公園散歩便り・50
公園の散歩も、とうとう50日続きました。
歩き始める前と比べると、心身ともに調子が良くなってきたと感じます。やっぱり、適度な運動は必要ですね。
さて、今日は冷たい雨がみぞれに、やがて雪に変わっていきました。
今朝はこんなものを持っていきました。
公園で拾ったドングリで昇平と作った「ドングリクッキー」です。
何度も茹でこぼして、その後、1週間かけて水でさらしてアクを抜き、粉にしてそば粉と混ぜて焼いたものです。縄文時代に主食にしていた、というものを再現してみたのでした。
実は、ドングリクッキーを作ったのは二度目です。 (→1度目はこちら。)
ところが、ドングリの種類が違ったせいか、一度ドングリを干したためにアクが強くなってしまったのか、どんなに茹でてもさらしてもアクが抜けきれません。食べて食べられないほどではないのですが、たくさん食べたらお腹が痛くなるかも……? 怖くて他の人にも勧められませんでした。でも、せっかく作ったのに、もったいないなぁ~。
と思っていたら、食べてくれそうな「ひと」が見つかりました。
沼のカモです。
うん、彼らなら、パンでもお菓子でも食べるのを見たことがあるから、ドングリクッキーだって食べてくれそう。
というわけで、タッパーにひとつ分あったドングリクッキーを持って行ったのでした。
餌付けされているカモと違って、沼のカモたちは警戒心が強いです。人がいると、絶対に近寄ってきません。
沼の、よくカモたちが集まっている場所にクッキーを投げて、あとはそそくさとその場を離れました。
天気のいい日だと、他に散歩をしている人もいて、「挙動不審なヤツ」と見られたかもしれませんが、みぞれの降る寒い日です。人目もありませんでした。
沼の反対側に回って見てみると――
あ、なんとなく、そっちの方へ行きそうかな?
さらに、ぐるっと回って、沼から離れて、別な方向から静かにまた沼に近づいてみると、私に気づいたカモたちがいっせいにまた移動を始めました。それが、うまい具合に私がクッキーをばらまいた場所。
気がつくかな? 食べるかな?
見守っていたら――
写真ではちょっとわかりませんが、岸辺で逆立ちして水中のエサをあさっているカモたちが。ガァガァ、と元気に鳴く声も聞こえました。
これ以上近づくとまた逃げてしまうので、遠目からしか見られなかったし、本当にクッキーを食べたかどうかもわかりませんが、きっと食べてくれたんだろう、と思うことにしました。(笑)
冷たいみぞれが降る暗い公園。
でも、そんな日にはそんな日なりに、楽しめることも見つかるものです――。
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コメント
50回おめでとー!ヽ(´▽`)ノわーぃ
投稿: 沼ぼん | 2007年12月13日 (木) 10:52
ありがとうございますー!(^▽^)
投稿: 朝倉玲 | 2007年12月13日 (木) 11:26