竜の溜息・4「妖怪の話」
んー……やっぱり疲れ気味です。眠い。
ただ、今夜は10:45から毎週楽しみにしている「世界街歩き」がNHKであるので、寝てしまわないように、さっき少し昼寝(いや夕寝???)しました。
明日は福島市で勉強会。がんばるぞー! ……ふぅ。
この先には物語の内容に関する重要な記述があるので、まだ本編を読んでいない方はご注意ください。
今日は「14」の前に書いた外伝の「ヒムカシの国」に関する裏話です。
何年くらい前のことになるでしょうか。療育関係の友人の「こくっぱの母さん」から、雑談のついでのように、こんなことを言われました。(あ、もちろんネットを通じてです)
「朝倉さん、妖怪の話を書きません? ハカセがそういうの好きなのだけれど」
こくっぱの母さんのところのハカセくんは、オリジナル版「フルート」の一番最初からの愛読者。昇平やハカセくんが気に入ってくれたおかげで、今のこの「フルート」があると言っても過言ではないです。そのリクエストとあれば、ぜひお応えしたいところだったけれど、妖怪はやはり日本の怪物。それを登場させるとなると、日本に当たる国に行かなくちゃいけません。
できないことではありませんでした。ユラサイには行く予定だったから、その前に立ち寄ることは可能です。
でも、当時は、本当にそこまで書き続けられるかどうかわかりませんでした。
その後、ぺちゃんさんからも、日本に当たる国に行ってみては? と言われました。う~ん、ホントに、行けないわけじゃないのだけれど。ずいぶん先の話になるなぁ。書けるかしら?
……書けちゃいました。
ヒムカシの国を書いていたとき、密かに感激していました。
こくっぱの母さんにも、約束通り日本の妖怪が出てくる話を書きましたよ、とお知らせしました。
あまり昔のことだったので、ハカセくん自身は約束を覚えていなかったと思いますが。
ただ、妖怪はやっぱり難しかったです。マニアはいるし、水木しげるさんはいるし。(苦笑)
一番基本になるところを使って、あんな妖怪たちになりました。
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