めるよ、って人は多いだろうし。PDFファイルにするのはあまり意味がないのかもなぁ、とは思うのだけれど。
 自分が保存しておくのに縦書きに段組形式にはするので、そのついでにPDFファイルにしている、というところでしょうかね。ダウンロードすることを考えれば、むしろ、HTMLファイルのまま圧縮かけて、一括DLできるようにするほうが親切な気がする……。むー。
 そう考えていても、次の連載の方が大事なものだから、いつの間にか棚上げになっちゃうんだよなぁ。(苦笑)

 まあ、なにはともあれ、これで本当の本当に、「6」に関する作業は完了です。後は自宅で印刷するだけ。これは、のんびりちまちまやっていきます。――で、旦那に押しつけて感想をもらう、と。(爆)

 「7」はいよいよ本当にいろいろな場面が思い浮かび始めています。ちょうど「6」の1年後から始まる物語。さて、どんなふうな幕開けとなりますでしょうか……ふふふ。 >作者の余裕の笑い

 では、これからちょっと昇平とサイクリングに行ってきます。ではまた~。

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PDFファイル化・2

 やー、終わった! 一太郎を使って縦二段組み原稿化が完了っ!!
 今回はブックマークも駆使して、できるだけ合理的に作業を進められました。うむうむ。私もレベルアップしてる。(ほんとか!??)

 今回も上下巻に分けました。上巻の本文が153ページ、下巻が156ページ。計309ページです。
 これを単純に文字数に換算して計算してみると、原稿用紙1430枚あまりと出ました。前回の「5~北の大地の戦い~」とほぼ同じくらいの長さです。ふーむ。このくらいの長さがあると、さすがに書きたいことが思う存分書けますね。
 ちなみに、サイドストーリー「銀の占い師」は原稿用紙ほぼ百枚の作品でした。私の場合、それだけの枚数があって、やっと一応物語の形をとれる、というところですね。相変わらず長編書きだ。(笑)

 この後、これをPDFファイル化してサイト内に収録します。家で保存用をプリントアウト&製本する作業は残っているものの、これで本当の本当に「6」に関する作業は完了です。いよいよ作品が独り立ちだわ。私の手元を離れます。
 ……ちょっと淋しい。(笑)

 フルート、ゼン、メール、ポチ、ポポロ、ルルの主人公たちに加えて、ゴーリス、ユギル、ピラン、国王といった大人の脇役たち、皇太子オリバンや時の翁、石の精霊たちといった新しいキャラクターたちも登場して、賑やかにお送りした「願い石の戦い」。そうそう、ランジュールという思いがけない敵キャラも飛び出しましたね。(笑)
 金の石の勇者を巡る宮廷の陰謀から始まった物語が、最終的には思いがけない場所にたどりついたのではないかと思います。読んだ皆様に楽しんでいただけたのならば、本当に、作者としてこれほど嬉しいことはありません。

 そして、「フルート」の物語は休むことなくまだ続く……。(笑)
 「7~黄泉の門の戦い~」も順調に準備中です。また皆様に悲鳴を――いえ、歓声を上げていただける作品にしたいな、と考えています。(爆)
 新しい連載開始まで、もう少しだけお待ちくださいませ。
 どうぞお楽しみに。

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2007年4月20日 (金)

PDFファイル化・1

 一括ダウンロードできるように、PDFファイル化作業を進めています。
 今は、その前段階の、縦書き二段組み形式に直しているところ。一太郎を駆使して、ふりがなも振ってます。
 疲れる~。肩こる~。(苦笑)
 でも、さすがに要領は飲み込んできました。ここまでで半分終わりましたから。……でも、やっぱり疲れるけど。(苦笑×2)
 この感じだと、明日までにこの作業も完了しそうです。そしたら、週末に自宅でプリントアウトして製本。保存版です。

 そ~れが終われば~……

 はい、いよいよ「フルート7」の執筆開始です。予想より早く取りかかれそうかな。
 いろいろ場面は浮かんでいるのだけれど、実際に書き進めていかないと、何がどう転ぶか、誰がどう動くか、全然わからないのが、この「フルート」。早く書け書け、と子どもたちがうるさいです。(笑)

 さて、今日から小学校は家庭訪問。もうお迎えの時価です。
 では、行ってきます。

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2007年4月19日 (木)

「フルート6」推敲作業・8

 読み返しならびに推敲作業終了。「フルート6~願い石の戦い~」脱稿です!
 これにて本当に完成~。
 ……いや、まだ小さい修正とかはするかもしれないけれど。

 第25部「大広間」~エピローグの間では、100章「召喚」でのポポロの参戦のしかたを、ちょっとだけ変更。こっちの方が彼女らしいです。(笑)

 全体を初めて通しで読んでみて感じたのは、「けっこうよくまとまっているなぁ」ということでした。
 あれほど、あっちこっちとストーリーが暴れ回って、いろんな人が登場して、いろんな場面が出てきたのにね。自分でもちょっと意外でした。たぶん、堅き石並みに堅物のオリバンくんが物語に一本柱を通してくれていたからでしょう。(笑)
 さて、後はPDFファイル化作業を残すのみ。……でも、これがあらゆる作業の中で一番苦手なんだけど。(苦笑)

 あとで、次回作の予告を載せます。
 と、予告の予告をしたところで――十二時だ~! お昼の支度をしなくては!!

 余韻にひたる間もなく、台所へすっ飛んでいく朝倉。相変わらずです~。バタバタバタ。

 

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「フルート6」推敲作業・7

 さて、第20部「願い石」~第24部「生還」までの推敲を終えました。「フルート6」のクライマックスです。
 願い石が現れて、時の翁が登場して、時の鏡が次々に生き返って……。オパールの壁と黒大理石の床の岩屋と併せて、映像でぜひ観てみたい場面でもあります。綺麗だろうなぁ~。うっとり。 >石好き、光りモノ好き作者
 あ、でも、時の翁だけはあんまり映像化しないほうがいいか。(笑)

 映像でみてみたいと言えば、メールを肩に担ぐゼン、これも絵で見てみたいものの一つです。「闇の声の戦い」の際にエスタ辺境部隊でも一度やってるんですが、その時にも、絵で見てみたいな~、と思ったものです。普通の人間にはとてもできないことが、ドワーフのゼンには楽々なんですよね。

 その一方で、サイドストーリーも含めて、一番幅広い年代を演じてくれたのはユギルでしたね。幼児から老いた姿まで。ユギル殿、お疲れさまでした。(爆)

 内容としては――実は、「鏡の中1~2」には、読み返してもほとんど何も感じませんでした。この内容は、連載しながら本当にずっと頭の中で考え続けていたことを文章化して外に出しただけのことで、作者としては、もう当然中の当然。確認のために書いているような気分だったし、読んでもやっぱりそんな感じでした。むしろ、皇太子の心理の移り変わりの方が、新鮮で面白かったです。
 読者の皆さんには、その両方が新鮮に感じられていたら良いのですが。

 さあ、残るは最終部とエピローグだけです。それで推敲も完了。
 今日中に、PDFファイル化作業に取りかかれるかな……。


p.s.
 ランジュールが依頼人を明らかにする場面(93章終わりの方)に、皇太子の描写をちょこっとだけ書き加えました。ほんの少しですが。
 以前、感想コメントでたむりんさんがおっしゃっていたのは、こういうことだったかな? と思いました。

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2007年4月18日 (水)

「フルート6」推敲作業・6

 第18部「山脈の森」~第19部「堅き石」まで推敲完了。
 ここ、書き上げてからほとんど見直していなかったんですね。今までになかったくらい、小さな修正箇所が多かったです。文章が整いきってなくて。
 これに続くのが「願い石」の場面だから、そっちに進むのに夢中だったのでしょうね。(苦笑)

 さて、ここはいよいよジタン山脈に堅き石を探しに入っていって、そして――という場面。オリバンとフルートの激突が見物でしょうか。
 そして、ここまで読んできて改めて思ってます。
「オリバン、あんたってやっぱり、この物語では主人公だったのねぇ」
 ホント、気がついてなかったですよ、この作者。(爆)
 でも、「フルート」の主人公は作者からいたぶられるのがお約束だから、そういう意味では、立派に主人公やってたかも。フルートと一緒にね。(笑)

 時の翁も、改めてこうして読んでみると、やっぱり面白いキャラですねー。非常にユニーク。
 でも、真面目な場面のはずなのに、読みながら、ついついノボリベーツ温泉物語のシーンが浮かんで来て、笑いがこみ上げてきてしまうのは……わはは。

 さて、「6」の推敲もいよいよクライマックスシーンに差しかかります。
 後は一気かな。もう一頑張り、っと。

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2007年4月17日 (火)

「フルート6」推敲作業・5

 第14部「みぞれの中」~第17部「夜明け」までの推敲を終了しました。
 フルートたちがジタン高原入りして、初めての大戦闘に直面する下りから、陰謀劇の真相がわかる場面までです。さすがに一つ目のクライマックスシーンだけあって、あまり手直しする場所はありませんでした。

 軍隊同士の戦闘シーンには、硫黄島の日本軍の戦いを取材したドキュメンタリー「散るぞ悲しき」が、かなり色濃く影響を与えているなぁ、と読み返して感じました。戦うことは人と人とが殺し合うこと。それは悪いことだ、といいきってしまうのは簡単だけれど、「守る」ということを考えたとき、そんなに単純に割り切れないものが存在する、とずっと考えてきました。「散るぞ・・・」はそれをさらに思い深めさせてくれるような本でした。
 フルートじゃないけれど、私にもまだその答えはわかりません。戦争は起こしちゃいけない。それだけはわかるのだけれど、では、我々はどうしたらいいんだろう? と考えると、やっぱりフルート同様、私にもその答えがわからないのです。
 子どもたちの心の成長と共に書きつづっていく「フルートの冒険」。このシリーズが完結する頃には、その答えも見つかっているのでしょうか……。

 今回の部分は非常にシリアスな内容だったので、推敲しての感想も真面目な内容で終わります。
 さて、では、ちょっと出かけてきます。続きはまた後ほど。

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2007年4月16日 (月)

「フルート6」推敲作業・4

 第11部「静かな夜」~第13部「光の心」まで推敲終了。
 ここは、皇太子オリバンがフルートとその仲間たちの観察をするくだりです。で、それでフルートたちと仲良くなるのかと思うと~……という場面。一筋縄ではいかないオリバン君でした。(笑)

 で、推敲しながら、つくづく思ってます。
 私はもっとうまくなりたいです。もっともっと、うまくなりたいです。
 先に、書きたいものが描けるような文章になってきた、と書いたけれど、前言撤回。
 まだまだ、書きたいものが描き切れてないことが多いです。それが、ものすごく悔しい。
 だから、もっとうまくなりたいです。本当に、そう思います。

 ああ、そう思いながら進める推敲作業。胃が痛むわ~……。
 精進します。しくしく。

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