OB合宿その2~磐梯熱海温泉「浅香荘」
さて、布引高原の風力発電所も見学できたので、山を下りて49号線に戻り、磐梯熱海温泉に向かいました。
ここは郡山市の西にある古くからの温泉街です。
宿泊場所は「浅香荘」という旅館。源泉掛け流しの温泉も気持ちいいのですが、ここはなんといっても夕食が素晴らしかったので、料理の写真を中心にレポートしていきます。
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■磐梯熱海「浅香荘」編
夕食の宴会は座敷ではなくテーブルと椅子で楽々座れるレストランにしてもらいました。
本日のメニューはこれ。
本格的な和風料理の数々を、順に写真で紹介していきます。
前菜:だだちゃ豆、シャモ笹身、トウモロコシ寒天もろこしゼリー、つばい貝旨煮、冷製茶碗蒸し
上品な前菜の数々。トウモロコシ寒天というのが美味しかったです。茶碗蒸しにはジュンサイが載っていて涼しげでした。
サザエは酢味噌でいただきました。息子はサザエ初体験。ワタの部分だけは見た目で拒否してましたが、身の部分は「うまい!」と喜んで食べていました。貝が苦手な人からも回ってきて、2人分平らげてご満悦。
イガイとはなんぞや? よく西洋料理に出てくるムール貝の仲間です。これを白身魚や野菜とスープで煮て鍋としていただきます。
夏らしい、さっぱりしたスープに魚介類のだしが出て、汁まで美味しい! 鍋にミニトマトというのは意外な組み合わせでしたが、けっこういけました。
材料の後ろに見えている冷酒は、福島は天栄村の「廣戸川(広戸川)」。優しい飲み口の地酒です。
料理人の腕前というのは、こういう煮物にはっきり現れるんじゃないかなぁ、なんて個人的に思います。
丁寧に下ごしらえして、じっくり味を含ませた煮物は、上品でとても美味しかったです。
冬瓜、先日自分でも調理したんですが、とてもとてもこんなふうには(苦笑)
手打ち蕎麦だそうです。これも美味しかった……けど、最近私たちは手打ち蕎麦の食べ歩きをしているので、ちょっと舌が肥えてしまっていたみたいです。宴会の席の蕎麦は、専門店で食べるようなわけにはいきませんからね。打ち立て・茹でたてで食べてみたかったです。
これは文句なしの美味しさでした! 塩でいただきます。
息子も大喜び。おしゃべりに夢中でなかなか料理が進まなかった人も、この焼きしゃぶだけは猛然と食べてました(笑)
そろそろお腹がいっぱいですが、これはさっぱりといただけました。
ここに汁物も付きましたが、写真には写ってません。
特筆すべきは粒蕎麦(つぶそば)味噌。板前さんの手作りだそうですが、粉に挽く前のつぶつぶの蕎麦を油で揚げてから甘味噌仕立てにしたもので、ご飯のお供にぴったり! 香ばしくてとても美味しくて、翌朝、売店でおみやげに買って帰りました。この旅館の人気商品なのだそうですが、納得の美味しさです!
もうひとつの特筆すべきメニューは、この甘酒のブラマンジェ。初めて食べましたが、甘酒の優しい甘さとミルクの味がほどよくマッチ。そこに甘酒のシャーベットが載せてあるので、いろんな食感が楽しめて、本当に美味しいデザートでした。これだけでもまた食べに行きたいくらいです♪
というわけで、料理の写真は以上です。
とにかく美味しくて、お腹いっぱいいただきました。
もちろん、OB同士の会話も弾んで、近況報告をしたり、先輩が後輩にサークルの歴史を語ったり、あの人この人の話題で盛り上がったり、と本当に楽しい時間を過ごしました。
その後、自分たちの部屋に引き上げてからもおしゃべりは続いたし、仕事の都合で宴会に参加できなかった近場のOBも二次会に駆けつけてきたりして、楽しい夜は更けていきました♪
☆磐梯熱海温泉「浅香荘」
http://www.naf.co.jp/asakaso/
教員の保養施設でもあるので、学校の先生は宿泊利用券が使えます。
(その3に続く……予定)
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