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2007年10月25日 (木)

公園散歩便り・11

 朝晩だいぶ寒くなってきました。
 今、私は長袖のポロシャツに長袖のシャツを重ねてジーパン、という格好で散歩しているんですが、まもなくこれでは足りなくなるだろうな、という気がしています。山の上の公園は冷え込みますので。

 さて、今朝も元気にお散歩お散歩。
 早朝には霧がかかっていたのですが、歩き出した頃には晴れてきて、うすぼんやりと靄(もや)が漂う程度になっていました。
 沼の上には鴨の群。ぐるぐると輪を描いて泳ぎ回っています。ああいうのって、同じグループで行動しているのかなぁ。それとも、同じ場所に来れば、群れは関係なく一緒になってしまうのかしら。

 公園そのものはいろいろな木が植えられていて、遊歩道も砂利やアスファルトで舗装されているところが多くて、とても整備されています。でも、公園そのものは山を切りひらいて作ってあるので、そちらを向くとこんな景色が目に飛び込んできます。

25oct04
斜面を一面におおうツタと低木。

 道路の脇を見上げても、こんなものが見えます。

25oct00
木に絡みついた蔓(つる)や、木と木の間を埋める藪(やぶ)。

 ヨーロッパの原生林だと、「ヘンゼルとグレーテル」の物語に出てくるように、下生えもあまりなくて木が生えているだけで歩きやすいし、熱帯のジャングルも葉が頭上で茂っているために光が地面まで届かなくて、案外ジャングルの中は歩きやすいのだと聞いています。でも、日本の森や林はご覧のとおり。自然のままだと、蔓と藪に埋め尽くされて入り込むこともできなくなってしまいます。山だと笹が生えることも多いです。

 整備された遊歩道をてくてく歩きながら思いました。
 ここも、人間が手入れしなくなったら、あっという間にあんなふうに藪になるんだよなぁ、と。
 手を入れ続け、人が歩き続けるから道であることができるだけで、人がいなくなったら、あっという間に道は消えていくんだ、と。公園そのものが森に呑み込まれていくんだろうな。

 エコロジーとか、環境に優しく地球に優しく、なんて言うけれど、ちょっと違うかもしれないな、とも思いました。
 優しくするんじゃなくて、敬意を持って接しなくちゃいけない、ってことじゃないかしら。
 人間なんて、本物の自然の力の前では本当にちっぽけで弱い存在だから、これで地球温暖化が進んだり、環境破壊が進んだとしても、それで先に全滅するのは、植物でも動物でもなく、我々人間の方でしょう。人間がいなくなった後、地球はきっとまた自然の天下に戻っていくのです。圧倒的なまでの回復力で。
 そうならないために――人間も地球上の一員として生きることを許していてもらうために――人間は自然を大切にしなくちゃならないんじゃないかしら。

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