2006年1月24日 (火)

「フルート・3」連載開始!

わーいっ! やっと連載が開始できたー!!
心優しく勇敢な少年フルートと仲間の子どもたちの冒険活劇ファンタジー「勇者フルートの冒険」第3話改訂版が、いよいよスタートでございますー。
嬉しいものだから、ちょっとハイテンション。(笑)

今回の物語は、前作「風の犬の戦い」から半年後、という設定になっています。
この改訂版は、ひとつの大きな作品にするにあたって、あちこち設定をいじったので、季節はオリジナル版と大きく変わって真冬になっています。(あっちでは春の設定) 雪の降り積もる1月。いや、なんともリアルタイムで書きやすかったです。(笑)
子どもたちの年齢も上がりました。フルートは13歳、ゼンも間もなく13歳、ポポロは12歳です。ポチはまだ誕生日が来ないので9歳のままですけどね。

実を言えば、小さい子向けとはいえ、ひとつの作品として書き上げたものを、新しく書き直すというのはかなり大変な作業です。
もともとのストーリーを生かしつつ、新しく付け加えたり発展させたり、ときには、まるで違う解釈をして書き直すことさえあります。この作品の読者は小学校高学年以上に設定してありますが、ファンタジー好きな大人たちまでも含めて考えているので、ただ元のストーリーを詳しく書いただけではつまらないだろう、と思うからです。
私自身も、ひとつの大きな作品にするためには、やっぱりいろいろ新しいことを考えて、書き加えて行かなくちゃなりません。本当は、まったく新しい作品として書いた方がよほど楽なのです。
だけど、何故あえて改訂版にこだわるか?
だって、フルートたちは確かに「そこ」にいて、昇平や他の子どもたちと一緒に、天空の国で、海で、北の大地で、冒険と戦いを繰り広げてきたから。それをすっかり捨て去って、新しい物語にしてしまうのは、あまりにも私自身が残念だからです。
大人も楽しめる物語にしたいけれど、やっぱり、子どもたちが読んでくれたからこその「フルート」だったのですもの。

とはいえ、改訂版は本当にもう、小さな子どもたちには難しくなっています。
非常に長いので、読み聞かせるのも大変でしょうね。物語好き、ファンタジー好きな大きな子どもたちなら、自力で読んでくれるでしょうけれど。
オリジナル版を楽しんでくれた子どもたちが、将来、登場人物たちと同じように成長して、改訂版の「フルート」も楽しんでくれるようになるといいなぁ、と夢見ています。
対象年齢が上がった分だけ、オリジナル版には入れられなかったような心理描写や隠れされたストーリーも出てきます。チャンチャンバラバラの戦闘シーンだけでない、そんなものまで楽しめるようになってくれたら素敵だな、と思います。
もちろん、大人の読者の方たちにもぜひ楽しんでもらいたいです。
読んだ方の反応が気になって、公開するときには、いつもすごくドキドキしています。こればかりは、何年たっても全然変わりませんね。(苦笑)

「フルート・3」改訂版を書くために、私はこのところずっと朝4時起きしていました。前にも書いたけれど、邪魔が入らなくて大変良いです。ただ、その分、夜は早々と眠くなってしまうんですが。
連載が終わるまで、当分早起き早寝の生活が続くんでしょうね。(笑)

とにもかくにも、「フルート・3」の連載がスタート。
まだ全然読んだことがなくて、「読んでみようかなぁ~?」なんて思われた方は、左のリストのINDEXから、「始まりの物語」をお読みになってみてください。
長さも手頃なので、読みやすいんじゃないかと思います。

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2006年1月15日 (日)

「フルート・3」執筆開始

とうとう「フルート・3 謎の海の戦い」の書き直しを始めました。
と言っても、毎日なんだかんだと用事が入ってくるので、遅々として進みません。今日はやっとプロローグを書き終えたところです。
発表は数章をまとめた「部」単位になるので、第一部が発表できるのは、まだまだ先ですね。だけど、「書き始めましたよ」というのを知らせたくて、ブログに書いています。

なかなか進まないけれど、でも、やっぱり小説を書いているのは楽しいです。書き始めると、どんどん先の場面が浮かんできて、ああでもない、こうでもないと考えながら書き進めるようになります。それがのってくると、今度はまるでキャラクターたちが勝手に動き出すような感じになります。いえ、本当はそれだってやっぱり私が考えているんですが、行動やセリフがあまり自然に思い浮かぶものだから、あたかもキャラクターたちが勝手に動き出しているような気分になってくるんですね。こうなると、書くのは本当に楽です。早くこの域にまで到達したいなぁ。

日曜日は、外出しなければ、比較的自由になる時間は多いのですが、これが不思議と進みません。
というのも、同じ部屋の中に家族がいて、どうしてもその存在が気になるから……。
家族が不愉快なわけではないのだけれど、どうしても気にかかってしまって、集中が散らされるんですね。だから、早朝とか、まだ家族が寝ている時間帯に起き出して、書き進めることが多くなります。

先日、旦那が新年会の後でビジネスホテルに泊まりました。その話を聞いて、とてもうらやましかった私。
ビジネスホテルにあるのは、ベッドとデスクとバスルーム、それだけ。
それさえあれば、小説を書くのには全然不自由しません。ノートパソコンと、資料の本をいくらか持ち込めば、何に気を散らされることなく書き進めることができるじゃありませんか。ビジネスホテルではBGMも流せるし。近くにたいていコンビニがあるから、そこで食料を買い込んでおけば、食事には困らないだろうし。
はい、私の憧れのカンヅメ生活です。家のこと、家族のことを安心してまかせていけるなら、本気でやってみたいのだけれど。でもねぇ。(苦笑)

いつかはビジネスホテルで憧れのカンヅメ。
それを夢見ながら、明朝もまた、きっと早々と起き出して「フルート」を書き進めることでしょう。
我ながら、何とも言えない夢だけど、でも、私、本当に書くことが好きなんですよ。
あー、いつかはきっと実現させてみせるぞー!(笑)

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2005年12月 4日 (日)

なんでもない日々

「フルート・1」のPDFファイル化作業中。
とはいえ、この作品はやっぱり加筆修正する部分が多いので、その分、時間がかかっている。主人公の心理描写を少し丁寧に書き込んだほうが良いと思ったので。
その一方で、頭の中では「フルート・3」が次第次第にふくらんできている。いろいろな場面が思いついて、エピソードがあれこれ浮かんできて・・・。「フルート・2」以上に、元話とは違った物語になっていくかもしれない。 「1」と「2」の縦書き化-PDFファイル化が終了したら、いよいよ書き出そうとは思っているのだけれど、その前に年末の大掃除やら年賀状やらが来るからなぁ。ホントに、自分が2人いたらいいのに。(笑)
あ、ホームページのトップページも12月バージョンにしなくちゃいけないんだわ。

でも、そのまた一方で、なんでもないこの日々が、なんとなく嬉しかったりもする。
体力も少しずつ回復してきたのかな。(薬のせいで胃が荒れてしまったのはつらいけどね) 
ただ掃除するだけ、洗濯するだけ、洗濯物をたたむだけ・・・の日常も、なんとなく、しみじみと「幸せだなぁ」なんて感じていたりして。何故だろう。
今も、部屋の中に家族4人が集まっている。それぞれにパソコンをしたり、パズルをしたり、ゲームをしたり、・・・で勝手に過ごしているのだけれど、てんでバラバラなようでいて、いつのまにか一つ話題を話していたりする。私たち家族は、特に「家族みんなで仲良く○○をする」ということはあまりないのだけれど、でも、いつだってこんな感じにのんびりと休日を過ごしている。こういう過ごし方が、みんな、一番リラックスできるんだよね。
昼食は、お兄ちゃんがスパゲティ作りを手伝ってくれた。そういえば、お兄ちゃんも以前に比べると、家族と過ごす時間が増えてきたかな。

小説というのは、架空の世界。なにもないところに、世界を作っていく作業。
だけど、その基礎、その基本は、やっぱりこの平々凡々な現実の中にあるんだよなぁ、なんて、改めて感じてしまう。
ドラマチックなことなんか何もないけれど、だからこそ、愛おしい日々なのかもしれない。
今日のこの日を大切にしながら・・・がんばって年末を乗り切って、また新しい年を迎えよう。
家族みんなで、ね。

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2005年11月28日 (月)

必要な長さ

「始まりの物語」に引き続き、「フルート・1」も一太郎で縦書き原稿に変換するため、久しぶりに読み返した。
最後にまともに読み返してから3か月が過ぎていたので、なんだかとても新鮮に感じた。そこに加えて、先日いろいろな人たちからもらった感想も頭に残っている。そんなこんなで、非常に客観的な目で読めてしまった。
で、その感想。
・・・・・・・・・あっけない。

まいった。本当にそうだったんだ。
昨日「始まりの物語」を読んだ旦那にも、そう言われた。「始まりの物語」~「フルート・1」と読んでくれた友人も、そういえばそう指摘してくれていた。「もっと書き込んでもいいのでは?」と。
ずっと、本当に「長すぎる=読みにくい」というイメージがあって、余計な文章や描写は省略して、コンパクトに、わかりやすく・・・と書いてきたわけだったのだけれど、物語として読んだ時、それだとものすごく物足りない気持ちがするのだ、と客観的な目で読んで、初めて実感した。
「長編体質はつらいよ」の記事に「その作品毎に、ふさわしい長さは自然に決まるんじゃないかな。」とコメントをもらったけれど、まさしくその通りだったんだな~、と改めてつくづくと。
ふむむ・・・。
「フルート・2」はその点、もっと書き込みが多い。私自身がどこかでふっきれたから。(笑) 作品によって、必要な描写というものはおのずとあるんだなぁ、と本当に感じている。
「読みやすさ=短いこと」では、なかったんだねぇ・・・。

しかし、「フルート・1」を納得がいくまで書き込もうとしたら、これはまた一大作業になってしまう。それよりは、今は早くPDFファイル化して、次の「フルート・3」の改訂版に取りかかりたいなぁ。
若干の加筆はあるかもしれないけれど、全面的な加筆修正は後日ゆっくりと言うことにして、今はとにかく先を急ぐことにしようと思う。「フルート・3」を書くうちに、また気がつくことも出てくるかもしれないしね。
我、日々研鑽中なり。

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2005年11月27日 (日)

PDFファイル化作業中

現在「フルート」をPDFファイル化する準備作業中。
具体的には、ホームページ用にHTMLファイルで作ってきた「フルート」シリーズの原稿を、一太郎で縦書きの原稿に変換して、それをPDFファイルにして、「私立図書館」にアップするという流れになる。某氏のご協力があればこそ・・・ありがたや、ありがたや。(m_m)

昨日、シリーズ最初の作品「始まりの物語~魔法の金の石~」の一太郎ファイル化が完了。A4版で印刷できるように、縦書き2段組の構成にしているのだけれど、それで38ページになった。長いと言うべきか、意外と短かったと言うべきか?
で、試しにプリントアウトしてみたのだが、紙に印刷されて出てきた作品を見て、びっくり。

――なんて読みやすいんだー!!(爆)

ホームページの文章というのは、長くなるとスクロールしないと読めない。そうすると、今まで読んでいた文字列がどこにいったかわからなくなって、探して読むようになってしまう。モニターの画面幅も広すぎることが多くて、眼球運動が大きくなって、目が疲れる。これが、ネットで長文を読むのを大変にしているのだと思うのだけれど。
あとは、「光で」文字を作っている、ということも、目を疲れさせる原因になっているかもしれないなぁ。
そんなわけだから、ずっと長文になってしまうのを恐れて、要領よく、コンパクトに・・・などと考えて書いていたわけだったのだけれど。
印刷物になった原稿を見て、またびっくり。

――こんなに短かったんですかい!?(爆)

1章分を描くのに、ホームページだと、だいたい2回か3回スクロールしなくちゃならない。これは、ホームページ上の文章としては、かなり長い方だと思うのだけれど、紙にしてみたら、たった2~3ページだった。これで1章というのは、逆に短いかもしれない。
読むのにも、紙だとあっという間に読んでいける。ああ、なんて楽なんだ・・・。

実際の作業としては、横書きの文章を縦書きに直す時に、アラビア数字を漢数字に変えたり、段落の一字下げをしたり、と細かい調整が必要になってくる。つい好きで多用してしまう「!!!」や「!?」も、紙に印刷する際には読みづらくなるから、これも調整。「・・・」もちゃんと印刷用の点々に置き換えて・・・と、案外手間がかかる。
ついでに、「始まりの物語」の中の、フルートの心理描写を少し書き加えておいた。表記の揺れ(同じことばなのに、漢字を使ったりつかってなかったりすること)も一太郎でチェックして、これで本当に決定稿。あとは、よほどのことがなければ、いじらないだろう。PDFファイルをアップする際に、ホームページ版も決定稿に置き換えるので、興味のある方はご覧ください。

それにしても、紙に印刷した時の読みやすさの違いというのは、本当に衝撃的だった。ここまで違うとはな~。
この後、「フルート・1」「フルート・2」とPDF化を進めていくのだけれど、ちょっと形式を考えなくちゃいけない気がしている。
そうそう。よく皆様から言われる「難しい漢字が多い!」というクレーム(?)にも、しっかりルビ(ふりがな)を振らせていただきました。一太郎はこれができるから嬉しい。私は本来、ルビ多用派だから、ルビが振れないHTML形式は、実はちょっとつらかったのだ。これで、お子様にも少し読みやすくなるかなぁ。


プリントアウトして綴じた「始まりの物語」を、旦那に読んでもらった。
感想。「おもしろかったぞ」。

――ぃやったぁぁ~~~!!!!!\(^O^)/

で、やっぱり、しっかり言われた。
「おまえの作品にしては描写が少なかったよな。あっさり進んでいって、ちょっと物足りなかったぞ」
あ~、ですから、それはぁ・・・。(苦笑)

初めて印刷してみての感想と反応。
どういう形で書いていくのが良いのか。
これからも考えていくこともがいろいろとありそうだな。

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2005年11月15日 (火)

とうとう完結!

「フルート・2」がついに完結した。わーーーーーーーい!!!\(^O^)/

完成してしまうと、言うことなんて何もなくなる。弁解なんか、できるもんじゃない。作品は私の手を離れてしまったのだから。
「よろしかったら、読んでみてください。」
この一言に尽きてしまう。

楽しかったなぁ、この3ヶ月間。毎日、時間を見つけては書き続けて。ここ2日間は朝3時台に起き出して書いていた。(笑)
夜は早々に眠くなったけれど、精神的にはすごく元気だった。
主人公の子どもたちと一緒に物語の世界を旅するのが、すごく楽しかった。一緒に戦っている気分だった。
物語を読んでくれた人が、同じように楽しさを味わってくれたら、本当に嬉しいんだけど。

さて、いつまでも完成のヨロコビにひたっていたいところだけれど、現実の生活は否応なしに迫ってくる。
気持ちを切り替えて、昇平のお迎えと買い物に行ってこなくちゃ。
では、行ってきます。

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2005年11月11日 (金)

クライマックス執筆中

しばらくブログの更新が止まっているけれど、実は「フルート・2」の最終部を執筆しているせいです。
泣いても笑っても、これがラスト。できるだけ気分的に中断することなく、書き続けていたいのです。
が・・・今週はまた、あれこれと予定や用事の詰まっている週です。
しかたがないので、早朝や空き時間を見つけては進めています。だから、ブログまではなかなか手が回らない、というわけ。

1つの作品を完成させる、ということは、何とも言えない想いがします。ありきたりなことばを使えば、感無量、というところでしょうか。
もちろん、まだ本当に完成はしていないのですが、それでも「ああ、大丈夫だ。ラストまで書き上げられる」という見通しが立った時、しみじみ、よく書いたな~、という気持ちになります。私は長編を書くので、なおさらなのでしょうね。この作品も、すでに3か月以上書き続けていますから。
なんだか終わるのが惜しいような気もするけれど、それでも、物語は確実にラストに向かって進んでいきます。
精一杯、この作品らしいしめくくりにしたいと思います。

さて、今日もこれから外出の予定や用事があります。
でも、その間にも細切れの時間はあるはずだから。そのときに進められることを楽しみに、集中してこなしていこうと思います。
うーん、でも、本当に私ってば・・・・・・・・・(笑)

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2005年11月 2日 (水)

佳境

「フルート・2」第9部をアップした。物語は本当にもう佳境だ。
いろいろ考えたり悩んだりしながら書いてきたけれど、ここにきて、なんとなく方向性が見えてきたような気がする。
もちろん、技術的にも内容的にも、まだまだ研鑽していかなくちゃいけないけれど、でも、なんだか 「これが私の書き方」というようなものが、つかめてきたような気がする。具体的にどうとは上手く言い表せないことなんだけれどね。

これって、本当に、自分だけで書いていてはわからない。把握できない。
いや、「これが自分のやり方だ!」と言っていることはできるけれど、本当にそれでいいのかどうかはわからない。やっぱり、作品を公開して、読んだ人からの反応を聞いていくことでしか、つかんでいけないものなんだよね。
書くのが楽しい。書いたものを他人に見てもらうのが楽しい。
創作なんてのは、ここから始まり、ここに帰結している。小難しい評論をする人もいるけれど、実際には、すごくシンプルな世界なのだ。

さて、「フルート・2」も残すところあと1部+αで完成する予定。
ここまで盛り上げたんだから、最後までしっかり盛り上げて行きたいと思うのだけれど、さてさて。
読み終わった人に 「あー、面白かった!」 と言ってもらえたら、最高なんだけどなー!

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2005年10月26日 (水)

「フルート・2」第8部アップ

ようやく第8部がアップできた。
今回は、間にいろいろ行事や用事が入って、思うように進まなくて、時間がかかってしまった。「カンヅメになりたい!」と本気で思ってしまったわ。(笑) 文章を書く時って、集中力が必要だから、一度、何かにそれを乱されると、元のペースに戻るのに時間がかかってしまうのだもの。
まあ、生活しなきゃ生きていけないわけだから、それはしょうがないけどねぇ。

今回の第8部は、書いていて、いろいろ楽しかった。ずっと書きたいと思い続けていたところだったから。どこがどうと話すわけにはいかないから、それは読んで感じてもらうしかないけれど、でも、ここが書けて、本当に楽しかった。
この先にも、まだまだ書きたい場面はある。書き始めてみないと、どう動くかわからない場面もある。(私は、全部しっかり考えてから書き出すタイプではなく、むしろ、書きながらその続きの場面を考えていくタイプだから。)そういうものすべてをひっくるめて、続きのことを思うとワクワクしてしまう。我ながら・・・ホント、創作バカ。(爆)
本当に、私自身がもう、楽しくて楽しくてしかたなくて書いている作品なのだけれど、それを読んで一緒に楽しんでくれる人がいたら、すごく嬉しいなぁ。

さて、この後は、例によって見直し&推敲。でも、今回はそれほど大きくいじる必要はない気がする。多分、文末の調整や誤字の修正程度かな。
物語は本当に佳境。この勢いを失わないうちに、第9部を書き出したいな。
がんばろっと。

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2005年10月23日 (日)

雨の日曜日

外出の予定もないので、朝からパソコンに向かって作品を進めています。
『フルート・2』改訂版も、とうとう46章まで来てしまいました。1章を少し短めに設定していることもあるけれど、目次を見直して、よくここまで話が進んだなー・・・と感慨に浸ったりもしています。一つの物語の中で、本当にいろいろなことが起こったと思います。
物語のラストも、少しずつ見え始めてきました。まだまだ、書かなくてはならない場面はたくさんありますが。

これだけ書き続けていると、登場人物の子どもたちが、自分で勝手に動き出してくるような気がします。予定にはなかった行動をしたり、思いがけないセリフを口にしたりするので、作者自身が「へー。あんた、こんなこと考えていたのね」なんて驚いたり。まあ、もちろん、物語全体の流れを見て、本当にそういうことを言ったりやったりして大丈夫かどうかは、作者の責任で検討しますけれど。そうすると、「ちょっと情に流れすぎ。そのセリフ、却下!」なんてことも、時々あります。(笑)
友情とか愛情とか、そういうものを描くのは大好きだけど、そちらにばかり走りすぎて、物語としての構成を崩してしまうのは嫌なんですよね。・・・あ、いや、その作者によって書き方はいろいろだから、単に「私は」それが嫌だ、というだけのことだけれど。
さて、いかにも「創作バカ」なことをつぶやいたところで、また執筆に戻るとしましょうか。

・・・と書いたら、しばらく停電して、作業ができなくなってしまいました。電気は復旧しましたが、もう昼食の支度をする時間になっちゃった。続きは午後ですね。あーあ。
子どもたちが「お昼はスパゲティがいい!」と言っています。はいはい。お母さんモードに切り替わりましょうね。(笑)

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