なみえ焼きそばを作ってみた
前日、姫路で行われたB級グルメの祭典「B-1グランプリ」で、4位に輝いた、福島県双葉郡浪江町の「なみえ焼きそば」。
麺が手に入ったので、我が家で作ってみました。
こちらは麺が入っていた空袋。中身が入っている状態で撮れば良かったのですが、時すでに遅く。(汗)
同じ福島県に住みながら、私はなみえ焼きそばをまだ食べたことがありませんでした。伊達市と浪江、地図で見ればそんなに遠くはないのですが、アクセスがスムーズではないし、間に阿武隈山系が横たわっているので、山道を越えていかなくちゃいけないのです。
そして、ご存じの方はご存じの通り、浪江町は原発事故の影響で、現在全町民が避難中。浪江に行っても焼き蕎麦は食べられません。
それでも、なみえ焼きそばを守り広めようとするグループ「浪江焼麺太国」は、避難所やイベントに出かけていっては、焼きそばを焼き続け、被災者の応援を続け、今回のB-1グランプリではみごと4位に入賞したというわけです。グループのメンバーは各地に避難していますが、このイベントのために全国から集まったのだそうです。う~ん、がんばってるなぁ!
なみえ焼きそばの特長はこの太麺。
一緒に普通の焼きそば(写真奥)も作ったので、比べてみてください。
細めの玉うどんで作った焼きそば、という印象でもあるけれど、麺はやっぱり中華麺。もちもちしていて、柔らかくて、我が家ではかなり好評でした。ソースの味もマイルドで優しい味。
本当のなみえ焼きそばの具は、もやしと豚バラ肉だけなのだそうですが、我が家ではキャベツとピーマンとタマネギも入れました。いずれにしても美味美味。
B-1グランプリの表彰式で、浪江焼麺太国の代表は、「いつか必ず古里を取り戻します!」と力強く言っていました。
ここ伊達市のすぐ隣にも、浪江町の人が大勢入居している仮設住宅があります。旦那の職場がすぐ近くなので、仮設住宅の様子を時々聞くのですが、慣れない場所で、皆さんとてもがんばってらっしゃるようです。
なみえ焼きそばの太麺のように、太く力強く、そして長~くがんばっていきたいですね。
私も焼きそばから元気をもらいました!
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