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2011年4月 9日 (土)

大震災29日目

4月8日 金曜日 天気:曇り

 大震災からちょうど4週間が過ぎた。もうすぐ一ヵ月がたつ。
 「やっと落ち着いてきたね」「だんだん元に戻ってきたね」と話し合って、少しほっとできるはずのこの時期に、突然また襲ってきた震度6強の余震。私が住んでいる場所も震度5強だった。
 我が家でも、ひびの入っていた壁が落ちたり、ひびが広がったり、2階に載せてあった瓦が落ちて1階の瓦が割れたりした。開きにくくなった戸や、逆に、開かなくなっていた窓が開くようになったりもした。家全体が激しく揺すぶられたということ。
 お義父さんがやっと修理を終えた風呂場のタイルも、またひび割れてしまったし、片づけ終わった倉の2階もまたごちゃごちゃ。ただ、今回は家具が転倒しなかったし、余震に用心して高い場所に物は置かないようにしていたので、地震の大きさの割には、物は落ちなかった。

 壁土が落ちたせいで、部屋は廊下は砂だらけ。旦那に朝食を作って送りだしてから、廊下や座敷を掃き、2階には掃除機をかけ、すっかり元通りにしたところで昇平を起こした。昨夜は大きな余震にパニックを起こした昇平だったけれど、部屋が元通りになっていたので、少し安心してくれた。
 ただ、また不安が非常に強くなってしまって、私からほとんど離れられなくなってしまった。また大きな余震が来るんじゃないか、と何度も口にする。無理はないよね、大人だって同じことを思って怖がっているんだから。
 お義父さんは家の周りの瓦礫を掃いたり、屋根に上がって壊れた瓦を交換していたが、お義母さんはさすがに参ってしまったようで、部屋を少し掃除しただけで、後はあまり動かなかった。自分でも「今日はやる気が出なかった」と言っていた。
 旦那の勤務先は、建物はいっそう傷んだけれど、新たな被害はほとんどなかったらしい。それは良かったけれど、「今日は一日がえらく長かった」と疲れた顔で帰ってきた。

 私たちが住む場所は停電にならなかったし、原発も津波も大丈夫だったけれど、今回の大きな余震は、先の震災で傷んだ建物と被災者の心を打ちのめしていった感じがする。
 私は、家の掃除をしながら、親の会のメンバーに「地震後の子どもの対応へのガイドライン」というものを、一斉メールで送信していった。大人がこれだけ参っているからには、子どもたちはもっとショックを受けて、不安になっているはずだから。
 参考にしたい方もいらっしゃるだろうか? ガイドラインのPDFファイルへのリンクを載せておこう。

「地震後の子どもの対応へのガイドライン」 (東京プレイセラピーセンター作)
 http://www.tokyoplaytherapy.org/resources/forparents0311.pdf

 拭き掃除を終えてから、昇平に頼まれて、英語の勉強を見た。上記のガイドラインにもあったけれど、子どもたちに震災前と同じ日課をさせてあげることで、子どもたちは安心を取り戻していくらしい。昇平も、家庭学習の日課をすることで、心のバランスを取り戻しているようだった。

 その後、午後から、私と昇平で歯医者へ。昇平は延び延びになっていた歯の定期検診、私は右下の歯の詰め物が外れたのを診てもらったのだが、昇平は歯みがき指導とフッ素塗布、私は虫歯があったので、そこを治療してもらった。同じ町内なのに、歯科医院の近辺は地震の被害が少ないようだった。そんなに離れているわけではないのだけれど、被害の程度は地域によって違っている。

朝食:ご飯、納豆、フランクフルトソーセージ、千キャベツ、ワカメと油揚げの味噌汁

昼食:カップ焼きそば、味噌汁、ツナ缶

夕食:ご飯、エビフライ、野菜炒め、麻婆豆腐または冷や奴、野菜サラダ、ニラ玉汁

 家の掃除で忙しかったので、昼食は思いっきり手抜きだった。




【お願い】
 昇平が通うフリースクールの再開をご支援ください。
http://homepage3.nifty.com/asakuratown/bokin-onegai.html

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