双葉旅館in2018年忘年会
震災の翌年の2012年からここで親の会の忘年会を開催するようになって、今回で7回目。
私は個人的にも何度もここを利用しているので、女将さんともすっかり顔なじみです。
今年は晩秋になっても暖かかったからか、入り口のサザンカが見事に咲き誇っていました。
................................................
部屋に入るとお茶請けに待っていたのは「干し柿」。野菜ソムリエでもある女将さんの手作りです。
温かいお茶と一緒にいただいて、ほっこり。
................................................
おしゃべりしたり、ゲームをしたり、のんびり時間を過ごすうちに、お待ちかねの宴会の時間です。
旅館の旦那さんが全員の写真を撮ってくれました。
顔出しはNGなので顔はスタンプにしてあります。
会の顧問のN先生(サンタクロース)、M先生(サル)、M先生の奥様とかわいい2人のお嬢さん(ウサギ)、今回初参加のHさん親子(ネズミ)、会長のHさん(ヒツジ)、Tさん(トナカイ)、Tさん(ウマ)、Kさん(イヌ)、私(ウシ)。大人子ども合わせて12名の参加で賑やかです。
お料理も次々に運ばれてきます。
(左から) 女将手作りのごま豆腐 鍋物:すきやき、生卵
(左手前から反時計回りに)漬け物、乾杯用カリン酒、刺身用醤油、ナメコおろし、山菜のとろろかけ
奥:八寸
八寸:(左手前から反時計回りに)菊の花の酢の物、浅漬け(カブ・人参)、サンマ煮物、ローストビーフ(たぶん)、イチジクの甘露煮
すき焼きの鍋に具材を投入。仲居さんに火をつけてもらうと、ぐつぐつ湯気といい匂いが立ち上ります。
焼き物:銀タラの西京味噌付け(たぶん)、蜜柑の皮の砂糖漬け
ここで刺身も運ばれてきましたが、食べる方に夢中で写真を撮り忘れました。
マグロ、鯛、シマアジ、ホタテ貝柱……海老もあったかな? 記憶が不明瞭です。シマアジは美味でした。
................................................
さて、双葉旅館といえば利き酒師の資格も持つ女将お勧めの地酒です!
今回皆で飲み比べしたのは以下の3種類でした。
写真右端から
「峰の雪 ひやおろし 純米」…峰の雪酒造場(喜多方市)
「山王丸(さんのうまる) 秋あがり 純米酒」…開當男山酒造(かいとうおとこやましゅぞう・南会津郡)
「一歩己(いぶき) 純米無濾過生原酒」…豊国酒造(石川郡)
いつものように私の個人的な感想ですが、峰の雪は3種類の酒の中では一番すっきり系に感じました。爽やかな甘さと軽やかさ。旨みが後から追いかけてきます。
山王丸もすっきり系ですが、酸味もあって白ワインのような味わい。飲んだ後、舌に旨みが残ります。
一歩己の無濾過生原酒は、今年春の懇親会でもいただきましたが、コクと旨みがある日本酒らしいお酒。前回も皆でおかわりをしましたが、今回もやはりおいしかったです。
そういえば、以前の忘年会や飲み会では日本酒を飲む人が少なかったのですが、ここで忘年会をしているうちに、日本酒を飲むメンバーが増えてきました。福島の酒はクオリティが高くて毎年金賞を大量受賞しています。それを飲み比べできるのは幸せなことですね。
................................................
お料理が続きます。
箸で切れるくらい柔らかな豚の角煮。蕪とブロッコリーを添えて。
手作りふりかけをかけたご飯と、カニの味噌汁。
M先生のお嬢さんたちはカニに大喜びでした。
双葉旅館の冬の楽しみ、焼き林檎。冷たいバニラアイスと熱々の林檎の相性は最高です。
................................................
どの料理もおいしくて、全部食べてお腹いっぱい。
ひと休みしてお腹が少しこなれてから、温泉に入りに行きました。
お風呂の写真は以前の記事で紹介したので、今回はパス。(他に入ってる人もいましたしね)
途中のホールに、こけしが飾ってありました。いい雰囲気です。
................................................
翌朝、窓を開けてびっくり。雪です!
3センチくらい積もりました。今年は暖かかったので、これが初雪です。
例年、この忘年会では雪が降ることが多いので、「今年も降ったね~」とみんなで言い合いました。
雪に好かれているようです。
................................................
さて、双葉旅館は朝ご飯も豪華です。
籠の左上:焼鮭、黒豆ときゃらぶき添え
籠の中:(手前から反時計回りに)漬け物、シラスのおろし和え、大根と玉コンとがんもどきの煮物、フルーツ(イチゴとリンゴ)、切り干し大根煮物、辛子明太子、(真ん中)小松菜煮浸し
籠の右:ラジウム卵(=温泉卵)、温泉ポークとポテトサラダ入り野菜サラダ
釜の中は一人分ずつ炊きあげたマイタケの炊き込みご飯。食べきれない分はおにぎりにして持ち帰れます。
デザートの自家製ヨーグルト(プルーンジャムのせ)とリンゴのスムージー
前の晩にたくさん食べても、翌朝またしっかり食べられるのは、野菜たっぷり油控えめのヘルシーメニューが揃っているからでしょうね。
毎回本当においしくいただいてしまいます。
ごちそうさまでした!
................................................
雪はまだ降り続けています。路面は濡れているだけですが、山は冬の風景になりました。
さあ、安全運転で帰りましょう。
たくさん食べて、たくさん喋って、体も心もリフレッシュした忘年会。
子どもたちも一緒で、本当に楽しい時間でした。
今年も一年お疲れさまでした。
来年もまた元気に過ごして、ここで忘年会をしましょうね。
(おわり)
| 固定リンク
コメント
いつものことながら、「おいしそう!!」
命の洗濯ができましたね。
どなたをお連れしても、喜ばれる会場ですね。
投稿: りしょう | 2018年12月16日 (日) 10:36