ひさしぶりに料理の記事を載せてみます。
「刺身茶漬け」。最近の我が家の大ヒットレシピです。
そもそものきっかけは、半月ほど前、知人から鯛の刺身の盛り合わせをいただいたことから始まります。
うっわぁぁ~、鯛だ! 本物の鯛だ! 盛り合わせに鯛が二切れ三切れついてきているわけじゃないよ。全部鯛だよ! こんなにたくさんの鯛の刺身は初めてだ~! 一生に一度の経験だねっ!(←爆)
……とまあ、家族中で大騒ぎしながら、ありがた~く、おいし~くいただいたのですが、たまたまその時、長男は合宿中で不在でした。長男が帰宅するまでには、さすがの鯛の刺身も鮮度が落ちるし、かと言って、一生に一度の鯛を長男にだけ食べさせないのも不公平。そこで、以前料理漫画で見た「鯛茶漬け」にすることにしました。醤油につけ込んでおくので、刺身のままよりは保存できます。
さて、翌日帰宅した長男に鯛茶漬けにして出してやったところ、一口食べて、「うわっ、めちゃうまっ!!!」。
私も味見させてもらいましたが、確かにおいしい。刺身のままで食べるよりもおいしいくらいでした。根っからの庶民なので、鯛の刺身なんて食べつけてなかった、ということもあるんでしょうが。(笑)
以来、長男がしょっちゅうリクエストするようになりました。「鯛茶漬け、また食べたいなぁ」
でも、鯛の刺身なんて、そうそう買えるはずもありません。「そのうちまたね」と言っていたら、「じゃ、鰹(かつお)のたたきで作ってみてよ」。鰹のたたきは、長男の大好物なのです。
その程度なら、と鰹のたたきをつけ込んで、お茶漬けにしてみました。薬味に散らしてあった小ネギも一緒に混ぜ込んでしまいましたが、これまたおいしい~。「鯛よりうまいくらいだ」とは長男のことば。まあ、もともと鰹のたたきが好きだったから、なおさらだったのでしょうが。
どうやら白身魚でも赤身魚でもおいしく食べられるようだと見当がついたので、マグロがサク(刺身に切り分ける前の細長いブロック)で安売りしているところを狙って買って、家で刺身にして漬け込んでみました。魚屋さんのように上手には切れないけれど、どうせお茶漬けにするんだから気にすることはありません。それが昨日のこと。今朝、二男の朝食に出してやりましたが、やっぱりすごくおいしそうに食べていました。
イカやタコなどは堅くなってしまって向かないかもしれませんが、それ以外の魚なら、どんなものでも茶漬けにできるようです。刺身が少し残ったときに、これにしておけば、小腹が空いたときの夜食や呑んだあとのお茶漬けにもちょうど良さそうです。きっと、すでにこうやって食べている方は大勢いらっしゃると思うのですが、我が家では初めての試みだったので、良いレシピが見つかった、とほくほくしています。
以下にレシピを載せておきます。ものすごく簡単です。(笑)
【刺身茶漬け】
(材料)
刺身(鯛、鰹、マグロ、ハマチ、なんでも)
すりごま(白ごま)
醤油
好みで、海苔、わさび、小ネギなどの薬味
(作り方)
1.刺身を容器に入れ、白すりごまをまぶし、上から醤油をかけて漬け込む。
すりごまはたっぷり使った方がおいしい。
2.冷蔵庫に一晩置く。
3.熱いご飯に穴を空けて2の刺身を埋め、しばらく温める。
つけ込みタレをゴマごとかけて、その上から熱いお湯を注ぐ。
全体をかき混ぜ、味を見て足りないようなら、さらに醤油をかける。
薬味に海苔をちぎって混ぜるのが我が家流。わさびを混ぜれば大人の味。
ゴマの風味と、半分火の通った刺身のコンビネーションが最高です♪
熱々のうちに召し上がれ♪
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