2007年12月11日 (火)

PDFファイルをアップ

 「フルート8・薔薇色の姫君の戦い」の縦書き二段組みPDFファイルをアップしました。
 最後まで続いた推敲作業もこれで終了です。あとは、個人的に「8」をプリントアウトして製本するだけ。――そして、旦那に「読んで!」と押しつけるだけ。(爆)


 ずっと通して読み返しながら、つくづく考えていました。
 私は、とてもよい小説の書き方をさせてもらっているな、と。
 書いてすぐに公開できる。反応がすぐにあって、書く意欲がまたわく。
 誤字脱字があると、こまめにチェックしてくれる常連さんがいる。ありがたやありがたや。
 物語の中でおかしな部分、私が書き忘れている部分があると、それも指摘してもらえる。案外書いている本人は気がつかないことが多いから、これも本当に助かる。
 読者に受けるキャラやストーリーがわかるので、物語をふくらませやすくなる。そして、作者も一緒になって楽しませてもらえる。おちゃらけのパロディや二次小説、大好き~。(笑)

 おかげで今回も自分ではかなり納得のいく作品を書き上げることができました。
 ひとえに、読者の皆様のおかげだと思っています。
 商業誌ではなかなかこうはいかないかもしれません。ネット作家だからこその醍醐味を味わっている気がします。
 来年も、こんなふうに読者の皆様と一緒に「フルート」の世界を創り上げていけたら素敵だな、と思います。
 また、次回作でもよろしくお願いいたします。

   朝倉玲 拝 

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一太郎ファイル化完了

 やっと終わりました。「フルート8」の一太郎ファイル化、完了です。

 今回は今までより少し行間を広げました。これでルビ(ふりがな)の微妙な重なりが改善されるといいんですが。
 最初から読み返しながら手作業でルビをふっていったので、今回はルビの誤りも少ないだろうと思います。――「7」の読み聞かせをしていて、ルビの誤変換のあまりの多さにめげてます――。やっぱり手動でやらなくちゃダメかぁ。特に小説は、一般の文章とは違った読み方とかさせますしね。でも、おかげでキー割付とか、普段あまり使わない機能がいくつか使えるようになりました♪

 本当は、「7」以前のファイルも見直して、ルビの誤りとか、段落下げの狂いとか修正しなくちゃいけないんですよね。わかってはいるんだけど、それをやると、とてもじゃないけれど新年からの「9」スタートに間に合わなくなる。
 う~ん……いつか必ずやります。と、いつもの先延ばし。(--;)

 今日はこの後、一太郎ファイルをPDFファイルに変換して、私立図書館内にアップします。
 これで「8」に関する作業はすべて完了。
 あ~~、本当に本当に終わりだ~~!
 やっと本格的に「9」の準備に取りかかれる~~!!


 ところで。
 通しで最後まで読み返してみたら、本当に「8」はここで連載終了みたいに読めましたね。私がここでどうこう言っていたから、という以前に、作品そのものがそういう雰囲気を漂わせていたのだわ。
 さすが、「ここで終わりにしてもいいかも」と考えていただけのことはある。(爆)

 「フルート」は折り返し地点を越えて、第二部に突入。
 さて、この先どんなふうに展開していきますやら。
 お楽しみに。(笑)

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2007年12月10日 (月)

最近の様子

 少し更新の間があきましたが、相変わらず「8」の一太郎ファイル化作業中です。最終決戦が終わったので、明日には全部仕上がるんじゃないかな。もう少しで完成です。ふぅー、やれやれ……。(笑)


 気がつけば、12月も中旬になろうとしています。家の大掃除もそろそろ始めなくてはなりません。
 長男の受験も目前です。まあ、これは本人にお任せなので、こっちはただ健康管理に気を配っているだけですが。――余裕に見えますか? いえ、家族があせると本人がさらにあせって何もできなくなるということが、長いつきあいでわかっているので、がたがた騒がずにいつも通りにしている、というだけのことです。実際、こっちが心配したって、何の力にもなりませんからねぇ。ただ「がんばれ」と――声に出すこともできないので、心で言っているだけです。(笑)


 「9」の構想も少しずつ出来上がってきているところです。実際に書き出してみないとどうなるかわからない部分も多々ありますが。
 今は、タイトルを何にしようか悩んでいるところです。子ども編と同じように「○○の戦い」にすることは決めているんですが、何の戦いにするか、ということにはいつも悩むんですよね。さて、何てつけようか。


 2007年が終わろうとしています。
 今年は皆様にとってはどんな年だったでしょうね?
 おかげさまで私はひとつトンネルをくぐり抜けて、先に進んだような気がする一年でした。来年もまたがんばっていこう、と思えるような。
 皆様にも、来る年が希望や明るい展望に充ちた年になりますように――。


 一足早い、年末のご挨拶だな、こりゃ。(笑)

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2007年12月 7日 (金)

下巻作業中

 下巻の作業にかかっています。
 第14部「真実」が終わりました。
 ラストはT氏が初めてメノア王妃(当時は王女)と出会った思い出の場面ですが。年齢を考えてみれば、当時メノアは22歳、トウガリはそれより2歳上なので24歳。――まあ、当然と言えば当然の展開ではあったわけですな。(爆)

 でまぁ、その59章を読み返していて、なんか急に謝りたい気分になってしまいました。
「ごめんなさい、ごめんなさい、シビアな展開でごめんなさい~!!!」と。
 んとに、容赦のない展開の物語ですな、この「フルート」は。昇平が怒るわけだ。(苦笑)

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2007年12月 6日 (木)

上巻完成

 上巻が出来上がりました。まだアップはしていませんが。
 半分できた~。やれやれ。

 かなり客観的に読み直しているわけですが、そうしていて気がついたことがひとつ。
 この物語、けっこう本格的でしたね。もっと同人誌風な仕上がりになっているかと思っていたのに。
 美少年が女装してしまうとか~、それでじれったい恋物語やるとか~、お風呂の場面もだし~……私としては、けっこう同人誌的ノリの遊びを入れたつもりだったんですけど。
 「フルート」って、やっぱり真面目な作品なんですねぇ。

 まあ、同人誌風にしたかったら、同性愛入れないとダメかもしれませんね。――入れる気ないけど。私にゃ書けん。
 やりたい方は二次小説でどうぞ。(爆)

 
 

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2007年12月 5日 (水)

縦書き原稿化進行中

 一太郎での縦書き原稿化が11部のところまで来ました。いよいよフルートたちと王女が合流する場面。

 しかし、なんですな。
 この物語がもう少~し大人の読者対象だったら、実は王女はT氏の娘だった、という設定だってありでしたね。(そう考えた人、いたでしょ?)
 そういう話も面白かったかもしれないけど、そうなると騎士ランスロットとグェネビア王妃みたいになっちゃうから、やっぱりパス! でした。(笑)

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2007年12月 4日 (火)

あんぎゃ!

 一太郎ファイルにしながら読み返していますが、間違いを一カ所見つけてしまいました。
 第7部の冒頭で、馬車に乗った彼らはフルートの故郷シルの町を通り過ぎるんですが、ポポロとルルはフルートの家に行ったことがない、と書いていたんですね。ところが実際には、サイドストーリー「鏡の泉」で、フルートが熱を出したときに、ポポロは薬草を持ってルルと一緒にフルートの家を訪ねているのです。あんぎゃ、やっちまった~!
 修正修正修正……。
 ここを書く際に本編は確かめていたのだけれど、サイドストーリーは失念してました。う~む、以後気をつけよう。(苦笑)

 それにしても、この読み返し方は悪くないです。今まであんなに大変だった作業が苦にならない。――時間はかかりますけどね。
 現在第7部のところまで来ました。さ、今日もがんばろうっと。

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2007年12月 3日 (月)

PDFファイル化作業中

 予定通り、「8」のPDFファイル化作業を進めています。
 と言っても、今はまだHTMLファイルを縦書き二段組みの一太郎ファイルに直しているところですが。いつもの作業です。

 ただ、今回ちょっとやり方を変えています。
 いつもは一太郎のふりがな機能を使って自動的に一括変換しているんですが、どうもそれだと誤字が多いんですね。しかも見逃す。今、「7」を昇平に読み聞かせていますが、ルビ(ふりがな)の間違いがあまりに多くて、めげてます。PDFファイルはページそっくり作り直ししなくちゃならないから、簡単には修正できないし。うき~!
 というわけで、今回は1章分(HTML版では1部分)縦書きにしたら、もう一度その形で読みながら、「手動で」ルビを振ってます。これならミスも減りますし、もう一度読み直しにもなる。
 もちろん、その分時間はかかるんですが、推敲中と違って、わりとすんなり読んでいけるので、読み直しが楽しいです。「ほうほう、こんな流れになってましたか」という感じで、全体がつかみやすいし。
 うん、これからも、こういう形でPDFファイル化していくのが良さそう。

 さて、昇平から「迎えに来てコール」がありました。今週は小学校の個別面談で下校が早いんですよね。その分、作業の進みも遅くなるんだけれど……ま、しゃーない。来年初めの連載開始には間に合うでしょう。(笑)
 では、行ってきます。

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2007年11月30日 (金)

第27部~エピローグ推敲完了

 第27部「疑問」、第28部「最後の危機」、エピローグ「旅立ち」と推敲が終わりました。
 エピローグには、連載中書き落としていた(というか、書く場所がなくなってしまった)ロブ・コラムについても加筆しておきました。これで物語の扉は一応全部閉まったはず……。


 お・わ・っ・た・ぁぁぁぁ~~~!!!!!


 あ、いえいえ、「フルート」シリーズが終わった、という意味じゃないですよ。(笑)
 「フルート8・薔薇色の姫君の戦い」が完了、ということです。これにて完成。脱稿です!!
 ふー、やれやれ。


 しかし、改めて読み直して、皆様がこの物語を最終話だと思った、というのがよくわかりました。確かに、そんなふうに読めました!
 いや、本当に綺麗に収まっているものだから、「やっぱりこのままシリーズ終了にするかぁ?」と、また魔が差してしまったのも本当。(爆)
 あ、いえ、書きます! ちゃんと世界編も書きますったら!! 連載終了にはしません~~!!!(汗)


 まあ、今までの「フルート」の流れがここで一段落したのは確かですけれどね。
 言ってみれば、ここまでが第一部というところでしょうか。で、来年から始まる世界編が第二部。
 第三部、第四部……とは続かないと思いますが。(笑)


 さて。

 残っているのが「8」のPDFファイル化。
 はい。私の一番苦手な作業です。
 でも、玲はがんばりますわ。ええ、次の「9」の連載を始めるために、精一杯がんばって作業いたします。
 ――とメーレーン王女風に決意表明をして、と。(似合わん)

 あー。明日はもう12月なんですね。 「8」を書き上げてちょうど一ヶ月になるのだわ。
 NEWVELの11月度ランキングも発表になりますね。
 うーん、なんて区切りがいいんでしょう。(笑)

 サイドストーリーも書きたいし。
 さあ、来月もがんばらなくちゃ!

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第24部~第26部推敲完了

 よーし、いよいよここまで来ました! 推敲作業もあと一息。
 第24部「最終決戦・2」、第25部「決着」、第26部「冬至祭り」と来て、物語もいよいよラストです。
 私自身、このあたりは書いてからほとんど読み返さなかったので、なんだか本当に新鮮な気持ちで読めました。ほんとにもう、ポチったら、ルルったら、トウガリったら、フルートったらポポロったら……!(笑)

 で、推敲作業をしながら、改めて思っていました。
 やっぱり、私はこのキャラクターたちを「作って」はいないです。
 彼らが勝手にいろいろやってくれてます。私が設定しているのは、事件や舞台だけ。そこで彼らは自分たちのやりたいように、自由にあれこれ動いている。私はそれを読者の皆様より一足先に眺めて、文章に書き留めている――そんな感じです。
 今まで、こんな書き方をした作品は他にありませんでした。ほぉんとに不思議な物語です、「フルート」は。

 さて、推敲作業もあと2部を残すだけ。
 どうやら今日中に終わりそうですね。

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