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2011年4月 3日 (日)

大震災21日目

3月31日 木曜日 天気:晴れのち曇り

 午前中は、てくてく日記の更新をした。この大震災日記を、昇平に焦点を合わせた形で、1週間分再編成。けっこう時間がかかった。
 その後、昇平と朝食を取ってから、二人で自転車で外出。 銀行とスーパーマーケット3軒を回った。向かい風だったので、帰りは全然自転車が進まなくて疲れた。

 午後はニコッとタウンのブログを更新してから、家の中のことをあれこれ片づけた。

 某政党の議員さんがフリースクールを見に来てくださったとのこと。被害の様子を親身に聞いてくれたものの、公立の小中高校も著しい被害を受けているので、そちらが優先で、民間のフリースクールに直接援助することはできない、と言われたらしい。やっぱりそうなのね……。
 公の支援をあてにすることはできない。草の根活動でも、多くの方たちの善意を頼っての募金活動が、一番即効性のある支援になるのだろう。


 ところで、放射能が心配だから今すぐ福島県から避難しなさい、という論調のメールを、立て続けにいただいた。事故から3週間が過ぎようとして、放射線の測定値もだいぶ下がってきているというのに。
 心配してもらえる気持ちはありがたいのだけれど、私たちがいる場所は、そこまで危険な地域じゃない。科学的な根拠も踏まえて、今もこうして福島にいる。だけど、「子どものためにはほんの少しでも安全な環境を選択するべき」と言われれば、それを全否定することもできない。
 違う、違う。福島県に留まっている私たちが望んでいるものは、それじゃないの。
 いくらそう言っても通じないのだということもわかってしまうから、私はただ、こう言う。

 心配してくれて、ありがとう。
 でも、私たちは、今の状況が悪化しない限り、この場所で生きていきます。
 私たちは、私たちのこの福島県が好きです。今回の災害と事故が起きるまで、あまり有名でもなかった県だけれど、穏やかで人情ある人々が大勢住む、自然豊かでおっとりしたこの県が大好きなのです。
 今、安全な場所にいるはずの私たちまでが、この県を離れてしまったら、福島を復興する人がいなくなってしまいそうな気がします。
 だから、私たちはこの場所で、福島のために生き続けていきます。ここは、私たちの故郷だから。

 メールへ返事を出さなかった皆様。これが、私の答えです。
 もう一度、ご心配を本当にありがとうございました。
 さようなら。またどこかで会う日まで――。


(この日の食事メニューは記録忘れ)
 
 

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