一角獣の裏伝説・3「中央大陸の国々」
「フルート12」の裏話の3回目は、物語の舞台である、中央大陸の世界設定についてです。
まずは、いつものお断りから。
この先には物語の内容に関する重要な記述があるので、まだ本編を読んでいない方はご注意ください。
さ、いいかな?
ネタバレは読みたくないよ、って人、読むのをやめたかな?(笑)
物語の中ではまったく触れませんが、フルートたちの世界もれっきとした惑星の上にあります。
サイズは、地球のだいたい四分の一。重力は地球とまったく同じ。
私たちが住むこの地球のパラレルワールドという裏設定なので、地球に非常によく似た言語、よく似た人種、よく似た歴史、よく似た地形などが登場してきます。
いいのよ。だって、そのほうが書きやすい――いやいや、パラレルワールドなんだもん!
……SF設定ってホントに便利ね。(爆)
地球で言うユーラシア大陸に相当する大陸は、「中央大陸」と呼ばれています。
大陸には、この他に「南大陸」(アフリカ大陸ですね)と北極大陸(=北の大地)もあります。南極大陸やアメリカ大陸はありません。今のところ、ムー大陸やアトランティス大陸を作る予定もありません。……が、先のことはわからない。はずみで作っちゃうかも。(笑)
なので、世界地図全部を出すことはしないで、今まで名前が出てきた国の位置関係だけを示した地図を載せてみます。非常に大雑把なものですが。
これを見ておわかりのように、ヨーロッパに当たる位置に存在しているのが、フルートたちの国々です。
西から順番に
メノア王妃の故郷であるザカラス――フルートやオリバンたちの国のロムド――風の犬の戦いの舞台になったエスタ――オオカミ魔王の故郷クアロー――「7」でフルートとポチが越えていった大砂漠――魔王レィミ・ノワールがいたシェンラン山脈――名前だけ何度も出てきているユラサイ
北の方から見ていくと
トジー族が住む北の大地―(海)―ゼンの故郷の北の峰――ロムド――神の都ミコンがあるミコン山脈――南西諸国&セシルの国メイ&猿神グルを信仰するサータマン――バルス海――赤の魔法使いの故郷の南大陸
というような並びになっています。
南西諸国は占者ユギルの出身地。
バルス海は、今回の「12」の最初のほうでも触れていたように、天空の国が空に飛び立った場所です。地面がなくなった痕が深く陥没して海水が入り込み、内海になっています。
あ、案外写真がはっきり見えますね。ロムドの東と西に書き込んだAとBって文字も読めるわ。
Aはエスタとの国境にある闇の森、Bはすっかりおなじみになったジタン山脈の場所です。
距離縮尺は、非常にいい加減です。国の面積もでたらめ。この時代、正確な地理測定の技術は発達していないし、魔法などで知ることができても、地図が敵国の手にはいると侵略されてしまうので、正確な地図は作られていないからです。(ということにしておこう。爆)
中央大陸には、この他にももっとたくさん大小の国があるのですが、それも、物語の進行に合わせて登場してくると思うので、今は書きません。最初からあまり厳密に設定してしまうと、後で物語が作りにくくなりますのでね。
ユラサイのさらに東側の海には、大小の島々が集まった国があるかもしれません。
で、その国の名前は、ヤマトとかヤマタイコクとかニッポンとか、それに似た名前なのかもしれません。(笑)
「9」に登場した巨人のテナガアシナガや、今回の「12」に登場した管狐(くだぎつね)は、どうやらその国の怪物らしいんですけどね~……。さてさて、くだんの島国は出てくるかな?
これからいよいよ海へ向かうフルートたち。行き先は西の大海です。この地図ではユラサイの東側に当たる海で、人間はここをクロンゴン海と呼んでます。名前入れ忘れちゃった。(苦笑)
物語の世界もずいぶん広がりが出てきました。
こんな地図も参考にしながら、彼らの次の冒険をどうぞお楽しみに♪
参考:ロムドの地図
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