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2014年12月14日 (日)

飯坂温泉双葉旅館in2014年冬

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 毎年訪れている飯坂温泉「双葉旅館」に、今年も忘年会で行ってきました。
 手作り料理が美味しくて、アットホームな雰囲気が心地よい、ステキなお宿です。
 今回も美味しい料理をお腹いっぱい食べてきたので、食べ物の写真を中心にレポートをお届けします。

 

 

 

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 テーブルに並んだ料理。まず、すき焼きの鍋に火が入りました。煮立ってきた割り下に肉や野菜や豆腐を入れます。

 

 

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 目の前にはいろんな肴が並んでいます。
 向かって左奥から、ゴマ豆腐、柿の白和え、福島名物イカ人参、根三つ葉の柚子の香おひたし。手前、自家製漬け物盛り合わせ(たくわん、らっきょう、ミョウガの味噌漬け)。中央奥の空のカップは、乾杯用のザクロ酒が入っていました。

 

 

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 八寸。左奥から時計回りに、鴨のロースト、蕪と人参の甘酢漬け、鮭のマリネ、ツブ貝、栗の甘煮。
 蕪の甘酢漬けは、まるで氷でも入っているみたいに綺麗でした。

 

 

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 煮豚の柚子胡椒添え。箸でも切れるくらい柔らかく煮てあります。

 

 

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 蕪のあんかけ。あんには蕪の葉も使ってあります。あっさりした上品な味付けでした。

 

 

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 というところで、すき焼き鍋も煮えました。溶き卵をからめていただきます。

 

 

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 牡蠣のポン酢ジュレのせ。ジュレはだしが効いていました。

 

 

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 締めのご飯。「何ごはんですか?」と尋ねたら、仲居さんは「まず食べてみてください」と笑って言ってから、「春菊とネギとショウガを細かく刻んで、ごま油を煙が出るくらい熱してからジュッと回しかけたものなんですよ」と教えてくれました。醤油少々で味付けしてあって、ご飯に混ぜて食べます。美味しい!

 

 

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 デザートは熱々の焼きリンゴ。添えてあるバニラアイスとの相性が、また抜群でした。

 

 

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 リンゴの後ろに並んでいるのは、この日飲んだ地酒の器やグラスです。
 この旅館の女将さんは日本酒利き酒師の資格をもってらっしゃるので、女将のお勧めをお願いしました。すべて福島県の地酒です。

 

 

○泉川 ふな口(会津坂下町)
 あの有名な「飛露喜」の醸造元、 廣木酒造のお酒。「ふな口」って何かな、と思ったら、酒を搾ったときの最初の酒で、あら絞りとも言われるものらしいですね。抽選でしか手に入らない逸品だそうです。飛露喜は以前にもいただいたことがあるのですが、私は今回の泉川ふな口のほうが美味しく感じました。旨みがあって、とろりと濃い味わい。日本酒が大好きなN先生も、「今回の中ではこれが一番気に入った」とおっしゃっていました。

 

 

○会州一 原酒(会津若松市)
 「日本一小さい酒蔵で作られた日本酒なんですよ」と女将さんが教えてくれました。ちょっと調べてみたら、平成17年に一度廃業してから、平成19年に新しい酒蔵で再び酒造りを始めたところだそうです。小さな蔵で丁寧に酒造りをしているのでしょうね。この原酒は香りが強くて、N先生は「乾いた麹の香りがする。燗をつけた方が美味しいんじゃないかな」。私は何故かどうしても「プレーンヨーグルトの香り」と感じてしまいました。どちらにしても、発酵臭を感じる、個性的な酒でした。

 

 

○会津娘(会津若松市)
 こちらも飛露喜を追いかけるように有名になった日本酒。今風の、軽やかで甘みの強いフルーティーな味わいです。全種類の酒をみんなで分け合いながら飲んだのですが、他のお母さんたちは「これが一番飲みやすい」と言っていました。私にはちょっと物足りなかったかも。そしたら、「だって、朝倉さんはウィスキーもストレートがいいって言う人だもんね」と笑われました。はい、強くて旨みのある酒が好きなんです。

 

○大七 寒熟(二本松市)
 私たちが日本酒を飲み比べて楽しんでいたら、女将さんからサービスされました。飛露喜や会津娘などは東京を初めとした全国へ売り出している日本酒だけど、これは逆に地元限定で作っている酒だとか。ひやおろしをさらに熟成させた冬季限定の日本酒だそうです。とろりとした深い味わいでした。

 

 日本酒の難しいことは全然わからないのですが、それぞれが自分の好みを基準に、ああでもないこうでもないと賑やかに批評しながら飲み比べて、とても楽しい時間を過ごしました。

 

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 こちらは翌朝の朝食です。

 

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 温泉ポークのサラダ。オリーブオイルがかけてあります。体によさそう。
 いつもながら、前日あれほど食べてお腹いっぱいになったのに、翌朝スッキリお腹がすいて、朝食もしっかり食べられます。野菜がふんだんに使ってあるし揚げ物がほとんどないので、胃にもたれないのでしょうね。

 

 朝食の全体写真はこちら。

 

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 一人分ずつ炊いた炊き込みご飯はマイタケご飯、蓋がしてある小鉢の中身は切干大根の煮物。あとから小松菜とリンゴとレモンのスムージーと、食後のデザートにはサクランボジャムをのせたヨーグルトが出ました。

 

 

 今回も本当に美味しくいただきました。
 写真には出てきませんが、温泉にも気持ち良かったし、夜は遅くまでお母さんたちとおしゃべりをして、一年間の苦労を洗い流したし。
 今回初めて忘年会に参加したお母さんとも、「来年もまたここでやろうね」と言い合って、ご機嫌で解散したのでした。

 

 旅館のスタッフの皆様、今回も大変お世話になりました。
 ごちそうさまでした!

 

 

飯坂温泉「双葉旅館」公式サイト
 http://homepage1.nifty.com/endow/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コメント

今年もおいしそうだな~!!
一足早い、お正月って感じですね。

行ってみたいな~と毎年思います。

投稿: りしょう | 2014年12月15日 (月) 11:53

>理尚先生

はい、本当にそんな感じ。
一足早いお正月♪
こちらにおいでの際にはご案内しますよ~。(^^)

投稿: 朝倉玲 | 2014年12月15日 (月) 16:01

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