「フルート26」第35章
第35章「攻防」を更新しました。
「勇者フルートの冒険26・飛竜部隊の戦い」
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引き続き、福島民報新聞の折り込み情報紙「たいむ」でのコラム連載が続いています。
全6回ですが、そのうちの3回目の分が今朝載りました。
明日には下のブログでコラムと補足の記事を公開します。
☆ブログ「昇平てくてく日記」
http://ley.cocolog-nifty.com/tekuteku5/
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障害を持つ子どもの子育てと、ファンタジー小説の執筆は、どうやら一般的にはあまり結びつかないらしくて、「えっ、小説も書くんですか!?」または「え、障害のあるお子さんがいらっしゃるんですか!?」と、それぞれの側から驚かれます。「それを両立させるなんてすごいですね~」なんて感心されることもあります。
でも、私の中ではこの2つはドッキングしています。
もともと「勇者フルートの冒険」は、ことばの発達が遅れていた息子に物語の楽しさを知ってほしくて作り始めた作品だったし、物語の中には子育てをする中で気がついたこと、学んだこと、子どもの成長と私自身の成長が、いたるところに投入されているから。
息子のように障害を持っている人が、「フルート」を読んで「小説ってけっこう面白いじゃん」と思って他の本も読むようになってくれたら嬉しいなぁ、なんてことも思っています。
それに、ことばに遅れがある子にもわかるように、と考えながら書くことで、文章もだいぶ鍛えられたような気がします。
今は息子も成人して話すことも普通にできるようになったし、「フルート」の読者も一般にまで広がってしまったので、「障害ある子のために」とは考えて書いてはいませんが、できるだけわかりやすいように、読みやすいように、ということはずっと心がけているつもりです。
このあたりは息子を育ててくる中で、私が一番鍛えられた部分かもしれません。(心がけがちゃんと文章になって表れてると良いのですが……)
さて、11月もちょうど真ん中。
今朝は遅い初霜が降りた場所もあったようです。
風邪などに気をつけながら、引き続き元気に過ごしましょうね。
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