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2009年11月12日 (木)

「オペラ座の怪人」

 ふとしたきっかけで、昨日から「オペラ座の怪人」のハイライトCDを聴いています。映画ではなく、劇団四季のでもなく、本家本元のロンドン・キャスト版です。CDの制作年を見たら、1987年……もう20年以上も前のCDになっちゃったのか~。(苦笑)

 でも、今聴いても、やっぱり素晴らしいです。
 映画の「オペラ座の怪人」もすごく良かったし、劇団四季の舞台にも感動したけれど、歌はやっぱりこのロンドン・キャスト版が一番の気がします。やっぱり、作曲家アンドリュー・ロイド・ウェーバー自身が監督して作っている舞台だからなんだろうなぁ。
 ただ、ロンドン版の舞台を観たことはないので、頭に浮かんでくる映像は、映画だったり劇団四季だったりしますが。(笑)


 清純で美しいヒロイン、クリスティーン。彼女の幼なじみで、理想のプリンス、いやいや貴公子のラウル。天才的な才能を持ちながらも、壮絶な過去と醜い顔のためにオペラ座の地下に隠れ住む「ファントム」。この男女の三角関係と事件が物語の中心だけれど、私はそこに女性教師のマダム・ジリィを含めたいです。オペラ座で唯一、ファントムを理解していた女性。クリスティーンの親友メグの母親だけれど、おそらくその心の奥底にはファントムへの、女としての愛があって。でも、ファントムはそんな彼女の想いにはまったく気がつかず、ただクリスティーンだけを熱望する。そしてついに舞台で起きた殺人事件。マダム・ジリィはさらわれたクリスティーンを救出するため、ラウルをファントムの元へ案内する……。
 ん~、このあたりの心と心の絡み合いは、想像しただけでドキドキします!(笑)

 「フルート」は少年少女たちが主人公だから、ここまでの男女の愛情はなかなか書けないですが、それでも、どこかでこういう大人の恋も描いてみたいなぁ、なんて考えます。

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