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2016年7月20日 (水)

「フルート25」第6章

 今回は体調は悪くありませんでしたが、外出や家庭菜園のジャガイモ掘りが入ってきたので、その分だけ少し遅れました。週1の更新だと進みが遅くなるから、もうちょっとペースを上げたいんですけどね。

 でも、新ジャガがたっぷり収穫できたので、毎日ジャガイモ料理三昧です。
 ポテトグラタン、揚げジャガイモの肉じゃが、ポテトサラダ……。
 掘りたての新ジャガは柔らかくて美味しいです。


 そうえば、ジャガイモが世界中で食べられるようになったのは、歴史的には割と最近のことだそうです。
 スペインがインカ帝国を滅ぼした際に、それまで中南米で食べられていたジャガイモをヨーロッパに持ち帰り、飢饉にも強い作物として18世紀頃にヨーロッパ中に広まっていったとか。
 つまり、中世ヨーロッパではジャガイモはまだ食べられていなかったということ。

 では、中世ヨーロッパを下敷きにしている「フルート」の世界では、ジャガイモは?
 こちらはちゃんと出てきています。食べています。「フルート2」でも、宿屋で『山盛りの茹でジャガイモと豚の内臓の煮込み料理』なんてのをフルートたちが食べるシーンがあります。
 フルートたちの世界は中世のようでも、広い世界のあちこちにいろんな人種や暮らしがあることが認識されていて、主に魔法使いたちが距離を超えてあちこちに出かけていたりするので、ジャガイモも私たちの世界よりずっと早く、世界中に広まった――ということになってます。
 

 さて、「フルート25」第6章「尾根」を更新しました。
 楽しんでいただければ幸いです。


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コメント

おお〜、ドキドキして思わず見入ってしまいました。
ランちゃんとロック鳥は再開できるのでしょうか…。
そしてフルート達は迫る謎に対して解き明かすことができるのか?
次回も期待です!

投稿: すーさん | 2016年7月20日 (水) 18時38分

>すーさん

ハラハラドキドキ楽しんでいただけたようで、良かったです~。(*^_^*)

異次元の大陸に行ったフルートたちはもちろんですが、
ランジュールはどうなるでしょう? という感じの今回の物語。
まだまだ展開していきますよ~。
続きをお楽しみに♪

投稿: 朝倉玲 | 2016年7月20日 (水) 21時20分

相変わらず、勘のいいランジュール君だよね

フルート君の世界でも
ポテトチップスがあったら、面白いな。
そこまで無理でも
フライドポテトはありそうかな~

投稿: さゆた | 2016年7月21日 (木) 17時17分

フルート達と目立ちたがり屋では、
二の風が吹いた時の回り順が逆のような気がする。
フルート達は、
1→→2



という感じで、目立ちたがり屋は、
8←←1



という感じかな。

投稿: yua | 2016年7月21日 (木) 18時45分

>さゆたさん

ポテトチップスはない気がするなぁ。
ベイクドポテトはあるでしょうね。
大量の油で揚げる調理法は
歴史的には中国料理の系列だそうです。
日本の天ぷらも、もとは中国料理から来ているし、
トンカツも、その流れから来ているので、
日本ではたっぷりの油で揚げるとか。

欧米でのフライドのやり方は、
フライパンに少し多めの油を入れて
「揚げ焼き」にするような感じなので、
フルートたちの世界のフライドポテトも、そちらに近そうです。

物語の中にはそれほど詳しくは出しませんが、
それでも、食事シーンを書くときには
「この世界ではどんな歴史を経てどんな料理が並ぶのかな」
と考えながら書くようにしています。(*^_^*)

投稿: 朝倉玲 | 2016年7月23日 (土) 09時56分

>yuaくん

あ、ブログの様式のせいで
上の図の矢印の位置がずれちゃいましたね。(^_^;

さて、どうでしょうね。
二の風は決して規則正しくないから
いつどこでフルートたちとランジュールが出会うかはわからないんです。
出会わないという可能性もあるかも……いや、それはないか(笑)

投稿: 朝倉玲 | 2016年7月23日 (土) 10時01分

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