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2007年7月18日 (水)

裏話・1「暴走するキャラたち」

 さて、「フルート7」の人気投票はまだ若干名の参加が残っているようですが、だいたい出揃った気がするので、そろそろ今回の執筆裏話を始めたいと思います。
 一回目の今回は、「暴走するキャラたち」。ははは、いつものことではございますが~。(笑)

 今回、一番最初に暴走してくれたのはゼンでした。第9章「夜の庭」。あの濃厚な「らぶしぃん」があった場面です~。(笑)
 も、完璧暴走。(爆) 当初の予定では、もーちょっと、年相応というか、もう少しねー、あっさり行く予定だったんですよ。なのに……。「おいゼン、初めてでそんなことやるんじゃねー!(叱)」などと、書きながら突っ込んでいた作者でございました。(笑)
 いつだって、このキャラは暴走します。前作「6」でも、その前の作品でも、いつでもそうでした。作者の思惑を飛び越えた言動をしてくれます。黄泉の国からゼンがフルートの元へ駆けつけるシーン。あれも実は予定になかった、と言ったら、皆様おどろきます? おとなしく黄泉の門の前で助けを待ってるはずだったんですよ。当初の予定では。でも、とても、じっとしてなんていられなかったみたいです。(笑)
 ほーんと、例え死にかけていたって、終始元気なゼンでした。

 暴走キャラ、二番手。ジュリア。
 人気投票のコメントでも書きましたが、この方がハルマスに残ってしまったのはまったくの予定外。ミーナと一緒に王都に帰って、夫や子どもたちの心配をしながら待っている予定だったのにー。だって、この人は普通の人間。しかも女性。闇の軍勢相手に戦うなんてことできないんだから、ゴーリスじゃないけど、安全なところへ避難させて……と作者が考えるのは当然ですよね? なのに。なーのーにー。 戻って来ちゃった。(爆)
 きっと、途中で馬車を止めさせて、そこから自分の別荘まで駆け戻ってきたんだろうと思います。この方。相変わらず「走る女性ジュリア」です。
 でも、その後、特にメールの心により添ってくれるあたりは、やっぱり女性ならではだったし、戻ってこさせて良かったなぁ、と思いました。(笑)

 暴走キャラ、三番手。オリバン。
 暴走、と言うのとはちょっと違うかな。やれやれ、やっとかい、という話。
 前作「6」でメールに惚れさせようとして失敗したのは、「6」の裏話で書いたとおりでしたが、今回、いきなりそれが芽を出した~。あららら、君、やっぱりメールが気に入ってたのね、と作者が驚いてました。
 「6」で長年の悩みに決着をつけられたオリバンです。やっと異性にも目が向くようになったのかもしれません。ま、ちーとかわいそうな結末にはなったけど、キミはまだ若い。しかも皇太子だ。これから花嫁候補者はごまんと現れるさ!(爆)

 四番手。ランジュール。(笑)
 「6」からすでに暴走してました。やたら読者のアンコールが高いキャラでもありました。どうしようかなぁ、再登場させようかなぁ、と悩む作者を抑えて、堂々復活、レギュラー入りしてしまいました。はー。やっぱりコイツ、とんでもないキャラだ。しかも、幽霊になって、前よりますます動きやすそうだし。
 ちなみに、最後に魔女とフルートが対決する場にいるのは、当初の予定ではアリアンとグーリーのはずでした。ところが、ランちゃんが復活して、ゼンをフルートの元まで送り届けてくれたおかげで、アリアンたちの出番がなくなってしまいました。アリアン、かわいそ~。「5」の時から再登場は予定されていたのにねぇ。でもまぁ、アリアンとグーリーは闇のものなので、よく考えたら、ああなるほうが自然ではありましたけどね。
 したたかで気まぐれなキャラ、ランジュールと、とにかく元気いっぱいの暴走キャラのゼンが組んだら、こうなるのは当然だったのかもしれません。さて、ランちゃん、次はいつ登場してくるかなー。

 五番手。ユギル。
 彼も完全に暴走! ゼンやジュリアに負けません。(爆)
 いやぁ、あんなに目立つ活躍をしてくれるとは思いませんでした。もっと地味に、ハルマスでの防衛戦の参謀役を務めてくれるわけだったのに。うーん、魔女と直接対決してるー。毒舌はいてるー。ハルマスでの最終的な進行役は、彼だったかもしれません。
 ランちゃん同様、どこかから登場をアピールするパワーが伝わってきていたキャラでした。この後もしっかり登場しそうな予感です……。(笑)

 六番手。海の王子アルバ。
 ああいう性格のキャラにしようとは思っていました。が、実際に書いてみたら、予想以上にすごい性格の人になってしまいました。実におもしろいヤツでした、はい。

 七番手。赤の魔法使い。
 ……というか、四大魔法使い全体なんですが。ただ「一緒に戦っている」だけの存在で、顔もほとんど見えないくらいの描写にしようと思っていたのに、あらまあ、あらさて。なんでしょうね、この個性の強いキャラ揃いは。このすさまじい活躍ぶりは。その中でも、赤の魔法使いはピカ一でしたが、他の三人も相当なものです。今回は赤以外、あまり描写できませんでしたが、そのうち、他の三人ももっと書き込んでみたいもんです。

 ラスト。アーラちゃん。
 何故、私は動物を描くと愛がこもる。例えそれが虫でも蜘蛛でも、生き物となると、いつの間にか思い入れが……。(笑)
 ちなみに、ギリシャ神話にも機織りの上手な娘「アラクネ」が登場してきますが(それを自慢したために女神の怒りに触れて蜘蛛にされる)、アラクネということば自体、本来「蜘蛛」という意味なのだそうです。まあ、そんな神話もなんとなく頭にあって、アーラちゃんは女の子の蜘蛛という設定です。


 他にも活躍したキャラクターたちは大勢います。それこそ、タウルとかレィミ・ノワールとかポチとか……。
 でも、作者が予定していた設計図を飛び越えて物語を大きく動かしてくれたキャラクターたちは、というと、この人たちになるのでした。

 しかし……「フルート」に出てくるヤツらって、み~んな本当に元気。作者は圧倒されそうでーす。(苦笑)
 

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