海の王の休息・1「海の王の話」
「フルート13・海の王の戦い」が完結して、人気投票開始、くらげさんからのお祝いイラストと続いていますが、どんどん先を行ってみたいと思います。今度は恒例になった裏話の短期集中連載です。いろいろがんばってくれた「海の王」に、お疲れさまの意味を込めて、「海の王の休息」とタイトルをつけてみました。
ではまず、いつものこのお断りから。
この先には物語の内容に関する重要な記述があるので、まだ本編を読んでいない方はご注意ください。
これでよし。(笑)
さて、今回は「13」は海の王の戦い、と言うくらいですから、海や海の王が登場してきます。
海王や渦王が活躍する話だと思った人はけっこういたのじゃないでしょうか? 残念でした~。タイトルの「海の王」とは、他でもないゼンのことでした。(笑)
「12・一角獣伝説の戦い」の執筆中に、二次小説を書いたことがあります。もしも主人公がフルートでなかったらどうなっただろうか、とキャラクターたちが話し合う、というおちゃらけです。(→こちら)
この中で、ゼンが、「俺が主人公になりゃ、物語はアクションに次ぐアクションに次ぐアクション。強い敵も怪物も、ばったばったとなぎ倒す痛快冒険ものになるぞ!」と言っていました。
本当にそうなるのかな? と考えて、ゼンを主人公にしたのが、今回の「13」だった、というわけです。
確かにアクションに次ぐアクションの物語になりましたが、アクションシーンは書くのに時間がかかるので、作者は忙しくて大変でした。(苦笑)
ドワーフで山の猟師のゼン。山と海ではいかにもミスマッチに思えるのに、海の戦士たちを率いて、精いっぱいがんばって海の王を務めていたと思います。
| 固定リンク
コメント